2008年12月20日

『2、孤児』をクリアする方法

前の『1、無垢』では、挨拶で体を暖めてから、道聞きをやりました。

さらに道聞きだけにとらわれず、何かしら尋ねて、Qを投げてみます。
そして見事、答えてくれたら「ありがとう」と、感謝の言葉で終了です。

その際、相手に無視されようが、声かけた人数は1でカウントして、
毎回10人以上のノルマがこなせるようになったら、次に進みます。


次の『2、孤児』では、相手に好意を伝えるポジを、短い会話のみで、
ひたすら練習しますが、今度は、無視されたら、こちらも無視して、
声かけたことをなかったことにし、声かけ人数にカウントしません。

『孤児』は、まだ子供です。子供がお母さんの真似をするように、
声かけた女性の反応と同じマネをすればいい。万が一、相手が、
「うざい」なんて言ってきたら、こちらも「うん、うざい」とマネします。

この際、感情をこめずに、淡々と相手の言葉を流すだけですが、
驚くべきことに、ほとんどダメージを受けません。マネすることは、
何も考えなくていい、最大の受け身といえましょう。お勧めです!





そういうわけで、相手に無視されたなら、こちらも無視します。

要するに、それ以上、話さない。さらに、今声かけたことさえも、
無視して、何もなかったことにする。そもそも声はかけてません。

「あ、間違えました。」だとか言って、すぐに忘却の彼方です・・・。

無視なんてものは、どうってことないので、わざわざ声かけ数に
カウントして確率を出し、「あー、無視ばっかりだよ。」と嘆いたり、
いちいち「ガンシカ」なんて言葉で強調したり、ほじくり返さない。

この『孤児』の段階では、「無視」という現象自体が消えます。

「無」は「無」にすぎない。何もない。何も起こってさえいない。


なので、声かけて反応があった時だけ、声かけ人数にカウントし、
無視は数に入れません。反応してくれただけでも、万々歳です。

つまり、『1、無垢』では、とにかく、声がかけられれば、成功!

つづく、『2、孤児』では、相手の声が聞ければ、大成功!

そういうことです。最初のうちは、ハードルを下げて挑めば、
たくさん成功経験を積むことになります。無視された人数
を数えて、全然ダメだわ、なんて自己イメージは下げない。


なお数取器を使う場合、『無垢』と『孤児』は違ってきます。

『無垢』の頃は、声かけた人数を数えればいいだけなので、
声をかける前に、決意するかのごとく、カチャッと押します。
これがまるで行動スイッチのように思えて、気持ちいいです。

一方、『孤児』では、声かけた人数ではなく、無視を除外して、
反応してくれた人だけをカウントします。したがって声かけて、
短い会話を終了させてから、最後にカチャッと押すわけです。

声かける前から、声かけた後に変わることに、ご注意ください。





前述したように、『孤児』は、まだ幼子なので、お母さんのマネ
をします。相手が無視すれば、こちらも無視。反応が冷たく、
話したくないようだったら、話さない。実に、素直な反応です。

というのも、まだ子供のため、お母さんの影響をモロに受けて、
悪態つくような人からは、相当ダメージをくらってしまうのです。

なので、できるだけ、優しかったり、笑顔だったり、反応のいい人
としか話しません。相手が朗らかだったら、こちらも影響を受け、
楽しい気分になれますが、反応悪い人は、即座に除外します。

こうして反応がいい人とだけ話し、しかも短い会話しかせずに、
後味よくしていけば、みるみるうちに会話が楽しくなってきます。

実は、エネルギーを反応のいい女性から、もらっているのです。


誰しも、楽しい人と話してたら、なんだか自分も楽しくなってきた
経験があるはずです。声かけても、気持ちよく対応してくれると、
もうそれだけで嬉しくなったりします。緊張が解け、安心できる。

ですので、最初からポジティブな反応をしてくれる女性だけを
相手にしてください。必ず元気になれます。そういった女性を
『ポジ子さん』と呼び、あなたがナンパを続けるために必要な、
「今のあなたでも大丈夫!」と、後押ししてくれる協力者です。

ただし、この性格がいい『ポジ子さん』は、絶対数が少ない・・。

必然的に、たくさん声かけなくてはいけません。それに最初は、
いきなり声かけられて戸惑ってることも多く、見極めるために、
時間制限して安心させ、こちらがまず『ポジ』してみるのです。

ほめたり、好意を伝えたりして初めて、相手は笑顔を見せて、
『ポジ子さん』だとわかります。つまり、『ポジ』することによって、
相手の『ポジ』な部分を引き出しているのです。共鳴させている。


そんなわけで、あなたは以前よりも、声かける人数を増やして、
無視や反応悪い人をバッサバッサと切り捨てて、反応のいい、
『ポジ子さん』からパワーや、明日への希望をもらっていきます。

ナンパ初心者は、とにかくネガティブなことばかり考えている、
いわゆる、『ネガ夫くん』ですから、『ポジ子さん』と会話して、
影響を受け、「こんな自分でもいけそうだ!」と確信しましょう。

やがて、あなたは、どうしようもなかった『ネガ夫くん』から、
ポジティブパワーに満ちた、『ポジ夫くん』へと進化します。

しかし、そう話は簡単にいきません。そのためには次の、
『3、戦士』をクリアして、一人前になる必要があります。

いよいよ、標準的なナンパを始める、最後の砦ですね。





さぁ、闘う男である、『戦士』となる準備はできただろうか?

汝、勇気をふるいたたせ、いざ、殻を破ろうではないか!

まだまだ幼少期である『孤児』から、成人の『戦士』へと!


毎回10人以上から、反応をもらえるようになったら、

『孤児』の段階は終了です。『戦士』に進みましょう!

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2008年12月19日

照れくさいポジの練習(コンパクト版)

とにかく『2、孤児』では、相手をほめること、好意を伝えることが、
メインになってきます。これを「ポジ」と呼びますが、そうはいっても、
なかなか、恥ずかしくて出来ない方もいるでしょう。そんな方には、
『1、無垢』でやった挨拶を発展させた、いい練習方法があります。

それが、相手に「可愛い!」などと、一言だけぶつけることです。

これは挨拶の練習、「ナンパあいうえお」の続き、「かきくけこ」
考えている時に、まずは「かきくけこ」の「か」だから「可愛い!」
だなと、決めたものです。(その続きが浮かばず、最後はボツに)


しかしながら、この「可愛い!」の訓練は、なかなか使えます。

たんに「こんにちは!」「おつかれさん!」などの挨拶の代わりに、
「可愛い!」だとか「美人!」なんて、一言だけ感嘆するわけです。

最初は、そっと小さな声で、慣れてきたら、けっこう大きな声で、
相手に聞こえるくらいに言います。これは普通に街を歩いてて、
通り過ぎる時とかに言うのがお勧め。単純に、相手は喜びます。

なんせ、声かけたわけじゃなく、思わず口に出た一言ですから!


「それほど可愛かったんです。」と、そのまま話しかけてもいい。
駅のホームだとか、相手が止まっている時は、そう続けれます。

この訓練は、実は、私は今もやってます。可愛い人を見たら、
単純に「可愛い!」と言ってしまう。しかし、声はかけません。

そんな時は、自分が急いでる時なので、声なんかかけてたら、
遅刻してしまう。そもそも、ナンパが身につくと、やたら声かけて、
日常生活に支障をきたしてきます。ちょっと移動しただけでも、
声かけてしまうので、目的地まで、まず時間通りつけません・・。

そうなったら、キリがないので、ただ「可愛い!」の一言だけで、
すませてます。女性たち、声かけずに手を抜いて、ごめんなさい。





ちなみに、この一言は「可愛い!」に限らず、「足がきれい!」
「セクシー!」、もしくは「小股のきれあがった大和なでしこ!」
など、何でもいいんですが、当然、わかりやすい方がいいです。

しかしまぁ、基本的には、相手に伝わらなくてもいい。

自分が思った瞬間、すぐに口に出して表現する練習。


街中で、「おっ!可愛い!」と思う時、ありますよね?
そんな時は、そのまま言葉にしてしまえばいいのです。

実に、かーんたん!でもパワフル!心が開いてきます。

こういった挨拶系の練習は、やればやる程、無視に慣れ、
周囲の人の目が平気になります。開き直りパワーですね。

催眠や応酬話法なんか、練習してる場合じゃないですよ!


現実は、すごく小さくて、地味なことの方が効果あります。

ナンパでも、挨拶の練習こそが最強といってもいいくらい。

そもそも社会では、どんな業界でも、挨拶が基本です。

「こら!挨拶できない奴など、何も任せられん!」

なんて、上司に小言をいわれたことないですか?

そんなときは、上司の目を見つめて一言。

「可愛い!」

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2008年12月18日

女性を決して誘わないこと!

あなたは見知らぬ女性に声をかけて、すぐ打ち解けたいと願うために、
何らかのテクニックを使ってでも、どうにかしてでも、相手の警戒心を
解きたいと努力する。しかし、その努力のほとんどは、空回りになる。

あなたは、相手の心を開こうとするのだが、それは完全に見当違い。
実は、そもそも自分自身こそが、相手に心を開いていないのである。

灯台もと暗し!というやつだ。まず最初に、自分が心を開くことが先で、
そうすれば、相手もそれにつられて、自然と自分を出してくることだろう。

なので、相手をコントロールすることなんぞ忘れ、まずは自分を開放する。


前段階の『無垢』が、感情を使わずに、淡々と挨拶や道聞きをして慣らす、
「体」のステージなら、この『孤児』は、好意を伝える「心」のステージである。

まずは単純な声かけで、体を慣らしてから、今度はそれに感情を乗せて、
自分の心を開いていくわけだ。「体」から「心」へと、あなたは覚醒していく。

しかし、見知らぬ女性に、いきなり心を開くことは、なんて難しいのだろう!

リラックスしなくてはと、自分に言い聞かせても、コントロールは出来ず、
ムリヤリ自分の心に強制しても、ひたすらストレスがたまるだけである。

そこで、この『孤児』での訓練こそが、あなたの大きな力になってくれる。

それが、「ポジ(好意を伝える)」と、「時間制限(短い会話)」である。





前の段階では、とにかく、言葉がちゃんと通じてるかどうかを意識し、
ハッキリ喋ったり、不自然な態度を改めたりする調整をしてきたが、
今度は、自分の言葉に感情をのせて、相手にぶつけることをする。

といっても、やるべきことは簡単で、相手に対する好意を伝えるだけ。

今回の稽古も、何も考えなくていい。いつも同じ雛形のトークに、
ただ心をこめて発声しては、自分を開放していく練習にすぎない。

ただし、基本的には、気持ちよく、自分の好意を伝えるのは難しい・・・。

自分の感情は出せているようで、出せてなかったりする。なので最初は、
たんなる言葉だけでもいいので、シンプルに好意を伝える。そうするうちに、
相手が喜んだりして、だんだんと面白く、嬉しく、楽しくなってくるはずだ。


その際、注意点としては、一切誘わずに、連絡先も聞かないことで、
あなたは用事がある忙しいフリをして、ほんの短い会話で終わらせる。

すると、相手は、断ることができない。そもそも断る必要さえもない。

声かけてきた男は忙しそうなので、ずっとつきまとわれる心配もないし、
誘惑もされず、ただ女として褒められただけの事実が、手元に残るだけ。
いったい相手にとって、何のロスがあろうか?それこそ大サービスである。

なかなかナンパに踏み切れない人の大きな理由の一つに、女性に迷惑を
かけたくない、というものがある。ナンパに罪悪感をもってしまっている。

そんな人もこの、ただ好意を伝えて、感謝の言葉を置いて去るだけの、
ひたすらシンプルな短い練習を繰り返すうちに、意識がガラリと変わる。

なぜなら意外にも、喜ぶ人、笑顔を見せる人が、次第に現れてくるから!

現実の事象こそが、あなたの脳に巣くう幻想をぶち壊す。結局ナンパは、
けっして悪いことではなく、喜ぶ人も大勢いるという見解にいたるわけだ。


さらに大事なことは、こんなダメな自分でも、結構いけるんじゃないかと、
次第に自信がついてくることである。この自分が相手の女性によっては、
受け入れられるという感触が、ナンパへの大きな希望と信頼を心に宿す。

その希望を壊さず、自分の中で丁寧に育てるために、誘わないのだ。

「なんで誘わないんだ、意気地なし!」なんて後悔も、考えないようになる。

誘えばうまくいってたかもしれないし、現実は、もっと厳しいのかもしれない。

そんな予想は、どうでもいい。ほしいのは希望だ。

そして、経験から生まれる確信である。


「こんな俺だって、ナンパ成功するかも!」


多くのナンパ弱者達が、道聞きなどの簡単なメニューをこなした後で、
いきなり相手を誘ったりする。普通のナンパをしようとし、それは見事に
玉砕していく。これは無茶であり、ひどいストレスをひき起こす原因だ。

初心者は、できるだけ『孤児』のステップを踏んだほうが、スムーズに、
ナンパに移行できるようになる。ちなみに、誘ったりする訓練は、次の
3rdステージである『戦士』で行うものであり、まだまだ時期が早い。

なのに、『無垢』から、『孤児』を飛び越えて、次の『戦士』にいこうと、
焦りすぎてしまう人が後をたたない。彼らは手順を無視することから、
結果が出ないと嘆き、そのままナンパを挫折することになりがちである。

もし今でも、ナンパにストレスを感じるのなら、すぐに誘惑をやめなさい。

ポジだけして、短い会話だけで切り上げれば、断られることはないのだ。





あなたが好意を伝えて、相手が笑顔を見せるのは、美しい瞬間である。

そのビューティフルな瞬間を、わざわざ粘ったり、誘ったりして断られ、
「やはり、自分は誰にも相手にされない!」と、ぶち壊してはいけない。

GETなどいらない。あなたに今必要なのは、女性への信頼感である。
相手が受け入れてくれるだろう可能性こそを、何度となく感じてほしい。

この2ndステージが『孤児』と呼ばれるゆえんはそこにある。あなたは、
母親のいない孤独な孤児であり、自分を優しく包み込んでくれるような、
母なる存在の代用をこそ、求めている。そのためには、どうすべきか?

答えは簡単!ただ素直に自分の好意を、女性に伝えることだけだ。

しかも、その女性は仕事やつきあい等で、忙しいかもしれないため、
時間をとらせないように気づかい、短い時間で、好感を伝えるべき。

そして、それに対し、笑顔を見せてくれる優しい女性だけを相手にし、
無視する人や冷たい人は切り捨てよう。今のあなたには、不必要だ。


あなたは、優しい女性だけを選び、短いながらも、幸せな交流をする。

どこにも誘わず、連絡先も聞かず、たんに相手への好意を伝えたら、
忙しいからなどと言って、そのまますぐに相手の元から立ち去るだけ。

たとえ恥ずかしくとも、すぐ逃げれるので、ほんの一瞬、勇気を出して、
好意を伝えることは必ずできる。短時間なので、何を話したらいいか、
迷うこともなく、断られることもなく、自分が拒否されたとも思わない。

相手の反応にも期待せず、いい反応をもらえるかは、運任せでいい。

ひたすら、あなたは、相手への好感を、照れてモジモジしながらでも、
堂々と快活にだろうが、気持ちをのせて表現すること、それだけをする。

いずれにしろ、素直になればなる程、ナンパはラクになり、相手も、
いい反応を見せるようになる。あなたが、自分の感情をどの程度、
あっけらかんと出せるかどうか、そこに全ては、かかっているのだ。


ナンパ初期に悩む、形骸化した者よ、あなたは『孤児』である。

女性は、母なるもののシンボルであり、まずは笑顔をもらい、
こんな自分でも受け入られるんだと、心から安心したまえ。

その安心感こそが、今のあなたに一番必要なものなのだ。

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2008年12月17日

地蔵の次は、かかし!

たくさん声はかけられるのに、全然うまくいかない人がいる。自分でも、
理由がわからず悩んでいる。地蔵は脱したのに、ナンパが楽しくなくて、
ただ義務感で声かけているような状態。そんな状態を『かかし』と呼ぶ。

前段階で陥りやすい状態は、『地蔵』だったが、今度は、『かかし』である。

かかしとは、田んぼや畑に、鳥が来てほじくりかえしたり、荒らさないために、
まるで人間がいるかのように思わせることを目的とした、レプリカの人形だ。
つまり、形だけは人間の格好をしているが、心も何もない、ただの物質・・・。

要するに、形だけは声をかけているけれども、まったく心がこもっていない、
魂の抜け殻のような状態であり、その形骸化した姿が、『かかし』である。


『かかし』は一本足だし、いわば、片手間で声をかけている感じ。

『かかし』は、ちっとも前進せず、その場で立ちつくしている感じ。


『かかし』化してしまうと、声かける人数など、意味をなさなくなる。
どんなに声をかけようが、もはや声かけているうちに入らないのだ。

実は、いつまでも『無垢』にばかりいると、最後は、かかし化してしまう。
そうならないためにも、あなたの次の課題は、「感情を出す」こととなる。

あなたは、まだ形でしかない『かかし』に、魂を吹き込まなくてはいけない。

つまり、流れ作業でしかなかった「声かけ」に、気持ちを乗せていくのだ。





大勢の見知らぬ女性に道聞きしたり、挨拶したり、何か質問したりして、
明朗な態度でハキハキと話せるようになったら、次に進むべきである。

これまでは、まったく感情も乗せずに、淡々と作業化して声をかけたが、
この『孤児』において、あなたは自分の感情を外に出すことに挑戦する。

「好きなタイプです」「めっちゃ可愛い」「すげえ美人!」など、何でもいい、
とにかく相手に好感を持ったということをダイレクトに、軽〜く伝えていく。
これはあなたにとって、非常に勇気がいる、なかなかの試練となるだろう。

たとえば、昔から好きな女の子に勇気を出して告白し、返事をもらうのは、
ひどく緊張するのが当然である。それと同様に、見知らぬ女性に声かけて、
自分の好意を伝えるのは、こちらを評価されて、断られるようで、恐ろしい・・。


本当はナンパの始まりなんて、ほんの表面的なやりとりにすぎないのだが、
ナンパで断られることを、まるで告白してフラれたかのように受け止めては、
いちいち傷ついてしまうかもしれない。だから抵抗を感じるのも、ごもっとも。

やはりナンパでは、相手から拒否される方が、はるかに多いわけだし、
誰だって、好意を伝えた後に拒否されてしまうなんて、イヤなものだ。

そういうわけで、出来るだけ、相手からの拒否を極限まで少なくして、
と同時に、自分の感情を相手に伝えることをメインとした練習をする。

それが、ただ相手に好意を伝え、短い会話だけして立ち去ることだ。

この『ポジ』と、『短い会話』の二つこそが、あなたを自由にしていく!


なお好きなタイプだとか好感を伝えるだけでなく、「そのメガネ似合ってる」や、
「仕事できそうだね」などの、相手をほめること全般を、まとめて『ポジ』と呼ぶ。

ただし、このがポジは出来ない人は、本当に出来ない。表面的にはしているが、
正確には『ポジ』、要するに、相手へのポジティブな働きかけになってないのだ。

結局、その人自身の態度が、焦ってたり、不審だったりしてネガティブなため、
たんに言葉だけでしかない『ポジ』を、ものの見事に打ち消してしまっており、
まったく効果をなしていない。そんな言動不一致もまた『かかし』状態といえる。

やはり、見知らぬ女性に声をかけ、道聞きではなく、好意まで伝えるとなると、
緊張してしまうのが当然!となると、まず大事なのが自分の緊張を解くことで、
そのために役立つのが、時間制限しては、すぐに立ち去る、『短い会話』だ。





確かにナンパは、声かけが大事だが、それは攻めの部分でしかない。

ガンガン攻めても、やたらと相手から拒否をもらってたら、辛くなって、
すぐ挫折してしまう。そこで、声をかけた後で、後味を悪くしないように、
気持ちよくリセットしなくてはいけない。これこそが大事な守りの部分!

多くの者が、声をかけることばかりに意識がいっており、それさえやれば、
とにかくナンパは成長すると思い込んでいる。しかし、もっと大切なのは、
話のやめ方であり、声をかける入口ではなく、声かけた後の出口である。

がんばって声かけても、後味が悪ければ、また声かける気がしなくなる・・。

しかし、声かけた後に「いやー、よかった!」と満足感があったり、ダメでも、
ちゃんとクリアして気持ちをニュートラルにできれば、また次にいこうと思う。

そういうわけで、声かけた後の処理こそが、ナンパを続けるポイントとなる。


まず初心者の恐れには、声かけたはいいが、何を話したらいいかわからない?
という、会話を続けなくてはいけないプレッシャーがある。これをクリアするには、
そもそも、会話を続けなければいい。最初から、短時間しか話さないと決める。

そのために、これから用事があるんだけど、急いでるんだけど、と前置きして、
少し話したら、その言葉どおりに、すぐ立ち去ればいい。これが『時間制限』だ。

女性だって、ずっとついて来る恐れがないため安心するし、そこでポジすれば、
笑顔も飛び出しやすくなる。「サヨナラー。」「お気をつけてー。」てな感じである。

お互いのプレッシャーも軽減されるし、後味もよくなるわで、一石二鳥の訓練。

この時間制限による、ごく短い会話でのポジこそが、ナンパに慣れる近道だ。

『孤児』なる者よ!心を開き、ほんの刹那でのキラメキを、体験したまえ!

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2008年12月16日

お次は、好意を伝える練習!

初心者に一番必要なのは、こんな自分でもいけるんじゃないかという希望、可能性だ。
とにかく、どんなにわずかであろうと、成功の可能性を感じれないと、ナンパは続かない。

そんな「ナンパがうまくいくかもしれない」という希望を持つ姿が、ナンパ十牛図の『見跡』、
牛の足跡を見つけて興奮し、その跡を必死にたどっていく、牧童の姿に象徴されている。

そして、この段階でのアーキタイプは『2、孤児』であり、その名が示す通り、親がいなくて、
愛情に飢えている。この幼い時期には、できるだけ優しく、安心感を与えなくてはならない。
あまりに厳しくしてしまうと、性格が歪むどころか、死んでしまうこともある。(ナンパ挫折!)

なにしろ『1、無垢』をくぐりぬけても、その後すぐ、ナンパを挫折する者は、後をたたない。

その最大の原因は、「道聞き」などの準備体操の後、いきなり普通のナンパをするからだ。





この二番目につづく『孤児』は、ナンパ慣れするために最適な段階なのだが、
世間では驚くほど軽んじられてるステージである。ナンパを習得するために、
一番伝えたいことは何か?と聞かれたら、「孤児の大切さだ!」と即答する。

『孤児』は、それほど皆が見逃してしまっている、惜しいステージなのだ・・・。

あなたにとっても、大事なターニングポイントとなるだろう。前の『無垢』では、
女性に声かけたといっても、ただの挨拶や質問だけで、ナンパではなかった。
とにかく、見知らぬ女性と話して、最低限の日常会話をこなしただけである。

もちろん、それは、自分の態度や身なりをちゃんとして、わかりやすい発声をし、
まずは普通にコミュミケーションできるよう調整するため、必要な作業であった。
社交辞令レベル程度の会話しかしなかったのは、相手を身構えさせないよう、
ナンパだと思われないように抵抗感を少なくして、練習を続けたかったからだ。


ちなみに、その際、明るくて、わかりやすいコミュニケーションは心がけたが、
感情はこめなければ、こめないほうがよかった。思考は『無』が理想だった。
感情を使ってしまうと、それに左右され、アッという間に疲れるからである。

なので、そんなことよりも、まるで工場の作業のように、淡々と数をこなし、
とにかく声かけて、固まらないように、地蔵にならないようにしたのだった。
そうして体を使いながら、なんとか10人以上は声かけれるようになった。

この『無垢』の訓練には、勇気だけではなく、大いなる忍耐が必要なため、
実をいうと、前段階の『無垢』で、ほとんどの人が脱落する。つまり、そこを
クリアしたあなたは、すでにナンパの最大の壁は突破したのだ。おめでとう!

ただし、なんとか声かけれるようになっても、次なる試練が待ち受けている。

それが、この『孤児』のメインテーマである、「好意を伝える」ことである。





といっても、好意を伝えるというのは、「ステキな子!超好きなタイプ!」とか、
相手を異性として見て、ほめたたえることだけではなく、たんに「頭よさそうね」
だとか、「その服、似合ってる」などの持ち物をほめたりする小さなことも含む。

やはり最初は、いきなり「本当、可愛いですよね!」なんて言えない時もあり、
本人ではなく、持ち物をほめたり、間接的に好意を伝えることから始めよう。
少しでも抵抗感がないものから始めて、慣れてから「好きなタイプ」等という。

また、好きなタイプでない場合も、何かしら長所を見つけては、ほめてみる。
「耳の形がかっこいい」「話してて感じがいい」「いい主婦になれそう」などと、
とにかく、ポジティブなことことなら何でもOK。相手を喜ばせる気持ちが大事。

こういった、相手をほめたり、好意を伝えることの全般を、『ポジ』と呼ぶ。

道聞きだとか、普通の質問である、『Q』の練習をある程度したら、
今度は、相手をいい気分にさせる、『ポジ』の練習に入るわけだ。


実は、『孤児(こじ)』とは、『ポジ(ぽじ)』する者である。

『孤児(こじ)』が、ポッと顔を赤らめたら、『ポジ』となる。


照れながらでもいいので、ほめたり、好意を伝えてみよう!

そうして相手が喜んで、笑顔になった時は、くすぐったい。

そんな感覚を、何度でも味わってほしい。もうヤミツキだ!

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2008年12月15日

ここが最も大切なステージである!

2、『孤児』 : (見跡) - 牛の足跡を見出すこと


ext51.jpg










(横山紘一の唯識塾より)


ナンパワールドで、挨拶、道聞きをクリアした者が、
その次にやるべきことは、見知らぬ女性に対して、

●ポジ(ほめる、好意を伝える)

そして、

○すぐに立ち去る

この二つ。誘惑さえもしない、ほんの短い会話だ。

あなたは、この訓練で、成功の可能性を確信する。

ここは、最も大切なステージである。実践せよ!

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2008年12月14日

最後は『道聞き』の応用編!

見知らぬ女性に話しかけるのに一番ポピュラーな訓練は、
『道聞き』だ。ただ道を聞いて教えてもらい、感謝を伝える。

それだけでも、充分訓練になる。見知らぬ女性と話す上で、
正確にコミュニケーションできるかの、調整期間ともいえる。

ここでは内容はどうでもいい。ちゃんと言葉が相手に伝わり、
不審者と思われないように姿勢を正し、ハキハキとすること。
この基本ができずして、何がナンパだ。ちゃんちゃらおかしい。

これは、対人のバイトや仕事、または部活などをしていれば、
周囲から正されるので、すぐにクリアできるが、ずっと一人で、
部屋にいたりしたら、なかなか難しいものがある。その場合は、
鏡の前で話したり、録音して聴きなおしたり等の作業が必要!

見た目の服装なども同様で、オシャレでなくとも、最低限は、
清潔にして、バイトの面接に落ちない程度にはするべきだ。


そうして、他人から自分がどう見られるかという、
客観性を把握しなければ、まず軸が決まらない。

この道聞きの訓練で、自分の身だしなみ、態度、
発声の仕方など、人としての基礎を見直したまえ。

特に変わったこと、特殊なことなど、何もしないため、
ひどく地味な作業である。なので、ナンパノウハウや、
ナンパ成功談などの、目を引く新奇な情報を知ると、
自分のやっていることが、バカバカしくなってしまう。

『無垢』は地味だ。下手な知識は、全て重荷となる。

他人の主張するノウハウ、経験談など、全て忘れよ。

地に足がついた、シンプルな行為にこそ、集中せよ!


しかし、最後に、大きな注意点が一つある。

それは、道聞きだけで終わるな、ということ!





あなたは道を尋ねることを、どんどん応用していくべきなのだ。

たとえば道を聞くにしても、ユニクロの袋を持って歩いていたら、
「あ、この近くにユニクロあるんですか?どこにありました?」など、
相手の持ち物から入るようにしたり、変わったものを持っていたら、
単純に、「その楽器でかいけど、何の楽器ですか?」と聞いたり、
道を聞く以外にも、応用して、何でもいいから聞いてみることだ。

さらに、迷ってそうな人がいたら、逆に、道を教えてあげようとしたり、
こちらから、どんどん自然な形で親切にしてあげればいい。荷物を
たくさん持って大変そうだったら、「エレベーターは向こうにあります。」
などと教えてあげたり、余計なおせっかいだと気にせず、声をかける。


当然ながら、無視もされるが、相手に無視されたら、それで構わない。

結局、こちらが何かを尋ねようと、親切心を出そうとも、無視する人は、
無視する。そんな人は、しょせんそういう人なので、切り捨てればいい。

こちらは、何の見返りも求めていないから、傷つく理由はないだろう。
相手は、あなたの存在を拒否したのではなく、見知らぬ人との交流に
対して、心を閉ざしていたり、たんに声かけられて驚いただけなのだ。

だから気にせず、どんどん声をかけていく。最初は道聞きだけでいいが、
慣れてきたら、違うことも尋ねたり、見知らぬ女性に親切にしてみたり、
少しずつバリエーションを増やしていく。するとドンドン平気になってくる。

「可愛いですね」などの好感も伝えず、どこかに誘いもせず、ただただ、
自然な質問を投げかけては、答えてくれたら感謝して、立ち去るだけ。

はたして、この地味な単純作業を、あなたはクリアできるのだろうか?





とにかく、ナンパのファーストステージ『1、無垢(尋牛)』で学ぶのは、
ただ相手に問いかけることである。この行為を、「Qを投げる」と呼ぶ。

この『Q』というのは球(きゅう)ともいい、球を投げるという意味もある。

会話は、よくキャッチボールに例えられるとおり、基本は、Q&Aであり、
お互い質問と応答をやりとりすることにより、コミュニケーションをはかる。

しかし、相手は見知らぬ女性であり、問いかけても何も返ってこなくて、
あなたは傷ついたり、無反応に、じれったくなったりすることも多々ある。

なので、まずはQ&Aのアンサーの部分は期待しない。ただこちらから、
Q(クエスション)を投げかけてみるだけで、相手に任せてしまえばいい。

反応するも、しないも、どうぞどうぞ、ご自由に!ぼくも自由にするから!


あなたは、ただ「Qを投げる」という、自分のやるべき仕事をするだけだ。

なお声をかける人数はノルマ化するべきで、最初は1人からでもいい。

次第に2人、3人と増やして、毎回10人はクリアできるようになったら、

『1、無垢(尋牛)』は卒業だ。次のステージ、『2、孤児(見跡)』に進もう!

posted by fmtbank at 14:29| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする