26日に行われる金泳三(キム・ヨンサム)元大統領の告別式に参列する外国の使節はそれほど多くない見通しだ。25日現在、参列する旨を韓国政府に伝えてきた国は、日本とカタール、スリランカ、バーレーンの4カ国にとどまっている。
日本政府は、日韓議員連盟の額賀福志郎会長を弔問使節として派遣することを伝えた。韓国政府の関係者は「多くの国は特別に弔問使節を派遣するのではなく、ソウルに駐在する大使たちだけを参列させる意向だ」と語った。米国や中国、ロシアなど約90カ国が駐韓大使を参列させるとみられる。
2009年8月に行われた金大中(キム・デジュン)元大統領の告別式には、米国がマデレーン・オルブライト元国務長官など十数人の弔問団を派遣し、中国からは唐家セン元国務委員が、日本からは河野洋平・元衆議院議長が派遣されるなど、海外からの弔問使節の規模が相対的に大きかった。