こんにちは。
11月24日火曜日、情報ライブミヤネ屋です。
まずはこちらからいきましょう。
命懸けで。
国内にとどまらず、海外でも反響を呼びました号泣県議、野々村竜太郎被告の初公判、まもなく神戸地裁で行われます。
公の場から姿を消した野々村被告なんですが、どんな姿で法廷に現れ、何を語るんでしょうか。
神戸地裁から中継です。
三浦さん。
今、神戸地方裁判所、上空から捉えております。
画面中央の四角い建物が地方裁判所なんですが、ここ、三宮中心部からちょっと外れた所にありますので、ふだん、あまり人いないはずなんですけれども、周り、黒山の人だかりになっているんですね。
傍聴券を求める方、そしてわれわれ報道陣ということで、人の波ができているという状況なんですね。
私が立っておりますのが、その地方裁判所の南口、正面玄関の所になるんですけれども、今カメラが向かっていますね。
こちらのほうになりますが、私が立っている所も、報道陣でこのように、もう向こう側が見えないような感じになっているんですね。
今ずらっと並んでらっしゃる方は、あれですか?裁判所に入られる方が、ずらっと並んでらっしゃるんですか?
今、駐車場の横に並んでいた方々は、傍聴席を求めてという。
今、40分からですから、今抽せんが始まりだしているところだと思います。
そうか、抽せんで、すごい人だ。
今、私の横に報道陣、数多くいますけれども、何しろ1年以上、その姿を現していないということですから、その姿を、まずいち早く捉えようということで、このように集まっているんですね。
警察官も配置されているということで、裁判所に警察官の方が警備に当たるというのは、あまり私、見たことないんですね。
かなりトラブルがないようにということで、慎重になっています。
カメラをちょっと、無理やりまた戻してみますけれども、人垣が出来ているという状況なんですね。
野々村被告はまだそちらには来ていないということですね?
そうなんです。
われわれのほうも、所在がつかめていませんので、いつ、どこから来るのかということを含めて、待ち構えているという状況なんですね。
公判が午後3時から始まりますので、今2時ぐらいですから、あと1時間の間に、どこから、現れるんじゃないかということで、待機している状態なんです。
ただこれを見てますと、宮根さん、どれだけの凶悪犯なんだというような、皆さん感想を漏らしていますが、どんな事件があったんですかと、逆に私たちが話を受けるということもあったんですけれども。
事情を知らない方は。
そうなんですよ。
一体どんな凶悪犯が来たんですかというような感じだったんですね。
今回、この野々村被告は、自分がやった起訴内容について、自分の弁護人に対しても、やったかやっていないかということを明らかにしていないまま、この裁判に入るという、これも非常に異例なことですので、まず冒頭陳述あって、そのあと野々村被告、どういうことを述べるのかというのが注目されます。
午後3時に開廷しますので、開廷しまして、一区切りつきましたら、すぐ出てきてまたリポート入れさせていただきたいと思います。
分かりました、ありがとうございました。
まず嵩原さんね、今、三浦アナウンサーからあったのが、自分の弁護士さんに対しても、やったかやっていないかを明らかにしていないということなんですが、こういうことってあるんですか?
ごくまれにありますね。
本人としても、証拠からすると認めなければいけない。
でもっていうときに、最後までぎりぎりまで言わないっていうケースありますけども、本当にごく少数ですね。
だってもうお金返しちゃってるわけでしょう。
ということは、認めてるってことですもんね。
理屈の上だけで言うと、認めてるから返したのか、ご迷惑おかけしたんで、疑われるなら返します、まだ理屈はどっちもつきますんでね、分からないですね。
そのあたり、何を述べるか注目なんですが、これまでの経緯、この会見も改めてふり返ってみたいと思います。
この世の中を、この世の、うああ。
ああー、この世の中の、ああー、世の中を変えたい、その一心で。
日本が、いや、世界が驚がくした、あの号泣会見から1年余り。
元兵庫県議、野々村竜太郎被告の初公判がきょう、ここ、神戸地裁で開かれます。
えー、あー、えー、間違いなく、あー、あー、当地に行っております。
架空の出張、うその収支報告書。
鉄道のことについては無頓着でありますので。
起訴対象額はなんと913万円に上る。
うああ!
だまし取ったお金は、自身の生活費や預金に。
命がけで!あああ。
もちろん、泣いて済まされるわけはなく。
野々村元県議の自宅兼事務所に、家宅捜索に入りました。
捜査のメスがついに入ります。
裁きは法廷に託されることに。
県民への説明責任を果たすことなく、雲隠れを続けていた野々村被告。
これまでどう過ごしてきたというのか。
そしてきょう、ついに運命のとき。
果たしてこのあと、被告の口からどんなことばが放たれるのだろうか。
初当選した2011年、熱き心を歌で表現していた野々村被告。
さらに、今を予期していたのか。
時よ戻れ、そう熱唱していた。
当時、こんな夢もあった。
45歳、独身。
夢は甘い結婚生活です。
甘い結婚。
だが、待っていたのは、苦い転落人生。
それは当選直後から崩れ始めていく。
その理由が。
政務活動費の不正支出。
野々村被告は議員報酬を年間1400万円も受け取っていたにもかかわらず、当選直後から自身の生活費や預金に経費を利用すべく、うその収支報告書を作成。
さらには改ざんまで行ったとして、詐欺などの罪に問われている。
疑惑の目が向けられたのは去年7月。
野々村被告は潔白を主張するため、報道陣を集め会見を行った。
が、しかし。
これが世界も驚がくするほどの仰天会見になろうとは。
すでに幕開けの時点からおかしかった。
まず最初に、幹事社のほうにお伝えしましたように、記者の方のお名刺をそれぞれいただけますでしょうか。
それ、あとでも構いませんか?終わってからでも。
今、いただけますでしょうか。
それがないとスタートできませんか?
頂けますか?
名刺交換が終わると、今度は報道陣に、こんなくぎを刺した。
質問にかこつけた暴言や、どう喝というような形で、私が怖いなと感じた時点で、この記者会見は打ち切りさせていただきますので、何とぞ平常心を持って質問をしていただけますように、お願いを申し上げまして。
ことばどおり、一同が平常心で臨む中、ついにゴングが鳴らされた。
当時、会見の争点となったのが。
2013年に195回という、異常なまでの日帰り出張に、およそ300万円を政務活動費から支出していた問題。
その行き先は東京、福岡・博多など。
中でも疑問視されたのが、関西屈指の名湯、城崎温泉に、1年間に100回以上も出張していたことだ。
なぜこんなにも。
現地に赴いて、政務調査ないし、政務活動を行ってまいりました。
活動内容は、意見交換と、政策を教えてもらう教授です。
その主張に、すかさず記者が反撃に出た。
いずれもグリーン車に乗っていったという金額になるんですけども、それでよろしいですか?
到着してすぐに、元気いっぱい活動できるように、もったいないとは思いながらも、グリーン車の金額で伺いました。
覚えているかぎり、行ったルートっていうのを、もう一度、教えてください。
鉄道のことについては、興味もなく、無頓着でありますので、得意なことでしたら記憶に残っているんですけれども、記憶にないと。
その後も続く記者の追及に、次第に歯切れが悪くなっていく。
えー、あー、えー、間違いなく、あー、あー、当地に、えー、調査活動に、あー、行っております。
そんな中、ついに、崩しの一手が。
それは読売テレビ、佐藤記者のこの質問だった。
すべての出張は必要な出張だったという認識でいらっしゃいますか?
読売テレビ、佐藤記者のご質問にお答えします。
記者ご指摘のとおり、すべての調査活動は、必要不可欠なものだったというふうに思っておるということで、政務調査費、政務活動費支出報告書のご指摘いうのは、極めて小さなものであると。
ですから、私自身、大人の社会人として、こういうご指摘を真摯に受け止めて、えー、私としては、実績に基づいて、適正、…に基づいて、報告しておりますけれども、議員という大きな立場から見れば、ご指摘をやはり真摯に受け止めて、どこかで折り合いをつけなければ、大人じゃないと思うんですよ。
ですから、私は議員という、本当にもう、僕は、あの、小さな子どもが大好きで、本当に子どもが大好きなんで、ですから、もうそういう子どもたちに、本当に申し訳なくて、こんな大人で、県民の皆さん、私も本当に、もう、死ぬ思いで、あの、死ぬ思いでもう、あれですわ、一生懸命、落選に落選を重ねて、見知らぬ西宮市に移り住んで、やっと県民の皆様に認められて、選出された代表者たる議員であるからこそ、本当にこうやって報道機関の皆様にご指摘を受けるのが、もう本当に、つらくて、情けなくて、もう子どもたちに、本当に申し訳ないんですわ。
ですから、皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、議員という大きなカテゴリーに比べたら、政務調査費、政務活動費の報告分で折り合いをつけるっていうことで、もう一生懸命、本当に少子化問題、高齢…、えー、高齢者問題は、わが県の、うああー、わが県、ぬああー、わが県のみならず、西宮、日本中の問題じゃないですか。
そういう問題を、おおおー、解決したいがために、俺はね、誰がね、誰に投票しても、同じや、同じや思って、うわー、ずっと投票してきたんですわ。
せやけどかわらへんから、それやったら私が!立候補して、文字どおり、うははああ、命懸けで、ええええ!佐藤記者!あなたには分からんでしょうね。
平々凡々とした川西市を退職して、本当に、誰が投票しても一緒や、誰が投票しても、じゃあ、俺が!立候補して!この世の中を、うぉあああー、うああー、あー、あー、この世の中の、あー、世の中を変えたい!その一心で!一生懸命訴えて、西宮…、縁もゆかりもない西宮市民の皆様に選出されて、やっと議員になったんですわ。
感情を爆発させた野々村被告。
だが冒頭、彼は。
何とぞ平常心を持って、質問をしていただけますように、お願い申し上げまして。
そう訴えた本人が、先に平常心を失った。
泣いて落ち着いたのか、われに返った野々村被告は。
最初に記者会見で、私自身、感情的にならないように記者の皆様にご注意申し上げましたのに、自分みずから感情的になりましたこと、まずここでおわび申し上げて、記者の質問にお答えします。
誠に感情的になって申し訳ございませんでした。
会見後、ミヤネ屋は野々村被告が100回以上訪れたという城崎温泉へ。
その足取りを探ってみたのだが。
お仕事でお越しになられた場合は、こちらの観光協会のほうでは、お名刺の交換なり、なんらかの記録を残していますので、今のところは、その形跡はないということですね。
通常は事前に連絡があって、日程とか内容とかを打ち合わせるんですけども、野々村議員はアポイントはなかったです。
私は議員とは会っておりませんし、職員に聞きますと、そういうこともなかったと聞いております。
結局このとき、野々村被告の主張を裏付ける証言は一つも得られなかった。
会見から6日後、兵庫県議会は野々村被告の対応を決める協議を行った。
今、応接室のドアが開きまして、これからですね、中で5つの会派の代表の皆さんで、野々村議員の処遇をこれからどうしていくのかということを含めた話し合いが行われるということです。
果たしてきょう、野々村議員は呼び出しがあるんでしょうか、ここに姿を現すんでしょうか。
報道陣は部屋の前に張り付き、野々村被告が来るのを待ち続けたが、結局、姿を見せることはなかった。
と思いきや。
実は、その席上に、野々村議員も同席していたということなんです。
われわれ、その所在も分からなくて、ここにいつ来るか、いつ来るかと思っていたんですが、報道陣もちょっとあっけに取られた状況なんですね。
実はマスコミの前に出たくないということで、この貨物用のエレベーターを使ったということなんですね。
野々村被告は報道陣を避けるため、裏ルートを使って出入りしたというのだ。
だが、ここでも肝心の疑惑について、具体的な説明がなかったとし、後日、聞き取り調査が行われた。
その際、野々村被告はマスクに眼鏡姿で現れ、無精ひげも生え、疲れきった様子だったという。
しかし、またしてもここで。
あぜんとする回答を連発させたのである。
195回の出張は、事実なのですか?
間違いありません。
城崎と兵庫県佐用町に、1日置きに1週間続けて出張していますが、これも事実ですか?
間違いなく、行きました。
さらに、こんな謎も。
城崎に出張したと報告したおととしの9月2日は、豪雨によりJRが軒並み運休していた。
なぜ移動できたのか。
9月2日は大雨が降り、特急が夕方まで運休し、日帰りは事実上不可能だったと不可能だったと報道されています。
この日に城崎に行ったというのは事実ですか?
収支報告書は、特定の時期に集中して作成したので、間違いや転記ミスによる誤報告も十分考えられます。
記憶に基づいて報告書を作成していますが、自分で作成しておきながら、なぜそうなったのかは分かりません。
何か日誌となるような、記録というものはないのですか?
全くない。
場所と金額を紙切れに書いた記憶はあるが、記憶が違っていることもありうる。
また出張先の面会相手について問われると。
秘密を前提にこちらからお願いしているので、人物の特定につながることは一切明らかにしません。
その人物から、名乗っていただくことはできないのですか?
今回のことがあり、絶交するとの連絡がきました。
その後、警察や検察の捜査が進むと、3年間でなんと344回も、架空の日帰り出張をしていたことが判明した。
その額は800万円以上だという。
さらに裁判では、この問題も争点となる。
事務費にはがき、切手代、消耗品などと虚偽の記載をして計上。
だが実際は商品券を購入したり、国民年金保険料の支払いや、食料品の購入に充てていたという。
記載額は3年間で実に250万円以上。
さらに領収書は切り貼りしたあとや、修正テープで単価や数量を消すなど、改ざんも見られるというのだ。
これについて野々村被告は、こう説明していた。
切手を大量購入し、換金しているのではないかという疑惑があります。
郵送先のリストはありますか?
発送するたびに送付先リストは破棄しているのでありません。
パソコンのデータもないです。
プリンターで印刷していたなら、データは残っていないんですか?
データはそのたびごとに削除しています。
送付リストのデータもないのですか?
毎回目的が違うので、残していません。
そのつど、削除しています。
証拠となるデータはすべて破棄したとの一点張りを貫いた。
また、号泣会見後、説明責任を果たさず、マスコミから雲隠れした理由について、こう話していた。
自分としては犯罪者になるのが怖い。
取材にかこつけて押しかけられたら、自分の性格からすると反撃してしまう。
手を出したら暴行傷害だと言われ、犯罪者になってしまうので、そうならないために、マスコミとの接触を絶っている。
なんとも想像を超えた理由だった。
そして。
本人は辞職願を提出したので、議長がこれを許可しました。
議員辞職。
これを受け、兵庫県議会は調査の限界とし、野々村被告を刑事告発。
すぐさま捜査のメスが入った。
来ましたね、来ましたね、来ました、今、兵庫県警の捜査員がゆっくりとこちらに向かって歩いてきます。
午前10時40分です。
兵庫県警の捜査員が今、入りました。
野々村元県議の自宅兼事務所に、家宅捜索に入りました。
捜査のメスがついに入ります。
強制捜査です。
野々村被告は初当選から3年間に受け取った政務活動費1684万円のほとんどが、不正支出であったと認め、全額を返還した。
政治費の流用事件は、議員が全額返還するなどして不起訴になることが多いのだが。
再発防止等を勘案し、起訴相当に至った。
野々村被告は、不正支出を巡る起訴では異例の、在宅起訴となった。
起訴状によると、野々村被告がだまし取ったお金は、当初の金額220万円を大幅に上回る、913万円以上。
手口があまりにも悪質すぎたのだ。
警察の任意の調べに対し。
簡単に認められので続けた。
一度受け取った金なので、返したくなかった。
容疑を認める発言をしていた野々村被告。
しかし、検察の調べに対しては一転、覚えていないと話すことが多かったという。
あれから1年余り。
議員辞職し、在宅起訴という中、野々村被告はどんな生活を送っているのだろうか。
きのうわれわれは、本人の自宅を訪れた。
返事はなかった。
しかし、部屋には明かりが。
野々村被告がいたのだろうか。
周辺住民に話を聞くと。
ご両親は、時々見ますけど、ご両親だけです。
本人は見たことは?
本人は見たことないです。
いるって話は聞いたけど、見たことないです。
お母さんが、騒がせてしまって申し訳ないって、こんな大騒ぎになるとは思わなかったみたいな感じで。
そんな中、こんな目撃情報が。
電車の中で見ました。
それ、いつぐらいの話ですか?
先月、坊主やった。
マスクはしてなかった。
野々村のお母さんは、前に座ってたけど、野々村さんは違う車両に座ってたから、野々村さんのお母さんとは話した。
わが県のみならず…。
起訴されてからの1年余り、声をひそめ、ひっそりと暮らしていたというのだろうか。
そして、初公判の日を迎えたきょう。
神戸地裁にはすでに長蛇の列が出来ていた。
開廷まで1時間30分余りとなりました。
傍聴券を求めて、一般の方が列を作っています。
その列がだいぶ長くなってまいりました。
皆さんの興味の高さがうかがえます。
そんな中、注目されるのは、野々村被告の認否だ。
実は野々村被告、その起訴内容について、自分の弁護人にも、やったかやっていないか明らかにしていないということなんです。
これは裁判では非常に異例なことです。
一体彼の口から、どんなことばが飛び出すでしょうか。
ちゃんと釈明をしていただきたいと思いますけども。
やっぱり子どもとかが見て、すごいものまねだけがわーっと広がって。
あんまり責任感じてないような感じやな、本人が。
やっぱり県民にちゃんと説明せないかんわな、みんな。
その人だけじゃなくって、政治がもうちょっと変わればいいかなっていうふうには思います。
ちなみに、野々村被告はというと、きょう未明にブログを更新。
報道陣に宛てた、その中身は。
皆様と出会わず、撮影されず、取材されず、無事に出廷するために、ぜひとも出廷を妨害されませんように。
カメラ等による映像撮影を行いますとともに、110番通報いたします。
なんと、カメラ持参での逆撮影予告。
果たして、どんな姿で現れるのか。
ここからは地方政治に詳しい、明治大学の牛山久仁彦教授です、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして嵩原弁護士です。
よろしくお願いいたします。
お願いします。
さて、注目の高さでしょう、大変な傍聴券を求めて列が出来ておりました。
マスコミの数もすごい数でしたけども、これは、嵩原さん、野々村被告は、絶対に来なきゃいけない裁判なんですか?
来ないと裁判できませんからね、必ず来ると思います。
ということで、号泣会見から511日たちました。
ついに注目の初公判。
野々村竜太郎被告は、何を法廷でしゃべるのかということで、野村明大さんです。
お願いします。
よろしくお願いいたします。
本当にね、1年半前ですけれども、皆さん、だいぶ思い出していただいたと思いますけども。
もう忘れられないですけれども。
これね、公金ですからね、それをだまし取った疑いですけれども、笑っちゃいけないんですけど、岩ちゃん、これ完全に吉本新喜劇の世界に入ってますね。
なりましたね。
会見の冒頭でも、それ、振り返って突っ込みたくなるような。
少子高齢化と政務活動費と何の関係があるんだと、改めて見て思うんですけども。
5度目の挑戦で号泣県議の姿ということで。
どんな方だったのかというのを、もう1回、おさらいしておきたいんですがね、野々村竜太郎被告49歳。
2008年から2010年まで、兵庫の太子町長選とか、西宮市長選とか、4回選挙出て落選しているんですよね。
2011年4月に兵庫県議会選挙で、ワン西宮って、西宮の選挙区から掲げて、西宮維新の会というのを名乗って出馬して、最下位で当選しました。
一応、最下位でも当選した。
ただこれ、維新というのは実は橋下維新とはなんの関係もないんですよね。
で、橋下さんは。
西宮ってそもそも最初から一つじゃないですか、ワン西宮。
ですから選挙のとき、応援に来いということでしたので、丁重にお断りしました。
そうでしょうね。
実はこれ、高校の先輩なんですよね。
そうなんだ。
同じ高校なんですよね。
で、維新ということで、応援の要請があったんだけど、断ったと、当時言ってましたよね。
選挙前には、こんなこと、ブログで言ってたんです。
政務調査費の透明化は、現職の県議会にとってブラックボックスをこじ開けられるようなものなんだと。
見直しは先送りされ続けたということで、強く批判して。
牛山さん、だから言っていることとやっていることが全く違ったという。
そうですね。
政務活動と関係なかったですね。
そうですよね。
本人がこれ、ブラックボックスこじ開けるって言ったら、自分がブラックボックスめちゃくちゃ使ってったという。
どっぷりはまってしまったということですよね。
起訴まで問われるということなんですが。
異例なんですよね、こういう案件で。
経緯をちょっと振り返りますが、去年の6月ですね、2013年度分の政務活動費の収支報告書というのは、まあ、マスコミも含めて一般に公開されて、そのとき、不自然な日帰り出張、これやっぱり新聞記者なんかが見つけたんですよね。
これ、どういうことだっていう、記事にもなって、7月1日にあの有名な、先ほどもご覧いただいた、3時間に及ぶ号泣会見。
この中でさっきも言ってましたね、政務活動費、ものすごく大事ですよと、大事ですけれども、議員という大きなくくりの中では、極々小さいものなんだと。
言ってる意味がよく分かりません、これも。
というような理屈を言ってました。
その10日後に、あの会見の10日後に議員辞職、結局するんですけれども、兵庫県警が議会による告発、刑事告発を受理されて、いよいよ捜査ということになっていくわけですね。
政務活動費1800万円を返還しました、18日、7月のですね、去年の。
ただ、このことも関係あったのかどうか、結局、逮捕などはされなかったんですが、その半年後のことし1月になって、詐欺などの疑いで書類送検。
そしてさらに半年がたったことしの夏、8月になって、900万円余りをだまし取った罪で在宅起訴という形で、きょう初公判という流れなんですね。
岩田さん、こういうケースというのは、許されるケースではないんですけども、起訴っていうのは、なかなか珍しい。
異例だと思いますよね。
これだけ矛盾点が出てくると、これはやらざるをえなかったんではないかと思いますけどね。
牛山さん、起訴というのは、やはり手口が悪質であるというのと、それから結果的にはあの会見で世間から注目を集めすぎたっていうのもあるんですかね。
そうですね。
警察や検察が関与する例が全くなかったわけじゃないと思うんですけども、やはり、政治の世界ですから、あまりに警察が介入しないほうがいいということもあると思うんです。
ただ今回の場合は、本当にもう、警察も黙っていられない、検察も黙っていられないと、こういう状況だったと思うんですよね。
最初は220万円をだまし取った詐欺の疑いで書類送検されて、今度は913万円って、金額がどんと上がるんですね。
そうですね。
だから警察の捜査の段階では220万円を立件しようとしたんですが、検察が調べてみたら、結構、これ、どうも証拠が、これ、もっと立件できるんじゃないかということで、額が増えたんじゃないかといわれてます。
これね、だからもう、嵩原さん、いったら、本当に分かりやすい手口でお金をだまし取っていたということが明らかになったっていうことですか。
そうですね。
手口としてはいろんな手口があります。
偽造もありますしね。
ただ、警察のときは220万円以上の証拠が集まるかどうか分からなかったので、まず220にして、最後919まで証拠を集めたということなんでしょうね。
逆にいうと、すっごい分かりやすかったということですよね。
まさにそういうことだと思いますね。
で罪。
問われている罪なんですが、3つなんですけどね、政務活動費1600万円のうち、およそ900万円余りをだまし取った疑いなんですが、虚偽有印公文書作成という罪と、虚偽有印公文書行使という罪と、それから分かりやすい詐欺罪という、この3つの罪で起訴されています。
ちょっとね、きょうの初公判で非常にポイントになってくるのが、先ほどの中継やVTRでもご覧いただきましたけどね、実は警察の調べとか議会の調査に対して、当初は認めるような感じの流れできてたんですが。
ですよね、だってお金も返しちゃってるし。
ただ、書類送検されたあとに、検察の調べに対しては、覚えてないという供述を繰り返すことが多くなったそうなんですね。
で、先週ですけども、検事、裁判官、それから弁護士が、事前協議で争点をどうするかっていうのを詰める、そういう事前の協議の中でも、結局、この野々村被告は今回、きょうの初公判で起訴内容を認めるのか、認めないのかというのを、いまだに不明な状態のままきょうの裁判に突入している。
だから覚えてないっていうのは、岩本さん、何を覚えてないのかですよね。
活動を覚えていないのか、メモなどを残しているか、残してないのか、覚えてないのか。
何を覚えていないのか分からないですが、検事、裁判官、弁護士との最後の打ち合わせで、認めるか認めないか態度不明っていうのは、たまーにあるんですか?嵩原さん。
ごくたまにです。
だからほとんど、異例だといってもおかしくはないでしょうね。
だからこれもう、認めちゃったら裁判はとんとんと進むんでしょ?
そうですね。
ただ弁護士のほうには打ち合わせしていて、認めよう、否認しようということを決めてやるということは、もう、これはよくあるんですけども、弁護士にも言ってない、これが本当だとすると、非常に異例ですね。
これね、虚偽の有印公文書作成でしょ、行使でしょう、詐欺罪でしょう。
これが3つとも認められるのか、このうちのどれか1つになるのか、どうなんですか?
いや、認められるとしたら全部、1つです。
つまりうその公文書を作って、それを実際に渡して、返すべきお金を返さなかったと、この一連のことを3つ評価して。
セットで?
セットです、これは。
そんならこれは量刑が出るとしたらどうなるんですか?
今回、実はこういう財産犯の場合は、量刑としてはお金を返したか、実害があるかどうかって、結構大きいんですね。
今回、全額を返して913万ですか、返すお金を返してますのでね、もしかしたら執行猶予がつくかもしれない。
ただ、今回は数が多いのと金額が大きいということで、実刑になる可能性も残っていると。
実刑もある?
可能性はあると思いますね。
一般的には、これまでは全部返していると、執行猶予が付くことが多かったんですね。
こういうお金に関わる問題っていうのは、お金を返すか返さないかで、量刑が非常に変わるって。
私も聞きましたけど。
それも大きくて、本来、1億とって1億返しても、その罪、消えるわけじゃないんですが、一応、実害がないということで、それは、非常に大きく取り扱われますね。
ただこれが公金、税金ですからね。
だから返せばいいっていうわけじゃないですから、当然、罪にはなります。
必ず出てくるのが、この政務活動費ということで、第2の給与と呼ばれていますが。
本当に野々村事件で非常に注目が集まりましたけども、どういうものか、もう一度ちょっと整理しておきたいんですが、政務活動費っていうのは、調査研究のために条例に基づいて議員報酬、給料とは別に支給されるものなんですね。
対象外になっているのが、例えば政党活動や選挙活動や後援会活動。
これはやっちゃだめですよと。
ですから、そうですよね、政策の調査、研究という意味合いが強いんでしょうね。
例えば野々村元県議の場合は、2014年度で、当時の値段ですけれども、お給料月収84万円ぐらいもらっていて、それとは別に政務活動費を月額50万円もらっていた。
別額50万円。
それからボーナスに当たる期末手当も1年間で370万ぐらいもらっていたということなんですね。
大体1000万円以上には楽になってますよね。
そうですね、1800万ぐらいになりますかね。
牛山先生、聞きたいのはね、調査研究のため、条例に基づき議員報酬とは別に支給。
調査研究って何なんですかね?
住民のためにどういう政策を作るかとかですね、あるいはこれから首長のチェックをするのに、調査をしたりとか、そういったことにが広くあるわけなんですが、特に法律が改正されて、政務活動費になってから、陳情とか要望などの費用も含まれることになって、少し使う幅が広がったということだと思いますね。
これは例えば、じゃあ、西宮のために、何かお願いするために、東京に行って、いわゆる官僚の人に会うとか、そういうことを認められるようになったと。
そういうことですね。
研修費だとか事務費とかあるんですね。
いろんな名目があって、600万円先に支給されて、いろんな名目で使って、余った場合には返さなきゃいけないんですけど、結局、野々村被告の場合は、余ってないですということで、返さなかったと。
領収書がいるんだけれども、実は、いわゆる電車の交通費に関しては、緊急で自動券売機で買ったとかっていう場合は、領収書がいらないんですよね。
その特例を利用して、何度も出張に行ったことにして、領収書はなしで。
緊急の場合はいらないの?あれ。
はい。
チケット買うとき?
そうです。
支払い証明書って、領収書の代わりになるようなものを自分で書いて、こんだけ使いますという提出でいいんです。
あれ、切符買ったときに、でっかく領収書いりますか?って出るよ、画面の3分の2ぐらいの大きさで。
そうですね。
今、出ますし。
あれ、ボタン押したらしゅっと領収書出るしね。
そのへんもやっぱり、議会によっては非常に甘い、チェックが甘いっていうことを言われてもしかたない部分ですよね。
だから岩田さん、よくいわれるのはね、後払い、先払いっていいますけど、まあ、緊急のときにお金があったほうがいいっていう政治伝説に基づいて先に払ってるんでしょうね。
まあ、そうでしょうね。
ですから今まではこういったようなこの悪意の使い方をされるということを前提にしていないでやってたんでしょうけれども、われわれも4月から今度、客員ですが教授になったら、何十万か出ましてね、いわゆる研究費として。
先に?
先に、ここまで使ってもいいという枠で。
ただし、実際はですね、本代と外国書の購読とかですね、それに使って、7、8割残ってますけどね、今ね。
だから、結局、でも、こういうことになってくると、牛山さん、逆に本当に行ったならば、城崎でお話を聞いた人と写真を撮るとか、自分がどっか行ってるときの証拠となるものを置いとくっていうことを率先してやらないと、調査研究の意味がないですよね。
そうですね。
少なくとも何しに行ったか、どういうことをしたのかという報告書でもあればですね、まだ鉄道料金っていうのはほぼ決まってますから、それで類推するということはあるかもしれませんけれども、行った証拠も会った相手も分からないということでは、やはりこれはちょっと政務活動として、公金を使うのはどうなのかということになってしまいますよね。
城崎に、そんな秘密にしなきゃいけないフィクサーがいるのか。
すごい大物の。
ブログであんだけみずからをアピールするような文章などを作っているんだったら、そういう活動も、普通だったら挙げますよね。
こんだけ活動してますいうて。
だから、まあ、西宮に温泉掘るから、城崎行って調査したと。
温泉街として西宮を盛り立てていくためにはどうしたらいいかとか、なんかいわなあきませんよね。
そういうことです。
そういうことをどういうふうに具体的に調査をしたかと。
なんか行った証拠、何もないっていうのは、やはりこれは普通はありえないと思いますね。
ですよね。
逆に本当に後ろめたくなければ、どんどんどんどんブログにそれもアップしたりとかしますよね。
さあ、そのから出張なんですけども、まあまあまあ、こない行かれへんやろうという。
この疑惑を改めて整理すると、本当にびっくりしてしまうんですよね。
2013年度で見てみますと、福岡に16回、兵庫の佐用町に63回、城崎温泉25回、1年間でですよ。
東京に11回、日帰り出張したことになっていて、365日のうち195回日帰り出張していると。
だから、よう考えたら、兵庫県の端々ね。
一番お金がね、値段の高いとこや。
かかる所ですね。
要請陳情等の活動費として300万円計上してるんですが、これ、ほかの議員が平均5万円ぐらいだったんですよ。
だから、公開されてるもんだから、これ、あまりにもおかしいんじゃないかということで、公開されているものから、ちょっと調べが入って、指摘が出てきたと。
陳情にしてもほかの議員は5万円ぐらいなのに、なんで野々村議員は300万も使ってんだ、おかしいんじゃないかというところから、いろいろ出てきたと。
そうなんですよ。
で、活動報告や領収書というのは、さっきも言いましたように、提出されていなかった。
例外規定として支払い証明書という形で提出してたんですよね。
だからあとでこうやって、こんなん乗りましたでと。
書いてですよね。
それからグリーン者に乗ったって言ってるんですよね、毎回。
元気いっぱいで活動するために。
っていうことでした。
で、後々から出張については、警察の任意の調べに対して。
実際には出張には行ってないと、このときには言ってたんですよ。
それががらっと、直前になって、覚えていないということに変わって、きょうの初公判になるわけですけど。
ということです。
まあ、物理的には、ほとんど無理だっていうね。
ありえない、一番ありえないのが、2013年の12月なんですが、黄色の所は日帰り出張した日です。
つまり12月31日中、16日間、日帰り出張してるんですね。
一番ひどいのは、この21日に城崎温泉に日帰りで行って、22日には今度は作用町に行きました。
23日城崎、作用、城崎、作用、城崎って、これもう、連続でもう日帰りが違う。
作用は何しに行ったんやろね。
そこは明らかにされてないということなんですよね。
城崎もこれ、まとめたらええのにね、城崎。
3泊と3泊でね。
これ、全部日帰りなんですからね。
全部日帰りとして計上していると。
そんで、鉄道には興味がないので、どこから乗ったか覚えてませんて、分かるやろ、これだけ行ったら。
いくらなんでも、駅覚えてるやろ。
ねぇ。
月割りのスケジュール見たら、数年前のプロ野球の交流戦の移動ゲームより激しいですから、相当激しいですよ。
パ・リーグの、前期後期のときはね。
激しいですね。
パ・リーグはこんなスケジュールで動いてましたからね。
これにダブルヘッダーが入って。
ふらふらでしょ?
ふらふらなってましたね、みんな。
でもファンの方々のために頑張ってたんですよ。
役所のチェックは、通ってるわけですからね、当初は。
で、大体、武庫川団地駅前から作用行くんだったら、三宮のほう出るしかない
切手の大量購入。
疑惑のオンパレードという感じなんですが、り切手たくさん買ってたっていって、250万円買ってたっていうんですが、実は切手じゃなくて、どうも金券ショップの領収書に、具体的な商品の記入がなくて、切手じゃなくて金券、商品券などの購入に充ててたんじゃないか。
言ってるわけですよね。
それから爆買い。
これは政務活動費に入るのかどうかということなんですが、実は2012年の4月に、パソコン、デジタルカメラ、スピーカー、電子辞書など19点、80万円分の領収書を計上しているんですね。
どうなんでしょう、これは、牛山先生、ぎりぎり認められそうな?
書類を作ったり、あるいは何か、お話聞くときにボイスレコーダーとかありうると思うんですが、やっぱり資産形成になるようなものとか、あとやっぱり、これは政治活動にも選挙活動にも使っているような場合には、やっぱり費用を案分して、これは何分のいくつぐらいを政務活動のためにっていう金額を出さないとおかしいですね。
パソコンなども買っても選挙活動なんかに使うんで、じゃあ、半分だけ政務活動費で落としますとか。
そういうことをしなきゃいけない。
そういうルールを決めている議会もありますね。
あとは切り貼り。
これはやっぱり、検察も悪質と見てるのかもしれませんけど、スーパーの領収書のクレジットカードなんですが、これスーパーだから大体900円とか700円とか3桁なんですけど、突然、17万円分のものが入ってくるんですよね。
何こうたの?
これ、よく見るとね、なんかちょっと上の線とここがずれているようにも見えて。
実はこれ、切り貼りして改ざんをしたということ、本人も認めていて、捜査に弁護士の人すら覚えてないというようなことを言ってる中での初公判。
きょうはどこまで話いきます?
ほとんど進まないでしょうね。
いわゆる罪状認否といって、認めるか認めないかというところまであって、もしかしたらそこで弁護人のほうも、初めて野々村被告のどっちにするのかっていうことを聞くのかもしれない。
だから弁護士の人は、恐らくなんにも今、手元にない状況?
この報道が正しければ、なんにも用意してない。
ただ本当に座って、野々村さんが言うのを聞いて、あっ、認めるんやな、じゃあ、この活動しよとか、認めないんやな、この活動しよとか、現場で考えるしかないんじゃないでしょうかね。
普通は、でも弁護士の人とは、綿密に打ち合わせをして、こういうことでいきましょうっていう話はするんでしょ?
当然、証拠なんかを見ながらね、どうしていくのかって考えるわけですから、本当に、まれにまれにありますけども、本当にあまりないですね。
それは弁護士としてはやりづらいですよね。
めちゃくちゃやりにくいですね。
よかったですね、頼まれなくて。
いや、本当、そうですね。
ほっとしてますよ。
そして公の場から姿を消した、これはちょっと気になるんですが。
実は1年前の7月に、こういうことを言ってたんですね。
暴行などで犯罪者になるのが怖いんだと。
強引に押しかけられたら自分の性格からすると、反撃してしまうと。
そうならないためにマスコミとの接触を断っていると。
傷害罪になる。
さらにきょうですか、ブログ?
そうなんですよ、実は。
これもまた不思議な話で。
取材は一切受けないと。
カメラを持参で、要は、マスコミの皆さんの取材態度をこちらから撮りますよっていう。
逆に野々村さんが。
ええ、報道関係者等の皆様っていう、ブログのタイトルで、1年、498日ぶりの更新をしたんですけれども、マスコミに対する警告のような形で出してるんです。
なんて書いてるの、無断撮影や侮辱罪と思われる発言など、私に被害が及んだり、名誉が毀損されると私が判断した場合は、訴訟提起等の参考にするため、カメラ等による撮影を行うと共に110番通報するという内容なんですが、逆にこれ、嵩原さん、これ野々村さんが撮って、自分が名誉を傷つけられたという証拠を撮るということですか?マスコミが押しかけてるとか。
そうです、そこに本当に暴言であるとかね、押すであるとか、いくら野々村被告とはいえ、そんなことしちゃだめなわけですね。
そういうのを撮るんであれば分かりますけども、初めから敵対してカメラ構えるよというのはちょっと、この裁判の性質からしてどうかなと思いますね。
まず岩田さん、これ、公金なわけですから、兵庫県民の方々に、ちゃんと説明をする、もしくは謝罪をするということは、マスコミを通してやるべきことだと思いますけどね。
当然われわれもそのために、取材行為としてやっているわけですからね。
よく被疑者なんかでも、自宅に行くとね、向こうからカメラ構えたなんていうケースもありますよ。
脅しに使ったり、名刺の問題もそうですけどね、よく、ああいうやり方で、なんとなく精神的に、相手を記者の側をね、なんか少し畏怖するっていうか、そんなのはありますけど、どうもね、こういうやり方っていうのは全く取材者側からすると納得できないですよね。
そうですよね。
だって公のお金ですからね。
でも野々村被告はどう入ってくるのかっていうのも、ちょっと分からないんですが、ただ3時開廷ですか?
そうですね、3時開廷ということで、もうまもなく、恐らく、本人は入ってないのか、情報がね。
あそこの正面から混乱を避けるため、入ってないかもしれない。
ひょっとすると裏側から入った可能性もありますよね。
このあと速報で裁判の様子、お伝えしたいと思います。
命懸けで。
初公判まもなく開廷。
公文書偽造と詐欺の罪に問われた元県議。
野々村被告は裁きの場で一体何を語るのか。
このあと、法廷の一部始終を速報でお伝えします。
今、リフトオフしました。
野々村被告の初公判が、もうまもなく始まりますんで、速報でお伝えします。
ここで最新のニュースです。
岸田さん、お願いします。
お伝えします。
広島で先週金曜日に行われた、お祭りの賑わいのさなか、バイクが横断歩道の人混みに突っ込み、歩行者にけがをさせたなどとして、少年3人が逮捕されました。
祭りでにぎわう人混み。
突如、2台のバイクが横断歩道に突っ込んでいきました。
辺りは一時騒然となりました。
今月20日午後10時ごろ、広島三大祭りの一つ、えびす大祭が行われていた現場で、少年が乗ったバイク2台が横断歩道を青信号で渡っていた歩行者に衝突。
男性2人と7歳の女の子が軽傷を負いました。
この事故により、バイクに乗っていた16歳と17歳の少年3人を逮捕しました。
歩行者に突っ込んだ少年の1人は、容疑について、人には当たっていないと一部否認しています。
少年らは日頃から暴走行為を繰り返していると見られ、警察は動機や余罪について、捜査することにしています。
きょう未明、神奈川県相模原市のコンビニで、61歳の男性店員を刃物で刺し、殺害しようとしたとして、このコンビニを経営する62歳の男が逮捕されました。
店員はその後、死亡しました。
警察によりますと、午前2時半ごろ、相模原市緑区のコンビニで、客からレジや床に血の跡があると通報がありました。
警察が駆けつけると、店の事務所で、アルバイト店員の宮川一宏さん61歳が、腹などを刃物で複数回刺され、倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
優しい感じですよね。
何かトラブルがあったっていうような話は聞いたことないですか?
これ聞くまで一切なかったですよね。
店の外で経営者の山田誠二容疑者62歳が、血の付いた刃物を所持し、私が刺しましたと話したため、警察は殺人未遂の疑いで緊急逮捕しました。
宮川さんとトラブルがあったとも供述しているということで、警察は、容疑を殺人に切り替えて、動機などを調べています。
ロシアのプーチン大統領は23日、イランを訪問し、最高指導者のハメネイ師と会談しました。
シリアのアサド政権を支援する両者は、シリアの今後は国民が選ぶとして、アメリカをけん制しました。
ロシア大統領府によりますと、会談で両者は、内戦が続くシリアの今後の国家の在り方や指導者について、シリア国民がみずから選ぶべきとの考えで一致。
ロシアとイランはアサド政権を支援するため軍事介入しており、退陣を求めているアメリカをけん制した形です。
一方、ロシア軍は23日、先週末、シリア領内の472か所で空爆を行ったことを明らかにしました。
イスラム国の主要な資金源となっている、原油を運ぶタンクローリーも100台以上破壊したということです。
岩田さん、この空爆というのが資金を断つということなんですが、どこまで効き目があるっていうことですよね。
ですよね、第一にしても各国ヨーロッパに入りこんでいるということを、このあたりのところが、完全に根絶できるかっていうと、そうはならないでしょうから。
プーチン大統領さんと、このイランの最高指導者、ハメネイさん。
この人と会ったというところも本当に見えますよね。
そうですよね。
プーチンさん、このところ、そのイスラム国はやっぱり、撃墜がありましたので、テロだというふうに言って、空爆などはしているんだけれども、アメリカと協調するのかなと思いきや、やっぱり、ここではきっちり、言うことは言うというところで、本当難しいところですよね。
それから嵩原さん、これ、広島の祭りにバイクで突っ込むって、これ、殺人行為じゃないですか?
あれはね、それで起訴されても、おかしくない、非常に凶悪な行為ですよ。
僕は、してもいい、殺人罪で起訴してもいいんじゃないかと思いますけどね。
思いますよね。
続いてのニュースお願いします。
ニュースを続けます。
NHKの大河ドラマにも出演した元俳優の男が、義理の父親をだまして、都内の銀行でうその申告をさせ、ぼったくりキャバクラ店の銀行口座を作らせたとして逮捕されました。
詐欺の疑いなどで逮捕されたのは、大河ドラマなどに出演していた、元俳優の川崎一馬容疑者です。
警視庁によりますと、川崎容疑者は、去年10月、東京・港区の銀行で、義理の父親に、年金の振り込み先とうその申告をさせ、口座を開設させた疑いが持たれています。
この口座は警視庁に摘発された歌舞伎町のぼったくりキャバクラ店で、売り上げの入金先として使われていたということです。
川崎容疑者は調べに対し、友人から店を始めるのに口座が必要だが、審査があって、面倒だと相談され、父親に作ってもらったと、容疑を認めているということです。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの、新しいエンブレムの応募受け付けがきょう正午から始まりました。
いい作品を待ってるよ。
組織委員会によりますと、応募開始から僅か30分で、すでに300件の応募があったほか、午後0時半現在で応募要項のダウンロードは7万件を超えているということです。
応募の資格は、18歳以上の日本国籍および日本在住の外国籍の人で、グループでの応募も認めるため、代表者が資格を満たしていれば、子どもでも応募が可能です。
応募受け付けは来月7日までで、新しいエンブレムは来年春までに決まる予定です。
プロ野球の試合で、大役を任された少年を悲劇が襲いました。
20日、オーストラリアのプロ野球の試合で、国歌を歌うことになったイーサン・ホール君。
しかし。
大観衆が見守るこの大事な場面で、なんと、しゃっくりが止まらなくなってしまいました。
選手たちも、ホール君のことが気になってしかたありません。
見事、しゃっくりに負けずに、最後まで歌いきったホール君。
選手たちからはハイタッチが送られていました。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
かわいらしいですよね。
かわいらしいですね。
もうその国歌斉唱する前、お父ちゃん、お母ちゃんが、水1杯飲んでいきっとかいって、こうね。
それが緊張感になって。
横隔膜を緊張させたんですかね。
それで、本人もしゃっくりしながら歌っているんですけれども、選手の皆さんがハイタッチしたことで、彼はね、逆に。
ヒーローになりましたね。
救われたでしょうね。
でもあれですよね、結構日本でもアメリカでも、有名な歌手の人が歌ったりとかね、しますけれども、こういうふうにお子さんが歌うのもかわいいですね。
7歳ですからね。
最後のハイタッチしてるときは本当にね、子どもらしかったですけども。
でもね、よく真面目な顔でね、ずっと歌い続けましたよね、笑ったりしないで。
いや、本人必死やったんちゃいますか?止めよう、止めよう思ってもね。
ねえ、止まらないですよね、しゃっくりは。
あれなんですかね、日本だったら、うわって脅しますけど、外国もそういうのあるんですかね。
おどかすっていうのはあるんですかね。
どうやって止めるんでしょうね。
そうか、でもオーストラリアも、メジャーリーガー出身も結構いますし。
多いですね。
盛んなんですね。
そうですね。
最近、またまた、いっそう力入れてますね。
でもここまで歌いきったその少年はいい心臓してますね。
逆にね。
いいプロ野球選手になるかもしれませんね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、ということで、野々村元議員ですね、被告になりましたけれども、裁判がこれ、3時からですから、恐らく、もう開廷予定ということで、始まっておりますが、嵩原さん、裁判のポイントなんですが、まずは、本人がやったかやってないか、認めるところからどうやら始まりそうだと。
そうですね。
たくさんありますからね、認める、全部まとめて認めるというのか、あるいは、この点は認めるけれども、ここは違うと言うのか、あるいはミスとして認めるのかね。
そういうふうに、いろんな分かれ方がしてますよね。
故意なのか、それとも故意ではないのかということも含めて、それから、検察の調べに対して覚えていないと言っている。
検事、裁判官、弁護士の最後の打ち合わせでは、認めるのか認めないのか態度不明だったということで、弁護士の方は、なんにも材料を持たずに恐らく法廷に行かなければいけないという、大変、不安な状況で、これが本当なら。
可能性ありますよね。
ということで、裁判はもう始まったんでしょうか。
神戸地裁前、呼べますか?野々村被告の様子等々が入ってくると思うんですけども。
橋本さん、お願いします。
野々村被告はきょうの裁判を欠席です。
きょうの朝、弁護士に、きょうは欠席するという連絡があったということで、野々村被告は、きょうの裁判を欠席しました。
でも裁判は始まるんですかね?始まってるの?今。
いえ、被告人が不在の場合は、きょうの裁判は中止ということになります。
今後、流れるということになります。
中止?ちょっと待ってください、嵩原さんね、うわー、いう顔してますけど、欠席ということは、どういうこと?
いや、これ基本的には、もし例えば病気をしてやむをえず欠席、これはあるんですよ。
ただそれが、仮病なのかどうか分かるために、あとで診断書を出すんです。
きょう病気やったらきょうは診断書出せませんからね。
でも、それって、例えば僕、しんどいんですって医者に行って、医者が仮病と書きませんから、本当に病気だったかどうかって分からないんですよね。
これ、もし仮病だったら、大変なことになりますけどね。
これ橋本さん、いわゆるきょう欠席するというのは、けさ、弁護士に連絡があったんですか?
そうですね、弁護士に連絡があったということです。
弁護士に。
弁護士に何時ごろ連絡があって、いつ中止が決まったのかって、もう、だって、傍聴の人も並んでますもんね。
そうですね。
きょうのですね、6時50分ごろに、野々村被告は裁判に出廷するために家を出ようとしたということなんですが、そのときにマスコミ関係者と思われる人と家の近くで遭遇したと。
それでまた、野々村被告は家に戻ったということですね。
それで8時半ごろに、弁護士に、きょうは欠席するという連絡があったということなんです。
それが例えば病気だとかなんとかっていう理由は、入ってきてないですか?
理由としてはですね、10日ほど前から、この裁判に向けて、だんだんと精神的につらくなってきていたと。
そういう精神的な部分もあるということで、きょうの裁判を欠席したいというふうに、弁護士に連絡があったということです。
でも傍聴の人並んで、マスコミの人も集まってるわけですから、これ、どういうことなんですか?ぎりぎりまで来るのを待ってたということになるんですか?だってもう来ないってなったらもう、やらないじゃないですか。
そうですね、もちろん、弁護士も出廷するように促しはしたということなんですが、残念ながら、欠席ということで、きょうの裁判は流れてしまうということになりますね。
じゃあ、また次回、日にちを改めてってことになるんですか?
そうですね、また今後調整したうえで、裁判が開かれるということになると思います。
分かりました、ありがとうございました。
これ例えば、民事の裁判で、弁護士さんだけが出てっていうのはありますよね。
ありますね。
民事は逆に、本人が出ずに、弁護士だけっていうケースのほうが多いんですよね。
これは別にそれはそれでいいんですね、民事は。
民事はそうです。
今回の場合は刑事ですから。
あくまで本人が罪を認めるかどうかって、これ大事ですからね。
本人が出る義務があります。
で、どうなんですか?10日ぐらい前から、裁判のこと考えてて、精神的に追い込まれていったと。
家を出ようとしたらマスコミの人間がいたので、帰って、きょうは欠席しますっていうの、これは、どうなる?病気になるんですか?
理屈としてはね、恐らく精神的な不安があって、不安定さがあって、それがまあ、病気まで高まったというような理屈をつけるんではないかと思いますけども。
ただ、今、嵩原さんおっしゃいました、いわゆる診断書とか、お医者様に書いてもらわなきゃいけないわけですよね。
これ、もし単なる病気ではなくて欠席になってくると、罰則等々は出てくるんですか?
単なる欠席ということになれば、最終的に例えば、逮捕・勾留みたいな形で、強制的に身柄を引っ張ってくるということは、出てくると思いますね。
ただまずは、弁護士も、正直、最後までね、説得したというぐらいですから、弁護人でさえ、病気だとは思ってないと思うんですが、たぶんあとから診断書はついてくるんではないかと思いますけどね。
精神的なものとして。
それは、医師は精神的にこうだと言われて、お前は仮病だろうとは言いませんから、何かの病名をつけて出してくるんじゃと思いますけど、これが続くんだったら、ちょっと、強制的に裁判にってことはありえますね。
これしかし、岩田さん、あんまり聞いたことないですね。
いや、ありませんしね、それはまあ、確かに病気の問題であったら、今、診断書がどう出てくるかっていうのは分かりませんけども、この一連の中でね、これだけ疑念を持たれていて、まだ認否がはっきりしないっていう中でいったら、司法の場っていうものに対して、その彼の考え方というのが全く理解できないですよね。
今、おっしゃったように、だったら身柄拘束してでも、やっぱりこれに対しての、きちっとしたものを明らかにするという姿勢だって出てきてもこれ、ここまで、朝になって、報道陣がいたっていうのも理由にしているのかもしれないですけども、全くこれは裁判とか、日本の司法制度の中に対する挑戦みたいになってくるんじゃないかと思いますけど。
だからおかしなことに、これ、牛山さん、これおかしなことになってきますよね。
全くですね。
やっぱりこれだけ議会の信頼感というのをおとしめたわけですから、しっかり出てきて、ご自身の責任をそこで語ると。
どっちにしろですね、しっかりしないと、これはもう本当に、ますますひどい話になりますね。
だから岩本さん、政治とカネの問題じゃないですか。
これやっぱり、兵庫県民の方々のお金の問題ですから、本人がやっぱり体調不良かどうかって、まだ分かりませんけども、ちゃんと、やっぱり裁判の場であったり、そういう所でしゃべらないとね。
兵庫県、わが県はって、あれだけ涙ながらに言っていて、そしてその兵庫県を結局、なめたことをしたわけですよね。
そして県民の方も、議員までなった人が、これ説明責任があるというの分かっているはずなんですよね。
そうですよ。
結局は世の中の人をみんな敵に回してしまうような行動をしたというのを、これはね、相当反省、当然反省しなきゃいけないから、法廷に立たなきゃいけないんですけど、ちょっと、考え直さなきゃいけないですよね、この方はね。
だからまあ、やったことはやったこととして、今回は法廷に出てきて、やったことの真実を語る、認めるということは、これは最低の、いわゆる責任だと思うんですけども、嵩原さん、やっぱり気になるのは今中継で橋本記者から言いましたけども、朝になって、1回家出て、弁護士の方に、いわゆる欠席します。
弁護士の方も出廷するように説得したっていうことは、まあ、唯一といっていい自分の味方である、弁護士の人とさえも、コミュニケーションが取れてないっていうことですか。
そうですね、これ、私選弁護人か国選弁護人かちょっと分からないんですけども、以前、オウムの裁判のときに、私選弁護人を解任を続けて、時間稼ぎをしたっていう事例がありましたけど、国選はなかなか解任できないんですけどね、そういうふうな時間稼ぎも含めて、何かしてくるんじゃないかっていう怖さもありますよね。
この弁護人、どういう、弁護人と被告人が、野々村被告がどういうやり取りをしたか分かりませんが、わりと弁護人に心を開かない、自分の中身を言わないという被告人というのはいるんですよね。
それは弁護人側にね、何か問題がある場合もありますけれども、最後まで自分のことを言わないというのは、残念ながらあるので、このケースを見るとですね、少なくとも弁護人の説得にも応じないということですから。
そうですよね。
6時何分に行かないって弁護士の人に連絡してきたと。
6時50分に出て、8時ごろに連絡ですよね。
で、今、傍聴席を求めて人が並んでいる、マスコミも来てるということは、どういうことなんですかね。
恐らく、弁護人も、これ、病気じゃないと思ってるから、ぎりぎりまで説得したんじゃないですかね。
とりあえず、来るだけ来いと。
裁判所もたぶん恐らくすぐ電話をして、協議をして、ぎりぎりまで待ちましょうって、なったんじゃないかと思うんですよね。
病気やったら、救急車呼んだらいいですよね。
そうです、病気であればね。
ということでちょっと混乱していると思いますが、神戸地裁前、三浦さん。
情報いま一度整理しますけど、きょう野々村被告は出廷、まずしません。
重複する部分があると思いますけれども、10日ほど前から、自宅の周りにマスコミ関係者などがいるということで、精神的に非常に不安定になって、病院にも通院していたようだということ。
そしてけさですね、6時50分ぐらいに家を出ようとしたんですが、そのときに、マスコミ関係者をまた見つけて、これでは行けないということで家に戻ったそうです。
その後ですね、しばらく様子を見ていたんですが、8時過ぎぐらいですかね、になって、弁護士のほうにメールで、きょうは出廷できませんという連絡がありました。
ただ、弁護士も、この出廷するという、今まで打ち合わせをずっとしてきたということなので、なんとか来るようにということで説得をしたそうです。
そして、車を弁護士さんたちが向けて、それでこちらのほうに来るようにしましょうと言ったんですが、それでも精神的に非常に不安定なので、きょうは出廷しませんと。
その話を受けて、裁判長がですね、ではきょうは何時まで待っても、この時間内に来るということはないんですね?と促しますと、そうです、この時間内に来るということはありませんと弁護人からありました。
それを受けて検察側どうですかというふうに聞かれますと、検察側のほうは、やはりこれは正当な理由には当たらない、本当は出廷してほしいということなんですけども、本人がいない中で、裁判を行うわけにはいかない。
裁判長も本人がいない中で公判を開くわけにはいかないということで、きょうはこれ、閉めるしかありませんと。
今後についてなんですが、これは期日をいつまでというふうに設けるにも、向こうは、野々村被告のほうは、マスコミ関係者が周りにいる以上、自分の身の保障が、安全が保証されない以上は出てくるわけにいかないと言っているので、かなりこれは調整が必要だろうということで、追ってまた指示をしますという話で、私は今、出てまいりました。
しかしもうあれでしょうね、マスコミの人もそうですし、傍聴席を求めてた人たちも、びっくりしたでしょうね。
そうですね。
われわれもここでずーっと野々村被告が入ってくるのを待ち受けていたわけですけれども、いつまでたっても姿を現さないので、これはもしかすると、裁判に来ないんじゃないかというざわめきみたいなものもあったんですね。
3時ちょっと前になって、傍聴人を含め、みんなが席に着いたんですが、そのときも弁護人、そして裁判長、検察官はそろってるんですが、本人の姿がないということで、ざわざわっとした感じにはなりましたが、まあ、法廷内ですから、そこはちょっと静かに見守っていたんですけれども、今回こういう事態になったということです。
今ですね、こちらのほうで、警察の方がですね、マイクを使って、大きな声を出していますのは、こういった状況になってですね、歩道に人が、傍聴席から出てきてまたあふれている状況になってしまいまして、道路に出ないように、歩道に入ってくださいということで、今、スピーカーを使って話をしているところです。
分かりました、ありがとうございました。
だけどこれ、嵩原さんね、マスコミがいた、で、精神的に追い詰められた、ただ弁護士の人は説得した、車まで用意したっていうことになってくると、いや、病気でっていうのは、どうしても後づけみたいな印象になって、後々、野々村被告、これ、心証悪くなっちゃうんじゃないですか、これ。
めちゃくちゃ悪いでしょうね。
それを確定するために、恐らくですけどね、検察側から一回これは開いてほしいと。
開いてでも来なかったという事実を残そうとしたのかもしれませんね。
ということはどういうことですか?
つまり、中止になったんではなくて、ぎりぎりまで、みんな努力して待ってました、そろってる、裁判官も検察官も弁護人も。
なのに本人だけぎりぎりまで待ったけど、来ませんでしたと。
要するに、法廷が一回あったけれども、そういう意味で中止になりましたっていう記録が残るわけですよ。
つまり周りの人たちはやるべくして集まったのに、本人だけ来ませんでしたという形?
はい。
そうすると、本人のなんていうんですかね、反社会性といったら大げさですけども、司法に対する挑戦みたいなものがね、形として残るので、そういう形を取ったのかもしれません。
僕ら、単に反社会性と受け止めましたよ。
それはそうなりますよ。
裁判官にとっては、裁判官、決して言わないでしょうけども、裁判ばかしてるのかって思ったのは、間違いないですから、今、弁護人が汗だくになってるんじゃないですか、ひや汗かいてるというか。
弁護士の人は、これ大変な状況になっちゃったなということでしょう?今。
正直言えば、そこまでするんだったら知りませんと言いませんよ、という気持ちになってもおかしくはないです。
外してくれと、僕には無理だって言われかねない状況?
そうですよね。
今後はですね、恐らくじゃあ、野々村さんと、どういう状況だったら行けるんですかっていうのを、裁判所および警察官、弁護人を交えて話をするんですね。
逆にその形を整えれば、お前、逃げられないだろうっていう道を作ってですね、例えば、朝8時に弁護人が迎えに行きます。
マスコミには、一応、来ないでねっていう要請を出します、地下室から入ります。
そうしたらマスコミに触れないで行けますよね。
そしたら文句ないでしょっていうことを、1回はするんじゃないんでしょうかね。
病気と言われればね、うそと言いにくいですからね。
なるほど。
だからまあ、前日かなんか、ホテル泊まります、ホテルの駐車場に迎えに行きます、地下から出します、神戸地裁前も裏から入れますとか、そういうルートがありますけど、だったらいいですかっていう、一回、投げかけをすると?
すると思いますね。
そうしないといつまでも病気、病気、診断書、診断書となったら、もう、これ話が進みませんから。
ということは、そうなってくると、本当は強制的に裁判に出させられるということも、考えられる?
最終的にはね。
でも今の時点では恐らく診断書出てくる可能性があります。
通院したって話もありますから。
それを裁判所が、それはうそだろう、仮病だろうと、やっぱり、言いにくいのでね。
まずはそこではなくって、まず来てくれという形をなんとか取るんじゃないでしょうかね。
一回でも出てるんですよね。
そうですよね。
きょうでもそうですし。
それから、検察もね、起訴した当時のマスコミとの会見で、検察の調べにはちゃんと素直に応じているので、裁判には恐らく出てくるだろうってことを、実は記者団とやり取りあるんですよね。
その時点から、実は、そういう心配っていうのは、報道陣から上がってたことは上がってたんだけども、検察も総合判断して、逮捕もしてない、在宅起訴っていう形を取っているわけで、これはもうやっぱり、みんなの信頼を裏切る部分というのもありますよね。
恐らく、岩田さんね、これ弁護士の人も分かってることで、本人がもうマスコミと遭遇するのが嫌だって言うんだったら、前もって遭遇しない手だてはあったはずですけど、そこの話が、恐らくできてなかったってことですよね?
そうですよね。
結構そういう隔離をしてね、それで出廷して、それから、退廷するときもっていうのは、これはほかの例でもあるわけですけれども、ただ、本当に、ここに県議の立候補しているときのブログっていうんですか、見てもね、さっきの会見の中でも大人の社会人の人って、本人も何度も使ってることからいうと、これは別になんか最初から断罪しようと思っての裁判っていうのは、そうではないわけですから、自分で出て、じゃあ、この身の潔白を証明するかどうかっていうの、これは大人の責任として、それからこれだけ世間の政務活動費に対しての不審を与えたということをいうと、それを自分がどう説明するかっていうのは、これは大人の本当に責任というものがある中でいうと、こういう結果っていうのは、なんとなくやっぱり腹立たしくなりますね。
これ牛山さん、当然、これだけの会見があって、話題になった、それから政務活動費の使い方も非常に悪質な中で、ある程度マスコミは自宅張りますよね。
それは本人としても、当然分かってるんですけれども、いわゆる県議会議員だったわけですから、やっぱり出てきて説明しなきゃいけない。
それはマスコミ振り切ってでも出てきて、説明しなきゃいけないっていうところはあるでしょう?
もちろんそうだと思います。
やはり議員さんっていうのはですね、みんなから選ばれた優れた人であるという前提で、制度やルールが作られてるわけですよね。
ところがやっぱりこういうことをされると、厳しくしなきゃいけないということで、議員の活動も逆に制約されますし、ここのところはやっぱりきちんと非を認めてですね、しっかり、元とはいえ、議員らしく行動してほしかったなというふうに思いますね。
だから、まあね、プライベートまでどうのこうので余計なお世話やって話ではないですからね、これは。
そうですよね。
野々村被告の、本当、唯一の皮肉な功績ってことで、逆にこういう政務活動費というところに光を当てたっていうことと、いろんな県議会議員とかの、そういうルールを厳格化ということにつながったというのはあると思うんですね。
ある意味、そういう遺産というものは、この人にはあったわけですね。
この人は。
本当に皮肉な部分ですけどね。
この人のおかげで、そういうことが、どんどんどんどん明るみになったんですけれども、ただこれは、岩本さん、別次元のほうの話にいっちゃいましたね、今回の欠席は。
またまた、公金をむだに使ってしまいましたね。
きょう一日でもいろんな人が動いてお金使っているわけですよね。
そうですよ。
これ、このままいくと。
うーん、分からんな。
拘引っていうんですけどね、出廷しない場合に、裁判所に引っ張ってくる被告人がですね、そういう珍しい手続きまでいく可能性っていうのはありますよね。
拘引?
拘引。
引っ張ってくるということ。
引っ張ってくるっていうんですけども。
拘引というのがありますけどね。
それを使うのかどうか。
それは強引に連れてきちゃうということ?
そうです。
どんどん厳しくなりますよね。
厳しくなりますね。
牛山さん、それはつまり強引に引っ張ってくるということは当然やってきますかね。
このまま欠席だと。
このまま欠席が続けば、当然ね、刑法犯なわけですから、そういった意味では来なければ無理やり引っ張ってくるということには当然なると思いますね。
さっき岩田さんがおっしゃいましたけれども、政務活動費の問題、これまず明らかにするという責任と、それから本当に病気かどうかはまだ分からないですけど、この状況から見ると、いや、司法ばかにしてるのかっていう。
そりゃ皆さん思うと思いますよ。
これはね、裁判所の側から言ったって、われわれに対する挑戦かってことをだんだん、こんなことを繰り返せばね。
分かりました。
また改めて新しい情報、入りましたら、お伝えいたします。
牛山先生、どうもありがとうございました。
さあ続いては、通算29機目となりますH2Aロケットがこのあと3時23分、種子島から打ち上げられます。
今回は日本で初となる商業打ち上げということで、世界が注目しております。
その打ち上げの様子、完全中継でお届けいたします。
種子島宇宙センターには鹿児島読売テレビの内田アナウンサーです。
内田さん、お願いします。
いいお天気だ。
お天気は、もう最高なんですけれども、ちょっと残念なお知らせが一つ入ってまいりました。
先ほど3時5分ごろですね、場内アナウンスがされまして、そのアナウンスというのは、警戒区域に船舶が侵入したため、予定だった3時23分の打ち上げ、いったん中断されております。
予定が、まだ未定の状態となっております。
ただですね、安全が確保されしだい、打ち上げは行われるということなんですね。
その打ち上げの時間というのは、3時23分から午後5時まで設定されているんですが、その設定時間内での打ち上げは可能ではないかと。
関係者は話しています。
えっ、船舶が、その海の中に、船が入ってきちゃったってこと?
そうなんですよね。
実は打ち上げに先立って、海上保安庁がこの種子島の近海、周辺を警戒区域に指定しまして、安全を確保していたわけですけれども、その警戒区域に、船舶が入ってしまったということなんですよね。
ですから今、その船舶の方、漁業関係の方なのか、ちょっと分からないんですけれども、その船を外に出す作業が今、行われている状況なんですね。
あれでしょう、一般の方もたくさん見に来てらっしゃるんじゃないですか?
そうなんですよね、やっぱりきのうもたくさんの子どもたち、東京からですね、ツアーを組んで、種子島に遊びに来てくれてる子どもたちもたくさんいるんですよね。
ですからね、まあとにかく、この放送時間内に、この打ち上げの様子、伝えたいなと思って、われわれもスタンバイしている状況です。
内田さんはね、去年もしていただいて。
名実況だったんで、今回も期待してたんですけども。
相当期待してましたね。
去年10月の、ひまわり8号の打ち上げのときは大変お世話になりました。
ありがとうございました。
だけどこれ、再設定っていうのは、どうするんですかね?僕らようわかんないけど、船が出ちゃったらすぐ飛ばせるのか、それとも何か、また打ち込み直さなきゃいけないのか、分かんないですけどね。
ただ時間設定内での打ち上げは可能ではないかということですので、今、その安全を確保するための作業ですね、急ピッチで今、行っている状況です。
それ、今、内田さんがいらっしゃる所は、直線距離にして何キロぐらい先に、このH2Aロケットはあるんですか?
H2Aロケット29号機は、この場所からおよそ4キロ離れた発射場ですでにスタンバイをしている状況なんですね。
昨夜遅く、機体が移動されまして、今、発射場で、今か今かと待ちわびている状況なんですけれども、こちらがH2Aロケット29号機です。
海外の民間企業から受注して、商業目的の衛星を日本のロケットが打ち上げるのは今回が初めてということで、大変注目を集めています。
詰まれている衛星なんですが。
衛星はカナダの衛星ですよね?
そうなんです。
カナダの大手運用会社、テレサット社の通信放送衛星でして、こちら、映像が流れるでしょうか。
テレスター12番…と呼ばれる通信放送衛星なんですが、これまでは国やJAXAなど、いわゆる公的機関の衛星や探査機を打ち上げてきた、H2Aロケットなんですが、今回初めて、海外の民間企業から注文を受け、商業衛星を打ち上げることになったということなんですよね。
これ、そんで、すごく改良もされてて、これ、商業衛星ということになって、成功すると、宇宙産業へ、日本は大きく大きく踏み出せるチャンスなんですよね、これは。
そうなんですよね。
商業衛星、これ、ロケットビジネスにつながるのではないかと大きなビジネスチャンスがあるということで、大変注目を集めているんですが、国際競争力を高めるためにですね、さまざまな改良も施されています。
これ、これまでのH2Aロケットが向かって左側です。
右側が今回のロケット。
補助ロケットの本数の違いはあるんですが、これ、機能の違いがいろいろあるんです。
宮根さん、分かりますか?
いや、分かりません。
それだけでは分かりません。
分かんない、分かんない、そうですね。
これね、見た目上じゃたぶん分からないと思うんで、詳しいの、準備しました。
高度化された2段機体と書かれています。
この部分なんですけれども、この白い部分に衛星を積んで、ロケットというのは、打ち上がるんですが。
衛星は一番先っちょなんだ。
で、その下が燃料?
そうなんです。
そうです、液体燃料、液体水素燃料を入れるこのタンクがですね、特殊な白い塗料で覆われていまして、というのは、太陽に近づけば近づくほど、液体水素というのが蒸発してしまうんですね。
その蒸発するのを防ぐための工夫が施されていると。
さらにエンジンも、より燃費がいいものに改良されました。
そして今回は回転しながら飛行することも、大きな特徴となっています。
キーワードは効率的に…。
より遠く。
つまりあれですね。
より遠くへということですね。
重さとか大きさとかそんな変わらないんだけれども、ものすごく燃費がよくって、エコで、さらに遠くまで行けると。
そうなんです。
馬力もあるという。
そうなんです。
もうロケット自体の燃費が非常に改良されていて、遠くまで衛星を運ぶことができるということなんですね。
岩田さんこれね、ロシアとかロケット産業というのはかなり先いかれてるんですけれども、日本もこれ飛ばすと、ああ、日本のロケットすごいじゃないかと。
じゃあ、うちの衛星飛ばしてくれ、うちの衛星も一緒にというふうになって、大きな一大ビジネスチャンスなんですね、今回は。
まさしくそうだと思いますね。
国家的にもこれは次から次に受注が出てくるんだというようなきっかけですからね、この間のMRJの飛行機のときも、私も祈るような気持ちで、見てましたけど、同じ気持ちで、たぶん成功するんでしょうけど、全くきょうは意外なこと続きで。
大変なこと続きで。
内田さん、これはやっぱり、一つ大きな転機ですよね。
今までのいわゆるロケットとは違ってね。
そうですよね、三菱重工業によりますと、最近ではですよ、下町のなんか工場が、ロケットを開発して、いろいろ、なんか、ドラマありますよ。
ありますよ。
そういった人気のドラマがありますけど。
ありますよ、他局で、他局。
下町のロケットって言ったら、もう、下町ロケットやん。
言っちゃった。
その時間、毎週毎週、行列見てるんで、よく分からないんですけれども。
ミスターサンデーのあれ、準備してるから分からない。
三菱重工業の1次下請けの会社というのが、大体300から350ぐらいあるそうなんですね。
2次以降の下請け会社というのは、なんと1000以上あるということなんですね。
ですから、商業衛星を打ち上げることができれば、ものすごい経済効果が生まれるということなんです。
だからものすごい部品の固まりなんで、ものすごい企業に発注があるわけですから、これはすごく経済効果大きいですよね?
そうですよね、今回のこの高度化された最新鋭のロケットというのは、開発費用というのがおよそ92億円かかっているそうなんですね。
それでも安いほうなんでしょ?
そうです、そうです、海外と比べたら、開発費用というのはばく大な金額かかってるんですが、ちょっとですね、注目してほしいのが、打ち上げ費用なんですよ。
打ち上げ費用が安いんだ?
打ち上げ費用は、実はですね、世界と比べるとまだまだ高いといわれているんです。
割高といわれていまして、H2Aロケットはおよそ100億円。
海外ロケットの平均っていうのが、およそ70億円。
宮根さんレベルになると、この30億っていうのはたいした差じゃないのかもしれないですけど。
あほなこと言いな。
これ結構大きいじゃないですか。
これ、なんでこんだけ違うんですか?
やはりですね、日本的な考え方なのかも知れませんが、質をよく、そして正確性の高いロケットを作っていこうというのが、これまでの考え方だったと思うんですよね。
ただやっぱり、国際競争勝ち抜くためには、質だけじゃなくて、よりコストを下げたものを作っていかなければということになっているようです。
まあ、それがきょうの第一歩になっているんですね。
とりあえず、内田さん、なんとか番組内に発射できるように願っておりますんで、また発射準備できたらよろしくお願いいたします。
はい、またのちほど、お伝えしたいと思います。
しかし、すごいですね、きょうは。
野々村裁判空振りで、H2Aロケットの打ち上げも、空振りになるかもしれない。
空振り2連発で2時間。
まさかでしたけどね。
私たち、ワイド番組、てんやわんやですね。
生放送ですからね。
三浦さん、話せます?
今ですね、法廷内のイラストが手元に届きましたので、こういう状況だったんですね。
中央が裁判官ですね。
そして今立ち上がっている画面の右側になりますけれども、こちら側が弁護側です、2人です。
そして対します向かい側に検察官が2人と、真ん中の証言台に立つはずの野々村被告が、出廷しなかったと。
宮根さんのことばでいう空振りなんですけれども、その空振りで一番頭を悩ませていたのが、今、中央に映っている裁判長なんですね。
先ほど嵩原さんの話にもありましたけど、私こういう姿、初めて見たんですけど、裁判長が、被告が出てこないということに対して、頭を抱えてしまって、何度もため息をつくというシーンがありました。
どうして出てこないんですか。
頭抱えて、本当に頭抱えちゃって?
頭を、そうなんですよ、格好で言いますと、こういう形ですね。
出てこないんですか?はーって、こういうしぐさを、2回か3回ぐらいしていたというのが、非常に印象的でした。
今ですね、新しい情報が入ってきましたのは、裁判所からの促しで、弁護側と検察側、そして裁判所も含めて、今後のことについての話し合いが、別室で行われているという情報が入ってまいりました。
分かりました、ありがとうございました。
嵩原さん。
裁判官の方が、頭こうやって、えーって言うっていうのは、これ。
あのね、あまり注目されていない裁判ではたまにあるんですけれども、本当にまれですし、特にこういうマスコミ中心に、みんなが見てるところで、出来るだけポーカーフェースでやるはずなのにやるっていうのは、相当やっぱり、ショックだったんでしょうね。
弁護人の方も来てるんでしょうね。
来てますね。
僕、弁護人は、私たちはさぼってないよということもあるんでしょうね。
まさに始まろうとしているのに、弁護人の人も本当に頭抱えてる。
抱えてる、朝から抱えてる。
これ、どうなるんでしょう。
私はもういつ死んでもいいと思ってる。
今夜死んでもいいと思ってるんですよ。
そう思うと死なないの。
ユーモアあふれる法話が人気の作家、瀬戸内寂聴さん93歳。
去年5月に腰椎圧迫骨折、さらにその後、胆のうがんが見つかり手術、およそ1年、療養生活を続けていました。
そんな寂聴さんがきょう。
立ってることがつらいのね。
書けないの、もう痛くて、ペンが持てない。
書くということは、本当に大好きです。
つい先ほど行われた、万年筆が最も似合う著名人に贈られる万年筆ベストコーデネイト賞の表彰式。
おおきなはくしゅでむかえられたのが、瀬戸内寂聴さん。
寂庵のスタッフたちにありがとう。
あなたたちのおかげで、病気から立ち直り、仕事を始めることができました。
93歳の寂聴さんは去年5月、腰椎圧迫骨折で入院。
さらに去年9月には、胆のうがんの摘出手術を受けました。
91か2になってね、その手術なんてする人いないんですって。
もうね、どうせ死ぬからって言ってね、そのままね、置いとくって人がいて。
でも、私はね、まだね、もう少し仕事ももうちょっとしたいからね、だからもう取ってくださいって言って、それで取ってもらったのね。
だから今ないんですよね。
その後、体調はいかがですか?
ああ、おかげさまでね、うちのスタッフたちがね、とてもよくしてくれて、毎日笑ってるもんですからね、非常にいいんですよ。
ただ、立ってることがつらいのね。
だからね、まだ完全とは言えませんわね。
でもずいぶん治りました。
療養中はどんな生活をされていたんですか?
それはもうね、病院で何もできないから、書けないの、もう痛くて、こうね、ペンが持てなくて。
だからもう元気なときはね、毎日、何か生産してたでしょ。
だから、ものを生産しないで、息をしてるということが、もうとても嫌だったの。
それでもうね、今はなんか書けますからね、とてもやっぱりね、あっ、健康というのはありがたいなと、改めて思いますね。
今度出てきてもね、もう手術しません。
タモリさんはスケジュールの都合で欠席で、音声メッセージ。
寂聴さんはすごいですね。
まさに万年筆でさまざまな文学を生み出した方ですし、92歳?3歳?お肉毎日食べてはるからね。
ステーキ、しゃぶしゃぶ、シャンパン飲んで、すごいわ。
見習いたいですね。
お元気ですよね。
さあ、日本初の商業ロケット打ち上げ、H2Aロケット、発射どうなってるんでしょうか、内田さん。
おっ、なんか言うてるやん。
打ち上げ時刻までおよそ7分となりました。
新たな打ち上げ時刻、午後3時50分に設定されました。
うちの番組何時までやった?
放送時間には残念ながら間に合わないですね。
うちの番組何時?50分に終わるの?うちの番組。
今3時44分で、午後3時50分、打ち上げとなっています。
いや、今、野々村議員で空振りして、船入って、空振りして、3時50分で番組終わった瞬間に打ち上がったら、三球三振やん、うちの番組、きょう。
3時50分に上がるの、もうまもなく上がるんですね?内田さん。
すみません、ちょっと風が強くて、ちょっと聞き取りづらいんですが。
なんか、煙出てきてるやん。
準備ができてるのに。
ぼちぼち上がるんちゃう?
水蒸気です。
水蒸気です、これ。
宮根さん、
宮根さん、こんにちは。
櫻井翔です。
私が総合司会を務めさせていただきます、ベストアーティスト2015が、今夜7時から生放送となります。
ことしの音楽シーンを代表するベストアーティストたちの熱いステージを、4時間生放送。
さらにジャニーズ総勢10組で、究極のラブソングメドレーをお届けするスペシャル企画もあります。
ぜひ、ご覧ください。
宮根さん、もしも大阪のスタジオに遊びに行かせていただくことがあったときには、ぜひ、あの、パネルをめくらせていただきたいと思います。
お願いします。
櫻井君やったら、かっこよくめくるんやろね。
めくり方もきれいなんでしょうね。
豪華アーティスト勢ぞろいですんで、ぜひご覧ください。
さあ、蓬莱さんのお天気です。
北海道が大雪となっています。
札幌では20センチ、きょうだけで一気に雪が降りました。
あらら、市内で。
11月、全然雪降ってなかったんですけども、きょう一気に雪が積もりました。
帯広は26センチ。
今週要注意です。
天気、週間予報見てみましょう。
北海道、あすも午前中を中心に雪、あした雨で12月並みの寒さになります。
真冬ですね。
大阪も13度です。
木曜日、金曜日は、北日本で大荒れの天気となりそうです。
北風が強まって、全国的に寒波が流れ込んできて、木曜日以降ですね、週末にかけて、冬の寒さが一気にやってきますんで、2015/11/24(火) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]
速報生中継!“号泣議員”野々村被告…注目初公判で何語る?
詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
嵩原安三郎
岩本勉
岩田公雄ほか
番組内容
速報生中継!“号泣議員”野々村被告
注目初公判で何語る?
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/
ジャンル :
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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