首都圏 NEWS WEB

ニュース詳細
古代朝鮮半島の武芸を再現催し

11月23日 16時22分

古代朝鮮半島の武芸を再現催し

1003603361_20151123211117.mp4

馬に乗って矢を射る「馬射戲」と呼ばれる、古代の朝鮮半島の武芸を再現する催しが、埼玉県日高市で行われました。

馬射戲は、日本のやぶさめに似た武芸で、朝鮮半島に残るおよそ1600年前の古墳の壁画にも描かれています。
日高市では、1300年ほど前に、朝鮮半島から移り住んだ人たちが、埼玉県西部を開拓したことにちなんで、馬射戲を再現する催しが3年前から開かれています。
的が設けられたおよそ160メートルのコースを、日本と韓国のそれぞれ3人の選手が馬に乗って駆け抜け、矢が命中した数を競います。
選手たちが放った矢が狙い通りに命中すると、観客からは盛んな拍手が送られていました。
観客の50代の男性は、「馬と呼吸を合わせなければならないので、相当なトレーニングが必要だと感じました。矢が的に当たる瞬間は迫力がありました」と話していました。
実行委員会の久保田安夫さんは、「催しを通して、この地域の歴史や特色を多くの人たちに知ってもらうことで、地域の活性化につなげたい」と話していました。

首都圏のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ