新潟日報:元支社部長を懲戒休職 暴言ツイート13年から
毎日新聞 2015年11月27日 10時40分(最終更新 11月27日 11時47分)
新潟県の地方紙、新潟日報社上越支社の坂本秀樹元報道部長(53)=25日付で経営管理本部付=が、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上で、新潟県弁護士会の高島章弁護士に暴言を繰り返した問題で、同社は27日、元報道部長を懲戒休職処分(無給・無期限)としたことを明らかにした。同日朝刊に処分と調査結果の記事を掲載した。
同社によると、元報道部長は2011年3月ごろから、社に届け出ずに匿名でツイッターを開始。高島弁護士以外にも、13年ごろから、意見が食い違うなどした複数の相手に対し、「死ね」「クソばか」「お前の赤ん坊を豚のエサにしてやる」などと差別的発言や中傷を繰り返していた。
高島弁護士に対しては今月20日、「うるせーな、ハゲ! はよ弁護士やめろ」などと投稿。元報道部長は「仕事のストレスなどがあり、酒を飲みながら投稿してしまった」と話しているという。
同社は処分の理由について「新聞人としてあってはならない行為だ。報道部長という役職も考慮した」と説明している。桑山稔・同社取締役経営管理本部長は「極めて不適切な行為で、不快な思いをされた関係者に深くおわびする。全社員を対象に研修を実施するなど社員教育を徹底したい」とコメントした。【真野敏幸】