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【千葉】「戦争の用意、阻止を」 安保法制に反対する会 元教員ら設立集会
千葉大学(千葉市稲毛区)の元教員らが集まり、安全保障関連法制に反対する会を二十六日、同大で設立した。定期的に学習会などを開き、現職の職員や学生を交えて法制への反対活動を展開していく。 木村忠彦名誉教授らが世話人となり、OB・OG四十七人で会を発足。集会には市民ら六十人が参加し、文学部の栗田禎子教授(中東現代史)が安保法成立の背景などを解説した。 栗田教授は、安保法成立後の日本について「明日にも戦争ができるようになった」と指摘。「米国や欧州連合(EU)、日本の『集団的帝国主義』の理論が破綻し始める中で、安倍政権は戦争の用意を整えて飛び込んでいこうとしている。何とか阻止しなければならない」と訴えた。 同会は今後、政治の情勢に応じてアピールを出す予定。「憲法違反と言われる安保法制をなるべく早く廃止したい」と呼び掛けた。 (柚木まり) PR情報
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