(テーマ音楽)幾重にも広がる芳じゅんな香りとその味わい。
日本酒のおいしい季節になってきました。
見た目は同じように見えても飲み口がスッキリとしたお酒からフルーティーなものまで。
個性豊かな日本酒が増えてきています。
そこで「まる得マガジン」では家でもっと楽しめる日本酒の飲み方をご紹介。
教えて頂くのは…長年日本酒について取材してきました。
日本酒のラベルっていろいろあって飽きないな〜。
安田さん日本酒のラベルってすごく面白いですよね。
こんなに種類があって何かアートというかコレクションしたくなっちゃいますね。
ほんとそのとおりなんですよ。
ラベルにね書かれているという事を読みこなしていくと日本酒選びが実はものすごく楽になるんです。
日本酒の味わいに関係する代表的な項目を読み取っていきましょう。
小売店やホームページなどで公表している場合もありますのでお確かめ下さい。
お酒選びで気になってるんですけどよく甘口と辛口ってありますよね。
あれは何なんですか?実は甘口と辛口というのをはっきり分別するというのは実はすごく難しい事なんですね。
ただし目安となるものがこのラベルの中に隠れていましてそれがこの「日本酒度」と言われるものと「酸度」と言われるものなんです。
まずは飲み比べてみましょうか。
用意したのは…酸度は同じ程度です。
じゃこちらからお願いします。
いただきます。
どうですか?ちょっと軽めというかスッキリしたタイプですね。
そしてじゃ今度はそれに対してこちらを。
どうですか?ちょっととろみがあって甘くてすごくフルーティーです。
もうほんとに安田さんすごいです。
数値が「+」になるほど糖分が少なくて「−」になるほど糖分が多いんです。
なるほど。
そうだったんですね。
ではじゃあ続いて酸度の違いを味わって頂きたいと思います。
酸度は味わいに関係してくるんですね。
今度は日本酒度がほぼ同じで酸度が1.7と4.8という差のあるものを試飲してもらいます。
じゃこちらからどうぞ。
はいいただきます。
う〜ん!どうですか?おいしいです。
じゃそのあとにこちらを。
フフッどうですか?酸っぱい。
最初に飲んで頂いたものの酸度は1.7。
そして奥にあるのはもう倍以上のもので4.8のものをね用意させて頂いたんですね。
葉石さんによると一般的に酸度が低いとスッキリとした味わいに高いと濃厚に感じる傾向があるそうです。
ラベルの読み方が分かると今度日本酒をね買いに行っても迷わずに買う事ができるんですね。
でも飲み過ぎには注意して下さいね。
はい。
次回は温度で変わる日本酒の楽しみ方をご紹介します。
2015/11/24(火) 11:55〜12:00
NHKEテレ1大阪
まる得マガジン きょうから飲み方が変わる!日本酒のいろは(2)「ラベルを読む」[字]
日本酒の瓶には酒の顔となる表ラベルとどこでどんな材料で作られているのか、酒の経歴を表す裏ラベルがある。日本酒度や酸度からどんなことが読み取れるのかを学ぶ。
詳細情報
番組内容
日本酒の瓶には酒の顔となる表ラベルとどこでどんな材料で作られているのか、酒の経歴を表す裏ラベルがある。日本酒度や酸度からどんなことが読み取れるのかを学ぶ。講師は長年日本酒の取材を続けてきたエッセイストの葉石かおりさん、生徒役はタレントの安田美沙子さん。
出演者
【講師】エッセイスト…葉石かおり,【生徒】安田美沙子,【語り】高村保裕
ジャンル :
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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