別れたら好きな人　第44話 　最終回　ネタバレあらすじドラマ内容

11月27日放送の『別れたら好きな人』最終回のあらすじです

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第44話　あらすじ

二郎に黙ったままＮＹへ旅立とうとする咲

咲がＮＹへ行くと聞いて、咲を追いかける二郎

 

しかし結局追いつけなかった

 

 

―半年後ー

二郎宅の目覚まし時計が鳴った

変わらずひとり暮らしだ

 

家族食堂　本社

かつての経営改革推進室はもうない

及川氏のホクシンエンタープライズの傘下になった家族食堂

二郎の部署は拠点管理課と名称を変え、メンバーも一新されている

 

「先輩！」違う課に移った高野　二郎を訪ねてやってくる

休憩室に場所を変えて話しをする

 

「企業の立て直しって難しいですね～

ホクシンエンタープライズの傘下に入って、最初はうまくいってたのに、最近失速していますからね」と高野

「人事みたいに言うなよ」と二郎

「今考えたら、室長の改革案は大胆でしたね

店舗の数を減らしたり、ダイナーズコーポレーションではなく、ホクシンエンタープライズに売却先を決めたり…改革は成功って言う事ですよね？」

「そうだな」と二郎

「うちって、もう一度ドラスティックな改革が必要なんじゃないですか？」と高野

「…俺たちだって散々アイデアを出してきたじゃないか

だけど失敗を恐れて踏み切れないんだよ

だから経営不振から脱出できない　悪循環だよなぁ」と二郎

 

「…室長、何やってるんですかねぇ？」空を見つめてつぶやく高野に｢さあな」としか答えられない二郎だった

 

シャコンヌ

楓と高野がしゃべっている

「…てな感じで先輩はやる気はあるんだけど、俺、正直テンション低い」

｢じゃあ辞めちゃえばぁ？」と楓

｢いや、俺は先輩に一生ついて行くんだ！」

 

「二郎ちゃん　まだ咲ちゃんの事思ってんのかなぁ？」とおもむろに口を開く楓

高野驚く「先輩は前の奥さんとヨリを戻して、幸せなはずでしょ？」

「はぁ？一生ついて行く先輩の事、そんなに知らないの？

二郎ちゃんは前の奥さんとは別れて、咲ちゃんとまた再婚しようとしたの

だけど咲ちゃんはなぜか二郎ちゃんをおいてアメリカにい行ってしまったの」

「そうだったの？」びっくりする高野

 

高野は二郎と部署がわかれてしまったため、あまり話が出来ていないのだ

 

「あっそういえばこないだ楓ちゃんのお母さんを街で見かけたよ

お父さんと手をつないで歩いてた」と高野

「ありえない！だってママはパパの事を毛嫌いしているんだよ？」

｢二人に間違いないよ、あれは楓ちゃんのお母さんとお父さんだったって」

「まさか！！」

 

シャコンヌのドアが開いた

チュンとユウコがやってきたのだ　二人は仲良さそうに腕を組んでいる

 

キャプテンがチュンに尋ねる

「どうだった？」

チュンとユウコはにんまりと笑った

それを見てキャプテン「シャンパン用意して!!」とウエイトレスの子に頼む

「なんでわかったの？」とチュン

｢わかるよ、その顔見たら…　ゆうこちゃん!妊娠おめでとう！」

｢ありがとうございます｣とユウコ

みんな一斉に祝福ムードになる

高野と楓もその輪に入って二人を祝福した

その時、三子が入ってきた

いつもの上機嫌だ

「こんにちは、赤ちゃん！」

 

チュン「みっちゃんありがとう　なんでわかったの？」と不思議そうだ

三子「あれ？もしかしてユウコさんも赤ちゃんが出来たの？」

「…てことは…みっちゃんも！？」キャプテン

「Ｗでおめでたいな」

 

そこへ志穂が入ってくる

「まさか…志穂さんも妊娠？」

みんなの目が一斉に志穂の方を向く

「…ちがいますけど？」

そして今度は一子がやってきた

「まさか姉ちゃん…」とキャプテンが言いかけた時

「うっぷ…」と口を抑える一子

「まさかママ!!」楓が立ち上がる

｢いやぁパンケーキ食べすぎちゃって」と一子

「なあんだ」とみんな

「パパと食べたの！？」と楓、ものすごい剣幕だ

「そんな…ちがうわよ～」明らかに怪しい

｢ね？図星でしょ？」と高野

一子は隠そうとする　が、高野に｢楓ちゃんは、お二人の復縁を望んでいますから」と言われ｢そうよ｣と認めた

｢じゃまた再婚するの？」と聞かれ「しないわよ～どうしてまた炊事選択しなきゃいけないのよ～」と一子

｢じゃなんでデートしてるのよ？」と楓

「…」一子は楓の耳をふさぎこういった

「妻と夫じゃなくなったから、男と女になれたの」

一同納得

楓だけ納得がいかない

「なんで私が質問したのに、私だけ教えてもらえないの⁉」

｢楓ちゃんのパパは、かっこいいって話｣とキャプテン



 

 

チュン　シャコンヌの入り口の方を覗く

「どうしたの？」

「二郎ちゃん、来ないなぁって」

 

 

二郎、自宅で考え事をしている

そこへインターホンが鳴る

「咲⁉」

急いでモニターを覗くとそこに映っていたのは差し入れを持ったチュンだった

 

焼き鳥をつまみにビールを飲む二人

「うまい！」と二郎

「淋しいよ二郎ちゃん…みんなシャコンヌに来ているのに…」とチュン

「…なんでこうなったのか、ずっと考えてみてるんだ

咲は家族食堂の売却が決まったら、クローキャピタルを辞めると思ってた

でもやめずにアメリカに行ってしまった　オレに一言も言わずに」

「すぐにやめるわけにはいかないでしょう

咲ちゃんの場合は契約違反のペナルティもあったし」

「あれから半年　音沙汰もない」二郎がしんみりとつぶやいた

「なんでＮＹに追いかけていかなかったの？」

「あれから何度も何度も電話した　留守電にもいれた　でも出てくれない

志穂さんの電話には出るのに　『オレに会いたくない』それが彼女の気持ちだよ」

｢わからないよ？　何か理由があるのかもしれないし

何でも話し合うんじゃなかったの？今からでもいけば？」

二郎は首を横に振った

 

家族食堂　本社

二郎が出勤してくると、高野が二郎の名前を呼びながら慌てて入ってきた

「先輩っつ！」

「なんだよ～」と二郎

「社長から重大発表があるそうですっ　大会議室に来いって」

不思議そうな二郎

「重大発表？」

 

会議室に行くと、かつての経営改革推進室のメンバーたちがいる

「どうしてここに？」再開を懐かしむメンバーたち

とそこへ塚本社長が入ってきた　隣にはホクシンエンタープライズの及川社長もいる

塚本社長、口を開いた

「ホクシンエンタープライズの援助を受けていながら、家族食堂が低迷しているのは私の責任だ

大変申し訳なく思っている

本日の取締役会を以て、私は社長の座を降りることとなりました」

 

ざわつく会場　二郎も高野も不安そうだ

「及川さん　あとはよろしくお願いします

家族食堂の名前にはもうこだわりません　社員のためによろしくお願いします」塚本社長はそう言って及川氏に頭を下げた

「塚本社長、お疲れ様でした　では、改めて、家族食堂の改革を始めます

私の信頼する経営コンサルタントに陣頭指揮をとってもらいます」と及川氏

 

「経営コンサルタント？実務を知らない頭でっかちな奴ですかね？」と高野、二郎に耳打ちする

「私の要請にこたえて、帰国してくれました」と及川氏

訝しそうな高野や二郎

｢この方です！」

及川氏が促すとそこへやってきたのは…

咲だった



 

思わず立ち上がる二郎

「根岸咲です　よろしくお願いします」と咲

どよめきの後、拍手と歓声が上がる

 

その後、部屋の移動が始まった

高野達、元経営改革推進室のメンバーがまた、同じ職に呼ばれた

もちろん二郎もだ

 

しかし咲に納得がいかない二郎

「オレは断る」咲をじっと睨んで部屋を出る二郎

「木原さん」と呼び止める咲

 

個室に入る二郎と咲

「あなたの力が必要なの、家族食堂には」と咲

「…まず話すことがあるだろう？」と二郎

 

「そうね…私は二郎に黙ってＮＹに戻った」

「オレが何度電話しても出なかった」

「あの時…二郎、自分の気持ちを正直に話してくれた

だから私も正直に言った」

「二人でやり直そうって　それなのに咲はオレに連絡をしなかった」

「私…あのままクローキャピタルを辞めて二郎と一緒になる選択肢もあったじゃない？

でも…けじめをつけたかった」

「けじめ…？」

「クローキャピタルで成果を上げて辞めたかったの

二郎が、同じ失敗はしないと言いきってくれたから…」

咲の話に耳を傾ける二郎

「それでも連絡くらいで来ただろう」

「決心が、鈍りそうだったから

私の気持ちは…あの時から変わってない　　二郎は…？」咲、まっすぐ二郎を見る

 

｢気持ちは変わって当然だろ｣と二郎

 

咲、悲しげな表情を浮かべた

「そうね…」

｢でも…俺は変わらなかった　信じてた　咲の気持ちも変わらないこと

そして、きっと戻ってくるって

だから追いかけなかった」

「二郎…」咲に笑みがこぼれる

「咲、一緒に家族食堂を立て直そう

再建のめどが立ったら、結婚しよう」二郎、咲の目をまっすぐ見た

「うん…」

「もう二度と離婚しない！」

咲、笑みを浮かべて微笑む

二郎、咲にキスをしようとするが咲にとめられる

「ちょっと、会社ですよ、何考えてるんですか!!」

「ごめんなさい…」と二郎

「戻りますよ」と咲

「…はい」

咲、二郎の方を振り向いて笑顔を見せ、鼻キスをする

二郎、驚くが、笑みを浮かべた　ようや咲が戻ってきてくれた…そんな思いを噛みしめるように…

 

 

タキシードに身を包んだ二郎　教会を見上げ、目はキラキラと輝いている

今日は二郎と咲の二度目の結婚式だ

 

式が始まった

咲、父とともにバージンロードを歩く

咲の父にとっては念願のバージンロードだ

 

そして粛々と式が始まった

｢汝　夫を愛し…」

その時、教会の扉が開いた

一同、一斉にドアの方を見る

「めぐみ！！」

めぐみはつかつかと二郎と咲の前までやってきた

慌てる二郎、体で咲をかばおうとする

めぐみは笑って「二郎ちゃん　これ」

そう言って一枚の紙を二郎に渡した

それは婚姻届けだ　証人の欄にめぐみの名前が書いてある

｢どうして…？｣と咲

「二人の結婚の証人になりたかったの…」そう言って笑うめぐみ

「めぐみ…」

 

参列者にめぐみを加え、式は再開した

そして指輪交換　だが、慌てる二郎

「どうしたの？」と咲

「指輪が…」二郎、服を触ってみるも見つからない

ざわつく会場　チュンたちも心配そうだ

「あっショップだ！サイズ直しして、そのまま受け取りに行っていない…！」と二郎

「ええ～何やってるのよ⁉」と咲、憤慨している

｢だってしょうがないだろ？ここのところ忙しかったんだから」と言い訳する二郎

そんな二郎にますます腹を立てる咲

｢そんなの言い訳にならないでしょ！？結婚式、中止！」と言い出す

二郎も売り言葉に買い言葉で口げんかに応戦する

見かねたキャプテンと志穂、仲裁に入る

「ちょっと二人　、こんなところまでケンカする気か？」

「私たち散々振り回されてきたんだけど」

それでも言いあう二人

キャプテン、牧師さんに「続けてください」と頼む

｢では，誓いのキスを…」

その言葉に反応する二人「えぇっ⁉」と牧師の方をにらむ

 

そしてフラワーシャワー

2人は笑顔に戻っていた

祝福され、嬉しそうな二人だ

 

「幸せになろうな」と二郎

｢信じられない」と咲

指輪の事で相当怒っている

｢すみませんでした！｣二郎が咲の手を握る

咲、笑顔で握り返す

それでも口げんかはまだまだ終わらない…



 

 

Happy　End

 

感想

よかった　とにかくハッピーよかった

このドラマはいろんな人が相手の事を気遣ってあげられていて、とてもよかったし観ていて楽しかったです

芸人さんが出てくるので、時々吉本新喜劇みたいだったけど、面白かったなぁ

今日で終わってしまうのは少し寂しいです

 

ネタバレを見てくださった沢山の方に本当に感謝です

拙い文章で読みにくい部分も多かったと思いますが、毎日皆さんが見てくださったことが私の励みでした

本当にありがとうございました

 

最後に、お世話になったSakiさんにこの場をお借りしてお礼申し上げます

ありがとうございました(*^▽^*)