パソコンを、DLNA サーバー化する!「Universal Media Server」。
Universal Media Server
● Universal Media Server
DLNA に対応した機器上から、パソコン内の特定フォルダにアクセスできるようにするソフト。
パソコンをDLNA サーバー化し、LAN 内の各種デバイス上から PC 内のファイルをストリーム再生できるようにしてくれます。
サーバー使用のために確保するメモリサイズを指定する機能や、接続を許可する IP アドレスを指定する機能 などが付いてます。
「Universal Media Server」は、パソコンをDLNA サーバーとして使えるようにするソフトです。
現在使用しているパソコンを、DLNA 対応のメディアサーバーとして動作させられるようにするソフトで、DLNA に対応した各種デバイス上から、パソコン内のファイルにアクセスできるようにしてくれます。
基本的に、
- 「Universal Media Server」をインストール
- 外部に公開するフォルダを選択する
(一応、詳細なオプション設定を行うこともできる)
パソコン内に大量の動画 / 音楽 / 画像 を保有していて、DLNA に対応したデバイスも持っている... という人におすすめです。
ちなみに、クライアントが対応しているファイルはそのままの形式でストリーム配信され、クライアントが対応していないファイルに関しては、再生可能なフォーマットに自動変換してから配信されるようになっています。
(変換処理を伴う場合、いくらか負荷がかかる)
使い方は以下の通り。
このソフトを使用するには、「Java ランタイム」をインストールしている必要があります。
-
インストール ~ 初期設定
- インストールの途中で表示される「Advanced Settings」という画面で、「Universal Media Server」上で確保するメモリのサイズと、クリーンインストールの可否を指定することができます。
「Clean install」に関しては、以前「Universal Media Server」を使用していて、その時の設定内容を削除したい場合のみチェックを入れておきます。 - システムに「Avisynth MT」というソフト(「AviSynth」のマルチスレッド版)がインストールされていない場合、「AviSynth MT をインストールしますか?」というダイアログが表示されるので、「はい」を選択して「Avisynth MT」のインストールを行います※1。
※1 MT 版でない「AviSynth」がインストールされている場合、「はい」を選択するとMT 版が上書きインストールされる。 - インストールが完了すると、自動的に「Would you like to run the UMS configuration wizard?」というダイアログが表示されるので、「はい」を選択します。
- 続いて、「Should UMS start minimized?」というダイアログが表示されます。
- 次に、「Which of the following best describes your network?」というダイアログが表示されます。
有線なら「Wired(Gigabit)」を選択し、無線なら「Wireless」を選択します※2。
(100M クラスの回線を使用している場合は、「Wired(100 Megabit)」を選択)
※2 「Wireless」を選択した場合は 30 MB/秒 の帯域制限が、「Wired(100 Megabit)」を選択した場合は 90MB/秒 の帯域制限がかかる。
(「Wired(Gigabit)」は無制限) - 最後に、「Should UMS hide its advanced options? They can be enabled later」というダイアログが表示されます。
「Universal Media Server」は基本的に詳細オプションを使用しなくても使えるので、「はい」を選択してOK です。
(詳細オプションは、いつでも有効化することができます) - 設定が完了すると、「You can optionally specify your shared folders ~」というダイアログが表示されます。
-
共有フォルダ等の設定
- インストール&初期設定 が完了すると、「Universal Media Server」が起動します。
タスクトレイに格納するようにしていた場合は、トレイアイコンをダブルクリックしてください。
もしアラートが表示されたら、「アクセスを許可する」を選択してください。 - まず、外部に公開するフォルダの設定を行うので、「表示 / 共有設定」タブを開きます。
- 画面下部の「共有フォルダ」欄内にある ボタンをクリックし、外部に公開するフォルダを選択します。 フォルダを間違えて追加してしまった時は、該当のフォルダを選択して ボタンをクリックします。
- フォルダの登録が終わったら、画面上部にある「サーバーを再起動」ボタンをクリックします。
- 基本的にはこれで設定完了ですが、一応「基本設定」タブを開き、
- 起動時に最小化
- Start automatically with Windows
Windows 起動時に、自動で「Universal Media Server」を起動する - Check automatically for updates
アップデートを自動でチェックする
- 設定が完了したら、「Universal Media Server」のウインドウを閉じます。
(タスクトレイに最小化される) - 以降、各種DLNA クライアントを使って、指定しておいたフォルダ内のファイルにアクセスできるようになっています。
LAN 内で検出されたDLNA デバイスに関しては、「ステータス」タブで確認することができます。 サーバー機能を終了させたい時は、画面上部の「終了」ボタンをクリックして下さい。
(もしくは、タスクトレイアイコンを右クリック → 「終了」を選択する)
-
詳細設定
- 詳細設定を行いたい時は、「基本設定」タブを開き、「Hide advanced options (needs application restart)」のチェックを外して「Universal Media Server」を再起動させます。
(画面上部の「終了」ボタンを押す → 「Universal Media Server」を実行する) - 詳細オプションを有効化すると、「基本設定」「表示 / 共有設定」「変換設定」タブ内に、詳細なオプション項目が表示されます。
「基本設定」タブでは、「Universal Media Server」をWindows サービスに登録することができたり、アクセスを許可する IP アドレス(「IP フィルタ」機能)や、帯域制限などの設定を行うことができます。
「表示 / 共有設定」タブでは、サムネイル生成のON / OFF、ファイルの整列方法、拡張子表示のON / OFF などを設定することができます。 「変換設定」タブでは、動画や音楽のエンコード設定、音声や字幕言語の優先順位設定... などを行うことができます。 オプション変更時に「サーバーを再起動」ボタンが緑色になったら、「サーバーを再起動」ボタンをクリックして下さい。
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