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接骨院での療養費詐欺 9割がうその請求か11月28日 5時53分
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暴力団組長らによる接骨院での療養費の詐欺事件で、この接骨院で施術を行ったとして自治体などに療養費が請求された200件余りのうち、およそ9割が実際には施術を行っていないうその請求だった疑いがあることが警視庁への取材で分かりました。
この事件で住吉会系の暴力団組長、三戸慶太郎容疑者(50)や接骨院の開設者ら合わせて19人は、おととしまでの2年間、東京・杉並区にあった接骨院で、一度も通院していないのに施術をしたとうその請求をして、自治体などから療養費およそ250万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
これまでの調べで、三戸容疑者はうその請求の際に使われる健康保険証の名義人を配下の組員などを通じて1000人近く集めていた疑いがあることが分かっています。
さらにこの接骨院では2年間に施術を行ったとして、自治体などに療養費が請求された200件余りのうち、およそ9割が実際には施術を行っていないうその請求だった疑いがあることが警視庁への取材で分かりました。警視庁はうその請求を繰り返し、療養費など1億円余りをだまし取っていたとみて調べています。
警視庁によりますと、容疑について三戸容疑者ら15人は否認し、4人は認めているということです。
これまでの調べで、三戸容疑者はうその請求の際に使われる健康保険証の名義人を配下の組員などを通じて1000人近く集めていた疑いがあることが分かっています。
さらにこの接骨院では2年間に施術を行ったとして、自治体などに療養費が請求された200件余りのうち、およそ9割が実際には施術を行っていないうその請求だった疑いがあることが警視庁への取材で分かりました。警視庁はうその請求を繰り返し、療養費など1億円余りをだまし取っていたとみて調べています。
警視庁によりますと、容疑について三戸容疑者ら15人は否認し、4人は認めているということです。