【北京聯合ニュース】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表を務める黄浚局(ファン・ジュングク)外交部朝鮮半島平和交渉本部長が24日、中国・北京で同国首席代表(6カ国協議議長)の武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談した。
北京の外交筋は25日、双方は会談と夕食会を合わせ3時間程度の協議を行い、6カ国協議再開や最近の北朝鮮情勢などについて深く議論したと説明した。
特に中国共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員が先月10日、北朝鮮の朝鮮労働党創建70年の記念行事出席のため訪朝して以降の中国の朝鮮半島政策について意見交換したという。
会談は非公開で行われたものの、主に劉氏の訪朝以降の北朝鮮情勢と中朝関係の変化が中心となったものとみられている。
北朝鮮は最近、対外関係で前向きな動きを見せている。中国との関係改善の一方で、米国に朝鮮戦争の休戦協定を破棄して平和協定を締結するよう働きかけ、韓国には当局者会談に向けた実務接触を提案。また国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の訪朝に関する協議に応じている。
一部の北朝鮮問題専門家は中国がこのような北朝鮮の態度の変化を核問題解決のための弾みとして利用しようとしているとの見方を示している。
しかし、韓国政府の当局者は黄氏の訪中前、「意味ある非核化対話の再開とともに、制裁・圧力の維持、強化についても話し合うことになる」としており、今回の会談でも立場の違いがあらためて浮き彫りとなった。
韓国と米国、日本は北朝鮮を対話のテーブルに引き出すには圧力と制裁を並行しなければならず、その過程で中国が積極的な役割をはたす必要があると主張。中国は対話による解決を強調し、圧力や制裁の強化には反対の立場を見せている。