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米大統領 銃撃死傷事件「もうたくさんだ」
11月29日 7時33分

米大統領 銃撃死傷事件「もうたくさんだ」
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アメリカ西部のコロラド州にある医療関連施設で男が銃を発砲し、12人が死傷した事件についてオバマ大統領が声明を発表し、「もうたくさんだ」として、銃による犯罪がやまないことや銃規制の強化が進まない現状に強いいらだちを示しました。
コロラド州のコロラドスプリングスで27日、人工中絶を認める団体が運営する医療関連施設に銃を持った男が侵入して立てこもり、駆けつけた警察官との間で銃撃戦となり、3人が死亡9人がけがをしました。警察はおよそ5時間後に容疑者の57歳の男を拘束し、現在、動機などについて詳しく調べています。
オバマ大統領は28日、この事件について声明を出し「多くの国民が恐ろしい思いを味わった。これを日常にしてはならない」として、事件に対する憤りをあらわにしました。そのうえで、「戦場で使われる銃が簡単に入手できるような現状をどうにかしなければならない。もうたくさんだ」として、政治的な対立などが原因で銃規制の強化が進まない現状に強いいらだちを示しました。
アメリカでは銃による犯罪で年間1万人以上が死亡していて、オバマ大統領は、事件が大きく伝えられるたびに国を挙げての対応を呼びかけていますが、銃犯罪は後を絶ちません。
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