今回は世界で最も美しい砂丘が見られる砂漠の光景。
まるで三日月のような形や尾根の部分の陰影が美しい砂丘が次々と姿を現します。
ここはアフリカ大陸ナミブ砂漠。
(歓声)さあ砂の大地がつくり出す不思議な世界に出かけましょう。
夜明け前のナミブ砂漠。
気温は意外に低くセ氏4度3分。
実はこうした朝だからこそ見られるナミブ砂漠の絶景があります。
日の光を浴びて鮮やかさを増していく巨大な砂丘。
光の角度によってさまざまに表情を変えていく姿はカメレオンデザートと呼ばれているのです。
うわ高い。
何か砂丘というよりはもう山みたいですね。
取材班と一緒に巨大な砂丘にもっと近づいてみましょう。
目指すのは世界最大級の砂丘…高低差380mを誇ります。
ああすごい…。
砂が崩れて…。
なかなか登れない。
前に進みません。
砂丘の砂は極度に乾燥しふかふかの状態です。
ようやく尾根の部分にたどりつきました。
それでも頂上までは更に1キロ以上歩かなければなりません。
ビッグダディは信じ難いほど巨大な砂山なんですね。
取材班がビッグダディ最大の難所にさしかかりました。
勾配はきつい所で50度近くにもなります。
両手を使わなければ登っていく事ができません。
見て下さい砂が登るそばからどんどんどんどん崩れて。
こういうふうに下がっちゃいます。
巨大な砂丘はまるで蟻地獄との闘い。
砂との格闘は実に1時間にも及びました。
ついに山頂に到着です。
やっと着きました。
見渡す限り砂丘。
砂丘ばかり。
ず〜っと砂丘が連なっているのがよく分かります。
すごい。
ここにはなんと東京ドーム80万個分もの大量の砂が積もっています。
その砂の多さからナミブサンドシーとも呼ばれているのです。
番組後半は砂丘地帯の奇跡の光景に遭遇します。
「グレートネイチャー」。
世界で最も美しい砂丘が見られるアフリカナミブ砂漠。
ここにたまった砂の量はなんと東京ドーム80万個分。
今回はこの一面の砂の海の不思議な世界に迫ります。
取材班のドライバーがアクセルを全開にしました。
本当ジェットコースターみたいですね。
(歓声)ここナミブ砂漠は膨大な砂が積もっている事から砂の海サンドシーと呼ばれています。
勢いをつけなければ越えていく事ができないんですね。
今度は上空からナミブ砂漠の砂の世界に迫ります。
早速現れたのはまるで三日月のような形の砂丘。
しばらく進むとその砂丘はうねうねと横に伸び始めます。
そして尾根の部分がどこまでも伸びる巨大な砂丘。
ナミブの砂丘はその場所によって姿を変えていくのが特徴なんだそうです。
実はこのナミブ砂漠。
一日に一度究極の神秘の光景が姿を現すといいます。
おおすごいですね。
砂の川ですね。
こりゃすごい。
なんと大地の砂全体が動き出す瞬間があるというのです。
砂が動き出す時刻は夕方の4時過ぎ。
辺りの風が強くなってきました。
ついにその瞬間です。
砂の粒は風速が毎秒10メートルを超えると激しく動き始めるといわれます。
とどまる事を知らない砂の猛威。
すさまじい砂の流れは1時間絶え間なく続きました。
アフリカ大陸ナミブ砂漠。
ここは生きている砂漠といわれます。
砂の大地は今も刻々とその姿を変え続けています。
2015/11/26(木) 16:05〜16:15
NHK総合1・神戸
グレートネイチャー 10min.「世界一美しい砂丘・ナミブ砂漠」[字]
これぞ、生きた砂丘の博物館!三日月型や星型。様々な砂の風紋がパッチワークのように続く不思議な大地。この砂の大地で、一日に一回、姿を現す“奇跡”の光景とは!?
詳細情報
番組内容
【語り】森山春香
出演者
【語り】森山春香
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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