あなたのブログにも寄稿・転載依頼が来るかもしれません
どうも千日です。初心者のブログ戦略の番外編です。千日のブログに旅行サイトから寄稿の依頼が来ました。ローマのバールでカードが使えず、席に妻を残して両替の為にホテルに走ったエピソードを書いた記事でした。
こういったオファーが来るということは、自分のブログが客観的に商業レベルにあることを意味します。それに報酬もいくらか貰えるみたいですね。
おお~マジか!?
かなりテンションが上がります。
しかし結論から言いますと、今回のオファーについては辞退することにしました。
寄稿・転載で得るもの=知名度と記事のレベルアップ
- 寄稿とはそのサイトに記事を書いて提供することです。
- 転載とは自分のブログの記事を(原則として)そのまま、掲載することです。
より多くの人に読んでもらえる
企業のサイトは多くの人に読まれますので、自分のブログで公開するよりも多くの人に自分の記事を読んでもらえます。
また、ライターとして自分の名前が載りますから、自分の名前をさらに多くの人に知ってもらえるんです。ライターの名前は本名である必要はないですから匿名も維持できます。
担当者のアドバイスにより記事がレベルアップする
寄稿の場合は、記事の書き方についてアドバイスを受けることもできます。これによってさらに自分のブログで書く記事を商業的にレベルアップできます。
- ライターとして収入を得たい
- 自分の考えを広く発信したい
これらの動機からブログを書いている人にとっては後半に書くデメリットよりもメリットの方が(長い目で見れば)大きいと思います。
寄稿・転載で失うもの=自由とアクセス
では寄稿・転載によってアマチュアブロガーが失うものは何でしょうか?
表現の自由、時間の自由
他社のサイトに文章を提供する以上は、そのサイト所有者の意向に沿うものでなければならないんです。
当然といえば、当然のことです。
アクセスと収益につながる記事の書き方のノウハウを得られる一方で、寄稿する記事についてはサイト所有者の意向に従わざるを得ません。
もちろん締め切りもあります。自分の納得がいかなくても、担当者が「これでいい」と判断すれば自分の記事として公開されます。
- 寄稿する記事についての表現の自由
- 寄稿する記事を書く時間の自由
報酬、知名度、記事の商業的レベルアップのチャンスと引き換えにこれらの自由を差し出すことになります。
アクセスが分散する
また「寄稿」といいながら、実際は過去に自分のブログで公開した記事の「転載」を依頼されているケースもあるようです。転載の場合は自分のブログと依頼してきた企業のサイトに同じコンテンツが重複して存在することになります。
検索ユーザーのアクセスは自分のブログと企業のサイトに分散します。
これも当然といえば当然です。
その記事のアフィリエイト収入、アドセンス収入は2分の1以下になるかもしれません。SEOとしては基本的に個人よりも企業の方に分がありますからね。オリジナルの自分のブログが負けてしまうことも十分にあり得るんです。
- プロライター志向は薄く、あくまで自分の表現と時間の自由を優先したい
- 自分のブログのアフィリエイト収入、アドセンス収入を優先したい
これらのタイプの方には、初めに書いたメリットよりもデメリットの方が大きいでしょうね。
辞退することにした理由
千日の本業はサラリーマンです。一応固定収入があります。9時~5時で終わる仕事であれば、喜んで受けたでしょう。しかし今のところ自分のブログを書いて、自分で誤字脱字をチェックし、内容を校閲して公開するだけで精一杯です。
締め切りという制約下で、担当者の校閲を受けながら執筆する時間的な余裕が無いです。
転載であった場合は時間はいりませんが、ノウハウを得られずアクセスだけが目減りしてしまうのは、損だなと思いました。リンクを貼ってもらうのは大歓迎なんですけどね。
反省…ブログへの問い合わせフォームを作っていなかった
今回の件で反省したのは、千日がFacebookやTwitterなどのSNSを一切やっておらず、ブログへの問い合わせ手段がコメントしか無かったため、コメント欄を使ってオファーして頂いたことです。
こういったブログへの正式なオファーを受け入れる窓口として問い合わせフォームを設置しておいた方がいいですね。とりあえず千日はgmailのアドレス取得して載せることにしました(PCのみ)。
寄稿や転載のオファーはいつ来るかわかりません。
自分にそんなオファーが来るわけない?
それを判断するのは、あなたではなく相手です。
以上、千日のブログでした。
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