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米軍普天間飛行場移設問題  沖縄知事、実質審査求める

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米軍普天間飛行場移設問題  沖縄知事、実質審査求める

 沖縄県の翁長雄志知事は25日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立てをめぐる国との争いで、審査を担当する第三者機関「国地方係争処理委員会」に文書を発送した。県によると、文書で翁長氏は正当性を主張し、実質的な審査に入るよう求めている。同委員会が国と県に意見を求め、国は24日に文書を提出した。国は内容を明らかにしていない。

 翁長氏は10月、前知事による埋め立ての承認に法的瑕(か)疵(し)があるとして取り消す処分を出した。沖縄防衛局が処分の効力停止を求め、石井啓一国土交通相が認める決定をしたため、不服として審査を申し出た。

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