2015年11月28日01時10分
27日午後10時ごろ、愛知県常滑市飛香台2丁目の住宅で、「父親が包丁を持って暴れている。母親がけがをした。妹が死んでいる」と、この家に住む中学生の長男(13)から110番通報があった。愛知県警によると、小学生の長女(9)が市内の病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。首を絞められていたという。また、母親(41)は首を切りつけられて軽いけがを負った。
一方、父親(43)はこの家から南西約2キロにある市内のマンションの敷地内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
常滑署によると、父親は住宅内で長女を殺害した後、帰宅した母親を刃物で襲い、1人で乗用車で外出。マンションの上から飛び降りたとみられる。
同署は、父親が無理心中を図ったとみて、当時の状況を調べている。
現場は名鉄常滑駅から北東約1・5キロで、知多横断道路の常滑インター近くの一戸建て住宅が立ち並ぶ一角。
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朝日新聞社会部
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