ここから本文です

「百円札」札束で治療費支払う 発行なくても今でも有効

朝日新聞デジタル 11月28日(土)21時5分配信

 福岡市のカイロプラクティック院で、治療に訪れた60代の女性が「百円札」の札束で治療費を支払った。現在は発行されていないが、今でも有効だ。

【写真】百円札で1万円分の札束を手にする松尾優次郎院長

 百円札には、明治の元勲で自由民権運動を全国に広めた板垣退助が描かれている。1970年代まで流通していたが、今はほとんど見かけない。

 体のゆがみを治す職業柄、来院者にはいつも折り目やしわのない新札でお釣りを渡す松尾優次郎院長(25)も「この日ばかりは僕の背筋が伸びました」。(岩田誠司)

朝日新聞社

最終更新:11月29日(日)0時51分

朝日新聞デジタル