『制服主義』
自分は現在、毎日同じ服を着て出勤しています。
というのも、『毎朝違う服を組み合わせてコーディネート』なんて、めんどくさいんですもん。自分はロングスリーパーで朝が苦手なので、着る服が決まっていると時間節約できて大助かりです。その分少しでも寝袋にくるまって寝ていることができます(ダメ人間)。それにたくさんの種類の服を買わなくて済みますしね。
スーツが着れる職場なら最初からこんなことで悩みませんが、自分のように正社員に縁のない人間だと、私服通勤は結構多いと思います。
世間的に、毎日同じ服を着ているといい印象は持たれないかもしれませんが、学生服やスーツがあるんだったら、私服だって毎日同じでもいいじゃないか。
定期的に洗って清潔ささえ維持できればそれでいいんです。後はヨシ!
制服主義の先人たち
『制服主義』と聞いて、自分が真っ先に思い浮かべるのはやはりジョブズです。あとはアインシュタインもそうでしたか。その他にも、成功者には制服主義の人が多いと聞きますね。
彼らに共通するのは『服選びなんぞで貴重なリソースを消費したくない』とか、大体そんなところではないかと思います。かく言う自分もそうですが。
もちろん、オシャレが好きでやってるなら大いに結構ですが、「毎日同じ服はちょっと……」という世間体だけでやってるのだとしたら、実に勿体ないことですね。
なぜなら、人に与えられた『時間』及び『エネルギー』は有限だからです。
義務感で興味のないことにそれらを割くぐらいなら、温存してもっと有意義なことのために使いましょう。
(※オシャレを楽しんでいる方は別)
……とは言え、男性ならまだしも、女性には難しいスタイルかもしれませんね。
ですので、オシャレさんや女性の方は、「ふーん、そういう考え方もあるんだ」程度に流していただければと思います。
制服主義の実例
実例として、自分の『制服』を提示します。
ボトムス
ジーパン 防寒インナー ベルクロスニーカー フリコベルト
トップス
マウンテンパーカー ダウンジャケット 防寒インナー
アンダーウェア
ポリエステルTシャツ ポリエステルトランクス
オプション
イスラムワッチキャップ ダウンネックウォーマー 皮手袋(指先なしタイプ) ハクキンカイロセット
装着図
毎日同じ服とはいえ、清潔さを保つことは最低限必要なので、肌が直接触れるインナーやジーパンは、同じものを2つ揃えています。マウンテンパーカーやダウンジャケットは1着だけですが。
また毎日着る服なので、派手なデザインのものは避け、地味目になるように意識しています。
というのも、派手でオシャレ度の高い服は、その分飽きるのも早いからです。
それにそういった服は、毎日同じものを着ていると、かえって地味な服より恥ずかしいというか……オシャレで目立つだけに、『毎日同じ』という点がより強調されてしまうように思います。
制服主義のメリット
さて、こうして着る服をパターン化することで何が起こるか?
ストレスから解放されます。
これは自分の話ですが、元々オシャレとか苦手なんです。『ファッションセンス』って言われても良く分からないし、数学のように分かりやすい法則がなくてやりづらい。どちらかというと経験がモノを言う世界ではないかと思います。
ですがそんな自分でも「最低限街を歩ける程度のコーディネートを1パターンだけ確立しなさい」と言われたなら、なんとかやれそうな気がしてくる。
そう、何も高度なオシャレをしろって話じゃない。普段着としてパターン化できるコーディネートを、何とか一つだけ見つければいいんだ……。
そうやって自分は、自分なりに納得のいく『最低限街を歩けて自尊心を傷つけない程度のコーディネート』を確立することができました。
このコーディネートが他人から見てどう映るかは知りません。全体的にダークブルー系一色で、オシャレさんからするとダサイのかもしれません。
ですがどうでもいいんですよね、そんなことは。
他人から見てダサかろうが、自分の中で似合っていればそれでいいんです!
疎い自分が言うのも何ですが、おそらくファッションの究極目的って『自己満足』でしょう? 周りの評価がどうだろうと、自分が満足できるならそれでいいんですよ。
(※この方のファッションは自分的にはかっこいいと思います)
ともかく、そういった『黄金のワンパターン』さえ構築できてしまえば、後は365日、常に自分の『ベストコーディネート』で生活できます。
「今日のコーディネートは気に入らない」とか、そういったストレスから解放され、常にお気に入りの自分でいられるのです。
メリットまとめ
・朝の時間を節約できる。悩まない。
・オシャレの苦手な人でも、『黄金のワンパターン』を構築することだけに注力すればよい。ファッションの敷居が下がる。
・ワンパターンさえ構築できてしまえば、常に『ベストコンディション』『ベスト見た目』な自分でいられ、ストレスから解放される。
以上
(それぞれの衣服の解説は、後ほど別記事にて行う予定)