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はやぶさ2:地球、はるかに…300万キロから撮影

毎日新聞 2015年11月28日 10時33分(最終更新 11月28日 11時00分)

小惑星探査機はやぶさ2が地球から約300万キロの位置で撮影した地球(右)と月=宇宙航空研究開発機構提供
小惑星探査機はやぶさ2が地球から約300万キロの位置で撮影した地球(右)と月=宇宙航空研究開発機構提供

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機はやぶさ2が撮影した地球の画像を初めて公開した。はやぶさ2は現在、地球の引力を利用して目的地の小惑星リュウグウへ方向転換する「地球スイングバイ」を実施するため、地球へ接近中だ。

 画像は26日午後0時46分(日本時間)、地球から約300万キロから撮影。オーストラリアなどが分かり、地球の左側にはやや暗いものの月が写っていた。はやぶさ2は、12月3日午後7時7分に地球へ最接近後、加速・軌道変更をしてリュウグウへ向かう。リュウグウ到着は2018年6〜7月ごろの予定。【永山悦子】

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