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【千葉】

「戦争法」NO! 来月 各地で集い

 「戦争法」と呼ばれる安全保障関連法が九月に成立したが、その発動阻止や廃止に向けた準備や行動が始まっている。平和主義の行方をめぐり波乱の一年となった戦後七十年も残り一カ月。来月八日の太平洋戦争開戦日を中心に、識者と参加者が共に今後の行動の在り方などを考える集いが各地で開かれる。 (野呂法夫)

   【5日】

 12・5かがやけ憲法のつどい「元自衛官が語る『戦争のつくり方 平和の築き方』」は午後六時半から、千葉市美浜区の市美浜文化ホール。講師の泥憲和(どろのりかず)さんは陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊などに所属。現在は兵庫県姫路市に住み、護憲や人種差別問題に取り組んでいる。安倍政権の集団的自衛権の行使容認については「売られてもいない他人のけんかに飛び込むもの。日本を守る話ではない」などと反対してきた。

 主催の戦争法廃止!花見川区民の会はことし六月に結成。安保関連法案の成立後は、戦争法廃止と立憲主義を取り戻す−の二点で一致する個人や団体、党派に幅広く賛同を呼びかけている。つどいの協力券五百円、高校生以下無料。問い合わせは相原さん=電090(2733)6979(午後七時まで)=へ。

 講演とトークのつどい「安保法案の強行採決による『可決』と私たちの今後の課題」は午後六時半から、市川市のアイリンクルーム(JR市川駅南口)。「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田健さんと、国会前街宣でコールを続けた菱山南帆子さんを招き、これまでの同法案の反対運動を振り返り、廃案にできなかった弱さと今後の闘いについて語ってもらう。

 戦争をさせない1000人委員会・いちかわの主催。参加無料。問い合わせは同事務局=電047(302)0011=へ。

   【8日】

 「12・8戦争法廃止を求める憲法集会inちば」は午後六時二十分から、千葉市中央区の市文化センター。日本が米英と開戦した日に合わせ「STOP!『海外で戦争する国』」を掲げ、戦争法廃止と立憲主義を取り戻すことを考える。

 中東現代史が専門の栗田禎子(よしこ)千葉大文学部教授が「『安保法制』強行と日本と世界のゆくえ」、日本共産党参院国対委員長の井上哲士参院議員が「戦争法のたたかいとその廃止を求めて−国民連合政府の提案とその展望」と題して語る。

 憲法をいかす千葉県共同センターと千葉県憲法会議の主催。資料代五百円。問い合わせは千葉中央法律事務所=電043(225)4567=へ。

   【12日】

 革新懇話会市川12月集会「アベ政治を許さない! 立憲主義と民主主義を取り戻そう」は午後一時半から、市川市の市川教育会館。憲法に詳しい高橋勲弁護士が講演する。同四時から俳人の金子兜太(とうた)さん墨書のプラカード「アベ政治を許さない」を掲げ、最寄りのJR本八幡駅まで「お散歩デモ」を行う。平和と民主主義を守り革新統一を願う市川懇話会の主催。資料代三百円。問い合わせは荒川さん=電090(7721)5965=へ。

 ピース傘ウオークの学習会「安保法制=戦争法の中身と今後の闘いについて」は午後二時から、山武市成東文化会館視聴覚室。講師は島貫美穂子弁護士。戦争はいやだ山武地域の会の主催。資料代二百円。問い合わせは戸賀さん=電080(5692)1944=へ。

 

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