2008年11月22日

今度こそ、最後の旅立ち!

おーい、初心者の皆さん、道聞きなどの準備体操の後で、
いきなり声かけて、普通のナンパをしようとしてませんか?

そんなストレスが強いことなど、やめた方がいいですよー!

まずは道聞きと、普通のナンパの間に、もうワンステップ、
ただ女性に好意を伝えるだけの、準備体操を入れなさい。

けっして誘ってはいけません。拒否されるのが怖いから!


というのが、先日お送りしました、メルマガの内容です。

またまた、当たり前で、地味なことを書いてしまったなと、
少し後悔したぐらいだったのに、これが凄い反響でした!

今までで最も、メールをいただいたかもしれません。

ご質問、ご感想、本当にありがとうございました!





というわけで、何だか嬉しくなってしまったこともあって、
初心者の方への記事は、もう書かないといいましたが、
これから最後にもう一度だけ、バンバン書いてみます。

でも、不思議で、不思議で、不思議で、しょうがない・・。

上記のナンパに慣れる練習は、常識そのものなのに、
全然、世間で流行っていないし、私もこのブログ等や、
CDの解説などで、何度か書いてるのに、多くの方が、
初めて聞いたように驚いていたので、こちらがビックリ!

やっぱり、繰り返さないと、なかなか伝わりませんねー。


それに、いちいち、こんな長文のブログを読み返す人など、
ほとんどいないでしょうし、体系的に書いてきていないので、
いろんなヒントが、あちこちバラバラに散らばっております。

ならば最後に、ナンパをゼロから始めて、極めるまでを、
ちゃんと順を追って、エッセイや体験談なども含みつつ、
質問にもお答えしながら、描いていきたいと思います。

以前にも、似たようなことを描いてましたが、中途半端で、
不完全でした。こんがらがるので、それは忘れてください。


ちなみに、『ナンパの成長段階10図』を主軸において、
1段ずつ昇っていきますので、ご質問は、上のレベルに
昇った時点で、下のものは、打ち切らせていただきます。

なお神秘に満ちあふれた冒険という感じを出すために、
文体は、時代がかったものにします。ご了承ください。

それでは、出発の用意はよろしいですか?

ナンパという壮大な冒険に、旅立ちましょう!

posted by fmtbank at 14:46| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

新しい日本のナンパ宣言

はたして、ナンパ出来るようになれば、幸せになるのだろうか?

あなたが今、どのくらいナンパに没入しているかわからないが、
ナンパを始めて引退するまでの全過程というのは、驚くほど、
深くて感動的で、神秘に満ちていることは確かだろう。しかし、
それを幸せと呼ぶのは、あまりにも一面的すぎるし、安易だ。

ナンパの世界には、幸せだけでなく、喜怒哀楽すべてがあり、
まるで人の一生を凝縮したような、広大で無辺な何かがある。

人の一生どころか、国家の歴史にも、たとえることが出来よう。

例えば、日本の戦後経済など、まさにナンパの映し鏡である。





ナンパの成長過程を、日本の戦後経済に見立てると、
まず最初は、何もない焼け野原から始まることになる。

戦争に負けて、物資も不足している、どーしようもない状態。

これは、ナンパを始める者の状況に似ている。すでに負けて、
何も持たざる者で、女っけもなく、そのほとんどが恋愛弱者だ。

あなたは最初、焼け野原からスタートすることになるだろう。
しかし、一見、不利に見える、この状況こそが、利点となる。

今まで行動してこなかった悔しさや、失恋体験などがあれば、
そのネガティブな想いによって、莫大なエネルギーが生まれる。

何もない強み。もはや思い切って、開き直るしかないのだ。


あなたは、そんなドン底から、少しずつ環境を整えていく。

最初はナンパに慣らしていくのが大変だが、大変だからこそ、
とてもやりがいを感じる。少しずつ稽古を重ねていき、次第に、
あなたはナンパが面白くてしょうがない時期へと突入していく。

これは、日本の経済の高度成長期(1955年から1973年まで)
と同じで、働いたら働いただけ毎年給料が上がっていくような、
成長がハッキリとわかる、とても楽しい時期で、まるで国全体に
アドレナリンが分泌してるような、非常に高揚した日々である。

このブログでの初期の頃の鼻息の荒さが、まさにその時期で、
押し付けがましいほど、ナンパについて、力強く語っていた。

ちなみに日本の高度成長期には、「テレビ・洗濯機・冷蔵庫」
の3種類の家電製品が、三種の神器と呼ばれ、急速に家庭に
普及していったが、これは同様にナンパの高度成長期でいうと、
「オシ・ネガ・タッチ」の、GETするための三種の神器に当たる。

この三つが、あなたの中に普及していき、イケイケ時代がくる!


ところが、華々しい高度成長期の裏には、公害問題や福祉等、
ネガティブな問題が放置され、それらが次第に表面化していく。

これはナンパでいうエゴの肥大であり、急にやる気をなくしたり、
女性とのトラブルが起こったり、何らかの異変が起こり始める。

たとえば公害問題が、GETばかり狙うことによって、自他を
傷つけることであったり、福祉問題が、特定の彼女に対して、
まったくケアせず、自分勝手にふるまったりすることといえよう。

そして女性問題でショックを受けるはめになるのだが、これが
戦後初めて、実質マイナス成長を経験するキッカケとなった、
オイルショックに当たり、このために高度成長期は終わる・・。

最近まで、このブログに書いていた、ナンパは飽きるだとか、
初めて経験した、恋愛ドロドロ事件などが、この時期だった。





なお日本経済は、高度成長期の後、安定成長期に入る。

この安定期は、1973年〜バブル崩壊の1991年まで続き、
まだまだイケイケである。社会問題が表面化してきたものの、
資本主義にドップリつかったまま、最後まで突っ走ってしまう。

ナンパでいうと、まだGETすることに、あけくれているような、
ひたすら、効率と経済効果のみを、追い続ける時代である。

その肥大していくエゴの様は、まるで肥大してゆく資本主義。

肥大した資本主義とは、あらゆる分野で数値幻想が支配し、
他者との競争、差別化にいそしむ、あわただしい世界なのだ。

しかし、それはそう続かない。自然の摂理に反しているため、
必ず行き詰ることになる。ただのシステムに自分を適応させ、
精神性や、本来の自分というものをを殺すことになるからだ。

そうして当然、バブルは弾け、安定成長期も終焉を迎える。


その後、失われた10年だとか、平成不況だとかいわれたが、
これまでの高度成長期と経済安定期が、偶然なのか両方とも
ちょうど18年間続いていたため、バブル崩壊後の1991年から、
18年後の2009年までを、まとめて『経済成熟期』と呼びたい。

これは同時に、『精神成熟期』とも呼べる、最高の時代である。

経済面から見ると退歩だったが、今までおざなりになっていた、
心の問題が一気に表面化していき、人々は目覚めていった。

そして、ついに来年の2009年、この『経済成熟期』が終わる。

そう!つまり、今まさに我々が生きている、この時代というのは、
まさしく『精神成熟期』における、最後の完成期にいるのだろう。

それは、システムからの自由、自己創造のクライマックスだ!





今の時代は、ネットの発達で、大量の多様な情報が飛び交い、
個人個人に発言権まで与えられ、『個』の目覚めが凄まじい。

マスコミや、お上の情報だけを与えられ、ただ信じ込んでいた、
古き封建時代は終わった。常識も死んだ。もう勝手に自分で、
新たな常識、価値観を生み出していい。これぞ最高の自由!

ところが自由だからこそ、あまりに情報が多くて迷ってしまう。

新しい時代が到来したとはいえ、古くからの価値観も、いまだ、
根強く残っていることは確かだ。我々は、そのバグを洗い流し、
自分の精神をクリアに保つ必要がある。そうでなければ、結局、
苦しむのは自分であり、自らを目覚めさせければ、葛藤は続く。

ストレスにさらされて、自殺や心の病気になる人も増えている。

一人一人の精神状況が、社会の激変同様に、ごまかそうとしても、
ごまかせないネガティブな膿を出し、変わろうとして、もがいている。

そんな心の時代に、自信を持つには、どうすればいいのだろう?


自分本来を取り戻すには、いろんな手段があるが、独りぼっちで
出来るものだけでは、そう遠くにはいけない。やはり、人を相手に、
真剣に取り組めるものがベストである。仕事や趣味、何でもいい。

もちろん、その中の一つにナンパがある。ナンパはお金もかからず、
相手と自分自身、つまり、人間そのものを深く探求できる手段で、
これ程、エンターテイメントで、スピリチャルで、芸術的なものはない。

何でもワンクリックで知ったような気になれる、情報化時代の中で、
人生の神秘姓は失われつつある。しかし、女性は自然そのもので、
そんな女性に飛び込むナンパは、神秘に満たされた大冒険となる。

冒険して、好きなことしたい。愛もほしいし、自分も成長させたい。

そういった、あなたの自然な願望に、ナンパは全て応えてくれる。

個と個が向き合う、今の時代だからこそ、ナンパはスポットを浴び、
かつてなかった程に、ナンパをする男が増えていっているのだろう。

閉塞感で息苦しい日常を脱して、ナンパという旅に出たまえ。

それは、きっと、あなたならではの、長い旅になるに違いない。





最後に、ここでナンパの成長過程の話に戻り、ナンパバブルが
弾けた後には、いったいナンパがどう変わるかを述べてみたい。

まず資本主義という合理的に見えて、実は人間の生理に対して、
不合理である欠陥システム同様、ナンパをこなすシステムにも、
実は、欠陥がある。ナンパという相当楽しめるオモチャを手にし、
目の色変えて遊んでいるうちに、自分を見失ってしまうのだ。

実は、この私も、ナンパというシステムによって自分を忘れ、
破壊されることになった。つまり、ナンパバブルがはじけた。

そうしてバブルがはじけた後のうろたえぶり、狂乱ぶりが、
3rdシーズン前半『セカンドインパクト』以降の内容である。

一言でいうと、「精神性が優位」の時代の幕開けであり、
これは今が「心の時代」と呼ばれているのと、全く同じだ。


あたかも、たんに物質的豊かさを追っても幸せになれないと、
皆が気づき始めたように、ナンパでも、いくらGETしまくっても、
幸せになれないと、気づくときが誰にでもくる。転向が起こる。

もちろん、心の時代と呼ばれている今でも、お金儲けが好きで、
ひたすら追求している人がいるように、ナンパでも、ずっとGET
を追い続ける人もいるだろう。あくまで、全体的な潮流である。

しかし、たいていは仕事や人生で、自分だけの利益を追及する、
エゴの時代から、他者を喜ばしてなんぼの時代へと変わるように、
ナンパでも同じことが起こるのだ。肉体優位から、精神へと移る。

それがナンパ成長段階でいうと、『6、破壊者』から『7、恋人』
への転向であり、これこそがナンパにおける最大の変化である。

これは世に氾濫するGETナンパではなく、『純愛』ナンパだ。

ただGETするのではなく、今度はOUTを意向するようになる。


「なんじゃそりゃ?意味わからん。」


おそらく、あなたは、まだまだナンパの奥深さを知らないだろう。

そして、これから、このブログの更新記事を読み進めていくうちに、
あなたのナンパへの全ての疑問や迷いが、まるでパズルのように、
キッチリはまって、目の前で解けていくことを体感することになる。

ようやく、ここに、このブログの5thシーズン、

新企画、『ナンパが神話になる時』が始まる。

posted by fmtbank at 14:32| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年11月15日

ナンパにおける第二の思春期


 「ナンパが飽きてしまったのですが、どうしたらいいのでしょうか?」

 「最初の頃は結果が出てたのに、最近は全然ダメになりました。」

 「とにかくモチベーションが上がらないし、もうやめた方がいいのか?」


そんなご報告やご質問をいただいた時、私は以前、こう答えていました。


 私にも、わかりません。ナンパできるようになった後の失速や空しさを、
 どう解消したらいいのか、どうモチベーションを上げたらいいのか、ずっと
 研究中ですし、もしも、いい解決策を見つけたら、私にも教えてください。


そうです!私自身が、ナンパの停滞期(プラトー)に入り込んで、
やる気も失せ、自分を見失っていたんです。これはショックでした。

あんなに興奮して、夢中になっていたナンパが色あせてしまい、
唯一の収入源としていた、ナンパの教材CDも、完結させる前に、
製作を投げ出してしまうし、大きな焦りと、憂鬱の中にいました。

私はナンパの音声マニュアルを販売していたので、それまでは、
どれだけナンパが素晴らしいかという、ナンパの良い点ばかりを
熱っぽく語っていましたが、ついにそれも、どうでもよくなります。

ある時期より、ネガティブなことも、カミングアウトし始めました。

それが、このブログの2ndシーズン後半で、その当時は、
恋愛でドロドロしたり、やる気も出ず、書けなかったため、
ここ最近に、当時の詳細をあらためて補足してみました。

そして、ようやく全てを書き終え、区切りもついたため、
ここで、2ndシーズン後半『迷走期』の総括に入ります。





この『迷走期』では、やたらと軽くGETするナンパに対して、
疑問を抱きはじめ、モチベーションが一気にダウンしました。

それまではイケイケ三昧の内容だったのが、ウソのように、
まずは『ナンパが空しくなってしまい・・。』と、正直にいい、
さらに『ナンパは飽きる』で、ダメになった要因を分析して、
最後は『ナンパにスランプはつきもの』と、開き直ります。

結局のところ、この時期に一貫しているのは、
『ナンパの原点に戻る!』で吐露したように、
トキメキがほしいという切なる願いでしたね。

ナンパを続ければ続けるほど、トキメキがなくなって、
皮肉にも、ナンパがつまらなくなった。でも、やめたら、
ゼロです。何も起こるわけがありません。やるしかない。


そこで、ずっとトキメキがない乾いた時期だろうが、
ナンパをやり続け、結果、ようやく恋に落ちました。

そうして、『ナンパは女を幸せにする』という記事などの
女性を主体とした内容に、自然となっていったのです。

まぁ自分自身が、幸せ気分だったからですね。ところが、
その幸せはすぐ終わり、今度は恋愛でボロボロになり、
メルマガやブログとか、それどころじゃなくなりました。

しかし、辛いことがあった時は、必ずや救いがあります。


その後、ナンパ講演会のため、部屋で勉強してるうちに、
『ナンパの成長12段階』というコンセプトを、こじつけで
当てはめたところ、そこから救われることになりました。

当時のナンパ成長図は、まだまだいい加減なものでしたが、
それでも充分でした。とにかく、ストーリーが欲しかったのです。

そうして、ナンパには先があると、自分に信じ込ませることで、
なんとかナンパ低迷期、第二の思春期を突破し、ふたたび、
ノーテンキにナンパを楽しめるようになります。もう悩みはゼロ。

私は以前よりも、余裕をかまして、タダナンパを続けました。


ところが、ある時、これまでの全てを失う、キッカケが訪れます。

私はその事件で、開けてはいけない扉を、開いてしまいました。

その結果、当ブログは、私がこれまでで一番、気が狂っていた、
セカンドインパクト』の時期に入っていくわけです。大変だった・・・。

posted by fmtbank at 10:14| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

初めてのナンパ講演会

みなさんは、ナンパの講演会に出たことがありますか?

路上でのナンパ実地講習ではなく、室内のセミナーで、
講師がただ喋るのを聞く、いわゆる座学というやつです。

実は私も、かつて一度だけ、ナンパセミナーというものに、
出席したことがあります。それは今年のベストセラーNO1、
『夢をかなえるゾウ』の著者、水野敬也さんのものでした。

その内容は、水野さんが、竹刀を持った体育教師に扮して、
ナンパの極意について、上から目線で語るという感じです。

常々、ナンパを語る人というのは、ただの下品な自慢話か、
退屈な一般論やノウハウばかりで、つまらんと思ってたので、
これは面白そうなものを見つけたぞ!と、私はもう大喜び!

さっそく、見つけた瞬間に、インターネットで予約しました。


ところが予約したはいいけれど、大阪からの交通費とかで、
お金がまったくなくなり、講習料の5千円が払えません・・・。

仕方なく、後日振込みますから、と言って、入れてもらい、
なんとか、そのナンパセミナーを受けることが出来ました。
(水野さん、心が広い!そりゃ成功するわ!)

なお中身は、実践というより、エンターテイメントでしたが、
それを求めて行ったので、まずまず面白かったですねー。

最後、帰り際に、水野さんが、お客さんと名刺交換や、
握手とかしているので、私も近づいて、ナンパCDを渡し、
「これあげるからタダにしてください。」と何度か言おうと
考えるも、やはり図図しすぎるので、言えませんでした。

もちろん後日、代金は振り込みましたが、しばらくは、
「ナンパ講演会も面白いなー。」と、鏡の前でマネして、
話したりしていました。人前で話すのは苦手なので、
まず開催することはないと、わかっていたのですが・・。


ところが、ところがです!

まさか、その一年後、今度は自分が大勢の前で、
ナンパの講演をするとは、思ってもみませんでした。

しかも、経営者や営業部長などの、オッちゃん達、
100人以上の前で、一人で話さなくてはいけません。

しかも、時間は30分と聞いて、一ヶ月準備してたのに、
その直前で、実は二時間だったという衝撃の事実が・・・。

これは、もうダメ!絶対絶命だ!と思いました。

しかし、普段は異常に臆病なくせに、追い詰められると、
とたんに開き直る私は、どんとこい!堂々と死んでやる!

とばかりに、当日ドタキャンしたい気持ちを振り切って、
セミナー会場に向かうのでした。はたして、その結果は?





「ごめんなさい、もう寝たいから。」

「いいから、部屋いかせて。」

(ここで、抱きしめる音)


生々しいナンパ音声が、セミナールームに鳴り響きます。

色っぽい女性の声により、寝ていた人も目を覚ましました。

私はパソコンを使い、実際にナンパしてる音声、それもわざと、
かなりキワどい、Hな部分を、さぁ目を覚ませと、流したのです。

こんなことが、真面目なセミナーで許されるのでしょうか?


結局、初めてのナンパ講演会は、2時間も時間がもたないため、
教材ナンパCDを流しながら話して、お茶を濁してしまいました。

人前で2時間も話し続けたことないし、準備期間もなく、無理です。

一応、仲介した人が保険として控えており、私が言葉に窮したら、
代わって、ナンパと営業についての関連を語ってくれるハズでしたが、
結局は、最後まで、一人で話しきりました。トコトン、やりきりました。

正直、グダグダもいいとこです。前の方に座ってたオジ様達が、明るく
突っ込んでくれていたので、なんとか最低限は、盛り上がった感じで、
「最初の方の話は良かったのに。」というのが、大方の感想でしたね。

それもそのはず、最初の方の、私がナンパが出来るまでのストーリーは、
当初30分間だと思っていた時に、練習しまくった部分ですから。残りは、
徹夜して、即席で作ったものばかりで、ロクに煮詰めておりませんでした。

今思えば、悔やまれます。もっともっと緻密に、感動的に出来たのに!


それにしても、世の中、心が広い方もいるものですね。驚きました。

後の打ち上げで、「いやー、素晴らしかった。良かったよ。」などと、
いかにも仕事が出来そうな方が寄ってきて、いきなり仕事の話です。

なんと、今度は、社員研修で話してくれという話までいただき、
一ヵ月後には、社員研修のために、再びナンパの話をしました。

ところが、この社員研修が大失敗!百人の前で話した時は、
死ぬ覚悟でテンションもMAXだったのに、10名位の方の前だと、
1人1人の反応がまる見えで、明らかに、なんでこんなモッサリ
した男のナンパ話を聴かなきゃならないんだというのが伝わって、
気が動転し、内容もどこかに飛ぶわで、ボロボロの出来でした。

終わってからも、主催者の方は、もう目を合わせてくれません。

しまった〜、やってもうた・・・。満足度は最低レベルだわ・・・。

失敗した後なので、本当は打ち上げも行きたくなかったんですが、
落ち込んだまま、連れていかれ、ヤケ酒あおっては、酔っぱらって、
「何で君みたいな人が、今日ここに来たのか、よくわからない。」
と冗談で言ってくれたのに、いちいち落ち込み、最低な気分です。

もう二度と、人前で、ナンパの話なんてしないと思いました。





しかし、この初めてのナンパ講演会と、引き続きの社員研修が、
私の運命を変えることになります。人前で話した経験というより、
そのための準備で、必死に勉強したことが、役に立ったのです。

なにしろ百戦錬磨のビジネスマンを相手に話さなくてはならず、
たんなるナンパの自慢話など、もっての他、ちゃんとビジネスに
関連させて、少しでも参考にしてもらえたら、と頑張りました。

そのためにマーケティングや営業の本も、片っ端から読み込んで、
使えるものを見つけて引用し、ナンパにリンクさせていったんです。

その作業で、ノウハウ的にも新しい発見はありましたが、中でも、
最も役立ったのが、神田昌典さんが、クリストファー・ボグラーの、
『神話の法則』からヒントを得て考案した、成長12段階でした。


これは元々、ビジネスの成長過程および、人生の成長過程をも
含んでいて、当然ながらナンパにも適用できました。私はそのまま
借用した形で、ナンパの成長を12段階に示し、さらにネット上で
簡単なアンケートもとり、その結果を講演会でも発表したのです。

最初は、神田さんの名前を出せば、経営者の方とかが喜ぶだろうと、
苦し紛れのアイデアの一つだったのですが、これが後からジワジワと
効力を発してきて、私は再びナンパに、はまっていくことになります。

正直、それまでは、以前の感動がなくなり、行き詰っていたんですね。

ところが、一番面白い時期は終わったと、思い込んでたナンパには、
先がありました。それを知って初めて、行き詰まりから脱せたのです。

人間、未来への素晴らしいビジョンさえあれば、希望を持てます。


それでは、ナンパが普通に出来るようになった、その後には、
いったい何が待っているのか?何が課題になってくるのか?

上記の、ナンパ成長12段階などと最初に言い出してから、
すでに三年がたっています。ハッキリいって、三年前のでは、
全然話にならず、ただの思いつきレベルでしかありません。

私は、このナンパの成長段階に関して、その後も、考えつづけ、
実践し、様々な事例を参考に、ようやくその答えを見つけました。

それが、『ナンパの成長10段階(2009年度版)』となります。

これが最終結論となり、ナンパ革命の地図も、ついに完成!





思いおこせば、初めてのナンパ講演会から、すでに三年がたちました。

もう今なら余裕で、ナンパに関して、知的に面白く、二時間は話せます。

あの当時、私がナンパについて話したのは、ほんのさわりだったんです。

その後、自分でも、まったく予想していなかった展開が待っていました。

いよいよ、このブログは、私が一番伝えたかったテーマに入ります。

ようやく、機は熟しました。


(TO BE CONTINUE!)
posted by fmtbank at 17:22| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

瞑想を使えば全て解決!


「はい、スーッと力が抜けていく。肩の力が抜けていく。」

「あなたは今、深いトランス状態に入っています。」


私は、ある時、彼女に瞑想誘導してもらいました。

例の、恋愛でいろいろゴタゴタがあった彼女にです。

この時は、まだ恋愛初期のとても楽しい時期で、二人は、
和やかに心を開きあい、瞑想誘導しあっていたんですね。


いろいろ瞑想はしましたが、中でも一番役立ったのが、
自分の人生で、本当にやりたいことを探る方法です。

トランス状態に入れば、自分の潜在意識に問いかけて、
自分の本音を知ったり、悩みの解決策などを探れます。
なので、彼女に瞑想誘導してもらい、ボーッとしてるうちに、
いろいろ質問を投げかけてもらって、真実を探るわけです。

この時は、ボンヤリしてるけど、意識はちゃんとある状態で、
そこで質問されると、体が勝手に反応して、答えを得ます。


その反応というのが、YESの場合、首を縦にふり、NOなら、
首を横に振るという決まりで、私達は、進めていきました。

無意識の筋肉の動きですので、コックリさんみたいですが、
自分のことを深く知るためのセラピーといったらいいでしょう。
キオシロジーといって、科学的にも実証されたりしています。

確かに、私はこれで、自分の本音を知ることになりました。





深い瞑想状態に入った私に、彼女は尋ねていきます。


「ナンパはこれからも続けますか?」

YES。(首を縦に)


「ナンパを通じて、何か表現したいのですか?」

YES。(首を縦に)


「ナンパについて、講演したりもしますか?」

YES。(首を縦に)


そうして、いくつか質問した後で、

さらに彼女は、私の無意識に尋ねました。


「私は、超スーパーあげまんですか?」


ボンヤリした頭で、「何だ?その質問」と思ったその瞬間、
いきなり、物凄い勢いで、私は激しく首を振り始めました。


ブンブンブン!ブンブンブン!ブンブンブン!


彼女は驚いて、もう一度同じ質問を繰り返します。


「私は、あなたにとって、超スーパーあげまんですか?」


本当は、彼女の手前、YESって答えてあげたかったのに、
不思議なことに、体がまったくいうこときかず、制御不能・・。

私の無意識の首振りは、さらに勢いが増していきます。


ブンッブンッブン!ブンッブンッブン!ブンッブンッブン!

NO〜!NO〜!NO〜!NO〜!NO〜!NO〜!NO〜!

止、止まんねえ!首が止まんねえ!止まんねぇよお〜!


これは、まだまだ恋愛初期の、幸せな頃の話です。

ケンカもなく、葛藤もなく、ルンルン気分だったのに・・。

しかし無意識は、この恋愛がうまくいかないことを
知ってたんですねー。最後は、お互い傷つけあって、
非常にドロドロした結末を迎えたわけですから・・・。

いやはや、無意識をナメてはいけません。

次の日、首が筋肉痛で、真横を向けなくなった私は、
首をさすりながら、行く末の葛藤も知らずに、ノンキに、
「昨日は、ひどい目にあったよ。」と、笑うのでありました。

その後、100倍ひどい目に合うことも知らずに・・・。





さて、ここ最近は、とっくに縁が切れてる女性のことばかりを
あげつらって、ただの悪者扱いにしてしまっているようですが、
実際のところ、彼女は「超スーパーあげまん」でもありました。

とにかく、他人のモチベーションを上げるのがうまいため、私も、
大いに助けられたものです。中でも、最も感謝していることは、
彼女がいなければ実現しなかった、『ナンパ講演会』のことです。


ある時、意外なところから、いきなりナンパについて話してくれという
話が来ました。しかも、なんと、経営者や中間管理職の前でです・・。

ただでさえ、人前に出るのが苦手な私は、もちろん断るつもりでした。

ところが、世間話として彼女に話すと、「なんてバカな人!」と爆笑され、
「やったほうがいいに決まってる。どうしたの?」と、不思議な顔をします。
言葉を濁す私に「本当はやりたいんだよ。正直になりなさい。」とまで言う。


そうして前述の誘導、『YESNOテスト』をやったわけですね。

すると、絶対イヤだと思ってたのに、反応はYESと出ます。

こうなったら、もう話は早い。(私はこういうのに弱いんです)

私の本心が、やりたがっているなら、もうやるっきゃないと、
決意しました。経営者達の前で、ナンパ講演したる!と。


話を聞くと、30分程度のミニ講演らしいので、それならば、
全部の台詞を覚えて稽古していけば、まぁ大丈夫だろうと、
ナンパに関し、いい話も出来るだろうと、タカをくくってました。

といっても、人前で喋るのは怖くてたまらないので、とにかく、
全時間と全エネルギーとを、その準備のために注ぎました。

ところが、本番の数日前に、電話で当日のことを確認したら、
普通はありえないよ!という、とんでもない事実が判明しました。

なんと、ナンパについて講演するのは、ほんの30分だと思ってたのが、
実は、2時間もあることが、本番数日前に、わかってしまったのです!


これは、話をくれた仲介者の方が、勘違いしていたんですねー。

真面目な議題で、まる一日、何人かの講師が話すイベントのため、
その合間の、ほんの息継ぎ、色物扱いだと思い込んでいたのです。

まさか、ナンパに関してなんぞ、まともに組み込まれるはずがないと、
先入観を持っていたために、そういう手違いが生まれてしまいました。

あぁ・・・、なんてこったい・・・。

最初から2時間と聞いていたら、この話、絶対に受けなかったのに!


しかし、もう今更、やめるわけにはいきません。私は愕然としました。

これまで30分のために、まる一ヶ月間、準備にかかっていたのが、
あと数日で、2時間分の内容に膨らまさないといけないわけで・・・。

しかも、この時は、もうすでに恋愛のドロドロの波及で、廃人状態と
なっており、ナンパも出来ず、日常生活もグロッキーの状態でした。
(ナンパ講演の話を受けた時から本番までに、すでに破局です!)

はたして、こんなヒドイ精神状態で、どうしろというのだろう?

しかし非情にも、本番当日は、すぐにやってきました・・・。

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2008年11月04日

ナンパの原点、それは瞑想!

私は、何年も前から、毎朝、瞑想をする習慣があります。

おそらく、もう一生やめれないでしょう。単純に気持ちいいし、
ナンパで起こった悩みや迷いも、ほとんど瞑想で解決します。

たんに目をつむって、心を落ち着かせるだけのことなのに、
凄まじい効果です。こういったシンプルで、タダできるものは、
本当に素晴らしいと思う。そりゃ、悟った人は実践しますよ。


これをお読みのあなたにも、ぜひ瞑想は実践してほしいです。
夜だと、そのまま寝てしまうので、やるなら朝がお勧めですね。

なんせ起きたばかりの時は、眠ってる間に、昨日あった記憶が、
潜在意識の中で整理整頓され、心がクリアになっているために、
いろんなアイディアが浮かびやすい。起床直後は黄金時間です。

そこで瞑想すると、悩んでいたことの答えがフッと沸き出たり、
長年思い込んでいたことが幻想だとわかったり、それどころか、
失くしてしまった物のありかが、わかったりすることもあるのです。

たんなる閃きだけではなく、いわゆる透視能力が発動することも。


以前など、こりゃ、千里眼か!と、自分でも驚いたことがありました。

いつものように瞑想してたら、ボーッと、あるイメージが浮かんできて、
妄想かと思ったら、それが実際にあった出来事だったという話です。

その内容とは、恋愛でドロドロして見事にもめた彼女が、別れた元彼と、
キスしているシーンで、元彼は後ろから顔を前にまわして、軽くキスする
という変則的な形でした。まぁ、そんなよく分からないシーンが浮かんだ。

その時は、私は何の感情もなく、ふーん、そうなんだ。と納得しただけで、
後から、その彼女に聞くと、本当にそういう形でキスしていたとのことです!

彼女は、ちょっとギクッとしたというか、驚いて、正直に答えてましたね。

これには、すげえ!本当に千里眼だ!と、興奮しましたが、
それ以来、同程度の透視現象は起こってません。つまらん・・。


まぁ、それはさておき、この元彼とのキスシーンにより、
ようやく完全に、彼女との恋愛関係は終了しました。

すっかり肩の荷が下りた私は、安らかな気持ちです。

もう、こんなに深くて、ドロドロした関係はコリゴリ・・。

あとは元彼に任せようと、ホッとしたものです。





しかし、ようやく解放された私は、すっかり恋愛嫌いになっておりました。

とにかく、全ては自分で撒いた種とはいえ、恋愛のドロドロの関係は辛くて、
パワーも消耗し、最終的には、もう二度と恋愛はしないとまで思ったのです。

確かに、最初は私の身勝手さで、彼女を苦しめましたが、最後のほうは、
彼女からの猛反撃に、タジタジとなり、どんどん追い詰められていきました。

人間関係で、ここまでハードに疲弊したのは、生まれて初めてです。

私は大打撃を受けて、しばらくナンパも出来ない精神状況に陥り、
部屋にこもり、女性を怒らせると、恐ろしいことだと肝に銘じました。

女には、かなわない。女性を敵にまわすと、ロクなことにならんぞ!
もう二度と、女性を敵にまわすのはやめよう!そう心に誓います。


そうして結論が、恋愛なんか、もうどうでもいい!

ナンパは楽しけりゃいい。ただのエロじじいで結構。

つまり、一般的なナンパに戻ったのです!


何も考えずにナンパして、GETすればいい。

男はやはり、GET、GET、GET、のナンパですわ。

きれい事ばかり言っても、何も始まらないっしょ!


ただし、以前と違ってたのは、トキメキこそが大事で、
トキメキがないGETだけはやめよう、ということぐらい。

これは単純に、トキメキがある方が快感が強いからで、
出来るだけ、恋の状態を意図的に作って、多くの女性に
対して、瞬間的にでも恋愛できるようにしたかったのです。

深い関係はもうイヤだけど、常に、トキメキは感じていたい。

そういうわけで、特定の彼女なんてことは考えず、それよりも、
出会った女性の全員、縁があった目の前の女性こそを、恋人
だと思って、心から喜ばせて、優しく扱おうと思いましたね。

つまり、女性全員が恋人であり、また同時に、お母さんです!





こうして、迷いが吹っ切れ、以前、GETのナンパは空しいと、
販売を中止にしていたナンパCD『完結編』も再開させます。

当時は、三部作でバラ売りしていた、最後のCD『完結編』には、
ただGETするためのテクニックだけで終わるには物足りないと思い、
自分が最愛の彼女を見つけるまでの過程を、クライマックスとして、
収録したいと思っていたんですね。そのための販売休止でした。

そこで、超能力ナンパから出会いまでを収録しようと思ったのですが、
アッという間に、恋は破局。縁起が悪いし、彼女からもNGが出たので、
結局、それらの音声を収録するのは、完全にボツになってしまいました。


結局、そうなると、残る手段は、以前のCDを少し手直しするだけです・・。

つまり半年も販売を休止していたくせに、ただ内容をコンパクトにしただけの、
ほぼ同じ内容のCDになってしまいました。ただし、以前のような迷いはなくて、
さぁ、これでもって、GETしまくってください!という、誇らしい気持ちでしたね。

恋愛のことなど考えず、ナンパをスポーツ的に楽しむのも、大いに結構!

いいんですよ、細かいことは考えないで。ノーテンキが最強です。


そうして、教材ナンパCDも三部作が全て完結し、気分はスッキリ!

長期間の製作からも、きれい事の恋愛観からも、解放された私は、
悩みも迷いも全くなく、軽いスタンスで日々を過ごすようになりました。

長い葛藤をくぐり抜けた後の、精神状態は、晴れ晴れとしています。

これで、ナンパの通過儀礼はクリアした!と、自信満々だったのです。


ところが、この当時の『完結編』CDも、その半年後、販売停止に・・。

というよりも、『教材ナンパCD』そのものまで、全て販売終了にし、
その内容を、またもや大幅に作り変えることになってしまいました。

なぜなら、あるショッキングな出来事により、私は完全に破壊され、
ナンパの方向性を、180度転換せざるを得なくなったからです。

それが、以前より伝えてきたセカンドインパクトであり、
このナンパ特有の事件で、全てを失ってしまいました。

けっして悪い意味ではなく、超ポジティブな意味で。

真のナンパ革命は、全て、ここから始まったのです。


(つづく)
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2008年11月03日

ナンパを続ける上での障害(恋愛編)

我々がナンパを続けていくうえで、思わぬ障害というものがあります。

全然女っけがなく、ただ自分が行動するかどうかだけの初期の頃などは、
いかにモチベーションを下げないようにするかという問題に、自分独りで
取り組めるので、話は単純です。ところが、ある程度、結果が出始めて、
GETしたり、キープし始めると、とたんにナンパが鈍ってしまうことがある。

そんなに凄い好きでもないけれど、寂しさも紛れ、便利だからというので、
特定の女とばかり会うようになり、堕落する。これを『沈没』と呼びました。

ナンパを続けて、もっともっと向上したいのなら、どうか気をつけてください。


さらに一方、これは素晴らしい!と恋仲になった相手が、強烈な負の感情を
ぶつけてきて大いにダメージをくらい、ナンパどころじゃなくなるケースもあり、
こちらは恋愛のドロドロから、女性に対して、恐れまで抱くこともあるでしょう。

思った以上に、女性陣の自己主張というのはパワーがあって、結婚後は、
カカア天下になり、女房の尻に敷かれる男性ばかりなのも、よくわかります。

私も、皆と同様に、女性のパワーに押され、クッタクタに疲れはてたため、
またもや一時期、ナンパを休んでしまいました。しかし、これは洗礼でした。

人間誰しも、恋愛のいさかいなんぞ、一度は経験するものです。

そうして、達観していくんですなー。(渋い茶!)





事の起こりは、私が『超能力ナンパ』と称して、透視を使ったナンパを
路上で始めたのがキッカケです。苦戦していましたが、ある時偶然に、
何年か前に、同じ職場だった、同僚の女性とバッタリ出会いました。

そうして意気投合し、その後、何のことはない普通の女友達として、
いろいろ遊びに行くことになったのです。これは、女性との友達感覚
というものが、よくわからなかった私にとっては、例外的なことでした。

ナンパでは、「友達になろう」と言っていましたが、そんなの口だけで、
GETするために言ってただけです。なにしろ手をつないで抱き合うこと
さえさせないと、その時点で、相手との縁は切っていましたから。

そういうわけで、純粋な意味での女友達は初めてであり、その理由は、
なにしろ気が合ったということと、彼女の誰とでも仲良くなる会話能力に
惹かれていたこと、そして、いろいろ珍しい場所に連れ出してくれたから。


そうするうちに、スピリチャル系のダイヤ屋の社長が、人間性のレベルを
超能力で計測するというので行ったら、なんと彼女は凄まじく人間性が
高いという数値が出たため、そういえば、思い当たるところがあるぞと、
その瞬間、彼女を見直し、そのまま一気に、恋心を抱いてしまいました。

後からこの計測は、信頼性に欠けることが暴露されたとはいえ、
恋するキッカケはキッカケです。とても、ありがたいことでした・・。

これまでナンパに夢中で、声をかけまくり、軽率なGETもしすぎたため、
心が麻痺してしまい、全然、女性に対して恋心を持てなくなっており、
悩んでいた後の、実に半年ぶりの恋愛で、とても嬉しかったですね。

しかも、とにかく声をかけまくりで、もっとイイ女は?もっとイイ女はいないか?と、
外へ外へと目を向けていても見つからず、結局は一番身近な存在だった女友達に
その価値を見出したことが、あまりに意外な展開だったので、嬉しさ倍増でした。

そうか!そう来たか!

幸せの青い鳥は外にいなく、

家の中にいたか!という感じ。





ところが、そんな幸せ状態は、そう長くは続きませんでした・・・。

天性のカウンセラーである、彼女という精神的支柱を得た私は、
再びナンパを、猛烈に再開します。すっかり天狗になっていた私は、
何をやっても許されるだろうと勝手に思いこみ、イケイケ状態です。

ナンパのことも彼女に隠さず、全てオープンにしてナンパを続け、
デートの待ち合わせには必ず遅れ、(行く途中に声をかけるから)
ついには彼女がいても声をかけるようになり、迷惑をかけ始めました。


人間性豊かな、心広き彼女の性格の上に、あぐらをかいただけでなく、
放屁し、踏みにじるようなことも平気でし、さすがに彼女は怒り始めて、
不満も言ってくるようになりました。しかし私は、全然フォローもしません。

それどころか、少しでもマイナスなことを言われると、サヨナラさえもいわず、
デート中に姿を消したり、電話も途中で切ったり、どんどん怒らせるのでした。

都合の悪いこと言われると無視し、けっして相手と向き合おうとしない。

一言でいえば、自分勝手で幼稚で、自分こそが世界の中心・・・。


その結果が、包丁を突きつけられて、ジ・エンドです。そりゃ、そうだわな。

しかも、その時でさえ、向き合わずに、アメリカンバカコメディ映画に逃げる。

そんな奴は、バチが当たればいい。当たって当然でござるってもんだ!

その通り!最後は全部、自分に返ってきました・・。(セカンドインパクト

posted by fmtbank at 16:56| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする