フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯は27日、長野市ビッグハットで開幕し、女子SPは昨季世界選手権銀メダルの17歳、宮原知子(大阪・関大高)が自己ベストの69・53点でトップ。今季復帰して第3戦の中国杯を制した浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の転倒などジャンプが乱れ、62・50点で4位となった。木原万莉子(京都醍醐ク)は54・96点で10位だった。(共同)
浅田真央の話「すごく残念。日によって、ジャンプに波がある。トリプルアクセルも他のジャンプも、練習で100パーセント跳べてないと、本番でも難しいとよく分かった」
佐藤信夫コーチの話「(浅田は)まだ道半ば。修正するには想像よりも時間がかかる。いろいろあるのが普通。真央だって神様じゃない」
宮原知子の話「調子が上がっていたので、気持ちも思い切っていけた。自信もあった。フリーが本当の勝負。落ち着いてSP以上に頑張りたい」
長洲未来(米国)の話「きょうは緊張を乗り越えて、今シーズンのベストを出せてうれしい。まだまだミスがあるので、改善して(SP5位から上位進出を狙う)フリーに挑みたい」