2008年09月15日

ナンパを許してくれる彼女募集!

ところで、ナンパを引退するというのは、どういう意味なのだろうか?

いろいろとナンパブログを読んでみると、なぜか『引退』という言葉が
出てくる。はたしてナンパに、そんなハッキリとした線引きはあるのか?

ナンパを始めて、引退するまでの過程というのは、当然のことながら、
人それぞれだが、一つあげれば、以下のようなパターンになるだろう。

まず最初は、誰しも声をかけるのに抵抗があるので、少しずつ慣らし、
連絡先を聞けるようになり、一喜一憂しながら、出会いを重ねていく。

そうして、夢中になってGETしていくと、ある程度、落ち着いてきて、
今度は、もっと自分に合った最高のイイ女を求め始めることになる。


「ナンパを引退してもいいような、最高の女が現れるまで頑張るぞ!」


そんな感じで、GET数にはこだわらなくなり、ナンパ方法も変えて、
最後は、自分にとってのオンリーワンと出会い、ようやくナンパ卒業。

そうした、疑問の余地もない、自分にとって最愛の女性を求めての
ナンパには、ロマンがある。さらに、結婚してしまえば、まさに美談。

やはり、一人のお姫様を探し続け、最後はゴールインという図式は、
とてもベタだし、人にも共感を得られると思うのだが、現実はどうか?

物事っていうのは、そう単純に、理想通りに進んでいくのだろうか?

たとえば、ロマンス系のナンパブログで、素晴らしいハッピーエンドを
迎えたものなど、どのくらいあったのか?(いいのがあったら教えて!)





私も一時は、オンリーワンと出会ってナンパ引退、みたいなことを
考えたこともあるが、『ナンパ引退』は、あまりに極端すぎると思う。

興味を持った、知らない女性に話しかけるのは、彼女がいようと、
何であろうと、ガマンするのは不自然である。気軽に話せばいい。

そして、ちゃんと無視されたり、または喜ばせたりして、責任をとる。

これ程、日常的に、気軽に、男が磨かれるシーンは、なかなかない。


主に、ナンパの素晴らしさは、心が風通しよくなって、屈託なくなり、
ノビノビと毎日を過ごせるようになることなのだから、やめたら、
未知に対して心を開く機会が減り、かえって自閉するかもしれない。

特に、引きこもりや、友達の少ないニートは、そうだ。

ナンパをやめたとたん、他人との関わりが途絶えてしまう。

たとえ彼女が出来たから大丈夫といっても、今度は、彼女に
対して、過剰にコミュニケーションを一極集中化させてしまい、
彼女を失うのではないかと恐れて、萎縮するかもしれない。

そんな依存状態に陥るならば、彼女がいてもナンパをするべきだ。

ナンパをすると元気になれるのなら、その元気を、最愛の彼女にも、
わけてあげるし、誰も損しない。もし彼女が嫉妬するならば、それは、
ただのエゴで愛じゃない。独占しようとする心は、戦争を生み出す。


そんな結論から、私が探し求めたオンリーワンのお姫様というのは、
私がナンパするのを容認してくれる、心広き女性だった。人づてで、
そういう良好なパートナーシップを築いている話を聞き、憧れたのだ。

そうなると、やるべきことは簡単で、話は早い。

私は、連絡先を交換した女性達に、その場では言わずに、
あえて後から、このブログのURLを教えまくった。彼女達は、
『タダでナンパした!』のブログを見て、どう感じたのだろうか?

理想では、「ナンパに励むこの俺様に、好感をもつ人もいるだろう!」
という楽観的な展望を持っていたのだが、はてさて、どういう結果に?

これまでは、ほとんどナンパしていることを言ってこなかったので、
私にとって、新しい試みであり、もしや?と胸を熱くするのだった。


(つづく)
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2008年09月13日

オンリーワンだけを求めるナンパ?

いつの間にか、このブログは初心者の方に対してではなく、ある程度、
ナンパで結果を出したのに、なぜか空しくなった人向けになっている。

それは読んでいる方の1割にも満たないだろうが、初心者の方だって、
部分的には共感できるところがあるかもしれないので、今後もヨロシク。

なんせ「ナンパの始め方」「ナンパの基本原理」に関しては、徹底的に
研究しつくした感があり、すでに私の最大の関心は、その先にある、
「ナンパのやめ方」「ナンパの最終地点」に、スポットが当たっている。


はたして、ナンパのゴール、最終地点とは何なのか?

数百人のGETか?それとも最高のオンリーワンか?

つまり、量か質か?または、それ以外に何かあるのか?

現実は、やる気がなくなって辞める人がほとんどでは?

なぜ結果を出し続けても、最後は失望をもたらすのか?


もちろん、答えは、人それぞれで自由なのだが、
私は、あえて一つの豊かな解決策を提示したい。

それは、決して、たんなる思いつきの理想論ではなく、
この2年間考え続けながら、実践してきた結果である。

あなたが思い込んできたナンパ観に、大いなる光を与えたい。

わかりやすいよう、少しずつ進んでいくので、ついてきてほしい。

ちなみに、話は二転三転するので、おのおのが自分の頭で、
考えながら、ナンパを愛する材料としていただければ幸いだ。

ナンパを否定するようなことを書く時もあるが、その根底には、
大河のように広い、ナンパへの愛が、たおやかに流れている。

やはり、人間だもの。どうしたって、ナンパは素晴らしい!





前回は、ナンパのモチベーションが下がり、たいして好きでもないのに、
便利な特定の人とばかり会い、ナンパから遠ざかる「沈没」を紹介した。

これは、ひたすらGETしようと頑張ったことの反動であり、女性への幻想を
失ってしまったことが大きな原因である。すぐにGETできる相手は、軽いし、
やはり、その場限りの快楽で終わりがち。さっきまで赤の他人だったのが、
すぐSEXしてることに、最初はとても興奮するが、じきに慣れてしまうだろう。

すると冷静になり、軽い女性をナンパ師の間でまわしているような不潔感や、
ルーティン化してしまった会話による退屈感、すぐ裏切る女性への失望など、
ハッキリした形でなくとも、モヤモヤと心にたまってくる。その上、ダークサイドの
女の子達を相手にしてしまい、後味悪い経験をすると、もう嫌になってしまう。

そうして、ナンパに対するモチベーションは急降下し、フェードアウト状態・・・。

いつの間にやら、いわゆるキープちゃんと会うだけの日々に「沈没」する。


ただし、「沈没」は、直接ナンパをやめる原因にはなりにくい。なぜなら、
まだ最高の女、つまり、自分にとってのオンリーワンと出会ってないので、
まだまだナンパを続ける余地があると、仄かな希望を持てるからである。

だから小休止として、しばし「沈没」した後は、再び立ち上がる気力が
沸いてきて、街に繰り出すことも多いだろう。ただし、以前ほど、気安く
GETには、こだわらず、これまでのナンパ方法を変更していったりもする。

例えば、以前は、ナンパ仲間と一緒にやっていたのが、今度は独りきりで
ナンパをするようになるケースもあるらしい。仲間とナンパをするのは楽しく、
モチベーションが引き上げられたり、メリットもあるが、当然デメリットもある。

どうしても仲間と張り合ってしまい、自分でもたいして好きでもない相手を
GETしたり、仲間からの視線を意識するあまり、自分を失ってしまうわけだ。
それを不毛と感じたが最後、仲間とマイルドに決別し、今度は独りでやる。

独りでやると、完全に自分の好み、自分の価値観に沿って、
ナンパを続けることができるし、孤独感こそが宝だとわかる。

孤独感があるからこそ、女性との交流に敏感になれるのだ。


私の場合は、元々ほとんど独りだったのだが、それでもナンパ方法を
変えることになった。今までは、なるべく多くの女性に抵抗がないよう、
自分の個性を薄めてナンパしていた。その方が成功率が上がるから。

しかし、自分にとってのオンリーワン、ありのままの自分を受け入れて、
お互い気も合う、チャーミングな女性とだけ出会えればいいと考え直し、
成功率は、まず度外視して、自分の個性を前面に押し出していった。

自分を薄めてGETしたって、その後、深い関係が続かないのならば、
GETしない方がマシだと思ったのだ。結局、1人と出会えればいい。





そういうわけで、「沈没」から立ち直った、2005年の初夏、
私は、とても実りのない、ナンパ方法の試行錯誤を始めた。

ナンパした女性に、このブログの存在を片っ端から教えたり、
小道具を使って仕掛けたり、ガチで透視を使ってみたり・・・。

しかし、ユニークだからこそ、そのほとんどは失敗に終わった。

それは、それは、ズッコケてしまうような、奇抜な日々だった。

苦戦に次ぐ苦戦だったが、それでも、勝利の女神は微笑む。

ある時、自分でも予想だにしない、意外な結果が訪れた・・。


(つづく)
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2008年09月12日

ナンパを引退するとき

近頃は、ナンパのマイナス面ばかりを伝えて、
ナンパの全てを終わらせる準備に入っている。

そもそも、今から三年前、2005年の晩春に、
このブログは終わっていてもおかしくなかった。

ちょうどタダナンパを本格的に始めてから一年がたち、
たいていのことは、やりつくした感が生まれてきてから、
急激に、モチベーションが下がってきてしまったのだ。


ナンパって最高!のハズなのに、何かがおかしい。

飽きっぽい性格だし、たんに飽きたのだろうか?
でも「飽きた」ですますには、どこかズレを感じる。

今思えば、気安くGETばかりしていたため、違和感を
感じてきてしまったわけだが、当時は、その心理状態が
よくわからなかった。だって、次々とGETできるのなら、
嬉しいに決まっていると、思い込んでいたのだから・・・。

しかし明らかに、ナンパに対して嫌悪感が生まれていた。





ついにブログ更新も滞り、ナンパ教材の製作も難航した。

その頃、バラ売りしていたナンパCD第三弾『完結編』は、
すぐにGETするためのノウハウを収録する予定だったが、
なぜか作れなくなった。どうしても気分が盛り上がらない。

ナンパCDは第一弾、第二弾と続けて購入してくれる方が
非常に多く(当時、3分の2)、第三弾も必ず売れたのに、
全然やる気が起きず、結局、何度もメールで催促されて、
中途半端な出来なのに、もういいやと、発売してしまった。

とにかく、このヘビーな作業から、解放されたかったのだ。

24時間、ナンパのことを考える生活なんて、もうウンザリ!


ところが、第三弾のナンパCDを発売し、安心した途端に、
「CD最高です!女子高校生をバンバン、タッチしてます。」
なんていう報告をいただき、急に、こりゃダメだと販売中止。

いかにもトラブルを生みそうで、そんなために作ったんじゃない、
というのが直接的な理由だったが、やはり、本音の部分では、
ナンパに対して迷いがあるまま作ったので、失礼だと思ったのだ。

教材の『完結編』というからには、ちゃんと答えを出さなくては・・。

ナンパへの疑念に対し、何らかのケリをつけなくてはいけない。

しかし、CDを発売中止にしたとたん、ナンパはやめてしまった。


いつの間にか、近所のたいして好きでもない女の子の家に、
入り浸るようになり、料理を作ってもらって、映画を観ながら、
ゴロゴロ寝そべる日々が続いた。すっかり怠惰な生活である。

この、そんなに好きじゃない相手というのがミソで、なぜならば、
全く気を使わなくていいので、疲れないからである。ただ快適!

惚れている相手といると、やはり好かれようという気持ちがあり、
いろいろしてあげたくなったりするが、どうでもよい相手ならば、
もう全てがマグロ状態。何もせずに、だらけているだけでOK。

ほとんど言うこと聞いてくれるし、一人でいるよりはマシかなと、
会いたい時だけ、会いにいく。そうしてナンパに行かなくなった。


こんな感じに、最高の相手が見つかったわけでもないのに、
特定の人と会い、ナンパから遠ざかることを「沈没」と呼ぶ。

これはインド等に長期旅行に出かけた際、安宿でボーッとして、
まったり過ごすだけの日々を送るうちに、日本に帰りたくなくなり、
長く居ついちゃうことを「沈没」というので、流用しただけである。

ストレスがほとんどない、緩〜い生活から、抜け出せなくなるのだ。


ところが、しょっちゅう一緒にいたら、凄い疲れてきた・・。

やはり他人といると、どんなに適当にしようとも、微妙に、
気疲れしてしまう。ブルーになり、塞ぎこむようになった。

ナンパから逃げているやましさもあったのだろう、体調を崩し、
結局、その子とは完全に別れ、再び自分の部屋に戻った。

心のモヤモヤを吹き飛ばし、情熱を取り戻すために、
とりあえずは、ナンパをどうにかしなければならない。

おそらくナンパ教材を販売してなかったら、ブログもやめて、
全てを投げ出していたのだが、ナンパCDの『完結編』だけ、
完成していない状態で、引退するわけにはいかなかった。

しかし、ここでやめなかったからこそ、ナンパワールドの、
新しい境地の恵みが、この身に、降り注ぐことになる。

それは、ナンパが出来るようになった、その先の話だ・・。





ナンパが飽きた後、具体的に、どうすればいいのか?

どうしてGETし続けていると、空しくなってやめる人が
出てくるのか?一方で平気な人もいるのに、なぜか?


そういった疑問に対し、現在は明確な答えを持っている。

しかし、それを掴み取る前に、とんでもなく遠回りをし、
ウンザリするような試行錯誤を、繰り返してしまった。

その長い旅に、しばらく、おつきあい願いたい。

posted by fmtbank at 18:22| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

自殺志願者との対決!

いやー、ナンパする時の服装が、ワンパターンしかないと不便ですね。
それが着れなくなってしまうと、ナンパに行けなくなってしまいますから。

ある時、一つしかなかった、かっこいいズボンが破けちゃったんですよ。

かかんだ拍子に、股の部分がビリッと破れて、それでも普段は見えず、
風通しもよくなったからいいやと放置していたら、しばらくして別の所が、
ビリッ!と、ズボンの折り目に沿って、縦にパックリ切れてしまいました。

靴下の穴とかは気にしませんが、さすがに、これは、格好悪い・・・。

しかし、ナンパを続ければ、不思議なことに、今、必要な人が、
目の前に現れます。そう、このズボンを何とかしてくれる人が!

ところが、その人が、ちょっとヤバかった・・・。





ズボンが破れた時に、家の近所で、声かけた人です。

金髪で痩せてて、オシャレ。古着屋でバイトしているらしい。

自分の部屋に、立派なミシンがあって、自分で服を作ったり、
デザインしたり、日々いろいろ器用なことをしているとのこと。

お金がなかったので、近所の公園に行き、しばらく話した後、
『じゃあ、その破れたパンツ、私が直してあげるよ。』と言われ、
優しいなー、と喜び、私はズボンを脱いで、彼女に渡しました。

その時は、別にエロいこともせず、完全に、ズボン目当てです。
近所に、そういう仕立て屋さんがいれば、後々、役立ちそうだ、
なんていう下心があったため、つい連絡先を交換してしまった。

そして、下半身はパンツ一丁だし、恥ずかしいので、そのまま、
バイバイし、人気ない細道から細道へと、まるで忍者のように
物陰に隠れながら、その日は、家へと帰路を急いだのです。

しかし、次の日・・・。


私は後悔しました。連絡先を交換しても再会できるとは限らず、
はたして、ズボン返ってくるのか?というよりも、昨日の彼女は、
なんか暗いというか、理屈っぽい感じで、また会いたくないなー。

本来なら、絶対に連絡する気が起きない相手だったのに、
ズボンを人質にとられているので、仕方なく、電話します。

そうして、古着屋のバイトの後、公園で待ち合わせることになり、
私は一応、お礼をしようと思い、家にあった、いらない本を数冊、
(本田健、石井裕之等)を持って、待ち合わせ場所に行きます。

まだ彼女は来てなくて、プレゼントするための、どうでもいい本を
読んで待ってたのですが、読むうちに意外といいこと書いてるなと、
彼女にあげたくなくなりました。(あげるとなると、惜しくなってくる)

やっぱ、このまま、スッポかして、家に戻ろうかな?

うーん、でも、ズボンが人質になってるしなー・・・。


と、そこへ彼女が登場!一見、普通の人です。

ところが、私のかっこいいズボンを持っていません。


『今、バイト終わったばかりだから、いったん家に帰らないと。』


そういうわけで、彼女の部屋に行くことになってしまいました。

昨日、社交辞令で、家行かせて(オシ)と言ったことが、
まともに受け止められてしまったようで、自業自得です。

おいおい、何いってんの!女性の部屋に行くのだから、
嬉しくねぇのかい?またまたGETのチャンス到来だろ?

そう思うかもしれませんが、まったく、その気なしです。

彼女に対して、なんだか不審な感じを受けていました。

家に向かって歩いている時に、いろいろ話すわけですが、
この人、ちょっと怖いな、というを話も聞かされたのです。

その話というのは・・・。


ある時、酔っ払いが、寝ているホームレスを、傘でつつき、
いじめていたらしい。それを見た彼女は、『何してんの!』
と、その酔っ払いにつかみかかり、逆に、傘でしばいたそう。

警察まで呼んで、『この酔っ払いを逮捕しろ!』と主張し、
ホームレスに対しても、『おっちゃんも、何とか言いなよ!』
と促すが、ホームレスは、ただボーッとしてて、結局は無罪。

彼女は、そのことに関して、すごく怒ってました。確かに、
正義感からの行為なのでしょうが、ヒステリックで怖かった。

こりゃ、あんまり、関わらんとこう。

ズボンをもらったら、すぐ帰ろう・・・。





そうだよね、そうだよね、と全ての会話を肯定しているうちに、
彼女のトークは止まらなくなってましたが、ようやく家に到着。

彼女の部屋は、ガラーンとしてて、ミシン以外、何もありません。
ベッドもないし、何だここ?作業部屋か?あまりにも殺風景です。

一応、収納は服だらけだそうで、彼女が描いたデザイン等を、
しばらく見せられた後、やっとのことで、ズボンを手にしました。

ふぅー、じゃあ、帰るとしますか。

さっさと、おいとましようとしたところ、『お茶出すから待って。』と、
引きとめられ、しばらく話すことに。ズボンを修復してくれたので、
このまますぐ帰るのも悪いなー、という気持ちがあったんですね。

で、得意の聞き上手パターンで、話を流していたのですが、
ある瞬間、ゾッとして、ピキーン!と凍りついてしまいました。


『たった今、この瞬間も、私は、呪いをかけられてるの!』


ダ、ダメだ、この人・・・。完全に病んでた・・・。


何が怖いって、それまでは神経質そうでも、まともだと
思っていた人が、急に、狂人とわかった時のショック!

たとえば、映画「シャイニング」の1シーンみたいな感じ。

私は、唇が変色し、背筋がゾゾゾッとしてしまいました。


彼女の話では、以前、結婚を約束していた彼氏がいて、
つきあっているうちに、彼女がおかしくなってしまったらしく、
彼からは、「精神科に行け。」と、執拗に言われたそう。

彼女いわく、狂っているのは自分ではなく、彼とその母親で、
完全に別れた今も、二人して彼女に、呪いをかけ続けていて、
今でも、その呪いによるマイナスエネルギーを感じるらしい。


『私が、やる気出ないのは、全部、そのせいなの・・。』

『ああー!今も、たった今も、二人して呪ってるよー!』


と、ブルブル震えながら、自分の体をさすっている彼女は、
絶対に精神病院にいたことがあるハズで、私はもう、もう、
ビビッてしまい、何も言えないまま、地蔵になってました・・。

そうして、ふと、手首に目をやると、


あ、あ、あ、あー!


何で、今まで気づかなかったんだろう?

すんごい深い傷跡が、いくつかある・・・。


『私ね、今夜にでも、死にたいんです。』


彼女は、こちらを凝視して、ボソッとつぶやく。

目が怖くて不気味。全て黒目になってる・・。


なんと、今まで一番怖かったナンパ経験の再来です。

以前だったら、すぐさま、脱兎のごとく、逃げていました。

ところが今回は、あまりに怖かったので、どういうわけか、
私は逆に、プッチーン!と、ブチ切れてしまったのです。


「よし!死んでみろ!人が死ぬところ見たい!」


重たい部屋の空気をスッ飛ばすかのように、明るい声で
のたまいながら、とにかく、思いっきり自殺を勧めました。

ナンパ同様、突然、私の中で、開き直りが起こったのです。

血が噴き出したら救急車呼べばいいと、腹をくくりました。


とにかく、何だかわからない怒りが沸いてきていて、たぶん、
グズグズ言ってる彼女の、どうしようもない地蔵マインドに、
なんて甘いんだろう!勝手に死ね!と頭にきたんですね。

よーく考えたら、こちとら、ナンパでもって、何度も死んでる。

怖くてしょうがないのに、瞬間に断ち切って、声かけてきた。

要するに、何度も何度も、自殺してる。年季が入ってる。

みっともないのを覚悟で、泥だらけになる方が大変だ。

それに比べたら、死ぬことなんて、たいしたことない。

だから、死ね!死なんて日常だよ、バカ!


ところが、意外な展開になります。

そんな感じで罵り続けてたら、恐れも全くなくなり、
最後には、相手も、元気になってしまったのです!


『そうだねー。もうちょっと頑張ってみる。』


なんと、笑顔まで見せるように・・・。

励ましてなんかいないのに、よくわからん。


しかし、もはや遠慮がなくなった私は、


「君といても楽しくないから、もう帰る。」


と、帰り支度を始めました。

すると彼女は、ちょっと待って!と、私にしがみついてきます。

な、何?何?何?何?押し倒されちゃうのか?と思いきや、

(本をあげたので)彼女はお返しに、私にも本をくれるらしい。

そうして、いきなり、収納をバン!と開けると、大量の本が・・・。

しかも、それは、全部が全部、自殺関連の本だった!オエッ!


『この自殺装置の本が面白いから、あげる。』

「い、いらねえ!いらねえよ!」


それでもムリヤリ、渡そうとしてきます。


『ほんと、最初だけでも、読んでみなって!』

「興味ねえ!まったく読む気ないっつーの!」


彼女を振り切って、外に出ても、ずっとついてきます。


『けっこう笑えるんだって!笑えるんだってば!』

「わ、笑えねえ!笑えねえよ!」


あまりにしつこいので、しょうがなく、本を受け取り、
そのまま帰りに、コンビニのゴミ箱に投げ捨てました。


「アホくさ。時間の無駄。」


この件より、心理カウンセラーになるのは、やめました。

そもそも厳密な意味では、他人を助けることは出来ないし、
我々が出来るのは、自分自身を救うことだけだと思います。

まぁ本音をいえば、病んだ人なんぞより、明るくて楽しい人、
心豊かなイイ女、だけを相手にした方が気持ちいいもんね!

という、ごく当たり前の結論・・・。


私は、もうダークサイドを相手にするのは、金輪際やめました。

それ以来、水が油をはじくように、ダークサイドの人に出くわしても、
自然にお互いが離れるようになったし、そもそも出会わなくなった。

自分の精神状況によって、出会う人が変わるのかもしれません。

なにわともあれ、今となっては、いい思い出ですな。(合掌〜!)

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2008年09月07日

ナンパ心理カウンセラー誕生!

今回も、『ナンパの闇』、ダークサイドについて述べます。

ダークサイドとは、すぐナンパについてくる、病的な人です。
簡単にGETできたからって、喜んでばかりはいられません。

まぁ、ひとくちにダークサイドといっても、ただ家出ばかりして、
思春期特有の不安定な女の子たちもいます。彼女たちは、
18歳未満なのに、サバよんで大人のフリをする怖さがある。

さらに、親御さんまで介入してくる可能性もあるため、やはり、
やっかいですね。以前、自称18歳の家出っ子と盛り上がり、
ついつい連絡先を交換してしまったら、後日、私の留守電に、


「おい、○○子、また悪い病気が始まったのか、戻ってこい!」


と、すごいしわがれ声が入ってました。その子のお母さんです。
彼女とは、その後、全然会っていないし、会うつもりもないのに、


「こら、お前のやっとることは犯罪じゃよ!わかっとんのか!」


などと、だんだん私への怒りが勝手に沸騰してきたようで、
延々と、しつこく、留守録のヘビーユーザーと化しました。

ちょっと会話して、連絡先を教えただけなのに、この始末。
不安定な子と関わると、本当、面倒くさくて、かなわん・・。

相手が未成年だと、ある日、警察から電話がかかってくる
可能性もあるわけで、何もしてなくても、いい気はしません。





さて、ここ最近、暗い話が続きましたが、ナンパをしていくと、
多様なタイプと出会ってしまうため、そこから変なトラブルに
発展しないよう、あえて注意を兼ねて、お伝えしてきました。

私はナンパの教材を販売していているので、普通なら、
ナンパのいいとこだけを紹介して、ナンパしたくなるよう、
働きかけなくてはいけないのに、逆のことも書きたい。

現実を突きつけ、ナンパなんてしなくていい、という方向性も、
バランスをとるために書いておかないと、気がすみません。

さすがに、ずっとやっていると、ナンパの粗も見えてきました。

なんせ、すでに05年の夏には、ナンパをやめた後は、
何をしたらいいだろうか?と考え始めていたのです。


ナンパをすると、社会が見えます。明るくて安定してる子
だけでなく、不安定でやばい子も、けっこういると知って、
そういう人達を救う仕事を、始めようかとも思いました。

引きこもりや、ナンパで地蔵から脱出できない人の心も、
ある程度、理解できるし、男も女もいけそうな気がします。

次の仕事は、やっぱり、心理カウンセラーがいいかもね!

たまたま、知人の除霊に成功して、自信をつけた私は、
そういうわけで、以前なら、据え膳でもスパッと切っていた、
ダークサイドの女の子達とも、しっかり取り組もうとしました。

以前、精神科の看護師さんを、駐車場でGETしかけた時に、
「私、ウツ病なんです。」と、ウツ病の薬を飲んでいると言われ、
その病院の先生もウツだし、精神状態は移ると教えてもらい、
なおさら確信して、影響受けたら嫌だな、とは思っていました。

しかし、これからは、プロ意識をもってナンパするため、
心配ご無用でございます。悩んでる人、どんと来い!





そこで、ある時、とてもスタイルのいい女の子がいて、うひょーと、
声かけて連絡先を交換したのですが、これが連日かかってくる・・。

彼氏のグチなんですが、とにかく長電話。最初は、うん、うん、と、
セラピスト気取りで聞き上手していたのですが、すぐに飽きました。
いつも同じ話だし、こちらの相槌さえも、かき消される一方的さ・・。

しまいにはウンザリし、切ってしまったのに、それでもかけ直してくる。
電話を切っても、切っても、かけてきて、グチをいう。どこかおかしい。

これじゃラチあかないので、とりあえず一回会おうということになり、
あえて上野という、二度と行かない場所で待ち合わせをしました。
(もし本当に変な人だったら、今後、偶然でも再会したくないから)


待ち合わせ場所に現れた彼女は、やはり見た目はよくて、
最高にエロい体つきでした。迷ったけど、会ってよかったと、
ガッツポーズ。すぐに寄り添ってきて、これは、やれる予感!

しかし、トークは電話の時と同様、退屈の極みでしょうがない。
こちらはすでに、あいづちさえしてないのに、延々と喋り続ける。

そこで、居酒屋に入る直前に、突然、用事を思い出した私は、
そのまま帰ってしまった。たんに奢れば、必ずGETできたけれど、
そんなの嫌なこったと無意識が拒否し、急に、バカらしくなった。


なお私は、少し嫌なことがあると、すぐに逃げる傾向があり、
だからこそ、ひきこもりになったわけだし、その性格自体は、
ナンパを続けても、本質的には、変わっていないようです。

すると、当然ながら、疑問が沸き起こります。

彼女に対しても、猛烈に下心があってガマンできたはずなのに、
それでも、逃げ出してしまった私は、はたして心理カウンセラー
に向いているのだろうか?もっと地味で性的魅力ゼロの女性や、
さらに、今にも死にそうな男性も相手にしなくちゃいけないのに!

そうして、その後、また違う女の子のトラウマ話を聞いている時に、
なんと私は、その子の前で気持ち悪くなって、吐いてしまいました。

公園でブランコに乗りながら話していたので、乗り物酔いだと、
その子には懸命にフォローしましたが、心底落ち込ませてしまい、
「もう二度と、この悩みは人に話さない。」と、悪化させたのです。


あれ?やっぱり、オレ、心理カウンセラーは向いてないのかも?

そもそも暗い話は嫌いだし、ドロドロした人間心理も苦手・・・。

高校時代は、ほとんど学校に行かず、独り部屋にこもっては、
お馬鹿なコメディ映画ばかり観てて、間違えてシリアスものを
借りてしまった時なんぞは、「つまんねー!」とキレていた。

そんな自分が、他人のシリアスな話を、延々と聞けるのか?

たんに最初だけいい顔して、最後まで耐えられないのなら、
結局は、無責任に悪化させて逆効果だし、もうやめようか?

確実に、そう思えてきたわけです。


そんなこんなで、ある日のこと、

決定的な事件が起こりました。

これが全てに終止符を打つことに・・・。

次回は、『自殺志願者との対決!』

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2008年09月05日

わたくし、霊媒師になりまする!

ある日、知人の男性から、緊急の連絡が入りました。

「彼女が霊にとりつかれて困っている。」とのことです。

普段はとても性格のいい子なのに、霊のおかげで、
急に口調が変わって、罵ったり、暴れたりするらしい。

ちょうど洗脳の本を読み漁っていた時期で、霊などいない、
あれは脳の思い込みにすぎないと、よく人に言っていたので、
私に要請が入ったわけですね。こりゃいいやと、興奮しました。

ついに、洗脳デビュー!いろいろ試して、除霊したるぞ!





二人が一緒に住んでいる部屋につくと、その彼女がいます。
エクソシストみたいに首を360度まわしているわけでもなく、
別段、普通でした。ただ脅えているというか、疲れてました。

「お!憑いてるねー。」と、まずは否定せず、相手の精神に
同調し、自分でトランス状態に入りました。そこで話を聞くと、
整体に行った時、そこの整体師のおばさんに言われたらしい。


「あー・・・、あんた、ハワイの霊がついとるよ。」


そうして思い込まされて、何回も通わないと除霊できないと脅し、
いいカモにされてしまったわけですね。人の恐怖を利用した商売。

でも、よりによって、なぜハワイ?ちっとも怖くないじゃんか(笑)。

それでも彼女は脅えきっていたので、同調したまま、その霊を
描写していきました。恐れというのは、ほとんどが幻想なので、
要するに、ただのイメージなので、簡単に操作できるそうです。

私がついてるから大丈夫と、できるだけ安心感を与えながら、
実際に、その霊を具体化していきました。なんと彼女自身は、
ただ脅えてるだけで、漠然としたイメージしか持ってなかった!

そこで、まずは、そのハワイの霊に、名前をつけました。

ここはやっぱり、歌にもあるように、カメハメハですよね。

さらに色黒で、メタボで、好物はココナッツミルクなどと言い、
どんどん怖くないように描写を具体化していきながら、あ!
と、急に、大きな声で驚かして、メッセージまで伝えました。


「心を開き、素直に生きなさい。」


最後は、「もっと素直に。」という愛のメッセンジャーとなり、
ちっとも怖くないものに仕立て上げて、天に帰ってもらい、
除霊は終了です。思いのほか、簡単にうまくいきました。

結局、その霊は、彼女自身が作りあげたものです。普段、
明るくていい子を演じているため、同棲相手への不満を、
なかなか出さなくて抑圧したため、不満がたまっていった。

人間はたまったものは、外に排出しないと、病気になります。

そこで、霊という形でもって、もう一人の人格を作り出し、
その人格に、不満をこれでもかと言わせてたんですね。

だから、霊という逃げ道、隠れ蓑を、取り去ってしまうと、
彼女もようやく自分の声として、不満を言えるようになり、
その後、あれこれあって、二人は別れることになりました。

いわば、二人を別れさせた、仲介人になってしまいましたが、
ガマンして一緒にいる必要はありません。ハッピーエンドです。





さて、幸か不幸か、初めての洗脳(除霊)がうまくいったため、
実は、私は才能があるのではないかと勘違いし、もっともっと、
いろんな事例を、経験したいと思うようになってしまいました。

あいにく、ナンパしていると、たまに、精神的に不安定な人と
出会います。ダークサイドと呼んで、一緒にいると運が落ちるし、
相手にしない!なんて決めてましたが、ここで指針を変更です。

これまでは、気持ち悪いと、すぐ逃げて、ちょっと冷たすぎました。

しかし、目の前に現れたからには、これも何かの縁です。


こうなったからには、とことん癒してあげようじゃないの。

もしかしたら、私の天職は、心理カウンセラーかもしれないし!


これまで内向的な性格で、人づきあいに大変苦労したのも、
全てこの、セラピストになるための布石だったのではないか?

そう考えてしまったが最後、今度は逆に、
自らダークサイドを探していくのであった。

次回は、『ナンパカウンセラー誕生!』

posted by fmtbank at 17:52| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

今までで一番怖かったナンパ体験

まだ残暑もきついので、ナンパにまつわる「怖〜い話」です。

あんまり語られることのないダークサイドについて、どんだけ
不快で怖いのか、個人的な体験談を語りたいと思います。

モチベーションが下がるかもしれないので、ご注意ください。





さて、ナンパを続けていくと、いろんな人と出会うわけですが、
いとも簡単についてくる人の中には、当然やばい人もいます。

家庭環境がボロボロだったり、なんだかウツ病だったり、
ダークサイドに入ってる人です。自己評価が低いため、
すぐSEXに応じてしまいがちですが、後からトラブルを
起こす場合も多くて、そうなってしまってからでは遅い。

部屋に行くと、いきなり「自殺する!」と騒ぎ出した人も
いましたし、なぜ関わってしまったんだろうと大きく後悔・・。

その手の人達と関わると、ひどくエネルギーを消耗します。

また、家出少女など、未成年も多いし、警察沙汰に
巻き込まれる可能性さえあるため、お勧めしません。

気軽にやっちゃって、後から発覚し、全てを失った人も・・・。


とはいっても、GETできるのに、みすみす見逃すなんて、
とにかく結果が欲しい初心者の方に、可能でしょうか?

だって、ナンパを続けていくと、必ず出会ってしまうんです。

すぐにやらせてくれるだろう相手と!やはり、若い子が多いし、
見た目がキレイだったりすると、まぁでもいいかと思う時もあり、
性欲も刺激され、さぁ、ここが悩むところです。どうしましょう?

まず、お金を一切持たない、というのもいいかもしれません。


ある時、階段にボーッと座っている女の子がいました。
別に何をするわけでもないし、とことん、ヒマそうです。

声かけて話を聞くと、今まで急性アル中で何回も、
救急車に運ばれているらしい、完全なダークサイド!

試しに、手をつないで引いていくと、何の抵抗もなく、
ついてきました。さらに、ラブホテルの前まで行っても、
やっぱり、ついてきます。しかし、中の受付のところで、


「オレ、お金ないから、君持ちで。」


と言ったら、その途端、猛ダッシュで走り去りました。

その後姿を見ながら私は、うん、そうだろう、そうだろうと、
コーチのような面持ちで腕組みし、そっとつぶやきます。


「明日に向かって、走るんだ。」


確かに、少しはガッカリしましたが、お金持ってなくてよかった!
と、ホッとしたものです。お金あったらチェックインしてたかも・・・。

ふぅー、あぶない、あぶない。

一時の性欲に負けて、何だかよくわからん人とやってしまうと、
後味悪かったり、調子崩したり、楽しくなかったりしますから。


まぁ、そういうわけで、お金を持たなければ、いざというとき、
GETできないことも多く、大丈夫と、いいたいところですが、
そうはいかない。自分の部屋に連れてくることもできます。

私は初期から、ダークサイドの女の子達、特にリストカット
の人は避けてましたが、以前、何かの拍子に、部屋まで
連れてきてしまったことがあります。⇒『アボカドショック!

それ以来、もう絶対、自分の部屋には連れてこないように、
気をつけていたのですが、やはりダークサイドの女の子は、
とにかく、軽い。彼女達の部屋にも、すぐ入れてくれます。

そこで一度、とっても怖い目にあったことがありました。





一番怖かったのは、ある時、声かけた専門学校生です。

アキバでコスプレとかやってる人かな?という雰囲気で、
別に病んでる感じもなくて、すっかり油断していました。

相手も笑顔だったし、優しくて、いい感じの子に見えたので、
すぐに手をつないで5分後には、その子の部屋へ行きました。

ところが入ったとたん、背筋がゾッとします。


なんと部屋のドアには、自分でつけたような、
不細工なカギが十個くらいビッシリと・・・。

留め具を横に引くと、閉まる形の安っぽいカギです。

それらのカギをガチャッ、ガチャッとすごい勢いで閉めていきます。

もう異常です。目もいっちゃってます。

そして、その手首を見ると、切り傷でズダズダ。


「あなたは・・、だれなの!」


怖かった。

本当に、怖かった。

窓から逃げました。


この件から、ダークサイドの人は完全に避けようと心がけ、
少しでもその匂いを感じると、据え膳さえも拒否しました。

しかし、初対面だけでは、わからないものです。

出会った時は、たまたま抗鬱薬でハイになっていただけで、
後日再会してみたら、地獄からの使者のようになっており、
こちらもズーンと影響受けて、落ち込んだこともあります。





とまぁ、なんともブルーになる話が続きましたが、
こういったショッキングな出来事は滅多になくとも、
やはりナンパには、明るい面だけではありません。

社会の縮図で、底知れぬ、闇の部分もあるのです。

最初は自分のことで精一杯ですが、慣れるにつけ、
他人が抱える闇に、巻き込まれることも出てきます。

ただGETできれば誰でもいいと考えていると、自分が
ダークサイドに陥る場合もあるので、ご注意ください。


そのためには、数分だとかで、すぐGETしようとせずに、
少しは話してみて、相手の反応を観察してみましょう。
どこかチグハグな感じがしたら、切り捨ててしまえばいい。

誰でもいいから結果を出して、体験人数を増やそうなんて、
ナンセンスにも程があります。それは、とても頭でっかちです。

友人に話すネタのための、たんなる自己顕示欲だったりします。

自分の直感で、危険や違和感を感じたら、退くのも勇気ですね。


ところで、私自身は、もうダークサイドはこりごりとなりましたが、
実はその後、逃げてちゃダメだ、やっぱり、ダークサイドだろうが、
正面きって、対決してやろう!と思ったのでした。アホですねー。

自ら求めはしませんが、出会った時は何かの縁とばかりに、
いっぱしのカウンセラー気取りで、助けようとし出したのです。

はたして、その行為は、正しかったのでしょうか?

次回は、『ダークサイド救出記』です。

posted by fmtbank at 16:41| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする