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「日本のテレビ局は傲慢」「放送局自体が活動家のよう」ケント・ギルバートさんらが、テレビ報道を猛烈批判

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「日本のテレビ局は傲慢」「放送局自体が活動家のよう」ケント・ギルバートさんらが、テレビ報道を猛烈批判

記者会見した「放送法遵守を求める視聴者の会」の(左から)上念司さん、すぎやまこういちさん、小川榮太郎さん、ケント・ギルバートさん=26日午後、東京都千代田区(三品貴志撮影)

 その上で、「強調したいのは、(保守派論客と呼ばれる)呼びかけ人の政治的見解を報じてほしくて会を始めたのではない、ということ。逆に、われわれの主張を全テレビ局が90%、賛成したり称賛したりするような状況は異常だ」と主張。「しかし、90%以上が政府や法案をあの手この手で叩き続けるのも異常だ。むしろ、国民の判断を奪う政治宣伝のレベルに達している。この現状は、政治的立場を超えて、誰もが問題視せざるをえない状況ではないか」と訴えた。

 また、経済評論家の上念司さんは「電波帯域は国民の有限な資源。入れる事業者が限られ、許認可制になっている」と説明。TBS系「NEWS23」での岸井成格氏の発言を「アンカーを『審査員』とするなら、審査員としてあるまじきコメント」と強調した。同会では今後、放送法第4条の周知キャンペーンのほか、主な報道番組の検証や監視を進めるという。

 一方、同会から公開質問状を送られたTBS広報部は「特段、コメントすることはありません」としている。

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