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バングラデシュでモスク襲撃 IS支部名乗り声明
11月27日 21時33分

バングラデシュ北部のイスラム教シーア派のモスクで、26日、複数の男が礼拝していた人たちに発砲して、1人が死亡、3人がけがをし、27日になって過激派組織IS=イスラミックステートの支部を名乗る組織が、みずからの犯行だと主張する声明を出しました。
バングラデシュ北部のボグラで26日、拳銃のようなものを持った複数の男がイスラム教シーア派のモスクに乱入し、礼拝をしていた人たちに無差別に発砲して逃走しました。
地元の警察によりますと、この発砲で、当時モスクにいた20人余りのうち、モスクの関係者1人が死亡し、3人がけがをしたということです。
これについて、過激派組織ISのバングラデシュ支部を名乗る組織が、27日になってインターネット上に声明を出し、みずからの犯行だと主張しました。
この組織は、首都ダッカで先月下旬、シーア派の施設で爆発が起きて1人が死亡、100人以上がけがをした事件や、9月下旬から先月上旬にかけて現地に滞在していたイタリア人と日本人の男性が相次いで殺害された事件で、犯行声明を出した組織と同じだとみられています。
いずれの声明も信ぴょう性が確認されておらず、バングラデシュ政府もISの存在は国内で確認されていないとしていますが、ISの支部を名乗る組織によるテロ事件が後を絶たないなかで、治安の確保が課題となっています。

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