スタジオパークからこんにちは 鈴木保奈美 2015.11.24


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…戸田⇒こんにちは!誰もいない。
そうなんです。
きょうは休館日です。
戸田恵子さんです。
よろしくお願いします。
休館日があるんですね。
そうなんです、月1回。
きょうの私の格好なんですが。
どうしたんですか。
きょうのゲストはこの格好に関係あるんですよ。
自分でやってください。
ちゃんと聞こえてる?聞こえる、どきどきしている。
きょうは休館日だけにあんなところに急患がいますよ。
何だ、それ。
きょうのゲストは俳優の鈴木保奈美さんです。
どうぞ。
すみません、のけぞって。
くだらないダジャレを。
休館日なので急患ということで。
実はこの格好、今夜スタートの鈴木保奈美さんご出演のドラマに関係があるんです。
看護師長の役です。
鈴木⇒看護師長です、はい。
偉い。
偉いというか、はい。
きりりとしている。
ドラマ10「わたしをみつけて」今夜スタートのドラマにご出演です。
ドラマのお話はもちろん4年前に女優復帰されまして女優休業から復帰までぐぐっと迫ってまいります。
よろしくお願いします。
鈴木保奈美さんへの質問やメッセージをお寄せください。
お待ちしています。
スタジオのお席のほうへお願いします。
患者さんを迎えております。
患者は私?なかなかお似合いでしたよ。
一度着てみたかったんです。
改めまして本日のゲストは俳優の鈴木保奈美さんです。
鈴木⇒よろしくお願いします。
スタジオパーク初登場です。
そんなことがありますか。
意外な感じ。
生放送はあまりご出演になる機会は?ないです。
そう言われればあまりお見かけしないかもしれないですね。
ないです。
それにしても、私は、90年代ドラマよく見ていましたトレンディードラマ。
きょうはちょっとお顔がでれっとしていて。
すみません、鼻の下が伸びていて。
ほんとにすぐ分かりますね。
だめだな。
伊藤さんは、すぐ分かる。
90年代、戸田さんと鈴木さんはドラマでご共演。
そうなんですよ。
はい。
私が初めての連ドラだったんです。
そうだったんですね。
そうだったんですよ。
そのときごいっしょして。
いつぶりですか?戸田さんとお会いになるのは。
実はね。
NHKの廊下で。
すれ違ったんですよ。
復帰された作品で。
大河ドラマに出演しているときに。
「江」ですね。
偶然、ああ戸田さんって。
復帰しているってことを全然存じ上げていなかったのでびっくりした、ちょっと目を疑ってどうしたの?って言ったらやってるの?って。
廊下で壁際で2人でこそこそと話をしたの。
あれからもう4年ですか。
そうですね。
そして復帰後いろいろなNHKのドラマでもご活躍いただいているんですがそんな鈴木さんに戸田恵子さんに迫っていただきます。
鈴木保奈美さんは1966年生まれ神奈川県出身でいらっしゃいます。
小さいころはテレビが大好きな女の子。
これは小学校のころ。
本邦初公開の。
ご実家までわざわざ取りに行っていただいた写真です。
飛行場ですね。
羽田ですね。
小学校1、2年生だと思います。
羽田空港の結構近くに住んでいて空港に連れて行ってもらうのが楽しみで。
活発な女の子だったんですか?活発だったかな?お友達と演劇ごっこをしたりとか楽しい遊びをしていたとか。
学校の帰り道に仲のいい女の子と2人でずっと歩いて帰るんですね。
お友達が脚本を書いてずっとお芝居ごっこをして。
歩きながらずっと即興でせりふをしゃべって。
保奈美ちゃんがせりふを?2人でどんどん話を作りながら毎日それが連ドラのように毎日ちょっとずつ。
毎日少しずつまさに連ドラですね。
続いていくのね、おもしろいですね。
そのころから俳優になりたいというのは?そう思ってやっていたわけではないですけれども。
テレビをよくご覧になっていたんですか。
歌番組とかドラマとか。
あと朝ドラとか大河ドラマとかよく見ていました。
本当にテレビ大好きっ子なんですね。
意外な感じがしました。
歌番組もよくご覧になっていて。
そうですね。
歌番組はそのころたくさんあったので。
ありましたね。
「ベストテン」とか。
歌番組全盛のころでしたね。
ここでクイズです。
鈴木保奈美さん歌番組をよくご覧になっていて、テレビもよくご覧になっていたんですが大好きなあるアイドルのまねをしていました。
小さいころに、まねをしていたアイドルとはいったい誰なんでしょうか。
お考えください。
テレビに決定ボタンが出ている方は、決定ボタンを押してお考えください。
ザ・ピーナッツはちょっと古いですけれども、渋めの方が好きだったのかもしれません。
ピンク・レディーははやったからね。
どれもグループですね。
まねということは歌ぶりというかね。
小さいころはふりをやるのが大好きだからね、みんな。
メールが届いています。
京都府の40代の主婦の方です。
きょうは保奈美さんがスタパに初登場ということですっごく楽しみにしておりました。
もう美しすぎて憧れます。
変わらないですものね。
本当に変わらない、びっくりです。
普通、少しブランクがあってしばらくぶりに会う人は向こうもそう思っているだろうけれども、ふけたなと一瞬思うんだけれども全然思わなかった。
ちょっと異常ですね。
びっくりですよ。
大抵の人は内心老けたなと思っているんですけれども。
心の中で。
保奈美ちゃんは全然変わらない。
愛知県40代男性の方です。
最近またテレビなどで復活されて、うれしいです。
でも1つ気になることがあります。
全く昔と容姿が変わらず何か秘けつはあるんですか?今、はまっていることは何かありますか。
全編それを聞いてもいいくらい。
大変なんですよ、いろいろとメンテナンスに。
それはあるんですか。
年間、1000万円ぐらいいろいろ。
そんなにお金を使って?やっぱりお金がいるんだな。
大変なんです。
笑い声
そのためにお父さんが働いて。
先立つものがないと。
みんなそう思いますよね、本当に。
鈴木保奈美さんが、小学校のころどんなアイドルのものまねをよくしていたのか。
視聴者の皆さんの答えは圧倒的にピンク・レディーですね。
4161。
その次はキャンディーズ。
ザ・ピーナッツはさすがに少ないですね。
お答えは?ピンク・レディーです。
♪〜「UFO」。
やっていましたね。
ミーちゃんかケイちゃんか。
ミーちゃんでした。
脚本を書いてくれるお友達がケイちゃんで。
やっていたんですか。
そうですね、学年に4組ぐらいピンク・レディーがいまして。
当時みんなで休み時間になるとクラスに必ず一組ぐらいいるんですよね。
みんなで休み時間まねしてどっちの組がいちばんかみたいな。
絶対、私のほうがうまいと思っているんですよね。
ちょっと争ったりして。
そうやってまねしながら。
テレビに出たいという思いはさほどなく?うん、まあ出られると思わないですよね。
でも、まねしたりするのが好きだったんですね。
アドリブでせりふを言ったり。
毎日朝ドラをやりながら通学ですものね。
以降、テレビ好きは相変わらずの保奈美さん。
中学時代は、長谷川町子さんの自伝をもとにした連続テレビ小説「マー姉ちゃん」や緒形拳さん主演で忠臣蔵を題材にした大河ドラマ「峠の群像」に夢中になります。
連続テレビ小説は毎日見るということで、学校に行く前に。
母が好きだったと思うんですけれども、一緒に見ていました。
憧れの女優さんとか好きな俳優さんとか、いましたか。
「峠の群像」の多岐川裕美さんは素良さんという役ですごくすてきなきりっとしたかっこいいお嬢さんの役で。
実は2か月くらい前かな9月くらいに映画のお仕事で初めて多岐川裕美さんにお会いしてもう素良さんだと思ってうれしくてうれしくて素良さんが大好きでってお伝えしてすごく緊張しました。
完全に、いち視聴者ですね。
うれしくて。
中学くらいのころ大河にはまったりしましたか。
大体連続テレビ小説をぎりぎりまで見て遅刻するというのが常でしたから。
大河ドラマでそのやってくれた時代は歴史は詳しいんですよね。
本当にテレビっ子だったんですね。
そんな鈴木保奈美さんの高校時代の貴重なお写真がこちら。
完全にこれで完成して変わっていない。
高校生のころですよね。
たぶん高校3年生ぐらいだと思うんですけれども。
お隣は?祖父です。
おじい様。
このころは、まだ芸能界とかそういうのは目指していないころですよね。
そうですね。
でも高校3年生のときにオーディションを受けたので。
その前後かなと思います。
女優は目指していなかったものの高校卒業後芸能事務所のオーディションにみずから応募します。
そんなに気持ちは向いていなかったのにオーディションを受けたというのは?オーディションに履歴書や写真を送って選考があってそれが通ると二次選考みたいなものがあってそれが有楽町のニッポン放送が会場になっていたんです。
その当時ずっとラジオでニッポン放送を聞いていたのでニッポン放送に行けるんだと思って、すごい行ってみたかった。
見学しに行けばよかったのに。
そうですね。
でも中にはなかなか入っていけないですものね。
スタジオに実際に入れるってなかなか普通の高校生には思いつかないことなのでそこに行けるんだと思って行ってみたくて。
意外な理由でね。
普通はドラマのオーディションだと思って行くのに放送局が見たいから行くのはなかなかないですけれどもね。
見事、審査員特別賞を受賞芸能界デビューします。
CMやタレントなどを経験し20歳のときにNHKのドラマ「匂いガラス」で女優デビュー。
ご覧ください。
ガラスのにおいに取りつかれた少女・さやか。
鈴木さんはさやかの友人・遥を演じました。
何これ?こういうの。
行こう。
私だめよ、とってもできないわ掛け合いに行くなんて。
たたき返しに行くだけよ。
ばれたら、あんたも破門よ。
大丈夫よ、変装して行くから。
サングラスが、ありゃなあ。
そして2年後には連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」でヒロイン・暢子のいとこ中本操を演じました。
私と、よしたろうのために言うて無理して家を建ててくれたばっかりやったがよ。
どうしよ?うち、ほかの人には何を思われたちいいけんどノンちゃんにだけは不幸な結婚したなんて誤解されとないがよ。
鈴木⇒うわあ。
うずくまってしまいました。
戸田⇒うずくまってしまいました。
いや、帰りたい。
めちゃくちゃかわいらしい。
伊藤⇒NHKのドラマがドラマデビューだったんですね。
初めてお芝居をしたのがあの「匂いガラス」というドラマで確か京都でずっとロケだったんです。
その当時のこと、覚えていますか。
京都が暑かったというのしか覚えていない。
アイスがおいしかったとかそのくらいしか覚えていない。
ほとんどドラマのことは覚えていない。
だって右も左も分からないで飛び込んだ世界ですものね。
その後、保奈美さんは次々とヒット作品に出演し90年代にはトレンディードラマの女王と呼ばれます。
そして、1997年「総理と呼ばないで」で私ごいっしょさせていただきました。
鈴木さんは田村正和さん演じる総理の。
夫人です。
ファーストレディーでした。
三谷幸喜さんの脚本ですけれども、私は総理秘書ででも総理夫人の学校の先輩だったみたいな設定だったんですよね。
だからふだんはプライベートでは相談事をされたりいろいろ愚痴を聞いたりとかでも私がそのとき初めてだったので。
連続テレビドラマ初めてだった。
ちょっとおたおたしながらやっていたんですけれども。
全然、見えない。
それこそ右も左もよく分からないという。
そうだったんですか?そうだったんですよ。
何食わぬ顔してやっていましたけれども。
全然何食わぬ顔していた。
舞台で共演された方もたくさん出ていたので少し心強いところもありそのときの保奈美さんの印象は車をお一人で運転されてロケ現場に来てさっそうと現れてうわあかっこいい!と思って。
それで何よりおきれいだということにちょっとびっくりしていつもそばにいるのが女なんだけどちょっと、きれいな人のそばにいるのはうれしいんですよ女でも、うれしいものなんですよ。
いつも一緒にいるシーンとかプライベートもさばっとしていて本当にかっこいいなと思っていたんですよね。
私も自分でさっそうと車を乗りつけてロケ現場に行きたいななんてすごい思って見ていました。
でも大変です。
駐車場とか探さなきゃいけない。
1人だとね。
なかなか見つからなくてね。
とにかくかっこよくてきれいだった印象がすごくあります。
当時90年代、いろいろなドラマに本当にたくさん出ていて。
このころはどうでしたか?トレンディードラマにずっと出続けて。
この「総理と呼ばないで」のときは舞台でずいぶん活躍なさっている方々がいっぱいそれまでとはちょっと違う雰囲気のドラマだったのですごく勉強にもなるしおもしろかったしなんかちょっと大人の仲間入りをさせてもらったような感じですごくうれしかったですね。
本当に舞台俳優さんがたくさん出ていらっしゃったからね。
ちょっと異色な感じはあったと思うんですけれども。
当時はトレンディードラマの女王とも呼ばれていた時期ですけれども。
忙しい時期だと思うんですけれども。
正直、俳優という仕事については女王と呼ばれるからには頂点を極めた感じというのは?いや、実際に撮影している側はその日の仕事をとにかくやるのが精いっぱいで。
あまりその、たぶん歌手の方と違ってお客さんと会う機会がないのであまり分からないんですよねどのくらい見ていただいているのかとか。
そういう実感は全然なかったです。
忙しくて行き詰まったり仕事のことで悩んだりそういう時期ではなかったですか。
忙しくてということはなかったですけれども本当にこういうドラマで舞台出身の俳優さんとごいっしょしたりすると私は本当に何も、基礎のお勉強を何もせずにオーディションでぱっと始めてしまったのでいやあ大変私、何もないと思ってそういう、ちょっと困ったなというのはありましたけれども。
全くそんなこと大丈夫でしたけれども。
何食わぬ顔で。
お互いに、何食わぬ顔でね。
その後、結婚・出産を機におよそ12年間休業され2011年に俳優復帰。
現在、数々の作品に出演しご活躍されています。
12年間休業されて人気絶頂のときにぱったりと本当にやめられてびっくりしたんですけれども。
世間もびっくりしましたけれども思い切りましたねというか。
あまり考えていなかったんですけれど。
続けようというのは全然頭になかったんですか。
両方できないのでとりあえず生まれちゃったらこれやらなきゃというのが。
子育てが?そういう時期がずっと続いていつかは復帰するという思いはあったりしたんですか。
具体的にはなかったです。
もう子育てに専念するという感じだったんですかね。
やったことないので。
そうですよね。
どうなるかも分からないしとにかく目の前のことはなんとかしなきゃという日々がただ過ぎていき。
しかも3人お子さんがいらっしゃって、娘さん3人なんですよね。
しかもほぼ年子。
はい。
順々に生まれて。
はい。
大変じゃないですか。
信じられない。
0歳、1歳、3歳ぐらいになるわけでしょう?それは大変だったと思います。
実際どうですか?子育ては。
よく今生きているなと思います全員無事で。
そのくらいやっぱり大変だったんですか?はい。
よく生き延びたなと思います。
最初、保奈美ちゃんが結婚して子どもを産んだというニュースもすごく意外と言っちゃあれなんだけれどもそれで次々と。
もう3人いたんだと思うとすごい。
自分がいちばん意外に思っていると思います。
自分が、いちばん意外?なんで意外だったんですか。
あんまり興味ないし。
そういうタイプだと思っていたもん、私も本当に。
どっちかというとばりばり結婚なんかしないでお子さんを産まずにいくタイプなんじゃないかなと。
本当にびっくりしたから。
さぞかし大変だったんじゃないかな。
それがよく今まで生きてこられたなという。
何がいちばん大変だったんですか子育てで。
いや、もう、何でしょう…おむつもツーサイズとか常に買っていたりとか。
お出かけするのも大変ですよね。
それまで1人で気ままにやっていましたしね。
自分の思いどおりにならない生き物がこんなにいるなんてという。
1人で3人を連れてということもしょっちゅうあるわけでしょう?まだまだ日本の道はベビーカーとか歩きづらいし狭いし、段はあるしそういうことも私は知らなかったので実際に自分に小さい子どもがいるとこんなに不便なんだなと思います。
子育てをしながらストレスもたまっていらっしゃると思うんですが、そのときに息抜きになっていたのがドラマなんですってね。
テレビっ子なので。
いわゆるテレビドラマ?テレビドラマをすごく楽しみにしていました。
連ドラを見てやっぱり昼間ねおむつだ、ごはんだとしっちゃかめっちゃかになっていて9時までには片づけて見ようというのも楽しみにしていました。
完全に一般視聴者というか。
家事をこなして、あのドラマを見たい。
普通のママさんと同じ感覚で。
でも見ていて戻りたいとかちょっとそろそろやりたいなとか思わずに?そういうことよりもいろいろ大変で心が折れそうになったときにでも、来週続き見たいからもう1週間頑張ろう、私ってことで少しずつ回っていってそうしているうちに私がやっていたテレビのお仕事ってすごく役に立っているいいお仕事なんだなって逆にそのころ気が付きました。
自分がやっているときにあんまり分からなくて見るお客さん側の立場になかなかなれなかったんですけれどもそのときにとても世の中の役に立つ仕事だわこれはって思いました。
翌週が楽しみで。
そのために頑張るというね。
そして2011年にNHKの大河ドラマ「江」で復帰されました。
復帰しようと思ったのはきっかけというか気持ちはあったんですか。
やっぱりお芝居が好きだったんだなと思うんですけれどもあとは「江」のプロデューサーの方からお手紙をいただいて三姉妹の母という役でこれはすごくつなげなくてはいけない縁なんじゃないかなと思って。
ご自身も3人の娘さんのお母さん。
重なる部分が。
休んでいる間に次に復帰するときにお母さんというか3人の母、それまでもお母さんという役はあったかもしれないけれども年月がたってお母さん役を演じることにすごく縁を感じたっていうことですかね。
何かうまく言えないんですけれども、これは縁だなつなげなくちゃいけないものだなという気はしました。
勘も働いたんだと思います。
復帰されてご出演されました。
鈴木さんが「江」の中で印象的なシーンがあるそうです。
おなごにはおなごの戦がございます。
ほう、いかなる戦じゃ。
鈴木さんが演じたのは悲劇の女性、織田信長の妹・お市。
女の戦は、生きること。
本日ただ今を生きていくことにございます。
お市は秀吉との戦いに敗れた夫柴田勝家とともに自害する道を選びます。
小谷のときと違うのは母は残るということじゃ。
母上!嫌じゃ!放せ!母上!母上!♪〜江…。
母を許せ。
許せよ。
見てた、これ。
今ぐっと目頭が熱くなりましたね。
印象的だったんですねこのシーンは。
そうですねリハーサルのときからみんなせりふが読めなくてみんなで、だめだねこのシーンはもうやめましょうって。
そしてここから復帰されてということになるんですがこのたび、NHKの今夜スタートのドラマご出演です。
ドラマ10「わたしをみつけて」生後まもなく親から捨てられた孤独な准看護師、山本弥生を瀧本美織さんが演じています。
鈴木さんは弥生の上司の看護師長藤堂優子役です。
誰にも心を開かない弥生に対して看護師長の藤堂や患者さんとの出会いによって変わっていくというお話です。
お母さん!お母さん…。
この時間早く過ぎ去ってほしい。
ご遺体の清しきやお化粧を始めたいと思います。
何とも思ってませんよね?どうでもいいんですよねあなたには。
ずいぶん、にぎやかね。
ここは休憩室?准看護師・弥生が勤める病院に鈴木さん演じる藤堂優子が看護師長として赴任してきます。
厳しくも、笑顔で弥生たちに指導する藤堂。
しかし弥生は反発心を抱きます。
その記憶力、大したものね。
何かに生かせないかしらね。
この人、苦手。
そんなある日院長が手術をした患者が亡くなります。
山本さん。
はい。
聞きたいことがあるの。
これは空気、ないはずの空気よね。
院長の誤診を疑い手術後の患者の容態について弥生を問い詰める藤堂。
もっと上のほうだったんじゃない?そんな…。
山本さん。
はい。
あなた何を見てきたの。
しかし院長は藤堂の追及を邪魔するよう弥生に指示します。
できるよね、君はいい子だから。
あなた、院長から頼まれたらどんなことでもするの?期待に応えたいです。
私、精いっぱい頑張ってきました。
この病院が私を受け入れてくれたから。
あなた、かわいそうな人ね。
見入ってしまいますね。
早く見たいという気持ちに。
今回の役は、役作りというか、どんなふうに捉えてやっていますか。
瀧本さんが演じている弥生ちゃんとお互いにちょっと境遇が似ているというか。
あまり恵まれていない環境からでも頑張って看護師さんになってという、でも境遇をネガティブにとって心を閉ざしてしまっているのが弥生ちゃんでそこをポジティブにとってどんどん人と関わっていって自分の進むほうへ進もうとしているのが藤堂師長であるんです。
ネガティブとポジティブという間柄で、最初入っていってなので瀧本さんとも最初はなかなかこの人、苦手と言われていましたけれども。
だんだんそこから2人が関わり合っていく中で弥生ちゃんも自分を見つけていくというお話です。
結構、真面目に考えながらやらせていただきました。
かなり厳しく、ずばずばと看護師長の藤堂は言いますよね、部下に向かって。
そうですね。
そのときにいつも笑顔でいるという感じですけれども。
どんなときも怒っているときもつらいときもいつも笑顔っていうふうに監督から役のオーダーがきまして。
すごい難しかったです。
笑いながら怒る人みたいですね。
竹中直人さんみたいな。
おもしろいですね。
画面を見ると常に鈴木保奈美さんのにこやかな笑顔が出ているんですけど、いろんな心情が笑顔の中にあります。
内心はいろんなものがあると思いますけれども。
難しかったと鈴木保奈美さんは言っていますがクイズです。
難しかったキャラクター実は、あるテレビドラマを参考にしたそうです。
さすがテレビっ子。
今回の藤堂優子役、参考にしたテレビのキャラクターは何でしょうか。
今、まねしたんですか。
すいません、中途半端なまねになってしまいました。
私たちの総理ですよ。
じゃなくて今回は「古畑任三郎」の田村正和さんのキャラクターを参考にしたのか。
この中からお考えください。
そういうのありません?役柄のときに例えば外国の映画でもいいし漫画の登場人物とかでも私はわりとこの人のイメージこれでいこうってなるんです。
言われると私はやっているのかなそのときはそういうのはあるかもしれません。
三谷幸喜さんの場合はよく海外ドラマや映画のあのときのワンシーンの、あんな感じでとすごくおっしゃるから自然とそういうのは見て研究したりとかになりますよね。
鈴木さんはいつもいろんなキャラクターを描いて?友達だったりとかいろいろあるんですけれども、知り合いの人だったり。
あの人のイメージとか。
いろいろ重ね合わせているんですね。
ファックスが届いています。
40代神奈川県の方からです。
保奈美さん、昔から変わらず美しい。
「東京ラブストーリー」からずっと大好きで保奈美さんが出ている番組を欠かさずチェックしています。
今晩から始まるドラマ「わたしをみつけて」とても楽しみにしています必ず見ますとおっしゃっています。
結果が出たようです。
どのキャラクターを参考にしたのか視聴者の皆さんのお答えです。
割れていますね。
でも多いのが「相棒」の水谷豊さんです。
その次が「古畑任三郎」の1608です。
いちばん少ないのが「半沢直樹」です。
お答えは?怒るときにどうしようかなと思って、よし、ここは自分は堺雅人だと思おうと。
堺雅人さんね。
堺君の笑っている感じね。
笑ったまま怒る。
顔がくしゃくしゃくしゃっとね。
目が見えないぐらいになってね。
おもしろいね。
かと言って堺君のまねをするわけじゃないけど、イメージね。
まねはできないんですけれども。
いろんなことを思って考えて。
堺さんは思ってらっしゃるのかなと想像して堺さんになった気分で。
おもしろい、すごくおもしろい。
一方、後輩役ヒロインの瀧本美織さんは共演されてどうでしたか。
瀧本さんはすごくしっかりした方で、でも本当に今の若い女優さん皆さんしっかりされていて。
そう言われればそうですね。
自分が20代のころって大ばかだったなって思うんですけれども。
今の人はみんなしっかりしています。
ご自分のやり方とかメンテナンスとか本当にきちんとご自分でされているのでとても勉強になります。
では瀧本美織さんは鈴木保奈美さんのことをどう見ていたのかお話を伺っています。
今回保奈美さんが演じられた師長は…私がまだメークを落としてるときにもう保奈美さんは髪の、外してお疲れさまでしたーみたいな感じで、すごい速いんですよ。
こうしないと体が起きないんだよねとか言ってて…保奈美さん、お元気ですか。
また一緒にお仕事できるように私も頑張ります。
ありがとうございます。
これスカイプみたいです。
楽しいですね。
生じゃないんですけどね。
瀧本さんは男らしくてかっこいい帰るのが速いと言っていますね。
撮影をしている場所から、衣装チェンジする場所に行く間に脱ぎながら歩いていると言われて脱ぎながら歩いていないんですけども、脱ぎながら歩いて行くとかね。
男優さんは比較的早いんですけれども。
女性は時間がかかると言いますよね。
保奈美ちゃんはそうなんですねさっそうと。
私が早く帰らないとスタッフの皆さんが早く帰れないからなるべく早く。
そんな鈴木保奈美さんが登場しますドラマ10「わたしをみつけて」今夜スタートです。
ぜひご覧ください。
プライベートの話もということで鈴木さんは実はこういうものに熱中されています。
活字愛です。
とてもご本がお好きなんですね。
読書。
どのぐらい本を?例えば月に何冊とかそういう感じで読むんですか。
そういうふうには数えたことないんですけど本屋さんに行くととてもたくさん買いたくなります。
一日、本屋さんにいたいぐらいなんです。
そんなにお好きなんですね。
これは?お気に入りの本が入れてあるんですね。
下の段のポール・オースターというアメリカの作家が好きでずっと読んでいたんですけれど途中でポール・オースターじゃなくて訳している柴田元幸さんという方の訳が好きなんだと途中で気付いて今度は柴田元幸さんを追いかけて柴田さんがお出しになっている本を読むようになったんです。
翻訳ってね。
全然違いますからね。
日本語がとてもすばらしいので。
そしてもう1つお写真を撮ってきていただきました。
平積みになっています。
これは何ですか。
まだ読んでいないやつですね。
読んでいないものを積んでおくんですね。
もっとあるんですけどね。
積んでみました、ちょっと。
読みたいけどまだちょっと読めない時期だったり。
ドラマに入っちゃうと小説が読みたくないというか。
全く同じです。
何かほかに覚えることがあったりほかの本に集中しているときってね。
エッセーとかこま切れで読めるものは読めるんですけれども雑誌だったりとかそういうものはいいんですけどストーリーのあるものと台本を両方抱えてしまうとうまく集中できないというか。
忙しいとどんどん平積みがうず高くなってきますよね。
また読める時期が楽しいからね。
次々と。
又吉さんの作品とか、最近の賞を取った作品とかは。
なんとなく、目を通しますし。
又吉さんが俳句を書かれているのはとてもおもしろいです。
日本語の使い方というかとても勉強になります。
字そのものを見るのがお好きなんですね。
そうですね。
新聞でも何でもいつも読んでいます。
活字がね。
活字を読んでいないと落ち着かない。
鈴木保奈美さん、お写真を撮ってきていただきました。
おしまいに視聴者の皆さんからメッセージがたくさん届いていますので時間のあるかぎり、ご紹介します。
茨城県の方からです。
4歳、3歳、0歳を育てる母です。
今、子どもが中心の毎日で忙しい日々を送っています。
私の楽しみも寝静まった時間に1人、ドラマを見ることです。
今夜からのドラマ楽しみにしています。
私も看護師ですが仕事復帰の日までドラマを見ながら子育てを精いっぱい頑張ります。
大変ですよね。
茨城県の30代の主婦の方です。
今も河原津すてきな保奈美さんきょうからドラマ「わたしをみつけて」楽しみにしていますし原作も読んでいます。
あの師長さんを保奈美さんだと思っただけで期待度が上がります。
福岡県の方からです。
憧れの存在です。
私も仕事一筋でした。
2015/11/24(火) 13:05〜13:52
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 鈴木保奈美[字][双]

スタパ初出演!12年間の休業と新作ドラマを語る  ゲスト:鈴木保奈美 司会:伊藤雄彦アナ、戸田恵子

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】鈴木保奈美,【司会】戸田恵子,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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