どうも「未来塾」応援団長のサンドウィッチマンです。
どうも。
今月の講師は「あまちゃん」のテーマ曲を作った音楽家の大友良英さんなんだよね。
はいそうですね。
大友さんが芸術監督を務める音楽イベントがベトナムのハノイであるんですけれどもそれに塾生も参加して「アンサンブルのチカラ」を学んでいますね。
塾生たちはベトナムのイベントの3日前にベトナムにやってきてベトナムの人が楽しめる楽器を作るためにベトナムの学生と協力してベトナムの町に出てベトナムの店を探検してベトナムらしい物やベトナムらしくない物で楽器を作っていよいよ200人以上のベトナムの人を集めて演奏会なんだよね。
うるせえなベトナムベトナムずっと。
なんだよお前。
せっかくの海外ロケなんで強調しようかなと…。
そんなに…?さすが大友さん明治大学文学部中退だけのことはあるねぇ。
中退は言わなくていいんじゃないかな。
世界的に活躍するにはコミュニケーション能力は必須なんですね。
何言ってるか分かんないけどね。
何が分かんないんだよ。
どこが分かんなかったんだよ。
さあ「アンサンブルのチカラ」最終回。
演奏会本番です。
(2人)スタートです。
(テーマ曲)前回に引き続き今回の舞台もベトナムの首都ハノイです。
音楽イベントの本番が迫っています。
未来塾の塾生と日本語を学ぶベトナムの学生あわせて27人が手分けしてイベントに使う楽器を作ってきました。
(吹く音)すごい。
講師の大友良英さん。
1年前からフィリピンインドネシアタイの3か国で音楽イベントを手がけてきました。
今回初開催となるベトナムでは塾生たちが作った楽器をお客さん全員に演奏してもらいアンサンブルの魅力を感じてもらうつもりです。
演奏の練習しましょう。
演奏の練習。
演奏の練習?音が出る物を持ってる人は音が出る物で。
行きますよ。
せえの!
(いろいろな音)塾生とベトナムの学生でリズムを合わせてみることにしました。
しかしここでハプニング発生。
(リズムがバラバラ)いい?あの必ず…カンカンカン必ずテンポが続きます。
こうやって続きます。
行きますせえの。
どうしてもベトナムの学生のリズムが合いません。
あ早い。
体の中でテンポ鳴らして。
タンタンタン。
必ず鳴ってて下さい。
大切。
必ずいい?ずうっと同じテンポが流れてる。
一定のテンポ。
分かる?タンタンタンタン。
早い。
早い。
リズム出せる人誰がいいかなぁ。
ここで登場するのが大友流アンサンブルメソッド。
じゃあちょっとリズムの遊びをやりたいと思います。
あれに合わせようか。
コンコンコンコンコン…。
基本となるリズムを作り丁寧に1人ずつ引き込んでいきます。
タンタン…タンタン…タンタン…フ〜フ〜。
カンカン…カンカン…カンカン…ベトナムの学生もリズムに慣れ一体感が生まれてきました。
カンカン…カンカン…カンカン…カンカン…なんとか本番に間に合いそうです。
この辺は…カンカンコンコン…楽器作りをきっかけにした交流は深まっています。
秋田からやってきた…楽器作りの合間をみつけてグエン・トゥイさんがお土産選びにつきあってくれます。
ちなみにベトナムでは50CCのバイクでも二人乗りは許されています。
(グエンさんが日本語で)おつまみ?実は菊地さん外国人とのコミュニケーションに大きな不安を抱えていました。
以前韓国で短期間ホームステイをした時全く気持ちが通じなかったからです。
いい匂いね。
今回は異なる文化を持った人と心を交わす楽しさを知ることができたようです。
あまりアジアのかたと話すことってなかなかなくて。
なんかすごい打ち解けてとても楽しいですね。
ベトナムの学生とプライベートな話もできるようになった塾生がいます。
早川瑞貴さん。
ふるさと福島の新聞社から復興大使に任命されたこともあります。
好きな男の子とか。
わたし?はい。
ああそうですか。
います。
います。
(早川さん)今は東京に住んでる。
出身は福島です。
福島。
そう福島。
福島。
福島って分かるかな。
ここ。
福島。
で私が今住んでる東京このぐらい離れてます。
(早川さん)ちょっと遠いね。
(早川さん)新幹線だと2時間…2時間半ぐらい。
事故のあった原発の現状や風評被害のことなど伝えたいことはたくさんあります。
でもなかなか言い出せません。
若者同士のさまざまな交流が進む中あっという間にイベント当日となりました。
日本文化に関心を持つ人から通りすがりの人までさまざまな人がやってきました。
その数およそ200人。
大友さんは塾生たちに手作り楽器の使い方を教える役目を与えました。
(うまく音が出せない)例え言葉が通じなくてもなんとか気持ちを伝える。
それがこれからの時代には重要になると大友さんは言います。
まあ海で区切られちゃってるから車で気軽によその国にも行けないのでだからあの…楽譜のない大友流アンサンブル。
いよいよ始まります。
いいかな?皆さんそろいましたか?楽器は持ってる?オーケストラをみんなで一緒にやります。
(ベトナム語の翻訳)みんなお気に入りの楽器でスタンバイ。
37種類146個の楽器は学生たちの知恵と汗の結晶です。
「せぇの!」って言ったらわ〜っと音出して下さい。
ワンツースリーフォー!
(いろいろな音)ストップストップストップストップ。
ビューティフル!アハハ!ゆっくり。
ゆっくり静かに弾いて下さい静かなパートです。
(翻訳中)
(ブーン…ブーン…)楽器の特徴を生かしながら音を重ねていきます。
(キンキン…キンキン…)
(全部の音)ワンーツースリーフォー!
(ポコポンポンポコポコポコポンポンポン…)ワンーツースリーフォー数多くの個性的な音を際立たせながらハーモニーを奏でる。
それが大友流アンサンブルです。
(全部の手作り楽器の音)ワ〜ンツ〜ワンツースリーフォー!
(拍手・歓声)はいありがとう。
(翻訳)誰か指揮やってみたい人いますか?
(翻訳)
(歓声)名乗り出たのは福島から来た塾生…
(タンタタン…タンタタン…)
(笛金属の音)被災地でボランティア活動をしている三浦さん。
仮設のお年寄りを音楽で楽しませたいと大友さんの未来塾に参加しました。
イエー!
(歓声)三浦さん何かヒントをつかんだようです。
老若男女ベトナム人も日本人もそれぞれのリズムを胸に音と遊ぶ大友流アンサンブル。
2時間半楽しみました。
(歓声)ありがとうございます。
(拍手)資料とかでベトナムを見たり海外見るっていうことよりも「学ぶ」から「体験する」に変わる瞬間がやっぱあってそれは本とかインターネットだけじゃ伝わらない熱量でガンガン来るんで来なきゃ分かんないし来てよかったなって思います。
にぎやかですごい音がある時っていうのは幸せな時なんじゃないかなって思うんですね。
共有し合って1つのものを作り上げてくっていう行為がすごくよかったなと思っています。
言葉も分かんないベトナムの人たちと一緒にこういう楽器作ってって今日当日迎えてみてもうちゃんとみんなと目も合うしちゃんと目が合ったらさっき指揮させてもらった時とかもちゃんとこっち見て音を出してくれるしでやっと最後につながることができたなって感じることができました。
ああしました。
やっぱり震災のことはベトナムの子も結構知ってるみたいで何ができるか分かんないけど知ってるよっていうことだけは伝えてくれたのでもう僕としてはそれだけで本当にありがたいなと思ったし。
被災地の現状を声高に伝えるのではなく音楽イベントを通してゆるくでもしっかりとつながる。
それが大友さんの願いです。
ありがとうございました。
(塾生)ありがとうございました。
あの…音楽も答えはないです。
もう出た音が全て。
正しいとか正しくないとかはないと思う。
みんなもほとんどまだ海外との結び付きはない人たちです。
僕自身は海外は結び付いてますけどベトナムとの結びつきはまだあんまりないです。
でこれからきっと…きっと皆さんの世代がベトナムだけじゃなくて日本だけじゃなくていろんな地域と結び付いて次の未来つくってってくれたらいいなと思ってます。
ということでお疲れさまでした。
打ち上げ行きましょう。
こんな話はいいからみんなで楽しくご飯食べましょう。
お疲れさまでした。
(塾生たち)お疲れさまでした!
(拍手)
(ベトナム語のかけ声)ベトナム女子すごい気合入ってるね。
そうですね打ち上げね。
「123乾杯」って言ってるだけらしいですよ。
短い時間だったけど国や文化の違いを超えてつながれたことがうれしかったんだね。
そうですね。
やっぱりねぇ人と人の心をつないでいくのに音楽っていうのは非常に大きな力を発揮するっていうのがね大友さんの「未来塾」を見てよく分かりました。
で次回は?こちらです。
・「『朝まで生テレビ』オープニング曲」
(どーもくん君)ど〜も!「ど〜もど〜も」ってばっかり言ってるから戦後レジームから脱却できないんだ。
君だって渋いお茶ばっかり飲んでるからTPPの呪縛から逃れられないんだよ。
いいかまずは次回の「未来塾」特別編講師は田原総一郎さんなんだよ。
何度も言ってるだろ!だからこそ田原さんと塾生が東北の復興について熱く議論するんだということを強調しておきたい。
つまりは議論の中の「どうして」に東北復興の鍵が隠されてるんだよ。
君らももっと議論に参加しろよ。
(どーもくん君)ど〜も!「東北発☆未来塾」第189回夜11時20分まで。
(2人)まいります。
続いては「未来への芽」。
(富澤)東北を応援する若者たちの活動報告です!東北大学1年の柳澤真穂です。
今回は私たちがボランティアでやっている野菜の移動販売を…
(全員)ご紹介します。
(柳澤)
私たちは去年の8月から移動販売を始めました
被災した宮城県若林区の農家と消費者とのつながりを作りたいと考えたからです
営業日は毎週土曜日
新鮮な野菜を当日の朝5軒の農家から仕入れます
(柳澤)
野菜にはそれぞれ作った人が分かるように名前を入れています
販売場所はスーパーが近くにない復興公営住宅など2か所
ああそうですか。
(笑う声)
お客さんから聞いた野菜の感想はリポートにまとめ農家の人にフィードバック
(全員)おいしい野菜を買いにきて下さい!
(テーマ音楽)2015/11/23(月) 23:00〜23:20
NHKEテレ1大阪
東北発☆未来塾 大友良英音遊び塾INベトナム▽アンサンブルのチカラなめんなよ[解][字]
“あまちゃん”作曲家・大友良英さん講師の最終回。いよいよベトナムで一夜かぎりの音楽イベントが開かれる。MCのサンドウィッチマンも人をつなぐ音楽のチカラに大納得!
詳細情報
番組内容
ドラマ“あまちゃん”のテーマ曲を作った音楽家・大友良英さんによる講義の最終回。いよいよベトナムで一夜かぎりの音楽イベントが開かれる。未来塾の塾生とベトナムの学生、合計27人が、この日のために作った楽器は、実に、37種類、146個!この日を楽しみにしていた人や単なる通りすがりの人まで、イベント参加者は手に手にお気に入りの楽器を持ち、大アンサンブルをめざすが…。MC:サンドウィッチマン 語り:吉本実憂
出演者
【出演】作曲家…大友良英,【キャスター】サンドウィッチマン,【語り】吉本実憂
ジャンル :
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
情報/ワイドショー – イベント
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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