ニュース・気象情報 2015.11.25


4時になりました。
ニュースをお伝えします。
去年12月に行われた衆議院選挙で、選挙区ごとの1票の価値に最大で2.13倍の格差があったことについて、最高裁判所大法廷は、憲法の投票価値の平等に反する状態だったと指摘し、違憲状態だったという判決を言い渡しました。
選挙の無効を求めた訴えは退けました。
去年12月に行われた衆議院選挙では、有権者数の多い選挙区と少ない選挙区の間で1票の価値の格差が、最大で2.13倍あり、2つの弁護士グループが、憲法に違反するとして選挙の無効を求める裁判を全国で起こしました。
最高裁判所大法廷の寺田逸郎裁判長は、13の選挙区で格差が2倍を超えていたことなどを考えると、憲法の投票価値の平等に反する状態だったと指摘し、違憲状態だったという判決を言い渡しました。
選挙の無効を求めた訴えは退けました。
最高裁が衆議院選挙の1票の格差を違憲状態だと判断したのは、これで3回連続となりました。
去年12月の選挙は、小選挙区を5つ減らす0増5減で実施されましたが、その後も1票の格差は2倍を超えていて各地の高等裁判所や高裁支部が言い渡した17件の判決のうち12件は、違憲状態でした。
もの言う株主として知られ旧村上ファンドを率いた村上世彰元代表が、複数の銘柄の株式を市場で大量に売るなどして株価を意図的に下げるなどの相場操縦をした疑いがあるとして証券取引等監視委員会は、きょう村上元代表や投資会社を運営する長女の自宅などを捜索し、強制調査に乗り出しました。
大阪・平野警察署の50代の警部補が、装備品の点検中に実弾が入った拳銃を同僚に向けていたことが分かり、警察は銃刀法違反の疑いで調べるとともに警部補を処分する方針です。
大阪府警察本部によりますと、平野警察署刑事課の50代の警部補が、去年の春ごろ、警察署内で月に1度行う装備品の点検中に同じ課の40代の警部補に実弾が入った拳銃を向けたということです。
先月、警部補がパワハラのような言動をしているという匿名の情報が寄せられ警察が調べていました。
警部補は、拳銃を向けたことを認めているということです。
警察は、銃刀法違反の疑いがあるとして当時の状況などをさらに調べるとともに警部補を処分する方針です。
大阪府警では高槻警察署の20代の巡査部長も、ことしの夏ごろに交番で実弾が入った拳銃を後輩の巡査に向けていたことが分かり、警察は、この巡査部長についても処分する方針です。
菅官房長官は午前の記者会見で、企業の税負担を軽減し投資の拡大や賃上げにつなげることが経済の好循環に極めて重要だとして、法人税の実効税率を来年度、20%台に引き下げるべきだという考えを示しました。
続いて気象情報、今夜の天気です。
低気圧と寒気の影響で四国から関東を中心に冷たい雨が降るでしょう。
関東の山沿いと東北では、雪の降る所がありそうです。
あすの天気です。
低気圧が急速に発達するため、広い範囲で風が強まり雨や雪の降る所が多いでしょう。
西日本の山沿いも雪の降る所がありそうです。
2015/11/25(水) 16:00〜16:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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