「青春探偵ハルヤ」第6話/就職戦線、超異状アリ…!? 2015.11.26


お酒造りの工程を直接体験してください。
日本酒に親しんで頂ける絶好の機会です。
是非足を運んでみてはいかがでしょうか?今日のmonoモノはここまで。
(2人)Seeyou!
(浅木晴也)あ〜腹減った〜…。
(和臣)アッラバマアッラバマ…アッラバマ…あっ美羽ちゃん!
(能美美羽)あっ晴也君!これからアラバマ行くけど美羽ちゃんも行く?うん。
うわぁ…大変そうだね。
今年から遅くなったんだよな開始の時期。
4年の5月から企業訪問とか始めて選考開始は8月。
そろそろ内定が出て決まってないと焦る頃?詳しいなぁ2人とも。
それ位みんな知ってるよ。
ね?
(俊喜)早い奴は2年のうちからインターンシップとか行ってるんだって。
就職課の人がこの間言ってたよ。
就職課?おいお前いつの間にそんなとこ行ってんだよ。
晴也君もそろそろ考えた方がいいんじゃない?就活。
なんだよ就活就活って。
もっと他にやることがあんだろ?メシ行こうメシ!
(静江)そうなの?美羽ちゃん航空会社希望なの。
ちっちゃい頃からの夢なの。
夢も大事だけどお給料も大事だよ。
俺最近つくづく思うんだ。
お金が無いってホントにつらいんだなぁって…。
たまったツケを払うまであんた達に出せるのは水だけだよ。
今週バイトがないから金も無い。
知らん。
今日は機嫌悪いなぁ静江さん。
(磯部)バカ!静ちゃんはな機嫌によって態度を変えるような女じゃねぇんだよ!なっ静ちゃ〜ん!腹減ったなぁ〜…。
私貸そうか?
(静江)よしな。
女が男に金を貸すのは地獄への入り口だよ。
(薫)たとえランチ1回なりともね。
そうなの?
(岡島)どうもピザッチャで〜す。
(静江)あら岡島君。
今月の請求分ね。
お願いします。
それとこれうちの店長からサービスです。
(静江)あら悪いわねぇ〜。
(和臣)へぇ〜ここってピザ頼めるんだ。
(静江)そうよ〜。
うちはいつもピザッチャ。
ね?いつもお世話になってます。
なんか…すごい見てますけど。
あ〜もういいのいいの気にしなくて。
はい。
ありがとうございます。
ねえそういえば岡島君て4年生よね?はい。
就職決まったの?あ…それが…。
どうしたの?いや…。
ああ〜大丈夫。
景色だと思って。
そうそう。
甲子園の三塁側の客席だと思えば…。
うるさい!はいすいません。
どうぞ。
実は俺就活妨害にあってて。
就活妨害?就職活動の妨害です。
誰かが俺になりすましてネット掲示板にあることないこと書き込んでて。
ネット掲示板?就活中の学生が情報交換するインターネットサイトです。
そこに俺だってすぐわかるハンドルネームで受けた企業の悪口が書かれてたんです。
(和臣)おかじ@T学大さん。
岡島東京学院大学…いわゆるなりすましってやつですね。
こういうの企業の採用担当者も見てるんですよ。
気付いてすぐ消してもらったんですけどもう遅かったみたいで最終面接で落ちました。
(静江)ちょっと晴也ねぇ何とかなんないの?何とかって…。
こいつら実は探偵なの。
貧乏だけど腕は確かよ。
探偵…?ストーカーとか盗撮犯を捕まえたりしてます。
へぇ…。
もちろん有料だけどね。
もし犯人を見つけてくれるなら仕送りで貯めた20万なら出せます。
家賃と電気代払えるかもよ。
助けてあげなさいよ!ピッツァも食えるかも…。
う〜ん!
(岡島)どんどん食べて。
今日は俺のおごりだから。
うまい!おいしい!
(春香)お待たせしました〜。
サンキュ春香。
ねぇオカジー店長ったらまたね…。
なに?
(立花)おい。
おいおい言うなっつったろ〜。
バレた!ええっとこちらは?オカジーの友達?はい。
大学の仲間です。
店長の立花です。
こいつ就活でちょっとヘコんでたから元気づけてやって。
ゴミ出し俺やっとくから。
すいません店長。
みんな仲いいですね。
店長も優しそう。
ここ高校生も結構いて年齢とか関係なくバカ話できるから面白いんだ。
で就活妨害の事なんですけど。
今までにもあったんですか?いや今回のみその銀行が初めて。
今まで気づかなかったとかじゃなくて?それはない。
今まで受けた会社滑り止めだけど内定もらってるから。
今回は普通に落とされたんじゃないですか?いやちょっと晴也君?いいよ別に。
今回もちゃんと手応えあったし担当者にも「よかったよ。
次も頑張って」って言われて。
次も頑張ってな
(岡島)いい感じだったんだよ。
それがいきなり不採用だろ。
もう頭きちゃってさ。
そしたらネットの掲示板に俺の名前で書き込みがあったのを友達が見つけたってわけ。
担当者が見て自分の会社だとわかったってことは岡島さんが実際に言った言葉なんですよね?
(岡島)まあ言ったには言った。
じゃあ学校や友達の中に犯人が?そう。
つまり身近な人間の仕業。
うわ人間不信になりそう。
就活は足の引っ張り合い。
友人だろうが仲間だろうが蹴落として少しでもいい会社に入りたい。
君たちだって来年になればわかるよ。
すいませんおかわり。
はい。
おかわり。
せっかくのみその銀行残念でしたね。
いやそこはもういいんだ。
別にどうしても入りたかったって訳じゃないし。
でも第一志望だったんですよね?うんまあ…生涯賃金4億円以上ならどこでもいいんだ。
だからとりあえずうちの大学で入れる待遇のいい会社上から順番に志望してるだけなんだ。
就職ってそういうものなんですか?ん?どういう意味?待遇とか上から順番とかなんか違うんじゃねぇかなって。
要はお金だよ。
みんな大企業に入るために少しでもいい高校少しでもいい大学って受験を繰り返してきたんじゃん。
そのゴールだよ就活は。
とにかく来週の第2志望の試験までには犯人を突き止めたい。
犯人がわかれば話はこっちでつけるから。
ちょっと返事して返事。
わかりました。
でも就活中にバイトなんて大変ですね。
ああ逆だよ。
単純作業って今しかできないだろ?ピザ運ぶだけなんて頭使わなくていいから息抜きみたいなもん。
あ〜おいしかったね〜。
美羽ちゃん今度2人で来ようね。
や〜だ。
え〜!まだ食べるの!?
(俊喜)当たり前だよ。
これだけあれば十分だよ。
(和臣)晴也君!行くよ!
(静江)就活シェア広場。
ねえ学生達が書いたこういうのを企業の人は見るの?今はネット上でその人を徹底的に調べるんだ。
海外ボランティアに公園のゴミ拾いみんな凄いよね。
わざと見せる用に盛ってんだろ。
俺は自分を偽ってまで就職したくないな〜。
その通り。
んなことまで仕事するなんかバカだ!だよね!もっと自分らしく生きなきゃ。
うん!フフフ…。
フフフ…。
なんか2人同じ匂いがする。
へっうそ!?そ〜お?よう兄弟!う〜ヤダヤダ…!飲もう。
俺のおごりのつもりで…。
で明日はどうするの?とりあえず怪しいのは2人って言ってたな。
うん。
(岡島の友人)えっまた内定とったのか1人は坂口三奈。
同じゼミで成績はトップなのにいまだ内定が取れず岡島さんに嫉妬してるらしい。
もう1人は就活塾の「やる気セミナー」の代表・近藤昭則。
収めた先々の授業料は返して下さいね先月辞める時にひと悶着あり恨まれてる可能性大。
まず明日その2人からあたってみようか。
うん。
(和臣)グラスください。
あっありがとうございます。
とっとっと…。
おお〜。
ほいじゃおお〜…。
(2人)ぱいかん。
岡島さんの話だと坂口三奈今日はここに来るって。
あれだ。
あの東京学院大の坂口さんですよね?同じ大学の浅木です。
この後少し話したいんですが。
岡島武さんの件…。
あの同じゼミの岡島武さんご存知ですよね?
(三奈)話しかけないでくれる?集中してるの。

(面接担当者)え〜ではグループごとにご案内します。
まずはあなたとあなたとあなたとあなたとあなた。
いや俺達は…。
(面接担当者)ついてきて下さい。
あの俺達違うんですよ。
早くして下さい。
(面接官)では自己紹介からお願いします。
東京学院大学の能美美羽です。
幼い頃から御社の先見的な経営理念に憧れ私もいつかそういう事業に関わってみたいと夢を持っておりました。
本日が夢のスタートだと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
すごすぎるよ…。
(面接官)はい次。
東京学院大学の浅木晴也です。
ハァ?あ…聞こえませんでしたか?それだけかって聞いてるんですが。
自己紹介ですから。
なんだ君その態度。
いや…態度は普通ですけど。
俺なんかおかしかった?いや晴也君らしいけど絶対どこも受からない。
(面接官)はい次!はい!坂口三奈から来ました東京学院大学です!
(面接官)フッ…ハッハッハ…逆ですよね?ハッ…すいません!
(面接官)ハッハッハ…はいでは志望動機お願いします。
えっと…あの…。
(机を指で叩く音)
(三奈)えっと…御社の企業理念に…え〜共感して…共感して…。
そうですか。
はいではあなたの長所教えて下さい。
はい。
え〜っと…。
意味分かりますか?長所ですよ?良いところあなたの。
駄目だよ晴也君。
これ圧迫面接かも。
圧迫面接?わざと怒らせてどんな人か見るやつ…。
なんだそれ…。
私の長所は物事をミスなく正確にやりとげる事でござる!ござる…。
(面接官)忍者か?ハッハッハ…。
はいよ〜く分かりました。
そういう態度はないんじゃないですか?あぁ?彼女さっきから一生懸命話そうとしてるじゃないですか!それなのに邪魔したり笑ったり…おかしいでしょ?
(面接官)なんなんだ君は!失礼します。
ちょっと晴也君!?失礼します。
あ〜やっちまった…。
やっぱ晴也君かっこいいよ。
つ〜かさなんであんなことその場で言えんの?私のはただのテンプレ。
いや…なんつうか…末恐ろしい。
恐ろしいってひどくない?ありがとう。
私すっごいアガリ症で今まで全部失敗してきたの。
でもさっきあなたがあんな風に言ってくれてちょっと楽になった。
馬鹿にすんなよって思ったら結構落ち着いて普通に話せたんだ。
ありがとね。
俺はただ…ムカついただけだから。
さっき私に話あるって言ってなかった?
(三奈)ふ〜ん…あの人そんな事されてるんだ。
あなたがやったんですか?まさか!でもちょっといい気味。
あの人1人で内定いくつも貰ってるくせに何社も受けてるから。
だから妨害されてもいいって言うんですか?だってああいう人のせいで落とされる人だっているんだよ?なんてね。
わかってる。
自分がうまくいかないことを人のせいにしてるって。
就活塾でも言われたわ…。
三奈さんも就活塾に通ってるんですか?うん岡島君と同じところね。
岡島さん辞めたそうです。
先生と揉めたとかで。
近藤先生でしょ。
もともと彼のこと嫌ってたしね。
先生のほうが?岡島君って人をイラッとさせるとこあるでしょう?こういうとこで講師やってる人ってさなんで自分自身が大企業に入らないか不思議じゃね?うん…まあ確かに結局さ企業で脱落した負け組なんだよな
(笑い)
(三奈の声)あれは腹も立つと思う。
実際近藤先生ってどっかの会社をリストラされてあの塾立ち上げたみたいだし。

(講師)就活三原則唱和いきます!
(講師)勝る!
(学生達)勝る!
(講師)めげぬ!
(学生達)めげぬ!
(講師)突き進む!
(学生達)突き進む!
(講師)もう一度勝る!
(学生達)勝る!あれ?お前今日来れないって言ってなかった?うん…やっぱ下見しとこうかなって。
なんの?自分の就活の。
そんなもん別の日に行けよ。
みんな一緒の方が楽しいだろ?遠足じゃないんだぞ。
(近藤)やあやあやあ!君たちが見学の人たち?早速だけど質問。
君たち就活とは何だと思う?働く会社を見つけること?君いいねえ。
そのすぐ答えるところ。
それ君の強み!えっ!
(近藤)でも違う。
就活とは自分との戦い。
自分の弱さと向き合い強さに気付く。
そしてこの世界をどう変えたいか志を持ってビジョンを描くこと。
夢にアサインしてエビデンスを示す!それが就活だ!はい。
自己分析自己PRエントリーシート!もうここに来たからには大丈夫!就活を勝つ!就活を勝つ!勝つ…。
声が小さい。
就活を勝つ!勝つ!もっと大きな声で。
勝〜つ!勝〜つ!!いいねえ気合い入ってる。
それ君の強み。
はいっ。
なんか目が覚めた感じがします。
君は早速講習に出てみるといいよ。
ありがとうございます!
(近藤)君たちには最初から説明する必要があるようだな。
君行こう。
行こう。
はい…はい。
(ドアの開く音)どんだけ素直なの…。
でこの塾は誰かの紹介?はい。
同じ大学の岡島武って友達です。
ああ。
彼優秀だよね。
そうなんです。
いくつも内定もらってて。
この間はみその銀行に内定したって言ってました。
えっ?何か?いや…彼受かったんだ。
意外でしたか?まさか…彼なら当然だよ。
さっ館内を案内しますよ。
(近藤)さっ行きますよ。
(ドアの開く音)
(携帯の着信音)こっちが各教室様々な授業があってねこっち…。
すいません。
先行ってて下さい。
(携帯の着信音)
(携帯の着信音)もしもし。
(三奈)あ浅木君?坂口です。
あの後ちょっと思い出したことがあって。
何ですか?近藤先生がリストラされたのってみその銀行なのよ。
そうなんですか…ありがとうございます。
(近藤)ここは面接に関する授業だね。
(講師)じゃあ実際に答えて頂きましょう。
じゃあ君!
(和臣)はい!わたくしを動物に例えるとズバリ犬です。
褒められると尻尾を振るし誰にでも懐きご主人様には死ぬまで忠実に貢献します!ライバルはハチ公です!
(講師)素晴らしい!
(拍手)大丈夫!?
(拍手)証拠が残ってますように…と。
就活メイクで大事なのは目ヂカラ。
アイラインの上に淡い色を重ねるだけで…。
メイクレッスンもあるんですね。
あらゆる戦略で戦うのが就活だからね。
パスワード?あ〜くっそ…わかんねえよ。
教室の案内はこんなとこかな。
何か質問ある?あさっきのメイクレッスンの教室もう一度見たいんですが。
君熱心だねぇ。
君ほどの人がまだ決まってないなんて信じられないな。
どんな企業受けてるの?えっとそれは…そんな有名な会社じゃないです。
君本当に就活してんの?えっ?もう1人の彼は?君いいねビンゴ。
アイドルオタクの塾長さん。
就活塾の代表が塾生の就活妨害ですか。
なに?メール転送させてもらったよ。
みその銀行に送ったメール。
「岡島武の素行は最悪。
毎日飲み歩き異性関係も問題あり」。
あんたがこんなことチクってるって公になったらマズいんじゃないの?なんでこんなことしたんだよ?腹立たしかったんだよ。
くそ生意気で私がリストラされた銀行になんなく入りそうなあいつが!ただの逆恨みじゃねえか。
そんな理由で人の邪魔をしたっていうのか?あんたみたいな人間に人の一生を左右する就活塾なんてやる資格あんのかよ!何が自己分析だ。
一回てめえの脳みそ分析してみろ!すいませんでした!ごめんなちゃい…。
じゃあその人が就活妨害してたわけ?うんただ…近藤は銀行で人事やってる後輩にメール送っただけで掲示板には書き込んでないって言うんだ。
ネットのなりすましもあんただろ?なりすまし?そんなことはしてません嘘ついてるようには見えなかった。
うん…。
(静江)あれ?ねえ和臣は?それが…なんかあの塾が肌に合ったみたいで。
やあやあやあ!みんな!俺これから一流社会人としてのふさわしい立ち振る舞いをしていきます。
ねっ?あんた本当に素直でいい子だねぇ。
やっぱ磯部さんっぽい。
んっ?何だって?あっ…もう動かないでよ。
毎度ありがとうございま〜す。
ピザッチャで〜す。
あっどうも…。
どうも。
(静江)誰〜?ピザ頼んだの。
(磯部)俺俺。
静ちゃんごめん。
立て替えて。
仕方ないわねぇ。
ママ!それ地獄の入口!この地獄はいいの。
大したことなさそうだから。
何?それ。
磯部さんわたくしあなたとは違いますから。
(磯部)何だよ急に兄弟よお?失礼します。
じゃあ明日は調査なし?いや近藤にみその銀行の担当者を呼び出させた。
とりあえず明日会ってあの掲示板はなりすましだってことを伝えてみるよ。
もしかしたら岡島さんの採用考えてくれるかもしれないもんね。
はい。
(和臣)誠に申し訳ございません。
皆さん明日のスケジュールをわたくしに一から説明して頂けないでしょうか?
(冴木)確かに近藤さんから学生についてのメールは受け取りましたけど。
メール以外に岡島さんが書き込んだネットの掲示板見ましたか?見たんですね?実はそれ誰かが岡島さんになりすまして書いたものなんです。
結果は同じですよ。
え?これは僕個人の意見ですが…。
彼が誰かにそこまで恨まれているという事は事実。
彼の人間性を疑う材料になる事に変わりはありません。
えでも…それじゃああまりに不公平じゃ…。
浅木君…でしたね?採用は学生のためにあるのではなく企業のためのもの。
選ぶ基準は自由なんです。
ただ同情はします。
今後の岡島君の健闘をお祈りするとお伝え下さい。
では。
(携帯の着信音)はい。
(岡島)いったいどうなってんだよ!また俺の名前で書き込まれてんだよ!えっ!?
(葵)ここが晴也君の最近のお気に入りのお店だよ!
(桃子)普通のピザ屋も輝いて見える!
(麻衣)記念にブログにアップしよ〜っと!
(桃子・葵)私も!
(シャッター音)すみません…。
あの…写真やめてもらっていいですか?えっなんで?いや…申し訳ありません。
ちょっと…。
ブログに載せるだけだよ。
ねえ?ねっ?いいでしょ写真くらい。
(シャッター音)やめてください!!嫌いなんです。
岡島さん。
おいどういうことだよ?妨害したのは近藤だったんだろ。
近藤は「掲示板のなりすましはしてない」と。
じゃあ一体誰なんだよ!書き込みの内容は?「M銀行一度落ちたけど担当者に交渉してなんとかなるかも」。
みその銀行のことですね。
もうそんな銀行どうでもいい。
でもこれから受ける会社でも同じことされたら困るんだよ!犯人はこの銀行に俺たちが何らかの交渉をしてるってこと知ってるってことですよね?俺たちに依頼してること誰かに言いました?いや…誰にも。
あ新しい書き込みですよ。
「面接で話したバイト話は全部ウソ。
居酒屋バイトでは女喰いまくり…」。
何で俺の高校時代のバイトまで…。
高校時代?飲食のバイトが好きでいろいろやってたんだよ。
今あなたの周りにいる人物で高校時代のことを知ってる人間は?いないはずだけど…。
また書き込みがあったって本当?一体誰が?誰か思い当たるの?あ!晴也君発見!ねえさっきね晴也君が最近行ってるピザ屋に行ってきたよ。
そう。
あでも超感じ悪かった。
そう?店長さんもいい人だし美味しいよ。
なによミス東学。
私は晴也君と一緒に行きましたよアピールでございましょうか?別にそんなんじゃ…。
ピザ屋でなんかあったの?なんか写真撮ってブログにアップしようとしたらすっごい剣幕で怒られたの。
(麻衣)「俺はネット嫌いなんだ」って。
自分はずっと奥でパソコン開いてたくせにね。
葵怖かった〜。
いらっしゃいませ〜。
こんにちは。
こんにちは。
(立花)あいらっしゃい。
今日はオカジーいないよ。
いいんです。
ただピザが食べたくて。
(立花)そっか。
ごゆっくり。
それにしても岡島さんすげ〜よな。
第2志望のシロキ商事内定もらったんでしょ?誰にも秘密で受けてたんだぜ。
いやかっこいいよ。
すごいな〜。
けど面接官はカバとタヌキそっくりって言ってた。
ひっどい!それ本人聞いたら怒るよね。
はい。
ご注文は?決まった?こないだ食べたしらすが入ったやつ。
お!お客さんお目が高いですな。
…2つでいいかな?サービスでしらすをちょっと大きくしとくね。
できるの?できるわけないじゃん!ハハハ…。
立花さんていつも楽しそうに仕事してますね。
ああまあこの仕事好きだからね。
そんな感じ。
うん。
人が美味しいって言う時って笑顔だろ。
だから俺がお客さんに届けてるのはピザじゃなくて笑顔だって思ってる。
まあこれは親父の受け売りだけどね。
へえ…お父さん何屋さんだったんですか?ああ蕎麦屋。
どこにあるんですか?いやもうない…。
じゃあごゆっくり。
(電話の呼出音)ちょっと調べて欲しいんだけど。

(和臣)こちらの蕎麦屋さんのことについてお伺いしたいのですが。
ああ美味しいお店だったんですけどね。
閉店に至った理由を何かご存知でしたらわかる範囲で結構ですので教えていただけないでしょうか?いいけど普通に喋れないの?と申しますと?なんか気持ち悪い。
馬鹿丁寧でキャラに合ってないし。
俺もそう思う。
晴也わかったよ!
(俊喜)これ見て。
これは…。
こっちもきたよ!「おかじ@T学大S商事の面接。
そんなに俺が欲しいのか!?カバとタヌキそっくり面接官、バカ杉ww」。
間違いない。
これってさっき晴也君と私が話してた内容だよね。
ということは犯人って…。
わかったのか?はい。
どうしたの?みんな怖い顔して。
立花さん…あなただったんですね。
岡島さんになりすまして掲示板の書き込みをしたのは。
え?店長が?何で?何黙ってんだよ…何とか言えよ!立花さん…。
そうだよ。
俺に何の恨みがあんだよ!バカにしたからだよ。
は?お前がうちの仕事バカにしたからだよ!ピザ作って運んでるだけ頭使わない単純作業。
お前そう言ったよな!
(岡島)ああその通りだろうが。
俺は少なくとも俺はもっとちゃんとやってんだよ!笑わせんなよたかがピザ屋が!あっ!汚ねえマネしやがって!そこまでにしろ!はなせ!金ならあとで払ってやるから消えろ!金なんかいらねえよ!はぁ?立花さんあんたがこんな真似したのはそれだけじゃないだろ。
(岡島)何だよ?何の話だよ。
探すの苦労したぜ。
高校時代あんたが投稿した悪ふざけ写真。
業者使って削除してもどっかに残ってるもんだ。
それが何だよ?今関係ねえだろ!うちの親父の店だよ。
チーズ!ああいい!当時実家から出て一人暮らししてた立花さんとバイトのあんたが顔を合わせたのは数回程度。
顔見ても思い出せねえのは無理もねえよな。
この写真のせいでこの後店は潰れたって。
でも…親父は訴えなかった。
悪戯が過ぎただけだって笑って…。
でもネットの怖さを知らなかったんだよ。
フン俺のせいじゃねえし。
そんな店どうせいつか潰れんだろ。
そんな言い方あるか!親父は仕事に誇りを持ってた。
うまい蕎麦を作るってことにな!何だそりゃ?バイトの奴らのことも息子みたいに可愛がってた。
お前らが話す高校の話や掛け持ちでバイトしてる他の店の話も聞いてきては面白そうに話してたんだ!だから居酒屋のバイトのことも知ってたんだ。
信じてたんだよお前たちのことを!だから俺の将来の邪魔したっていうのか?蕎麦屋と一緒にすんなよレベルが違うだろ!いい加減にしろよ!人が命かけてやってる仕事コケにすんじゃねえよ!命?大げさな。
この床もテーブルも!ピカピカなのは誰かが毎日磨いてくれてっからだろ!客のために命かけてんだよ。
何もわかってねえあんたがそれバカにする資格あんのかよ。
お前はわかんのかよ。
探偵ごっこのガキが!わかんねえよ!けどな少なくとも納得いかない仕事はしねえ。
やりたいことはまだ見えなくてもやりたくねえことはハッキリしてんだよ!けどあんたがやったことも最低だ。
わかってる。
これから警察に行くよ。
おいやめてくれ。
許す許すから!これが公になったら俺の将来がめちゃくちゃになる!うるせえよ。
自分でやったことにはきっちりケツ持てクズ。
何で岡島君から報酬貰わなかったのかね?俺は感動したぜ。
晴也お前わかってきたじゃねえか。
何が?男の美学だよ。
浪速の春団治川藤思い出すよ。
阪神一筋で野球ができるのなら金もいらねえカンパもいらねえってや。
それが男の仕事ってやつだぁ…。
あんたが言っても全然説得力ねえけど。
そうなの?あそれでねこれ見て。
鳴尾浜で貰った川藤のサイン。
なんで2軍なの?兄弟おめえわかってるじゃねえかよ〜。
こんにちは。
お客さんだ。
立花さん…。
この度はご迷惑おかけしました。
あれから警察で何もかも話してでも彼が被害届出さないって言うんで和解ってことになりました。
本当に皆さんを巻き込んですいませんでした。
いえ…。
これお詫びです。
よかったら皆さんで食べてください。
え?え?ありがとうございます!ありがとうございます!では失礼します。
失礼します!これが報酬!?ちょっ…ううちのツケどうなってんのよ?それはまたちゃんと払うよ。
せっかくだからみんなで食べよ。
(携帯の着信音)楓花か?
(浅木楓花)あのね楓花お兄ちゃんに相談があるの。
相談?楓花迷ってるの。
将来ねピアニストがいいかバレリーナがいいかそれともアイドルがいいか。
楓花なら何でもなれるよ。
そうかな。
じゃあママが習い事減らしなさいって言うんだけど全部頑張った方がいいね。
うん。
そうだね。
わかった。
ありがとう。
楓花全部頑張る。
お兄ちゃんも頑張るよ。
じゃあね。
頑張ってねお兄ちゃん。
うるせえよお前!2015/11/26(木) 10:30〜11:30
読売テレビ1
「青春探偵ハルヤ」第6話/就職戦線、超異状アリ…!?[再][字]

主人公・浅木晴也(玉森裕太)は大学2年生。毎回、“大人の悪”に巻き込まれながら仲間と複雑な事件を解決する青春痛快ミステリー!

詳細情報
出演者
玉森裕太(Kis−My−Ft2)
新川優愛
高田翔(ジャニーズJr.)

柳ゆり菜
阿見201
池田沙絵美
小槙まこ
伊倉愛美
篠川桃音

宇梶剛士
高島礼子

【ゲスト】
白洲迅
山中崇
木下隆行(TKO)ほか
番組内容
【第6話】
浅木晴也(玉森裕太)は、就職活動中の学生、岡島武(白洲迅)から何者かに就職活動を妨害されていると相談される。何者かがインターネットの就活掲示板で岡島に成りすまし、悪意ある書き込みを続けていたのだ。晴也たちはその犯人を探るが……
おしらせ
※2015年11月19日の再放送です。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
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