データで見るがん検診 がん検診によるがん発見データ がん検診を受診して、実際にどのくらいの方ががんにかかっていたか、厚生労働省が毎年調査を行っています。5つのがん検診のなかで、がんが発見される割合が最も高いのは乳がん検診です。次いで大腸がん検診、胃がん検診となっています。

胃がん検診

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厚生労働省の「平成25年度地域保健・健康増進事業報告」によると、
平成24年度に胃がん検診を受けた方は2,426,903人でした。
受診者のうち、8.08%(196,169人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の1.3%(2,553人)の方から胃がんが発見されました。

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  • 胃がんの検診
  • 胃がん検診Q&A

肺がん検診

表

同調査では、肺がん検診を受けた方は3,984,878人でした。
受診者のうち、1.98%(78,727人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の1.93%(1,519人)の方から肺がんが発見されました。

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子宮頸がん検診

表

子宮頸がん検診を受けた方は4,021,402人でした。
受診者のうち、2.03%(81,764人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の3.77%(3,079人)の方から子宮頸がんが発見されました。

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乳がん検診

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乳がん検診を受けた方は2,030,258人でした。
受診者のうち、8.7%(176,584人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の3.67%(6,477人)の方から乳がんが発見されました。

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大腸がん検診

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大腸がん検診を受けた方は4,714,042人でした。
受診者のうち、6.21%(292,848人)の方が要精密検査となり、
要精密検査者の2.98%(8,719人)の方から大腸がんが発見されました。

  • 大腸がんとは
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  • 大腸がん検診Q&A

がん検診を受けた方のうち、要精密検査となった方は2~8.7%で、さらにそのうち1.3~3.8%の方からがんが発見されています。

がん検診を受けていたからこそ、がんを発見することが出来ました。

検診未受診の方も「もしかすると」を心に、がん検診の受診してみてください。