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 ハワイ沖で漁業実習していた宮崎県立宮崎海洋高校(宮崎市)の実習船「進洋丸」の船内で、9月中旬から約2カ月間にわたり、2年生の男子生徒(17)が同級生2人から繰り返し暴行を受けていたことがわかった。生徒は暴行への恐怖から、病院で適応障害と診断され、通学できなくなっているという。同級生2人は学校に退学願を出している。

 学校側が28日、明らかにした。漁業実習は9月2日から今月13日までの73日間で、マグロ漁や海洋観測などを実施。実習船には2年生34人と教諭2人、船員20人が乗船していた。暴行は出港から約2週間後に始まり、同級生2人が居室(4人部屋)で生徒の肩を拳で殴ったり、水4リットルを飲ませたりするなどの暴行を繰り返していたという。

 10月2日に、暴行を目撃した生徒が教諭に報告。教諭が生徒の胸にあざがあることを確認し、同級生を指導したが、その後も暴行は続いた。11月6日にまた目撃情報があり、学校から連絡を受けた両親の希望を受け、生徒は実習の途中で下船した。

 学校によると、生徒側は警察に被害届を出すことも検討しているという。