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【プロ野球】ロッテのドラ1、平沢(仙台育英) 契約金9000万円&年棒1200万円で合意2015年11月28日 紙面から
ロッテは27日、ドラフト1位指名した仙台育英高の平沢大河内野手(17)=176センチ、76キロ、右投げ左打ち=と仙台市内のホテルで入団交渉し契約金9000万円、年俸1200万円で合意した。今夏の甲子園を沸かせた高校ナンバーワン内野手は「高い目標にチャレンジしたい」と宣言。開幕スタメンを目標に掲げ、来季開幕戦の日本ハム戦で大谷との対戦に夢を膨らませた。 色紙には「開幕1軍」と書き込んだ。だが、平沢の本音はもう一段階、高みにあった。「簡単ではないがそこ(開幕スタメン)を目標に日々努力していきたい」。それを達成すれば、いきなり夢対戦が実現するかも−。 ロッテの来季開幕戦(QVCマリン)の相手は日本ハム。もちろん、相手の開幕投手は球界を代表する大谷が有力だ。「打てれば自信になる。打席に立つだけでもいい経験になると思います」。野望を燃え上がらせたスーパースター候補生は表情を引き締めた。 これまでロッテで開幕スタメンを果たした高卒新人野手は、55年の榎本喜八と65年の山崎裕之の2人のみ。「球界を代表する内野手を目指して頑張ります」と声を張った平沢の名前が、開幕戦のメンバー発表でコールされれば51年ぶりの快挙となる。 この日、FA宣言した今江の楽天入団とクルーズの退団が発表され、現在のチームは主力内野手が抜けた2つの空席がある。伊東監督の評価は即戦力。林球団本部長も「将来は日本を背負える選手」と高評価。それでも、平沢は「チャンスはあるけど競争がある。まずは体を強くしたい」と慢心はない。同じ遊撃手にはチームで目標とする選手に挙げた鈴木がいるが「野球になれば関係ないです。ライバル心を持ってやりたい」ときっぱりだ。 来季の布陣はクルーズが抜けた二塁の穴を鈴木で埋め、平沢を遊撃で起用するプランも考えられる。ともあれ、走攻守、三拍子そろった逸材の開幕戦出場は、今後のアピール次第。侍ジャパン入りも狙う若武者が厳しいプロの大海原に挑む。 (小林良二) (金額は推定) PR情報
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