X JAPANが本日11月28日に宮城・石巻 BLUE RESISTANCEにて東日本大震災復興支援を目的として実施するチャリティライブを前に、石巻市の亀山紘市長と地元高校生会見とともに会見を行った。
今回のチャリティライブはX JAPANにとって、1991年12月31日に東京・鹿鳴館で開催された「ALL NIGHT METAL PARTY」以来およそ24年ぶりとなるライブハウスでの公演。チケットは150枚限定で、その内75枚が「ヤフオク!」内のチャリティオークションに出品され、残りの75枚は宮城・石巻市、東松島市、牡鹿群女川町の在住者を対象に抽選で無料招待枠として用意された。チャリティオークションでの落札総額は2828万9358円となり、中央共同募金会を通じて、東北被災地の子供たちの支援のために全額寄付されることとなった。
市長は改めて、約20年ぶりとなるX JAPANの日本ツアーの初日公演を石巻で開催してくれたバンドへ感謝の意を述べ、YOSHIKIは今後も継続的な支援を続けていくことを宣言。また地元高校生のうち男子3名はバンドを組んでX JAPANの楽曲をコピーしていることなどをメンバーに話すと、YOSHIKIが「けっこうテンポ速いし、大変だと思うけど体は大丈夫?」などと気さくに会話を交わしていた。また石巻BLUE RESISTANCEには寄付をすることで名前入りの札を壁に打ち込んでおり、過去にYOSHIKIが同会場を訪れた際に直筆で書いたネームプレートもステージの正面右上に打ち付けられていた。これについて幼少期からのYOSHIKIと付き合いがあり、中学生の頃に2人でバンドを始めたというToshl(Vo)は「昔っからこんな感じの字を書くよね」と話していた。
なお本日の公演は現在実施中で、この模様は石巻市総合体育館でのライブビューイングや、X JAPANのニコニコ生放送特別番組「『石巻チャリティLIVE』独占生中継」で生配信されている。