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ロシアで日本の中古車選びのための講習会
11月28日 21時53分

ロシアで日本の中古車選びのための講習会
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日本の中古車が最も輸出されているロシアで市民に安心して車を選んでもらおうと、プロの整備士が修理のあとを見抜くコツを教える講習会が開かれ、日本車の販売増加につながるか注目されています。
ロシアの中古車ビジネスは個人間での取り引きも多く、売り手が事故の履歴を隠して売る悪質なケースもあるということで、買い手側から購入する際の注意点を知りたいという声が高まっています。
こうしたなか、28日に日本の中古車の人気が特に高い極東のウラジオストクで地元の大手中古車販売会社が初めて講習会を開き、購入を検討している市民が集まりました。そして整備士たちが、用意された日本の中古車について注意深く見ると微妙に違う塗装が施されていることや、見えにくいところに傷のあとがあるとして、ライトを当てて念入りに調べることが必要だと説明しました。
ロシアは日本の中古乗用車の最大の輸出先で、去年はおよそ12万台が輸出されましたが、ロシアの通貨ルーブルの下落でおととしと比べると20%余り減っています。販売会社では、市民に安心して車を選んでもらうことでビジネスを活性化させたい考えで、現在は落ち込んでいる日本車の販売増加につながるか注目されています。
講習会に参加した男性は「中古車を買う前に必要な情報ばかりで、とても役に立ちました」と話していました。

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