こんにちは。
きょうのラインナップです。
初めて民間の商業衛星を載せたＨ２Ａロケットが、きょう午後、打ち上げられます。
この商業衛星は、海外から受注したもので、今回の打ち上げは、日本の衛星打ち上げビジネスが成功するかどうかの試金石として注目されています。
鹿児島県の種子島宇宙センターから中継です。
内田さん。
全長５３メートルのＨ２Ａロケット２９号機は、この場所からおよそ４キロ離れた発射場で、打ち上げの瞬間を待っています。
現在は機体に燃料を入れる作業が行われているということです。
昨夜、発達した雨雲の影響で雷が発生した種子島。
組み立て棟から機体を移す作業は、当初の予定より１時間半遅れて行われました。
打ち上げるのは、カナダの大手運用会社の通信放送衛星、テルスター１２バンテージ。
海外の民間企業から受注し、商業衛星を打ち上げるのは初めてです。
今回、ロケットはエンジンなどさまざまな改良が加えられました。
高度３万６０００キロの軌道の近くまで衛星を運ぶことができるため、これまでよりおよそ４時間半長く飛行できます。
関係者はこうした技術をアピールし、世界市場参入に向けた大きな一歩を踏み出したい考えです。
Ｈ２Ａロケット２９号機は、このあと午後３時２３分に、種子島宇宙センターから打ち上げられます。
以上、種子島から中継でお伝えしました。
複数のテロ攻撃の情報を得ていると語りました。
パリの同時多発テロを受けて、厳戒態勢が敷かれているベルギーのミシェル首相は、ブリュッセルで現在、最高に引き上げられている警戒レベルを、今月３０日まで維持する方針を明らかにしました。
ミシェル首相は２３日会見し、ブリュッセルの警戒レベルを、今月３０日まで、最高のまま維持する方針を示しました。
一方で学校や地下鉄は、２５日から再開する予定だということです。
ベルギー当局は、国際指名手配中のサラ・アブデスラム容疑者の行方を追っていますが、首相は、商業施設や公共交通機関が、潜在的な攻撃対象となっているとして、警戒を呼びかけています。
街では観光業などへの影響を懸念する声も聞かれました。
一方、ベルギーの検察は２２日夜の捜索で拘束したうちの１人を、パリの同時多発テロに関与したとして、刑事訴追しました。
一方、パリ郊外では２３日、犯人が自爆する際に使用したものと似た構造の自爆用のベルトのようなものがごみ箱から見つかりました。
これはＡＦＰ通信が、捜査関係者からの情報として伝えたもので、２３日、パリ南部の郊外で、清掃作業員がごみ箱の中から、自爆用のベルトのようなものを見つけました。
起爆装置はありませんでしたが、パリのテロで使用されたものと似た構造をしているということです。
携帯電話の電波の追跡捜査から、この地域には、実行犯として国際手配中のサラ・アブデスラム容疑者が、テロ事件のあった夜いたと見られるということで、捜査当局は逃走中のアブデスラム容疑者の足取りにもつながる手がかりと見て、捜査を進めています。
一方、アメリカ国務省は、シリアなどから帰国した、過激派組織イスラム国の戦闘員などが、テロを起こす可能性があるとして、世界各地に渡航するアメリカ人に注意を呼びかけました。
渡航の自粛を求めるものではありませんが、年末にかけての休暇の時期は、特にテロの脅威が高まるとして、十分に警戒するよう求めています。
きのう、東京・千代田区の靖国神社のトイレで、爆発音がした事件です。
爆発のおよそ３０分前から、トイレ周辺の複数の防犯カメラに、黒っぽい服を着た不審な男が映っていたことが新たに分かりました。
警視庁によりますと、きのう午前１０時ごろ、靖国神社の南門付近のトイレで、爆発音があり、トイレの床には、乾電池やタイマーの部品などが散乱し、天井裏から、金属製のパイプ４本とリード線が見つかりました。
その後の捜査関係者への取材で、爆発のおよそ３０分前、午前９時半ごろから、トイレ周辺の複数の防犯カメラに、黒っぽい服を着た不審な男が映っていたことが分かりました。
男は周囲を警戒するようにトイレ周辺を歩いていて、爆発音の直後に、現場を立ち去っていたということです。
靖国神社の関係者が当日の朝、トイレを見たときは何もなかったということで、警視庁はこの男の特定を進めています。
冬型の気圧配置が強まり、北海道では平野部でも広く雪となっています。
札幌市では冬の風物詩、ササラ電車が今シーズン初めて出動しました。
北海道内は低気圧が通過している影響で、上空に寒気が入り込み、全道的に雪が降っています。
午前１０時までの積雪量は、留萌市幌糠で２８センチ、上川町層雲峡で２６センチとなったほか、札幌でも１３センチと、中心部では１か月ぶりの雪となりました。
結構積もってて、びっくりしました。
札幌では、市電の線路に積もった雪を、ササラと呼ばれる竹で作ったブラシで取り除く、ササラ電車が、初めて出動しました。
小学校から高校までの１２年間を一貫して学ぶ、公立の小中高の一貫校が７年後をメドに、東京・立川市に開設されることになりました。
東京都によりますと、公立の小中高一貫校の開設は全国で初めてです。
東京都の構想では、国際的に活躍できる人材の育成を目標に、小中高一貫校として、７年後の２０２２年度をメドに開校を目指すとしています。
都は現在、中高一貫教育を行っている立川市の都立立川国際中等教育学校に、新たに付属の小学校を設置し、英語教育に標準の２倍の授業時間を確保することなどを検討しています。
東京都によりますと、公立の小中高一貫校の開設は全国初で、今後、具体的な内容について、検討を進めることにしています。
フランスのテロ事件を受け、民間施設など警備が手薄なソフトターゲットのテロ対策が課題となる中、警視庁は、都内のホテルがテロリストに狙われた想定の訓練を行いました。
訓練は、ホテル椿山荘東京で、爆発物を持った不審人物が見つかったという想定で行われ、まず、ホテルの従業員が宿泊客らを速やかに避難させました。
警察官や警備犬が不審人物を取り押さえ、その後、爆発物処理班が、特殊な機器で爆発物を回収しました。
警視庁は、民間と連携し、警備が手薄なソフトターゲットを狙うテロへの対策を強化する方針です。
経済情報です。
日経平均株価、午前の終値は、先週末の終値に比べて、2015/11/24(火) 11:30〜11:45
読売テレビ１
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