野球:韓国初のドーム球場、27年前にできた東京ドームよりはるかに見劣り

海外のドーム球場と比べてみた
間隔広いいす、よく見える球…米では環境に優しい開閉式が主流

 高尺スカイドームは27年前の1988年3月にオープンした日本初のドーム球場・東京ドームと比べても赤面したくなるほど不出来だ。外観が大きな卵のように見えることから「ビッグエッグ」と呼ばれている東京ドームは、屋根が加圧空気で支えられている。すぐ隣にテーマパークがあるほか、ショッピングモール・レストラン・ホテル・温泉などさまざまなレジャー施設があり、東京で外せない観光スポットの一つになっている。近くには地下鉄駅が3駅もあり、公共交通機関のアクセスも良い。

 米国で最も新しいドーム球場は12年にオープンしたフロリダ州マイアミのマーリンズ・パークだ。ドーム球場だが天気がいい時は屋根が開く開閉式で、選手たちにとってけがの危険性が小さい天然芝が敷かれており、「米国内で最も環境に優しい球場」だと評価も高い。韓国野球委員会(KBO)の許亀淵(ホ・グヨン)野球発展委員長は「最近は天井開閉式ドームが主流だが、高尺ドームは利便性だけでなく形も劣っている」と語った。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者
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