少し前の話です。長女がうれしそうにやってきてこういいました。
「おともだちを紹介します。きつねのきつこちゃんでーす」
それは、厚紙で作られたきつねの顏と、シールがはられた紙コップと、割りばしで作られた、長女の工作物でした。割りばしを上下に動かすと、きつねの頭が上下するような仕組みになっています。
「どれどれ、見せて」と、その「きつねのきつこ」ちゃんをまじまじとみたところ・・・
「きつこ」じゃなくて、「きつい」になってました。
長女は字を、自分で調べて書くのですが、「こ」と「い」が似ているので、間違えて書いてしまったのです。
このおともだちの「きつい」もとい「きつこ」は、長女のおともだちゆえに捨てることができず、ボロボロになってもまだ家に残っています。
親の立場からいわせれば、こういうボロボロになる系のお友達は、ほんとにボロボロになってもずっとあるので、いったいどうしたらいいのかと時々考えます。
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