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米 医療関連施設で発砲 3人死亡9人けが
11月28日 12時03分

米 医療関連施設で発砲 3人死亡9人けが
アメリカ西部コロラド州にある人工中絶を認める団体が運営する医療関連施設で、男が銃を発砲しておよそ5時間立てこもり、警察官1人を含む3人が死亡、9人がけがをしました。警察は、容疑者の男を拘束して、施設を狙った動機などを調べています。
コロラド州中部のコロラドスプリングスで現地時間の27日午前11時半ごろ(日本時間の28日午前3時半ごろ)、人工中絶を認める団体が運営する医療関連施設に男が侵入し銃を発砲したという通報が地元の警察にありました。
現場に駆けつけた警察官との間で銃撃戦となり、男は一時、施設内に立てこもりましたが、警察は、発生から5時間後に投降してきた容疑者の男を拘束したと発表しました。
警察によりますと銃撃を受けて警察官1人を含む3人が死亡、警察官5人を含む9人がけがをして病院に運ばれたということです。
また、男が施設内に持ち込んだ物の中に危険物がないか詳しく調べているということです。
アメリカでは、人工中絶の是非が国を二分する大きな議論となってきました。
現場となった施設は、人工中絶を認める団体が運営し、中絶手術のほか妊娠の相談なども行っている施設でしたが、警察は、犯行の動機は不明だとしていて、男がなぜこの施設を狙ったのか調べています。

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