テレビ未来遺産 地球絶景ミステリー! 2015.11.23


目の前に広がる奇跡を人々はこう呼びます
南米ボリビアにある塩の大地
限られた時季にだけ
大空を映し出す鏡のようになるのです
しかし一体
その理由は
そこに12月から3月
雨季になるとわずかに水がたまり
天空を映す鏡となるのです
皆さんこんばんはさて僕は今ウユニ塩湖の上に立っていますいかがですか?この薄く張った水面が全てを映し出す美しき鏡張りの世界こんな絶景ご自分の目で見て体験したいそんなふうに思いませんか?今夜は皆さんを世界中の絶景に案内するとともになぜそこに私達の想像を超える絶景が存在するのかその謎をひもといていきたいと思いますまいりましょうレッツゴーあれッ?
…が潜る
ここに…と思って入ったけどハハハハ
しかし
世界的写真家がたった一度のチャンスを狙う
シロナガスクジラ
たった1頭の生物がつくり上げる絶景に
世界の海を股にかける科学者も驚がく
その驚くべきクジラの生態とは?
そして
今夜は絶景を創造する数々の謎を解き明かす
世界に誇る…
「地球絶景ミステリー」まずご案内するのは…がつくり上げた
(無線の音声)
それは煮えたぎる溶岩で満たされた湖
まるで地球の内部をのぞいているかのような
壮大なスケールの絶景
大抵の火山の場合溶岩は冷えて固まってしまいます
しかしここマルム火山は
常にほどよい量のマグマが湧いているため
この絶景が生まれるのです
世界に数多く存在する火山の中でも
このような
今から15年前偶然発見された神秘
最も大きなもので長さは11メートル
これほどまでになるには何と
60万年の歳月がかかるといいます
人知れず地球が育んだ奇跡を閉じ込めた空間でした
まるで時が止まったかのような波の大地
その名も
その表面を見てみると
細かい砂が集まっていることが分かります
実はこの砂が
長い歳月をかけ押し固められ岩となり
さらにそこを吹き抜ける風が
岩を削り取ることで
波打つ大地ができたのです
様々な絶景をつくり出す大いなる星・地球しかしかつては…にしかすぎませんでしたこれが今から46億年前の地球ですどれかってこれこの小さな小さな地球は他の隕石との衝突を繰り返してどんどん大きくなっていきますそして衝突したときの膨大な熱を取り込みました46億年たった今でも私達の足元には熱い物質が存在してるのですそんな地球の巨大なエネルギーがつくり出した大地の絶景の宝庫があります
地球の鼓動を感じる絶景世界へ
国土の90%が火山岩
130もの火山がある火山大国であり
…という名前が付き
…も広がる
両極端の性質を持つ…
訪れたのは
山でもない場所に
火口の中へ
そこに広がる地下世界とは?
さっき見たの
青い氷に刻まれた…
この爪痕を生み出す地球の神秘とは?
おととし海底火山の噴火で突如日本の西之島に誕生した
新たな大地
その未来の姿とも言うべき島がそこにはありました
果たして二階堂ふみが出会った大地誕生の痕跡とは?
入ったけどハハハハ
そして火と氷によってつくられた
この国でしか体験できない…
その国とは火山と氷河の国訪れたのはアイスランドに行くのが夢だったという女優の二階堂ふみさん果たしてどんな絶景に出会えたんでしょうか
ヨーロッパの北のはずれにポツンと浮かぶ島国
お疲れさまですおはようございますハハハ名前からして寒そうですけどね
そりゃあそうでしょう
日本なら12月くらいの陽気ですよ
さあ旅を始めましょう
最初に目指す絶景は
去年8月
何もない平原から突然火が噴き出しました
それから半年間
大量の溶岩を噴き出し続けたのです
新しく生まれた噴火口は現在どんな姿をしているのか?
今回は特別に近づくことを許されました
案内してくれるのは
Nicetomeetyou.MynameisFumi.
火山を研究している…
タケコプターだ
目指すはおよそ250キロ先
いきなりの大移動です
実は初めてのヘリコプターもう大興奮
飛び立ってからたった5分
動くものがない世界が広がっていました
そしておよそ1時間後
It’ssmoke.
いよいよこのあと
突如大地に生まれた噴火口の姿が
新しく生まれた噴火口は現在どんな姿をしているのか?
すご〜い!
世界が一変しました
違う星に来たかと思わせる大地
まだ若干こう煙が出てる所って色が違うんですね
噴火は収まったもののまだ煙を上げている場所も
そう
(アウスタ)あれが噴火口です
長さ400メートル以上幅100メートル以上の火口です
流れ出た溶岩は
平らな大地に新たな山と谷をつくったのです
視界から伝わる熱気と肌で感じる冷たさのギャップに
新しい感覚を覚えたのです
そしてこの辺りで溶岩の流れは止まりました
まるで力尽きたように
すごい
今回特別に降り立つことを許されました
わあすごいゴツゴツしてる自分が暮らしている街って何か…あっちがウソかのように思えてきちゃったそうだよね
しかしなぜ何もない大地が突然火を噴いたのだろうか?
しかし突然
突如大地に生まれた噴火口の溶岩は
何と40キロも離れたバンダルブンガという
火山からのものだったんです
火口が押さえつけられているため
そこから噴出するはずのマグマは
地下の空洞が多い場所を抜け
この何もない平らな大地から噴き出したのです
分かりやすく言うとポンポンハハハハ
頂上の火口以外から噴火したことがあるのです
こちらの特殊な地図は富士山周辺の
森や建物で隠されている部分をすべて取り除いたもの
山頂以外にも丸い噴火口の跡が
へえ〜すごい
アイスランドの歴史は火山の歴史です
この噴火を
ご存じの方もいるのではないでしょうか
その…
しかしこんなにも
地球には所々中心から地表に向けて
膨大な熱エネルギーが噴き上がる場所があります
これをマントルプルームといいます
アイスランドの真下には
この巨大なマントルプルームが存在すると考えられ
噴火を頻繁に引き起こす原因だと
言われているのです
続いてはそんな地球の内部をのぞき見できる地下世界へ
行く場所もう少しじゃないですか
見えてきたのは小高い丘
このあと
そこには不思議な空間が
麓の山小屋でなぜか登山用具とヘルメットを装着
この先にある地球の内部とは?
期待と不安が入り交じります
ハハハハハーイこれ怖そう
実はここ
世界で唯一火口の中へ入れる火山なのです
果たしてどんな世界が広がっているのだろうか
いざ
早速ゴンドラに乗り込み出発
ワオおお〜おおおおすごい
下ること10分
色とりどりの岩に囲まれた空間が
そこには眠っていました
Hereyouare,welcome.Thankyou.It’sbeautiful.Yes.
この空間はマグマの置き土産
赤黒黄色
様々な色に染められた神秘の岩肌です
すごい
岩肌に近づいてみるとマグマが通った痕跡が
しかし
(アウスタ)これはマグマの熱と酸素が出会ったことでこのような色になったのです
いずれもここにかつて
もしこれが外だと
雨などで岩肌は洗い流され
このようなきれいな色は残りません
洞窟の中に隠されていたからこそ出会える絶景なのです
火山ってもっとこう…ただ熱いだけのイメージがあったんですけど化学反応で色が変わってたりして何かすごい……と思いますさて絶景を生み出す火山ですが時には私達人間に恵みをもたらすことがあります火山とともにに暮らすアイスランドの人々の知恵をご覧ください
地球の内部から定期的に熱水が噴き上げてくる…
これもある種大地の絶景です
アイスランドの人々はこのような火山の恩恵を
巧みに利用し生活しています
その一つがこちら
日本の温泉とはケタ違い!
熱すぎない…
このあと二階堂ふみがずっと来たかった
ハーイ寒いですねちょっと…
二階堂さん自前の水着に着替えて温泉へ
ああ〜ッ
湯加減いかがです?
楽しそうな旅だな
そう足元は自然そのまま
しかしこの温泉
下は黒い砂なのに
それは火山によって地下から運ばれた…
太陽の光を浴びることでコバルトブルーに見えるのです
さらにこのシリカは
じゃあ二階堂さん
ブルーラグーン名物・シリカの泥パックを試してみましょうよ
あッ何か気持ちいいですね心なし何かこう…
顔に塗り…
しばらくもちもち肌が続くんだとか
ツルツルですよ
実は温泉以外にも
日本がアイスランドを身近に感じるものがあったのです
そして火山といえばこちら海から突如噴火し今も活動を続けている西之島実は…西之島の未来の姿ともいえる島がアイスランドにあるんです
小笠原諸島で海底火山の噴火が起こり
新たな大地が誕生しました
新しい島はみるみる拡大し
もともとあった島と合体
犬のキャラクター・スヌーピーの形に似ていることから
スヌーピー島と呼ばれたりもしましたが
今では古い島を完全に吸収してしまいました
まだ活動は続いていますが
例えるなら現在の西之島は
ではこの赤ん坊が
そのヒントとなる島がアイスランドにありました
スルツェイ島
52年前西之島と同じように
海底火山によって誕生した島です
年に20人ほどしか入れない研究のための島
今回は特別に上陸を許されたのです
何とそこには
緑に覆われた土地が…
既に90種類以上の鳥と
74種類の植物が確認されているといいます
スルツェイ島はこれから先も
緑が広がり続けると考えられています
一方…
今はまだゴツゴツとした溶岩の大地に覆われています
でもこれが波によって削られ
砂や土に変われば
そこに緑が広がり
そうやって大地が誕生するそして生き物や人々が住める環境が整っていくというちょっと感動しましたはい
二階堂ふみの旅はいよいよ究極の絶景へ
地球の中を見た感じ地球の中それだ
さらにCMのあとは
世界に誇る日本の絶景47選
美しき国・日本にもまだまだ私達の知らない絶景がたくさんありますそこで47都道府県の観光課の方々に地元の素晴らしい絶景を教えていただきました皆さんご協力ありがとうございましたでは北から順に発表していきましょうさああなたのふるさとの絶景は?
北海道
その麓に広がる神秘の光景が…
エメラルドブルーに輝く…
八甲田山の山肌に
オブジェのように並ぶ巨大な物体
冬の日本を代表する絶景
樹氷はこちらにも
こうした光景が見られるのは
世界でも日本の東北地方だけなのです
まばゆいばかりの白いオブジェ
実は雪が積もってできたものではありません
その正体とは?
これから私がこの場で樹氷をつくってみせましょうこちらをご覧ください中に入ってるのは一見するとただの水しかし…おお〜きたおお〜ッほらほら見てください樹氷ができましたこの不思議な水こそが樹氷の正体なんです
ところが少しでも衝撃を加えると
このようにたちまち凍ってしまいます
樹氷をつくっていたのはこの過冷却水
冬に…
秋田県湯沢市にある
湯けむりの絶景小安峡
岩肌から噴き出す熱水が
幻想的な光景をつくり出します
岩手県の…
氷河と津波が削り出した岩の芸術
切り立った高さ200メートルもの崖が
およそ8キロも続く岩手を代表する絶景です
皆さんはこの方をご存じですか?「おくのほそ道」でおなじみの松尾芭蕉さんですどうもはじめまして及川ですそんな芭蕉さんみちのくを巡る旅に出た理由の一つがこの絶景を見たかったからなんです
日本三景の一つ
宮城県の松島
その美しさが際立つのが満月の夜です
月あかりがまるで一本の道のように輝くこの絶景こそ
芭蕉が愛した松島なのです
福島県南会津郡にある紅葉の絶景
会津の方言で…
ところで観光客の皆さん
橋を渡ってどこを目指しているのでしょうか?
やわらかい地層だけが川や風によって削られ
屋根のある天然の遊歩道が出来上がりました
一部が崩れてしまっていますが
かつては隣村を行き来する
大切な生活道路として使われていました
川岩木々
自然の営みがつくり出した絶景です
茨城県ひたちなか市にあるこちらは
5月になると青の絨毯で埋め尽くされます
450万株もある…
かれんな花が咲き誇る春の絶景です
畳600畳敷きの大藤棚
栃木県のこちらにある
たった1本の藤の木がつくり出す紫の絶景です
この巨大な藤の木実は20年前切り倒され消える運命にありましたそれを救ったのが一人の女性でした
もともとこの藤が植えられていたのは
7キロ離れた農園
開発のため切り倒されることが決まっていました
消える運命にあった藤を救ったのが
こちらの方
こんな大きな藤を
周囲からは不可能といわれていました
しかし塚本さんは
石膏で木の幹を覆う
独自の方法を編み出しました
そしておよそ2年をかけて
見事
藤は今も成長を続け
毎年美しい姿を見せてくれます
一人の女性の熱意が守った絶景です
どこまでも続くソメイヨシノの並木道
埼玉県を代表する観光地
秩父の…
空から見る長瀞はまさに岩の絶景です
その絶景は足元に広がります
足もすくむこの断崖絶壁
しかし晴れた日に独り占めできるのが
東京湾を一望する
この海の絶景です
ここは
垂直に切り立った
およそ100メートルの崖
実はこの場所
江戸の末期から使われていた…
私が生まれた東京にも素晴らしい絶景がありますそこに一瞬だけ出現する絶景があるんですご覧ください
世界自然遺産東京の…
ここ父島から見る夕日が
赤から緑に変わるというのです
それは太陽が海に沈む
ほんの5秒ほど
よーくご覧ください
空気の澄んだ離島で見られる
太陽の絶景です
街の至る所でかれんな花をつけるあじさい
古都・鎌倉の梅雨時の絶景です
ではなぜ鎌倉といえばあじさいなのでしょうか?
実はあじさいは地中にしっかりと根を張る植物
崖の多い街を守るために植えられたといわれています
まるで定規で線を引いたかのような岩肌
新潟県十日町市の…
この岩は今からおよそ500万年前に流れ出た…
冷えて固まるとき
均等に収縮を繰り返すことで
まっすぐな柱のような岩肌となったのです
ごう音とともに流れ落ちる富山県の…
この称名滝は春になると姿を変えます雪解けの季節さらなる絶景に変身するんです
右手に新たな滝が現れました
水量の増える春に見られる雄大な姿
雪解け水の美しさと新緑が織り成す絶景です
日本の原風景石川県の…
この棚田が夕暮れ神秘的な色に染まります
まるで鏡のような水面
これだけでも絶景ですがさらに…
収穫を終えた10月
地元の皆さんがさらなる絶景に変えます
あぜ道に浮かび上がる
3万もの光の共演です
長野県のこちらで
冬に現れる絶景
空気中の水蒸気が冷やされ
氷の結晶となって宙を舞います
太陽の光で輝くことから
その名がつけられました
富士山の山頂に太陽が重なる…
その名も…
この絶景を最も長い時間見られるのが
ここ山梨県の山中湖といわれています
世界に誇る富士山はこんな水の絶景もつくり出しています
日本三大清流の一つ
静岡県沼津市の…
清流の中の絶景が
一面に咲き乱れるかれんな花
きれいな水でしか育たない
この水中の絶景を守り続けているのが…
絶え間なく生み出される
富士山に降った雨が地下を通ることで
不純物が取り除かれ…
富士山は様々な絶景をつくっているのです
岐阜県下呂市にある…
200以上もの滝が織り成す水の絶景です
このような多くの滝を生み出したのが…
いにしえより繰り返された噴火は
広大な台地をつくり
そこに深い谷が生まれ
多くの滝をつくり出していったのです
絶景は永遠に残り続けるものだけではありません人が手を加えなければ消えてしまうものもあります
真っ赤に色づく紅葉
その数何と4千本
紅葉の絶景愛知県の…
江戸時代一人の僧侶が
美しい自然をより美しくという思いから
最初のもみじを植えました
しかしもみじの寿命は100年ほど
大正時代からは地元の人々が
植樹と手入れを繰り返してきました
今も人の力がこの絶景を守り続けているのです
霧の中に浮かぶ福井県の…
この幻想的な光景が現れるのは
前の日が暖かく翌朝が冷え込んだ日に限られます
年にわずか10回ほどしか見ることができない絶景です
霧に包まれた幻想的な大野城さらに夜明け前にはこんな絶景が出現します
霧に浮かび上がる町明かり
夜明け前の大野城と町の美しい姿です
琵琶湖の北側では夕日の絶景
そして南側では
湖面が鏡に変わり朝焼けを映し出します
山が白い帽子をかぶったようなこの光景
山頂を乗り越えやってくるのは大量の霧です
三重県の尾呂志地区で
冷え込んだ朝に現れる絶景です
それは入鹿盆地で発生した霧があふれ出し
風伝峠を越えて下りてくるため
地元では冬の訪れを告げる絶景といわれています
地球上に生きる動物や植物ここからは多種多様な命達がつくり出す絶景をお届けしましょう
逆さに生えたような奇妙な…
実はこの巨大な木を生み出したのは
小さなサルだといいます
一体どういうことなのでしょうか
バオバブの木はとても巨大
近くで成長すると栄養を奪い合い
共倒れしてしまう恐れがあります
そのため…
そんなバオバブを手助けするのがこの小さなサル
彼らのおなかの中にバオバブの種が丸ごと飲み込まれることで…
種はサルによってあちこちへ運ばれ
フンと共に再び外の世界へ
するとちょうどよい間隔で
バオバブの木が成長するというわけです
動物と植物が助け合うことで生まれた
壮大な絶景でした
一年に一度の…
クジラやイルカが舞うまさに海中ショー
その主役こそが10億匹にもおよぶ…
イワシの大群はここ南アフリカの東海岸へと…
そのイワシを食べるため
集まってくるたくさんの生き物達
海の中では一大スペクタクルが繰り広げられています
生死をかけた戦いは
一年に一度しか見ることができません
10億匹のイワシの大移動
それはまさに弱肉強食の世界を凝縮した
命の絶景なのです
このあと地球最大の生物シロナガスクジラが彩る
命の絶景
さらに…
これが本当の地球なんだなって
二階堂ふみが火と氷の国で究極の絶景に挑む
ヒマラヤ山脈を大移動
たどり着いた先に見つけた天空の絶景とは
産経新聞の前ソウル支局長が韓国の大統領に対する名誉棄損罪に問われている裁判で今週予定されていた判決が延期されることになった。
産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は去年4月の「セウォル」号沈没事故の当日、パク・クネ大統領が元側近の男性と密会していた噂があることなどを報じ、名誉棄損の罪に問われている。
これまでの裁判で加藤氏は、侮辱の意図はないと無罪を主張。
一方、検察側は、虚偽の噂を報道し、大統領らの名誉を著しく毀損したなどとして、懲役1年6カ月を求刑している。
判決は今月26日に言い渡される予定だったが、今日になって急きょ来月17日に延期されることが発表された。
詳しい理由は明らかにされていないが、裁判が日韓の外交問題となっていることを受けて何らかの政治的な意図が働いた可能性もある。
今月20日、石川県輪島市の沖合に漂流し、合わせて10人の遺体が見つかった木造船の船体にハングルで保衛部などと書かれていたことが新たにわかった。
船内は壁で仕切られ、漁網と釣り針のほか、羅針盤と無線機のようなものも見つかっている。
そもそも…誕生して間もない頃の地球は表面がドロドロのマグマで覆われた灼熱の惑星でしたやがて…彗星の正体はほとんどが氷
地球の海が育む無数の命
中でも巨大な体を誇るのが…
その目で捉えることはできるのか
マッコウクジラが現れる絶景
しかしこの海にいるのはかつて
いるはずがないと思われていたクジラ達
果たしてその訳とは
ご覧くださいこちらが…大きい!大きすぎる!ちなみに…シロナガスクジラの大きさ分かりますか?大体…大きいですね〜今回命の絶景とミステリーの謎解きに挑んでいただいた方をご紹介しましょう海洋研究開発機構JAMSTECの千葉早苗さんですあッこちらでしたどうも千葉早苗さんはいよろしくお願いしますあの…研究者というムードではないようなあッはあ…
南極をはじめ世界の海へ出かけ
海の栄養といわれるプランクトンから
地球の生態系を研究している科学者
そんな千葉さんが今回挑んだのは
いるはずのないクジラを目撃したということですけれどもそれはどんなクジラなんでしょうそれは今私達の周りを泳いでいるこのシロナガスクジラなんですね私達が取材をした時期にあの周辺の海ではシロナガスクジラはいないといわれていますところがそれを見てしまった早苗さんは
その謎多き場所は
インド洋の真珠といわれる島国
この海に…
…が存在しているというのです
しかしいるはずのないクジラとは一体どういう意味なのか
多くのクジラ達は南極近くの冷たい海にいるのが
常識だと考えられてきました
常識ではクジラは渡り鳥のように季節によって大旅行をするのです餌を食べに行くのは寒い南極のような海に行くなぜかというと南極の冷たい海にはクジラ達の餌になるプランクトンがたくさんいるからなんですねなるほどなるほど
この時期プランクトンと呼ばれる微生物が…
多くのクジラ達は餌を求めて南極に集まり
つまりこの時期暖かい海…
ある意味いないはずのクジラなのです
南極にいると思われていたクジラがこの海に本当にいるのか
絶景を求めて目撃情報の多い南部ミリッサの沖へ向かいました
陸からわずか10キロの沖合にも
たびたび姿を見せるというシロナガスクジラ
こんな近海に現れることすら珍しいといいます
今水深1000メートルぐらいのところなんですけどおッ
ガイドが船の前方に何かを発見
勢いよく吹き上がったのはブロー
シロナガスクジラが呼吸したときの水しぶきです
一度潜ると10分は上がってきません
水面にいるわずかな時間がチャンスです
千葉さんの心強い案内人は…
海で命の絶景を撮影し続ける
世界的な水中写真家です
越智さんが今最も興味を持っているのが
やはりスリランカの海
体長20メートルを超える巨体が
いつの間にか間近に迫っていました
これでも…
そして最初のチャンスが
クジラに負担をかけないよう静かに
ところが進路を左へ変えてしまいました
遠ざかるシロナガスクジラ
越智さんのカメラがかろうじて捉えていました
海の透明度はまずまず
一瞬ですが巨体を確認できました
千葉さんまずはファーストコンタクトに成功です
もうちょっと待ってホントですよね
遭遇したのはどうやらシロナガスクジラの亜種
ピグミーシロナガスクジラ
次の浮上までは10分ほど
どこに上がってくるか分かりません
しかしこのあと地球最大の生物…
探索開始から5日目
一頭の…
そして漂い始めたのです
2人が近づくと進路を変えることなく泳ぎ始めます
ついに巡ってきた最大のチャンス
越智さんも息を止め潜ります
そしてついにいるはずがないと思われていた巨大なクジラの全貌を
カメラが捉えました
20メートルを超える巨体が真下を通過すると
やはり恐怖を覚えるといいます
水中を悠々と泳ぐその姿は
まるで宇宙空間を進む宇宙船のよう
これが地球の海が悠久の時を経て生み出した
命の絶景
いるはずがないと思われていたクジラ
大量の餌を必要とする彼らを支えることができるのは
通常南極などの冷たい海だと考えられていました
実はここスリランカの海には…
ある自然の営みがあったのです
こちらの水槽を海だと思ってくださいこの底の白い部分は…そうですよね?先生はいこちら冷やしたお皿になります結構冷たいですよ
この冷えたお皿が南極を覆う冷たい大気だと思ってください
水槽が南極の海
冷たい空気で冷やされた水は重くなり
下に沈んでいきます
見て見てこれ!うまくいってるすごくうまくいってるよ
底に沈んでいた栄養分が上昇し
水槽全体に行き渡り始めました
クジラの餌となる…
実はスリランカの海でも
似たことが起きていると千葉さんは考えています
キーになるのがモンスーンという風なんですモンスーンモンスーン気候のねはい
スリランカには3月モンスーンと呼ばれる
季節風が吹きます
モンスーンによって海の上の水が押し流されると
深海から水が上昇し海をかき混ぜます
すると深海の栄養分が上昇し
南極と同じように多くのプランクトンが発生するのです
お風呂の何ていうのかな…かき混ぜることによって例えば…濃いところが上に上がってくる的なそういう感じなるほどなるほどクジラもハッピー!素晴らしいまとめをいただきましたさあ食料が豊かな海はもう一つ絶景を生み出しますクジラ達が大集合する海の中のクジラの村ご覧いただきましょう
スリランカの海に舞うもう一種類のクジラ
スリランカ北東部にある漁村…
カメラマンの越智さんはここで
マッコウクジラの村に遭遇したことがあるといいます
マッコウクジラは日本をはじめ
世界中の海に生息していますが
いまだ多くの謎に包まれています
その理由は
ダイオウイカを餌として…
特殊な生態
だからマッコウクジラの生活のすべてを目撃したものはいません
そんな謎めいたクジラが
なぜこの海にたくさん集まるのでしょうか
しかも陸地の近くに
それは周辺の海底の地形に理由があります
スリランカの近海には海岸線と平行して…
マッコウクジラはこの深海に潜り
大好物のイカなどを食べているといわれています
出発から1時間半
ガイドの一人が何かを発見しました
マッコウクジラのブローです
皮膚にはまるでゾウのようなシワ
しかし体重はゾウの5倍以上
透明度の確認を兼ねてまず越智さんとガイドが潜ります
幸い透明度は良好
目の前に体長13メートルほどのメスが
口を開けているのは威嚇のポーズと考えられます
尾びれを動かして少し後ろに下がりました
その直後とても珍しい口を開けた真正面の撮影に成功
そして体を倒したかと思うとそのまま方向転換
見かけによらず器用です
それにしてもマッコウクジラはなぜ
こんないびつな頭をしているのでしょうか
その答えのヒントになるのがこの映像
分かりやすくストップしてみましょう
潜る直前を捉えたものですが
鼻から大量の水を吸い込んでいるのが分かります
なぜこんなことをするのでしょうか
マッコウクジラの頭には深海に潜るための
特殊な器官があります
そこには脳油と呼ばれる油が詰まっていて
水面にいるとき…
しかし深海に潜るとき…
このように頭の比重を上げることで潜るときの…
そんなことできるんだ
再び…
…浮力を得ます
マッコウクジラは極めて
深海に適応した生き物なのです
そして翌日ついに
大きなグループが移動中という情報を得て
湾の入り江に近い場所に向かいます
目指すはマッコウクジラが海の中につくる村
すぐにグループを発見
あちこちでブローが上がっています
仲間がいるせいか
1頭のときより堂々と
泳いでいるように見えます
グループを追ううちに
さらに大きな群れに遭遇
15頭ほどが横一列になって
同じ方向へ泳いでいます
巨大なクジラが群れをなして悠然と泳ぐ姿は
まさに命の絶景
やがて号令がかかったかのように
次々に潜り始めました
1頭のときと
比べものにならない迫力
巨大なクジラと小さな人が
ほんの一瞬すれ違い
目が合いました
気のせいかもしんないけど
そして次なるミステリー
マッコウクジラの村とは
一体何なのでしょうか
実はこのとき
その訳は
子供の生存率は高く
出産は5年に1度
これは
貴重な映像
村の正体は子育てをする
メス達の群れだったのです
実はクジラ達がこの海を
子育ての場所に選んだのにも
風が大きく影響しています
このマッコウクジラの暮らす海に
巨大な渦を生み出します
この渦が海をかき混ぜることにより
500頭のクジラを養うだけの豊かな海を
つくり出していたのです
風が海をかき混ぜ
生き物を育む
スリランカの海には
地球そして大自然から
生き物へとつながる
命の絶景がありました
早苗さんのファッションもショートパンツからウエットスーツまで色々と楽しませていただきましたけどそうですねあれだけ出るともうインド洋クジラ祭りいいですねということはスリランカは餌となるイカがたくさんいることもあるんでしょうけどイカが何を食べるかっていうと結局プランクトンなんですよそのプランクトンを支えるモンスーンがあって結局はモンスーンがスリランカ周りのマッコウの村も支えてるっていうことになりますなるほどねそんな絶景そんな景色クジラの村で私も感じました千葉先生ありがとうございましたどうもありがとうございました
火と氷の国
火山にまつわる火の絶景を
体験したのは
かつてマグマがたまっていた
さらに二階堂ふみが挑むのは
火と氷の競演によって生み出された
アイスランドにしかない
果たしてどんな絶景と
出会えるのだろうか
その絶景はあまりにも大きいため
まず空から眺めることに
地球の声が聞こえたような気がしました
この大地の爪痕を見て
地球はたくさんの顔を持っているんだと思いました
どこまでもどこまでも続く
大地を切り裂く爪痕
この大地を切り裂いた爪痕は
何とプレートと
十数枚に分かれていて
その境目の多くは
海の中にあります
しかし
アイスランドは
珍しい島なのです
何とこの2つのプレートは
地球の裏側まで広がり
ちょうど日本列島で
ぶつかっているのです
今も
では
この大地の裂け目は
アイスランドだからこそ生まれた奇跡の絶景だったのです
目指すは
初めて見る氷河
私が生まれ育った沖縄は
雪すら降りません
車から見える白い景色だけでも
大興奮でした
あッIt’ssocold.
いざ氷河のトンネルへ
誰も見たことのない氷の世界が広がっていました
果たして
長さ600メートル
深さ最大35メートル
氷河のトンネルへ
あッ…すごいのがわあ!すごいッ
青く輝く氷の壁が出迎えてくれました
奥へ足を踏み入れると氷河はさらに青さを増します
この青さはグレーシャーブルーと呼ばれ
氷河の魅力の一つです
ああッ!すごーい
氷河の溝クレバス
本来は見下ろすことしかできないクレバスを
下から眺める貴重な光景
自分がホントに
よく見てみると壁には無数の縞模様が
これは一体?
そうこれはまさに氷河の地層
これによって
今立っている場所はおよそ30年前の層の上
この小さいクレバスはずっと下まで続いていますこの水は氷河の下へと消えていくんですあッ解けていってるんですね
その答えは究極の絶景にあった
果たして
どんなものなのか?
一見するとただのきれいな湖なのですが
中には神秘の世界が広がっているといいます
この水こそ
先ほど見た
およそ50キロ流れ流れてわき出したもの
しかも…
うわすごいこれ
そう
まさに火と氷の国ならではの競演
最も深いところは42メートル
その世界を堪能する方法とは?
実は二階堂さん
このシルフラに潜るため
おめでとうございまーす
そして見事
その思いはひとしおです
どれだけ想像力を働かせても
未知だけが広がりました
とにかく見たい
とにかく感じたい
究極の絶景に会いたい
果たして
果たして
そこはこれまで私が体験したことのない
静かな静かな世界でした
誰もいない
青だけの世界
地球の中に入っていく
不思議な感覚
私は思いました
地球は生きている
水中とは思えない透明度
最大で150メートル先まで
見通すことができるといいます
まるで宙を舞っているかのよう
彼女は今まさに
巨大なプレートの間を泳いでいるのです
う〜ん
しかし
シルフラに湧き出る頃には
しかもそれが
また氷河の解けた水は
水温が1〜2度と非常に低いためほとんど
これも水がきれいな理由の一つです
火と氷の国の贈り物
ああッあッお〜はあッでも超寒くてここの感覚が今なくて寒すぎてちょっと怖かったです途中ゴーって音したり何だろうと私のたぶんこれの音だと思うんですけどそれすらも何かあれッそういう気持ちになりましたと思って入ったけどハハハハハ青くてふわ〜って地球の中それだ!すごかったシルフラねえもうアイスランドが大好きなのは分かるんですけど何から何までホント
ここからは日本が誇る
あなたのふるさとの絶景は?
アメリカ4大ネットワークの一つこれにも選ばれたこの場所今外国人観光客にも大人気なんです
京都の絶景竹林の小径
誰が何のためにつくったのか
詳しいことは分かっていません
日本には桜の名所はいくつもありますが最も歴史があるのが奈良県の吉野山天下統一を果たした豊臣秀吉が5000人を引き連れて5日間も花見をした場所として知られています
一目で千本の桜が目に飛び込んでくることから
こう言われた奈良県の吉野の山
天下人・秀吉も見た桜の絶景は
今なお私達に感動を与えてくれます
夕日に浮かぶ奇妙なシルエット
まるで巨人が海を眺めているかのような
和歌山県の絶景
なぜこのような一直線に並ぶ岩が
誕生したのでしょうか
地殻変動によって
全くの偶然で
列をなしたかのような岩が
点々と残ったのです
大阪の関西国際空港の近くに
太古の絶景が残されていました
和泉葛城山の山頂近くに広がる
多くが伐採されてしまった日本のブナ林が
大阪に奇跡的に残されていたのです
人気の絶景スポット
兵庫県の
石垣だけを残す姿はまさに
今失われつつある…ここからはご覧ください
それは日本の限られた里山でしか見ることができない
奇跡の瞬間です
ここは岡山県哲多町にある…
今回奇跡の瞬間を狙うのは
日本を代表する…
小原さんが今夢中になっているのが…
ホタル
私達がよく知るゲンジボタルは
水辺に暮らす昆虫で
…のが特徴です
その光が金色に見えることから
…とも呼ばれています
ヒメボタルが光を放つのは…
森を金色に染める絶景です
これは…
ゲンジボタルは点滅の間隔が長いので
はっきり…
はかなき日本の絶景
(小原)私がすごく気にしてるのが美しいホタルが日本から消えてってる日本で誇れる絶景のヒメボタルキンボタルの光景はホント
まるで雲の中をゆく船
海を漂う大量の霧です
瀬戸内海を望む広島県の筆影山からは
秋から冬にかけて
この絶景を見ることができます
その形が富士山に似ていることから
夜を迎えると…
満天の星空
この星の絶景が
多くの観光客を魅了しています
島根県にある奇妙な島
夕暮れを迎えると
夕日の光を借りて巨大なあるものに変身します
それが…
巨大なロウソク
その名も…
偶然がつくり出す絶景です
海辺に123もの鳥居が並ぶ
山口県の…
完成は昭和30年と
比較的新しい名所ですが
海外メディアも取り上げる
新たな絶景スポットです
この道を歩けば…そんなロマンチックな絶景があります自然がつくり出す恋人達の聖地ご覧ください
海の向こうに浮かぶ
小さな島
この場所が時とともに
絶景に変わります
島をつなぐ一本の道が
浮かび上がってきました
恋人達の聖地
香川県の…
ここを歩けば二つの島が結ばれるように
二人も結ばれると
カップルに人気になっています
木の葉のようにクルクル回る観光船
海の絶景徳島県の…
直径は最大…
地球上で最も大きな渦潮です
なぜこの場所に
これほど大きな渦潮ができるのでしょうか
わずか…
ここに潮の満ち引きで
大量の海水が一気に流れ込みます
すると流れの速い場所と
遅い場所の境目で
巨大な渦潮が発生するのです
もし鳴門海峡の幅が広かったら
この海に渦潮は存在しなかったかもしれないのです
今観光客が急増している
高知県の絶景スポットそれが…
人気の秘密は透き通るほどの美しい水
その水質は…
四万十川と並ぶ高知の清流
いつまでも守っていきたい絶景です
瀬戸内海に流れ込む大量の…
冬の早朝に現れる愛媛県の絶景
肱川上流から絶えることなく押し寄せる霧は
まるで巨大な白い竜
世界でもここ肱川でしか見ることができない絶景肱川あらし
肱川上流にある…
冬の明け方
ここで大量の霧が発生します
すると霧は山の切れ目からあふれ出し
肱川を伝い瀬戸内海へと一気に駆け下りるのです
山と盆地と川
偶然の位置関係によって生まれる絶景です
海に向かってそそり立つ
岩の中心には
大きな穴があり
90メートルも奥へと続いています
ここ芥屋の大門は
…という伝説が残る神聖な場所
1000年以上も前から
地元の人々の信仰の対象になっています
沈む夕日が映し出す
美しい縞模様
ここは一体…
潮が引いても海水が残る
遠浅の干潟
これが夕日を映していたのです
佐賀県御船山の麓に広がる日本庭園には
夜絶景が出現します
水面に映る…
紅葉と光の競演です
長崎県壱岐の絶景
それが…
自然がつくり出したとは思えないほどそっくりです
宮崎県の高千穂峡は
多くの神話が残る
神々のふるさと
光が差し込むと一層
神々しさを増す絶景です
CMの撮影にも使われるほどの絶景スポット
熊本県の…
この滝実は
裏から見るのが最高の絶景ポイント
別名
…といわれています
日本で最初に…
緑豊かな森は
まさに絶景の宝庫です
しかし屋久島には土が少なく
岩肌が島を覆っています
ではこの島で
こちらをご覧ください屋久島のすべての命を支えているのがこの苔なんです
雨の多い…
まるで緑の絨毯のように
島を覆う苔
この苔が雨水を蓄え
土の代わりとなって森を支えているのです
東洋一の美しさといわれる沖縄
およそ7キロも続く砂浜は
サンゴや貝殻でできている白い浜辺です
青い海と白のコントラスト
日本とは思えない海の絶景です
日本が誇る絶景
地球上には自然界の様々な条件が揃うことで初めて生み出される不思議な絶景があります一体どんな絶景なんでしょうか?
首都ウィーンから車で2時間
小さな町トラゲスに
不思議な絶景があるといいます
そこは一見
普通の公園なのですが…
そう実は
湖の中の公園だったのです
その湖の名は…
一体
この湖を管理する方に
話を聞いてみると…
毎年春になると近くの山から溶け出した雪解け水がこの湖に注ぎ込むんです
この湖
ところが初夏のわずかな期間だけ
冬の間湖を眺めながら
語らう人々が座るベンチも
ダイバーの休憩場所に
桟橋も
すっぽり水の中
雪解け水は気温の上がる3月頃から増え始め
5月から6月にかけ
水深はピークに達します
水温はおよそ6度
そのため花や草木も青々と生い茂り
まるで地上のようです
大自然が期間限定でつくる不思議な世界
水中公園
それは雪解け水のいたずらでつくられる
憩いの絶景でした
まるで氷の魔法が
海の生物を次々と凍らせていくかのよう
実はこれ
…と呼ばれる不思議な現象
一体
ブライニクルが発生するのは
南極の氷の下
気温が下がり海が凍るとき
氷になるのは真水の成分だけ
塩分を多く含んだ濃い塩水が
氷の中に残されます
この濃い塩水の温度は0度以下
非常に冷たく海中に漏れ出すと
周りの水をたちまち凍らせ
氷の柱がのびていくのです
かつて地球には……したといわれています地球は無事でしたがそう広い宇宙で星同士がぶつかることは滅多にありませんそんな奇跡の末に生まれた月があるからこそ私達は様々な絶景を見ることができるんです続いてご覧いただくのはこの…
一枚の写真があります
ヒマラヤの山奥にたたずむ
チベット仏教の寺院です
ここが満月に照らされると
誰も知らない絶景になるのです
その旅は過酷そのもの
立ちはだかるのは
富士山をはるかにしのぐ
ヒマラヤの山々
しかも…
まさかの土砂崩れ
しかし道のりには
数々の絶景が
風が谷に沿ってずっと流れてる
太陽が描いた紫色に染まる山脈
そしてヒマラヤ奥地の
チベットの寺院へ
さらに笑顔の出会いと…
果たして満月に照らされた寺院
その奇跡の瞬間を
捉えることはできるのでしょうか
さあまずは素晴らしい作品をご覧くださいこの絶景の数々これはではこの写真を撮影された方をご紹介しましょう世界で活躍する写真家竹沢うるまさんですよろしくお願いしますよろしくお願いします早速ですけども世界に旅立とうとしているそんな格好ですけれど明日からまたインドネシアに行って日本一回帰ってくるんですけどすぐまたアルゼンチンに行ってこのまま行くんですか?ほとんどこのままですねそうですかありがとうございますあらゆる国の絶景を撮影しながらこの一枚ということで先ほどのヒマラヤのお寺を驚いたんですよねああこんな景色があるんだとこれまでたくさん旅をしてきたけれどもまだまだこんなすごい景色があるんだっていうのをビックリしましてこのキーゴンパのところに泊まれるんですねすごく僕はこの景色が気に入ったんで泊まったんですねその日の夜満月だったんですねこれはすごいこれは絶対誰も見たことないだろうと僕やっぱ写真家なので写真を撮りたい撮ろうと思ったんですけどもそのときに雲がかかって撮れなかったんですああ天候条件というかなるほどなるほどそれでは竹沢うるまさんが天空の絶景に挑みます人を寄せつけない過酷な旅をご覧ください
舞台は…
旅の始まりは
インドヒマラヤの麓にある町
富士山の5合目よりちょっと低い
標高2050メートルの場所にある町
夏以外は通行止めになるほどの
険しい道のり
これはでもホントにヒマラヤ山中ということは相当過酷な旅になったんじゃ…そうですね標高が平均大体4000メーターぐらい富士山よりも全然上
(竹沢)高いですねやっぱりこう酸素とかも薄い薄いですね
5日間の旅の始まりです
つづら折りの山道を登ると
どんどん標高も上がっていきます
標高の高い山々が続くヒマラヤ山脈ですが
実は貝の化石が発見されるというのです
しかしなぜこんな山奥で…
…といわれています
つまりこの場所がかつて海の底だったため
山の上のほうでも
多くの貝の化石が見つかっているのです
山の表情が一変します
やってきました
峠を抜けると道はどんどん下っていき
山々はさらに表情を変えたのです
数百頭もの羊やヤギの群れと出会いました
厳しくもあり優しくもある大自然と
そこで暮らす人々の姿
旅が始まって10時間
ヨッシャー
山岳道路の100キロに1ヵ所ほどある休憩所へ
ジュレ
彼らに親近感を覚えると竹沢さんは言います
荒々しさを増す山の表情
草木がほとんど生えていないことに気づきます
ヒマラヤの高地は年間を通して
夕暮れは白い山肌を紫に染めていました
こういうのホント感動しそうですよね
2日目キーまでの道のりで
一番標高が高い峠を越えました
いよいよ
目的地のスピティ谷に到着です
(竹沢)あとは谷沿いに進むだけなんで風が谷に沿ってずっと流れてる
竹沢さんは風を感じながら
様々なスピティ谷をカメラに収めました
悪路を進んでいると
車で進むことができません
これ危なくないですか?
(竹沢)危ないですよ落ちてきますから自分の足元崩れちゃったらね…
無事崩れた場所を越えることができました
荷台に揺られること1時間
タボという町へやってきました
着きました
この町の人々を守っているのが
ゴンパとは寺院のこと
ここはスピティで一番古いお寺の一つ
1000年以上も前につくられたといいます
日本のメディアはほとんど入ったことがないという
その中へ
今回は特別に撮影許可が下りました
33体の仏像からなる
立体曼荼羅です
竹沢さんがタボゴンパに立ち寄ったのは
一体なぜなのでしょうか
そして写真を撮るとき
常に宇宙のつながりを大切にしているといいます
地球で一番宇宙に近い場所
ヒマラヤは宇宙と人とのつながりを
感じさせてくれます
旅の目的地キーはもうすぐそこ
標高の高い場所では大気中のチリやほこりが少ないため
空はこれほど濃い青となるのです
目の前に広がるのは谷と川
そして崖の下には
目的の場所がありました
小高い岩山にぽつりとそびえるお寺
キーゴンパ
敵の侵入を防ぐため
要塞としての役割も果たしていたといいます
斜面に所狭しと並ぶのは
僧侶が生活する宿舎
ここでは250人ほどの僧侶が
修行しています
まずはキーの村へ
ジュレ恥ずかしい恥ずかしい?
ふれあいの中で撮った写真もまた
竹沢さんにとっては絶景です
さあいよいよキーゴンパの中へ
着いて早々食事のおもてなし
(竹沢)バター茶ですね今入れてくれたやつうんおいしい油があるんでスピティってすごく乾燥してるんで唇とかの乾燥を防いだりとかツァンパここにバター茶をちょっと入れてでこれをまぜてこねてうん香ばしい
今回挑むのは
満月に照らされたキーゴンパを
この場所からとらえる絶景です
満月自体が何日も続かないじゃないですか1日しかないですよそれは運だな
翌日再び日が沈むまでの時間を使い
コミック村へ
砂曼荼羅の儀式が行われているというのです
砂曼荼羅
それは神様や仏様をお迎えするときに必要なもの
人の手でつくられた神秘の絶景です
数日かけて完成にいたる砂曼荼羅
修行の一環として
儀式や祭りのたびにつくられます
祈りを捧げると
僧侶自ら崩していくのです
一体なぜなのでしょうか
形あるものはすべて壊れ
そして生まれ変わる
砂曼荼羅は宇宙の中で繰り返される
輪廻転生の世界を表現していたのです
砂に戻した曼荼羅はお寺の外へと運ばれます
そして砂を水のある大地に返すのです
曼荼羅を最後大地に返す作業っていうのは色んなものがつながってるそういうことを意味してるんじゃないかなと感じながら写真撮ってました
砂曼荼羅の儀式
宇宙と一体となり生きる
そんな人の姿を感じることができました
なかなかスピリチュアルなというか…そうですね宇宙を感じることによって自分がこの大地とつながっているという感覚を持つことなんですたぶん日常の中で僕達もふとした瞬間に感じてることなのかなと思います例えばですよ僕釣りやらないんですけど海に浮かんでずっと釣れるのを待ってる時間それも一つの自然との共生というかすべての人がそういった感覚を持ってるはずなんですでも普段生活してる中でだったらそれが見えにくくなってるんですでもそういった過酷な環境に行くことによって自分自身が自分の力を最大限出さないと生き抜くことができないそれが一つの形として目に見えるようになってるものがキーの村にある寺院お寺キーゴンパなんです
竹沢さんが世界で注目されるきっかけとなった
1枚の写真です
撮影したのはデムルという村
今回その村にも足を運び
彼女を訪ねることにしました
ジュレ
写真の女性と再会できるのでしょうか
早速写真で賞を取ったお礼です
どうぞ
竹沢さんにとっては
彼女達の笑顔もまた絶景
笑顔は確かに絶景だなというのは僕にもあってコンサートをやるときにステージから客席を見るわけです数千人がいっぺんに笑ってる風景見たときいつも僕は絶景だなと思うんですよね感動しますそれはそこに立つまでの自分自身の心の流れだったり苦労だったりがあるからだと思うんですなるほど何か泣けてきますねCG出ないのに指鳴らしちゃったもん
再びキーの村へ
いよいよ絶景の撮影へ
日没まであと30分
ベストな状態で絶景を撮りたい
葛藤が始まります
難しいですね周りに明かりがないからそうなんですピントあわすのも大変です
刻一刻とそのときが
刻一刻とそのときが近づいています
遮る雲はありません
キーゴンパは闇の中
あとはその瞬間を待つだけです
いよいよ出会えるのです
漆黒の大地は月の光によって
昼と変わらないほどの明るさに
地球上で最も高い場所
雲一つない満月の夜
すべての条件がそろわないと出会えない
至極の絶景
祈り信じた者だけが手に入れることのできる
奇跡
竹沢さん無事に撮影できたのでしょうか
竹沢さんが撮影した絶景写真
キーゴンパ
それは宇宙から注がれる
月の恵みによって生まれた
刹那の絶景でした
月の光ってあんなに明るいもんなんですかねヒマラヤに届く月明かりっていうのは月を出てきた光が地球上で一番初めに着く場所なんですヒマラヤって標高が高いんで普段生活してると月明かりを感じることってほとんどないと思うんですでも実際撮ってるときもそうなんですけど自分の足元にはすごい輪郭のはっきりした自分の影がのびてるんですよねこれからも世界各国を旅して素敵な作品を撮影してください竹沢うるまさんでしたどうもありがとうございました皆さん地球絶景ミステリーいかがでしたか?自然との共生調和そしてすべてが宇宙の一部であること地球の健康状態を保つことの大切さ美しい映像を通して様々なことを感じました感動しました絶景は地球からの素敵なプレゼントまたお会いしましょうどうもありがとうございました2015/11/23(月) 20:00〜22:54
MBS毎日放送
テレビ未来遺産 地球絶景ミステリー![字]

女優・二階堂ふみが地球の息吹を発見!火と氷の国アイスランドに隠された「大地の裂け目」▽日本全国47都道府県の絶景全部見せます!

詳細情報
出演者
【MC】
及川光博
【VTR出演】
二階堂ふみ
千葉早苗(JAMSTEC)
竹沢うるま(写真家)
 
◎この番組は…
この番組は、地球が誕生してから46億年の間に誕生した世界の絶景を紹介するとともに、あらゆる角度からその絶景を分析し、大自然の神秘に挑みます。最新の科学技術や最前線の研究も取り入れ、地球の謎を解き明かしてく大型サイエンスアドベンチャー番組です。
番組内容
【地球の息吹を発見!火と氷の国アイスランドに隠された「大地の裂け目」】
火山と氷河の国、アイスランド。この地は、地球に大陸が誕生した歴史が垣間見える場所です。今回アイスランドを訪れたのは、女優 二階堂ふみさん。昨年8月に噴火して以来、今なお活動中のバンダルブンガ火山を訪れ、間近で噴火によって彩られた絶景を堪能します。そして世界で唯一、火口の中に入れる火山へ。
番組内容2
果たしてそこはどんな世界が広がっているのでしょうか?そして、引き裂かれた大地「地球の割れ目」とは一体・・・!?また、二階堂さんは、火と対極にある氷の絶景へ。
「氷河の世界」を体験します。今回この撮影のためにスキューバーダイビングの免許を取得した二階堂さん。氷河の解け水が生み出した究極の絶景とは・・・?
 
番組内容3
【世界最大シロナガスクジラの絶景&500頭もの群れをなすクジラの村】
インド洋に浮かぶ島、スリランカ。通常は回遊するシロナガスクジラですが、ここスリランカは一年を通して見られる非常に珍しい場所。
この海にいないはずのクジラが作りだす絶景とは、一体何か?さらにこの辺りでは、深海性でダイオウイカと格闘することで知られる
マッコウクジラが群れを作るという。その大群絶景とは!?
 
番組内容4
【満月が照らし出す天空ヒマラヤのチベット寺院】
世界中を旅し絶景を収めてきた写真家、竹沢うるまさんが訪れたのはヒマラヤ山脈・高度4000mの高地から撮影するインド・チベット仏教の寺院キーゴンパ。満月の日の夜に月明りだけで撮影するキーゴンパがとても神秘的で究極の絶景なのだという。しかし、行く先には険しいヒマラヤ山脈の急斜面が立ちはだかり、空気も薄くなる。
果たして無事、撮影することができるのか!?
番組内容5
【すべて見せます!!日本の絶景】
全国47都道府県の観光課の方々に地元の、まだ私たちの知らない素晴らしい絶景を教えていただきました。
果たして、あなたのふるさとの絶景は?▽松尾芭蕉が日本を巡る旅に出た理由となった絶景▽巨大な藤の木を救った一人の女性▽東京に!?世界遺産になっている島▽富士山が作り出す水の絶景▽幻想的な霧絶景▽歩くと愛する人と結ばれる絶景▽日本水質ナンバーワンの川絶景
 
公式ページ
◇番組HP http://www.tbs.co.jp/mirai-isan/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
ドキュメンタリー/教養 – 自然・動物・環境
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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