おはようございます。
7時になりました。
靖国神社のトイレで爆発音がした事件。
パリの同時テロを受けて、警視庁が警戒を強めるさなかの出来事でした。
紙袋のようなものを持った男が現場近くから立ち去った直後に、爆発音がしていたことが、警視庁への取材で分かりました。
事件があったのは、きのう午前10時ごろ。
靖国神社の南門付近のトイレで爆発音がして火が出ました。
そのとき、近くにいた人は。
現場には、爆発物処理班が出動。
警視庁によりますと、トイレの天井には、何者かが開けたと見られる、30センチ四方の穴があり、中から、直径およそ3センチ、長さ20センチほどの鉄パイプ状のもの4本が束ねられた状態で見つかりました。
鉄パイプ状のものにはリード線がついていたほか、床からは焦げた電池やデジタル表示の時計のようなものも回収されたということです。
焼けた跡はありませんでした。
これまでの調べで、付近の防犯カメラには、紙袋のようなものを持った男が、現場近くから立ち去る姿が映っていたことが分かっています。
さらに、男が立ち去った直後に、爆発音とともに火や煙が出ていたことが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁は、周辺の防犯カメラの解析を進めるなどして、事件と現場近くから立ち去った男との関連を調べるとともに、見つかった鉄パイプ状のものが、時限式の発火物の可能性もあると見て、爆発物かどうか詳しく鑑定し、事件のねらいを捜査しています。
この事件を受けて警察庁は、同じような事案の発生を未然に防ぐため、関連する情報を収集することや、行事などの開催に合わせて、宗教関連施設やその周辺を検索して、不審な人物や不審物の発見に努めることなどを、全国の警察に指示しました。
パリの同時テロ事件を受けて、フランス軍は、新たに地中海に展開した空母から、シリアとイラクにまたがる過激派組織IS・イスラミックステートの支配地域への空爆を始めました。
今後、アメリカやロシアと連携しながら、攻勢を強めるものと見られます。
地中海のシリア沖に展開しているフランスの空母シャルル・ドゴール。
フランス軍は23日、シャルル・ドゴールから出撃した戦闘機が、過激派組織ISのシリアとイラクでの支配地域への空爆を行い、2つの目標物を破壊したと発表しました。
フランス軍はこれまでも、UAE・アラブ首長国連邦とヨルダンの拠点に、シリアとイラクにまたがるISの支配地域に対して、空爆作戦を続けてきましたが、今月13日にパリで起きた同時テロ事件を受けて、空母が加わったことで、空爆に参加する戦闘機の数は、2倍以上に増強されたことになります。
オランド大統領は24日にアメリカのオバマ大統領と、26日にはプーチン大統領と会談を行い、軍事作戦での協力強化について話し合うことにしていて、今後、アメリカやロシアと連携しながら、攻勢を強めるものと見られます。
ISに対し、軍事面で結束を強めようとしている国際社会。
その中心になってきたアメリカは、シリアからの難民少なくとも1万人の受け入れを表明しています。
しかしテロ事件を受けて、今、大きく揺れ動いています。
シリアからワシントン近郊に逃れてきたアブアフマドさんです。
7人の子どもを抱えながら、ことし1月、難民として移り住みました。
内戦の混乱のさなか、病気が悪化して両目は失明。
ボランティアの支援を受けて、なんとか落ち着いた生活を取り戻したといいます。
しかし、今回のパリで起きた同時テロ事件で状況は一変します。
テロ事件の犯人が、難民に紛れてヨーロッパに入り込んだと見られているからです。
事件を受けてアメリカでは、半数を超える30以上の州が、難民受け入れ拒否を表明。
複数の世論調査によると、市民の50%以上が、難民の受け入れに否定的な回答をしています。
これに対し、アメリカ国内で危機感を募らせる声も上がっています。
シリア人の支援をしている団体も、イスラム教徒の排斥につながらないか、心配しています。
アメリカ議会では、難民の受け入れ計画を停止する法案が下院で可決。
今後、上院でも審議される予定ですが、オバマ大統領は可決されても、拒否権を行使する構えです。
テロ対策の徹底を約束し、難民の受け入れに理解を呼びかけています。
シリア難民を積極的に受け入れる姿勢を示すことで、国際社会の中で低下するアメリカの指導力を取り戻したいオバマ大統領。
しかし、アメリカ国内で強まる反発に直面し、難しいかじ取りを迫られています。
人工衛星を打ち上げるビジネスの受注競争が今、世界で激しくなっています。
多くのシェアを占めるのは、ロシアとヨーロッパ。
8割近くに上っています。
さらに、アメリカのベンチャー企業が参入。
急速に受注を伸ばし、市場の勢力図を塗り替える勢いです。
これに対し、日本は、これまで民間からの受注がゼロです。
日本が悲願としてきた衛星打ち上げビジネスへの参入が軌道に乗るのか。
初めて海外の民間企業から受注した人工衛星を載せた新たなタイプのロケットがきょう、打ち上げられます。
鹿児島県の種子島宇宙センターです。
発射台にセットされているのは、H2Aロケット29号機です。
これまでと違い、打ち上げ能力が大きく高められています。
載せているのは、カナダ、テレサット社の通信放送衛星。
日本のロケットとして初めて、海外の民間企業から受注した衛星で、高度3万6000キロの軌道まで届けます。
きょう午後の打ち上げに向けて、けさから燃料の注入など、準備が進められています。
今回のH2Aロケット、改良したのはエンジンです。
これまで高度3万6000キロを目指す場合、ロケットが送り届けるのは、高度300キロ付近までで、その先は人工衛星に搭載したエンジンで飛行を続ける必要がありました。
これに対し、今回のロケットは、2段目のエンジンが3回にわたって点火と停止を繰り返すことで、より遠くまで飛行できるように改良。
ロケットが、高度3万4000キロまで送り届けるため、人工衛星の燃料を大幅に節約することができ、衛星の寿命を伸ばすことができます。
今のところ、天気は打ち上げに影響はない見通しだということです。
打ち上げの予定時刻は午後3時23分。
悲願の衛星打ち上げ市場への参入に弾みとなるのか、その成否が注目されます。
アメリカの大手製薬会社、ファイザーと、アイルランドの製薬会社、アラガンは、合併することで合意したと発表しました。
実現すれば、医療用医薬品の分野で世界最大手の企業が誕生することになります。
アメリカのファイザーと、アイルランドのアラガンは23日、両社の株式を交換する方式で合併することで合意したと発表しました。
これは、事実上、ファイザーによるアラガンの買収で、費用の総額は世界のことしのM&A・合併・買収で最大となるおよそ1600億ドル、日本円にして19兆7000億円に上るということです。
ファイザーは、性機能改善薬のバイアグラなどで知られ、アラガンは、点眼薬や美容医療などに強みがあるとされています。
イギリスの調査会社によりますと、両社の去年の売上高を合わせると、日本円にして、およそ6兆8400億円で、スイスのノバルティスを抜いて、医療用医薬品の分野で首位になり、合併が実現すると世界最大手になります。
ファイザーなど、大手製薬会社の間では、主力の医薬品の特許切れによる収益の減少を補うため、合併や買収によって企業規模を拡大する動きが活発になっていて、売上高で大きく水をあけられている日本の製薬会社の戦略にも影響を与えそうです。
経団連は来年の大手企業の採用面接の解禁時期について、8月から6月に前倒しすることを正式に決めました。
毎年のように方針が変わる就職活動。
ことしは特に、中小企業がスケジュール変更のあおりを受け、いまだに就職説明会を開くなど、厳しい状況となっています。
こうした中、中小企業の採用活動を支援するビジネスが広がっています。
横浜市の中小企業を訪れたのは、採用業務の代行業者です。
思うように採用が進まない中小企業の間で、人気を集めています。
この企業は人手が足りず、専属の人事担当者を置くことができません。
この日は、採用したい人物像を伝えました。
中小企業側が支払う費用は、1人採用が決まるごとに50万円。
決して安いわけではありません。
それでも登録企業は合わせて6400社。
面接などに時間をかけられない中小企業を中心に、この1年で新たに800社が登録しました。
こうした厳しい状況は、中小企業全体に広がっています。
合同就職説明会には、11月にもかかわらず、今の大学4年生を採用したい企業が殺到。
去年よりも20社多い80社。
採用活動の長期化は、異例の事態です。
こうした中、中小企業の知名度の低さを解決しようというビジネスもあります。
企業側が学生をスカウトするというものです。
企業は登録されている学生の中から、欲しい人材を検索します。
最初に選択するのは、体育会系の部活に所属しているかどうか。
次は学歴。
さらに部活内での役割も。
企業は学生がどんなことに打ち込んできたのか、写真や自己PRを自由に閲覧できます。
ぜひ会いたいと思った学生に、直接面接のオファーを送ります。
1人採用が決まるごとに30万円を、サイトの運営会社に支払う仕組みです。
このサイトを活用している、大阪市の中小企業です。
工具の問屋から始まり、80年の歴史があるこの企業。
最近は、ものづくりの楽しさを伝えたいと、体験型の店舗を都内に開設するなど、新規事業に力を入れています。
新しい発想を持った若い人材の採用を強化していますが、知名度の低さから、説明会になかなか学生が集まらず、苦労してきました。
この日は、オファーを送った4人の大学3年生を本社に招きました。
仕事の内容ややりがいを社員から直接聞くことで、この企業で働くイメージを膨らませてもらうねらいです。
採用担当者は、見学会を終えた学生たちの前向きな反応に、手応えを感じています。
大手志向になりがちな学生を、いかに獲得するか。
新たなビジネスが、中小企業の切り札となるか、注目されます。
続いて、この問題について考えます。
人口が減り続ける日本。
労働人口の減少や地域経済の衰退などへの懸念が強まっています。
こうした問題にどう立ち向かうのか。
信用金庫の本店です。
ここでは。
各地で始まった新たな取り組みについて、シリーズでお伝えします。
シリーズ、人口減少、地方の模索。
1回目のきょうは、人口の減少で変わる地方の金融機関についてです。
まずこちらをご覧ください。
全国各地で地方銀行どうしが経営統合し、基盤を強化する動きが相次いでいます。
背景にあるのは、このまま地方の人口減少が進めば、地域経済が立ち行かない事態に陥るという強い危機感です。
こうした地方銀行の動きを受けて、信用金庫など、規模が小さな金融機関でも、人口減少に対応する動きが加速しています。
先月、有力な地方銀行どうしが統合した熊本と鹿児島の動きを取材しました。
先月誕生した九州フィナンシャルグループ。
熊本と鹿児島で最大手の地方銀行が経営統合して設立されました。
この日、銀行の担当者が訪れたのは、鹿児島県の畜産会社。
事業により積極的に関与して、収益を上げる。
銀行が統合後に重視している戦略の一環です。
この会社は肉牛の生産だけでなく、ステーキレストランを銀座や京都にも展開しています。
銀行側は、事業拡大に向けた新たな提案をしました。
アジアでのニーズを見込んで、牛肉の輸出を持ちかけたのです。
さらに、沖縄に支店を開設し、国際物流の拠点となる空港が活用できることをアピールしました。
経営統合によって、従来はできなかった思い切った投資も進めています。
うなぎの産地、鹿児島県で新たに始まったなまずの養殖事業です。
銀行はうなぎに代わる新たな産業になるのではないかと見込んだのです。
なまずの事業を経営統合を活用して拡大できないか。
鹿児島の担当者は熊本側と事業展開について検討を始めています。
銀行は地域経済の衰退を防ぐためには、これまで以上に事業の拡大に深く関わることが欠かせないと考えています。
一方、中小の金融機関は、地域に暮らす人たちへのサービスをより強化する戦略を打ち出しています。
こちらはあるパーティーの案内。
企画したのは熊本の信用金庫です。
少子化対策に一役買おうと、金融機関としては異例の、婚活パーティーをことしから主催しています。
人口を増やして経営基盤を強めるのがねらいです。
この日は、来年2月に開くパーティーに向けて、本店の幹部や女性職員が、改善点を話し合いました。
高齢化する地域の人たちの健康に着目した金融機関も登場しています。
熊本県信用組合の多良木支店です。
この支店では、多良木町の町民限定で、中高年向けの金融商品を開発しました。
利用者の健康を維持してもらうのがねらいです。
その名もヘルスアップ・たらぎ。
たまるよ定期、らんらん健診、ぎゃーお得と、非常にいいんじゃないかと。
健康診断を受けた人を対象に、定期預金の利息を通常の9倍にするというものです。
多良木町の人口は、およそ1万人。
25年後には、およそ40%減少すると試算されています。
このため、1人でも多くの人に健康でいてもらうことが、預金量の維持につながると考えたのです。
商品の開発にあたっては、多良木町役場の協力を得ました。
この信用組合は、地域との密着が、より重要になっていると考えています。
取材に当たった、報道局遊軍プロジェクトの吉武記者です。
吉武さん、今の時代、この人口の減少に直面して、金融機関がそれぞれ独自の戦略を打ち出してきているということですよね。
今回は、ほかの地域に先駆けて地方銀行が統合した、熊本と鹿児島の例を見てきました。
このうち、統合を選択した銀行は、産業の育成に着手して、より広域に事業を拡大しようとしています。
その一方で、より規模が小さい信用金庫や信用組合は、そのコミュニティやそこに暮らす人たちに、より近づこうという戦略に乗り出しています。
それぞれ戦略は違うんですが、大きな地方銀行から小さな金融機関に、危機感というのが波及していて、こうした動きというのは、全国的に出始めているんです。
金融機関のこうした取り組みによって、人口減少による地域のさまざまな課題の解消にもつながるんでしょうか。
ただ金融機関は、民間企業ですので、地域の課題解消に、それを最優先に取り組んでいるというわけではなくて、あくまで収益を上げることが目的なんです。
それでも、今や地方の金融機関は、その人口減少に対する危機感を、その自治体や住民などと共有する存在になっていますし、さらにそもそも、金融機関というのは、その地域の人や企業の情報というのを、たくさん持っているんです。
ですから、今後、地域の創生、地域の課題解消に取り組んでいく自治体などにとっては、その地域の金融機関と連携することが、有力な選択肢の一つになると思います。
吉武記者でした。
シリーズ2回目のあすは、地方で深刻になる労働力不足解消の取り組みについてお伝えします。
さて、今週は、関西各地から見頃を迎えた紅葉を中継でお伝えします。
きょうは、奈良市の春日大社です。
ことしは、20年に一度の社殿の修復の年に当たり、塗り直されたばかりの建物と紅葉のコントラストが楽しめます。
見えているのは、春日大社の国宝の本殿のある建物です。
20年に一度、社殿の修復を行う式年造替が、今、行われています。
これで新しく塗り替えられた社殿の朱色と、そしていちょうの黄色のコントラストが、本当にきれいですよね。
20年に一度、今、この季節だけ見られる光景です。
私が今いるのはね、実は春日大社の中で一番お勧めの場所なんです。
というのもですね、このイチョウの黄色と、カエデの赤、そして見てください、社殿の朱色、この3つの色が一度に眺められるのがこの場所なんです。
おはようございます。
けさの奈良市内、早朝は雨が降っていたんですが、今はやんで、ちょっとね、もやがかかっている感じです。
厚手のコートなしでも、過ごせる陽気です。
この春日大社、広ーい森林の中に囲まれています。
1000年以上、木々の伐採が禁止されてきたことから、原生林が今もなお、そのままの姿で残っています。
中でも大事にされてきたのが、このカエデとイチョウの木です。
この2つの木は、水を多く含んでいて、火に強いという特徴があって、火事の際に防いでくれるという効果があるといわれているんですね。
特にイチョウは、火が迫ってくると水を噴いて防いでくれるという伝説も残っているんです。
社殿をまるで守るように大きな枝を伸ばしています。
本殿のあるこちらの建物、すべてが美しく生まれ変わりました。
さあ、境内の中にやって来ました。
新しく塗り替えられたこの朱色の部分だけではなくて、このね、白い壁にも注目してください。
この漆くいも、新たに塗り直されたんです。
さらに金色の飾り金具も新しく取り替えられました。
20年ぶりに生まれ変わった建物と、このイチョウの黄色のコントラスト、この秋だけ見られる光景です。
以上、春日大社からお伝えしました。
確かに、社殿を守るように木々に包まれてますよね。
そうですね。
きれいでした。
見頃は来月上旬ごろまで続く見通しです。
東京都は、小学校から高校までの12年間を一貫して学ぶ、公立では全国初となる小中高一貫教育校を立川市に開設するとした基本構想をまとめました。
英語教育などに力を入れ、国際的に活躍できる人材の育成を目指すことになりました。
東京都が新たにまとめた基本構想では、国際的に活躍できる人材の育成に重点を置き、英語教育などに力を入れた、公立では全国初となる小中高一貫教育校を、7年後をメドに、立川市に開設するとしています。
具体的には、現在、中高一貫教育を行っている立川国際中等教育学校に、新たに付属小学校を設置し、定員は小学校が1学年80人、中学校からの入学も認め、中学高校は、160人とします。
また海外から帰国した子どもや外国人の子どもも、それぞれ20%程度の枠を設けて募集し、入学後は混成のクラスにして、交流しながら学べるようにします。
さらに、英語教育は標準の2倍の授業時間を確保するとともに、土曜日の活用で、12年間の教育内容を11年間で先取りして学び、残りの1年間は留学などに充てるとしています。
都は、この基本構想をあさって開かれる教育委員会に示すことにしています。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
まずは夏の甲子園の優勝投手、東海大相模高校の小笠原慎之介投手です。
夏の甲子園では剛速球で湧かせましたよね。
そうですよね。
その小笠原投手が、プロへの道を歩みだしました。
ドラフト1位で指名した中日と仮契約です。
小笠原投手は、中日とおよそ1時間の交渉を行い、仮契約を結びました。
小笠原投手の持ち味は、150キロを超えるストレート。
ことしの夏の甲子園では、45年ぶりの優勝に貢献しました。
チームにどんな風を吹かせたいのか聞かれると。
いやー、頼もしいコメントですね。
そうですね。
プロでもぜひ、活躍を期待したいですね。
そうですね。
期待しましょう。
さあ続いて、巨人の高橋由伸新監督です。
監督就任に伴って、現役を引退。
きのうは引退セレモニーに臨み、本拠地のファンの前で、現役生活に別れを告げました。
4番ライト、高橋由伸。
高橋新監督は巨人一筋18年。
勝負強いバッティングでチームをけん引してきました。
セレモニーでは、菅野投手と1打席限定の対決。
これが最後の打席ですね。
どうでしょうか。
左中間へヒット性の当たりを見せました。
鋭いスイングで、まだまだ現役でいけるんじゃないですかね。
最後はやっぱり、長嶋さんですね。
堅い握手を交わした高橋新監督。
気持ちを新たにしていました。
きのうのセレモニーでは、長嶋さんから、直筆で、勝つ勝つ勝つと書かれたボールが贈られました。
そして高橋新監督の覚悟を持ってということばにも、強い決意を感じましたね。
そうですね。
来シーズンの高橋新監督に注目しましょう。
以上、スポーツでした。
続いて健康のための情報をお伝えするけんコン!コンシェルジュは堀越アナウンサーです。
おはようございます。
寒くなってきましたよね。
特に朝起きたときですとか、外から帰ってきて家の中が寒いというのは、ちょっと嫌ですよね。
本当ですね。
そこで、きょうお伝えするのはこちらです。
寒い部屋で!速効ぽかぽかエクササイズ。
極簡単な運動でそして短い時間で、効率的に体を温める方法をお伝えします。
教えてくださるのは、おなじみのこの方、スポーツトレーナーでボディービルダーの野島賢さんです。
この筋肉。
すごい。
都内でジムを開くかたわら、プロスポーツ選手などを指導しています。
どんな特徴の運動を、きょうは教えていただけるんでしょうか?
最初は、冷え性の女性に特にお勧めの足先を温める運動です。
これからの時期、スリッパを履いていても冷えるんですよね。
床が冷たいとかね。
急に体を動かすと危険ですから、まずは柔軟運動からです。
足の筋肉をほぐしたら、今度はかかとを上げて制止する運動です。
上にぐーっと上がって5秒止まっていただいて、また上に上がって5秒静止して、また下りていく。
これを続けていく。
これだけでいいんですか?
はい。
簡単でしょう。
これ、かかとの上下運動だけなんですが、数十キロある体重を支えることで、足の下たい三頭筋という部分に熱が生じます。
この動きを先ほどの柔軟運動とセットで、少なくとも3回繰り返します。
僅か2分間の運動です。
2分?
はい。
カップ麺より早いじゃない。
これで温まります。
本当、簡単。
そのときの足の温度を、サーモグラフィーの画像で比較しますと、運動前の私の両足がこちら、そしておよそ2分間の運動後が、これです。
ずいぶんあったまりましたね。
でしょう。
ちなみにね、一番右に、このあと画像出てくるんですが、これ、3分間歩いたとき。
ですから、より短い2分間の運動のほうが、温まる効果があったことが分かると思います。
こうして見ると、本当に違うんですね。
そうですよね。
さあ、続いては全身を温めるエクササイズです。
朝、起きがけのときですとか、暖房が効くまでの間に効果的です。
まずは上半身を折り曲げるように全身を前後させる運動。
この動きを3回行います。
手首をひねることで、背中の筋肉がより伸びて、熱くなるんだそうです。
これを3回繰り返したあとに、両手を広げていただいて、そして…。
腕をひねりながら、前後に、これをまず3回。
今度は腕を左右に広げてかかとを上げて5秒間、静止。
これも3回。
腕の上腕二頭筋と背中の広背筋に熱が生まれて、血流の量も増えます。
一連の動きを3セット繰り返します。
それでもかかる時間は1分半ほどです。
えっ、1分半でいいんですか?
即効エクササイズですよ。
これ力こぶを作ると、腕の筋肉にも熱が生まれて、より効果的だそうです。
若干、力こぶ、出てますかね。
おっ、少し。
ここから熱が上がってきて、顔がぽっぽしてきました。
さあ、比較しましょう。
まず運動前の全身です。
例えばね、熱いお茶を一杯飲んだとき、この程度。
のど元のあたりが熱くなっていますけれども、1分半の運動後、こちら全身、断然効果的ですよね。
肩から腕まで、あと足も温まっていますね。
そうなんですよ。
短い時間でいいというの、驚きですよね。
野島さんの髪形も驚きですね。
そうですね。
雰囲気ありますよね。
足腰がちょっと心配という方は、壁に手を付きながらとか、いすに腰掛けたりしながら、この運動を行うと、転んだりする心配がなく運動できるということです。
けさのけんコン!でした。
続いて、気象情報、平井さんです。
おはようございます。
けさの小樽の様子です。
北海道小樽、雪景色です。
積雪が2センチと、今シーズン最も雪が積もっています。
気温は氷点下0度7分です。
きょうはこのような北海道の寒気が次第に南に下がりまして、今夜は全国的に、特に東日本や西日本でも、北風が冷たく感じられそうです。
さあ、それではまず、今の気温の様子、見ていきましょう。
午前7時30分現在で、北海道、白い表示、氷点下となっていまして、札幌では今シーズン初めて、氷点下の冷え込みとなっています。
この北海道の寒気が、このあと南に下がる予想です。
午後3時の気温の予想分布を見ますと、北海道は日中も氷点下の所がありそうです。
ですが、この日本の南のほう、仙台から西日本にかけては、15度以上、オレンジ色の20度となって、日本の南、特に東日本、西日本では20度を超える所がありそうです。
ですがこの東日本や西日本も今夜は北風が冷たいんです。
この今夜の風の予想を見ていきましょう。
今夜は北風が黄色い矢印、オレンジ色の矢印、木枯らしが吹きそうです。
この木枯らしに乗って、寒気が流れ込んできそうです。
寒気を重ねますと、降れば雪の目安、東北北部、山で雪の目安が、東日本や西日本の山沿いまで流れ込んできて、今シーズン、最もこの寒気が南に下がる予想です。
それでは天気図を見ていきましょう。
冬型の気圧配置です。
このために寒気が北日本からどんどん北風に乗って、流れてきて、今夜は北風が冷たいでしょう。
それではきょうの予想最高気温を見ていきましょう。
日中は、特に太平洋側地方、きのうと比べると、3度から9度高くて、仙台から西日本では20度を超える所がありそうです。
ですが北海道は師走の寒さで、どんどんこの寒気が今夜は南に下がりそうです。
きょうの天気です。
2015/11/24(火) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]
▼パリのテロで、米の難民受け入れ拡大に反対の声広がる。揺れる米社会▼採用難に悩む中小企業を支援する新ビジネス登場▼人口減少で加速する地方銀行再編。新戦略は?
詳細情報
番組内容
▼パリの同時テロ事件で、シリア難民受け入れ拡大をめざしてきたオバマ政権の計画に、議会や各州に反対の声が広がっています。難民の現状と揺れるアメリカ社会を現地から▼大手の採用活動期間が揺れ、翻弄される中小企業。その採用を支援する新ビジネスが登場。就職事情はどう変わる?▼人口減少の中、地方銀行再編の動きが加速。資金力を増やし地域経済を活性化させようという地銀の新戦略に密着しました。
出演者
【キャスター】阿部渉,和久田麻由子,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】渡辺蘭
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
スポーツ – スポーツニュース
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