中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

乃木坂46初紅白 出場歌手・司会発表

2015年11月27日 紙面から

第66回NHK紅白歌合戦に出場が決まった歌手=東京・渋谷で(稲岡悟撮影)

写真

 「第66回NHK紅白歌合戦」(12月31日午後7時15分〜11時45分)の出場歌手と司会者が26日、東京・渋谷の同局で発表された。初出場は乃木坂46、演歌の三山ひろし(35)ら10組。司会は紅組が綾瀬はるか(30)、白組はV6井ノ原快彦(39)が務める。さらに放送90年の節目の今年はテレビタレント第一号の黒柳徹子(82)が有働由美子アナウンサー(46)とともに総合司会に起用された。豪華衣装で紅白を盛り上げてきた小林幸子(61)も企画枠で復帰。「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」をテーマに掲げ“紅白の決定版”を日本中に届ける。

 「結成する前はみんな普通の女の子だったんですが日本の皆さんが知っている、大好きな紅白歌合戦という番組に出られるのがすばらしいなと思います」。初出演の感想を問われた生駒里奈(19)はマイクを握った瞬間から泣きだし、声を震わせながら喜びを語った。

 昨年も出場が有力視されていながらまさかの落選。流した悔し涙はようやく喜びに変わった。キャプテンの桜井玲香(21)は「実力不足だったと痛感した1年でした。紅白のこと(落選)がきっかけとなって、今年は普段の活動態度やツアーを回る上での取り込み方を1から考え直すいいきっかけになりました」としみじみと語った。

 その言葉どおり、昨年以上の飛躍を遂げた。3枚のシングルとファーストアルバム「透明な色」がすべてオリコン1位を獲得したほか、大河ドラマ「花燃ゆ」に「十福神」と呼ばれる主要メンバーが出演。NHKへの貢献度も評価につながった。

 「当日は1年間の集大成を皆さんにお伝えできるように頑張りたい」と桜井。井ノ原快彦から「綾瀬さんのモノマネが得意なんですよね?」とムチャぶりされ、遠慮がちに本人の前で披露したが、それはお笑いタレントの福田彩乃(27)がモノマネする綾瀬のモノマネ。井ノ原は「コピーに次ぐコピー!?」とツッコミを入れて場を和ませていた。

◆きゃりー、ももクロ 4年連続ならず

 昨年出場した歌手のうち、きゃりーぱみゅぱみゅ(22)、ももいろクローバーZ、May J.(27)、神田沙也加(29)、水樹奈々(35)、T.M.Revolution(45)らが今年は選ばれなかった。

 きゃりーは4年連続の出場ならず。今年の8月、交際していた人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukase(30)との破局が発覚。きゃりーが出場すれば、同グループで出場するFukaseとのニアミスが避けられず、そのことが話題になってしまう可能性も要因とされている。

 ももクロは26日、公式サイトで紅白からの“卒業”を発表。「ももいろクローバーZは紅白歌合戦を卒業します」「私たちは私たちのやり方で、みなさんと一緒に『私たちの道』を歩き続けます。ど真ん中しか歩きません」とつづった。また、おおみそかに東京都内でカウントダウンライブを開催することも発表した。

 昨年は大ヒットした「アナと雪の女王」が日本列島で旋風を巻き起こした。そのため、May J.と神田はそれぞれ関連曲を歌ったが、共に今年は選ばれなかった。

 昨年「紅白2014スペシャルコラボレーション」でデュエットした水樹とT.M.も選ばれず。今年は“アニメ枠”で声優ユニット「μ’s(ミューズ)」が選ばれたことが影響したと思われる。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ