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「クソ馬鹿ハゲ野郎」新潟日報上越支社報道部長がTwitterで罵詈雑言

4日前

=2015年11月24日=

 「クソ馬鹿ハゲ野郎」「こいつを自殺させるのが、当面の希望」──。新潟日報上越支社の坂本秀樹報道部長がツイッターの匿名アカウントを使ってさまざまな人にこうした罵詈雑言を浴びせかけていたことが、新潟市の高島章弁護士とのやりとりで明らかになった。新潟日報社は2015年11月24日、上越タウンジャーナルの取材に対し、坂本氏本人への聴取を含め調査を進めていることを説明し「社として対処すべきことがあれば適切に対応していく」とコメントした。

 坂本氏のツイッターアカウントは「壇宿六(闇のキャンディーズ)」(@sadmaz6)

壇宿六(闇のキャンディーズ)

 坂本氏は11月20日から、匿名アカウントで高島弁護士を「はよ、弁護士の仕事やめろ。プロのハゲとして生きろ」などと執拗に罵倒。高島弁護士は新潟水俣病弁護団長で、坂本氏が新潟水俣病訴訟に言及していることに気付いたほかのユーザーから新潟日報関係者ではないかとの指摘を受けて、同社に確認。その結果、闇のキャンディーズの正体は坂本氏だと判明した。

 坂本氏は高島弁護士を罵倒しながら「あなたは、Twitterにはまって人生をしくじる。悪いこといわないからやめなさい」というアドバイス(?)もしている。

 また以前には「言論機関に働く者が『大虐殺』はおろか『殺す』と、日課のようにTwitterで言い続けている人物の相手はすべきでは無いと思う。というか人間としておかしいと思う」とも書いている。さらに高島氏以外の人に対しても「速く死ね!今死ね!毒飲め、早く死ね!」「お前の赤ん坊を、豚のエサにしてやる!」などといった暴言を繰り返している。

 坂本氏は11月23日、自身の身元が暴かれると一転して次のように謝罪した。

「今月20日、高島章弁護士に対して暴力的次ツイートに関して高島弁護士に正式に謝罪いたします。当夜、当方はアルコールを飲んでツイートをしていたところ、高島氏があ私に関してツイートをしていることに腹を立て、高島氏を侮辱するツイートしてしまいました」

 坂本氏は11月24日午前に上司とともに高島弁護士の事務所を訪れ謝罪。午後には「今後は匿名に隠れて、人を傷つけるような卑怯なことをしないことを固く誓います」とツイッターに投稿した。

 高島弁護士は上越タウンジャーナルの取材に対し「単なる揶揄や罵倒の域をはるか超える人間性そのものを否定するような言葉が、メディアに携わる公人から発せられていたことに衝撃を受けた」と話した。

▼続報

https://www.joetsutj.com/articles/39081710 新潟日報社はツイッターで新潟市の高島章弁護士に暴言を浴びせた坂本秀樹上越支社報道部長(53)について、2015年11月25日付で同支社報道部長の職を解き、本社の経営管理本部付にした。同社では、高島弁護士以外に対する過去の書き込みについても調べており、近く社としての対応を決め公表するとしている。…
https://www.joetsutj.com/articles/56819331 新潟日報社は2015年11月27日、ツイッターの匿名アカウントで新潟市の高島章弁護士らに暴言を浴びせた同社上越支社の前報道部長、坂本秀樹氏(53)=25日付で経営管理本部付=について、無期限の懲戒休職処分にしたとする記事を、朝刊に掲載した。…