ニュース詳細
首相 COP21出席できょう仏へ出発11月29日 5時06分
k10010323061_201511290606_201511290607.mp4
安倍総理大臣は、地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21に出席するため、29日フランスに向けて出発します。会議で安倍総理大臣は、世界の平均気温の上昇を抑えるため、新たな枠組みに各国の温室効果ガスの削減目標の見直しを進めるための規定を盛り込むよう訴えることにしています。
地球温暖化対策を話し合う国連の会議、COP21は30日にフランスのパリで開幕し、先進国だけに温室効果ガスの削減を義務づけた「京都議定書」に代わり、すべての国が参加する2020年以降の新たな枠組みについて合意を目指すことにしています。
会議初日の30日は、世界およそ130か国の首脳がスピーチを行うことにしていて、安倍総理大臣は会議に出席して日本政府の方針を説明するため、29日夕方、政府専用機で羽田空港を出発します。スピーチで安倍総理大臣は、日本を含む各国が提出している温室効果ガスの削減目標では世界の平均気温の上昇を2度未満に抑える国際目標が達成できないと指摘されていることを踏まえ、新たな枠組みに、長期目標の設定や各国の削減目標の見直しを進めるための規定を盛り込むよう訴えることにしています。また、途上国側が新たな枠組みで温室効果ガス削減に関する義務を受け入れる方向となっているものの、先進国からの資金供与の拡大を強く求めていることから、安倍総理大臣は気候変動関連の途上国支援を2020年までに現在の1.3倍に当たる1兆3000億円に増額する方針を表明し、日本が気候変動に積極的に取り組む姿勢をアピールすることにしています。
会議初日の30日は、世界およそ130か国の首脳がスピーチを行うことにしていて、安倍総理大臣は会議に出席して日本政府の方針を説明するため、29日夕方、政府専用機で羽田空港を出発します。スピーチで安倍総理大臣は、日本を含む各国が提出している温室効果ガスの削減目標では世界の平均気温の上昇を2度未満に抑える国際目標が達成できないと指摘されていることを踏まえ、新たな枠組みに、長期目標の設定や各国の削減目標の見直しを進めるための規定を盛り込むよう訴えることにしています。また、途上国側が新たな枠組みで温室効果ガス削減に関する義務を受け入れる方向となっているものの、先進国からの資金供与の拡大を強く求めていることから、安倍総理大臣は気候変動関連の途上国支援を2020年までに現在の1.3倍に当たる1兆3000億円に増額する方針を表明し、日本が気候変動に積極的に取り組む姿勢をアピールすることにしています。