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EU 日本からの食品輸入規制を一部緩和へ
11月26日 21時44分

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けてEU=ヨーロッパ連合が続けている日本からの食品の輸入規制のうち、福島県産の野菜や牛肉などの畜産品の規制が年内にも緩和されることになりました。
EUは、福島第一原発の事故のあと、周辺の県から出荷される食品について、日本から輸出される前に放射性物質の検査を義務づける輸入規制を続けています。
この規制について、EUの執行機関であるヨーロッパ委員会は、25日、一定期間、基準を超えなかった産地の農産物について、規制の対象から外す方針を決めました。それによりますと、福島県産は、野菜と牛肉などの畜産品、柿以外の果実やそば、お茶などを規制の対象から外します。また、青森県と埼玉県の食品すべて、岩手県や宮城県など6つの県産のコメや大豆なども規制の対象から外す方針です。
この規制の見直しは、ヨーロッパ委員会の機関決定を受けて年内にも発効する見通しです。
日本政府は、規制が残る品目についても撤廃を働きかけていくことにしています。

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