2009年01月10日

何も持たざる男の武器とは?

唐突だが、ナンパの理想とは何だろうか?

いったい、相手に何をしてあげればいいのか?


まずいえるのは、人は何かに夢中になりたい。

何も考えなくていい、トランス状態に入りたい。

できれば、目の前の相手を、そうしてあげたいものだ。

そのためには、具体的に、どうしたらいいのだろうか?


もし、あなたのルックスが、めちゃくちゃ格好良かったならば、
相手は勝手にポーッとなって、トランスに入るかもしれない。

もし、あなたが有名人だったら、相手は喜んでトランスに入り、
もう自ら尻尾をふって、しばし付き合ってくれるかもしれない。

もし、あなたに目を見張るような特技があり、それを見せて、
相手が感動するようなら、トランスに入るのかもしれない。


しかし、あなたには、何もない。

どうにも、こうにも、さえない男だ。


それは、私も、同じである。

「仕事は何やってるの?」と聞かれて、
口ごもってしまう程度の男である。

ついつい見栄をはって、ウソついてしまい、
自己嫌悪で体調を崩す、弱者にすぎない。


しかし我々には、唯一、残された武器がある。

人間に与えられた、最大の可能性を秘めた能力。


それが、イマジネーションである。

人間の想像力は、はてしがない。

もう何でもありだ。





我々、何も持たざる男は、イマジネーションで、

相手をトランスに入れてあげようではないか。

金でもなく、名声でもなく、肉体でもなく、

それら限定されたものから独立した、

何でもありの世界、それが心の世界。

3次元ではなく、4次元。

いや、さらに、もっと!

こうなったら、5次元ナンパだ!


時には、野良犬のように追い払われ、

「うざい」「キモい」「消えて」「もういいから」

なる決まり文句をぶつけられ、ヨレヨレとなる。

力が抜けても、彷徨い続けては、声をかけ続け、

それでも相手を喜ばせようと、試みようではないか。


さすれば、必ず目の前に、ギフトが現れる。

強烈な魅力を兼ねそろえた、女神の登場だ。

今までの苦労は、全て吹っ飛ぶ。


しかし、それだけでは終わらない。

心は革命に入り込み、精神的爆発が起こり、

なんと、今までしがみついていた大事なものまで、

何から何まで、その全てを失うことになるだろう。


そ、そこまでは、求めていなかった・・・。

ただトキメキがほしかっただけなのに・・・。


しかし、そうは、問屋が許さない。

イメージしていた「幸せ」とは話が違う。

現実は、もっとシビアでダイナミックだ。


けっして生易しくない、破壊と創造・・・。


それは私に起こり、あなたにも起こるだろう。

セカンドインパクトに襲われ、絶叫を上げた刹那、

それが笑い声に変わっていることに気づくだろう。

不甲斐なく閉ざされた世界に、生きていたことに、

しばし呆然とし、憤りさえも感じるかもしれない。

しかし、扉は開かれ、光は差しこんだのだ。


ニーチェはいった。


「自分を軽蔑できない人間が、最も軽蔑すべき輩である。」


そして、この言葉は、今の文脈には関係なく、

たんにカッコ良かったから引用したまでである。

私だって、インテリぶりたいよ、そりゃ!

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2009年01月09日

ナンパ十牛図のサウンドトラック

あなたが、ナンパの道を歩んでいく過程は、かつてニーチェが、
ツァラトゥストゥラに語らせたように、三段階の成長となります。

まずは、重荷を背負った駱駝から始まり、獰猛な獅子となり、
最後は、純粋無垢な幼子となっていく三段階で、この過程を、
『LOSTの時代』、『GETの時代』、『OUTの時代』と称しました。

そして、物好きな私は、この三つの時代に対して、わざわざ、
テーマソングまで勝手につけ、サントラ気分を堪能してます。

あくまで余談ですが、それぞれのビデオクリップも、微妙に、
ナンパを表現しているので、ヒマなら、聴いてみてください。

以下、ナンパ十牛図における、三つの時代のテーマソング!





まず、ナンパに慣れていく『LOSTの時代』は、
Nitin Sawhney ー 「A Throw of Dice」です。

これは、ナンパがまだ非日常な行為のため、頭の中で、
ゴチャゴチャと思考が働き、行動にSTOPをかけていて、
古いプログラムが、依然として、作動している状態です。

ビデオクリップがモノクロのように、まだまだ、幻想の中に、
生きています。マトリックスに囚われ、現実を知りません。
それでも、あなたは、その古めかしい状態から始めます。


最初に出てくる一匹のトラが、あたかも、あなたのようで、
その後の女性も、初めは怪訝な顔したり、驚いてますが、
最後は微笑んだりと、これも、ナンパ初期の象徴ですね。

そして次に、皆で戦争に出かけるシーンとなり、これこそ、
まさに『戦士』の段階を示しており、最後は男女の抱擁!
あなたは、そうして、『LOSTの時代』をクリアしたわけです。








続いて、本格的にナンパする、『GETの時代』は、
これまた、Nitin Sawhney ー 「Letting Go」です。

最初に、上から水が流れてきて、視界が溶けていきます。
つまり、幻想から目覚め、現実に生き始めたという象徴で、
あなたは、水を得た魚のように、活き活きと声をかけていく。

ただし、赤い顔の男性が、悲痛な表情を浮かべているように、
ナンパでは、とにかく凹みます。まず無傷ではいられません。
だからこそ、この曲の歌詞で「恐れるな、いけ」と歌ってます。


そして続けていくと、雑踏の中、体が浮き上がるような感覚、
次々とトークが口から出てくるような、浮遊感などを体験し、
街を駆け抜けます。ナンパが楽しくてしょうがない時期です。

周囲の目を気にせず、路上で跳ねるわ、前転までするわで、
GETに向けて、情熱的にナンパしていく過程の象徴ですね。
自信もつき、ナンパしてない人より、自分が上な気がします。
(それが、道ゆく人々を上から見下ろしているシーンで表現)

要するに、ナンパが上達すると、エゴが強まっていくのですが、
最後には、水中に埋没し、ナンパに溺れていく様子が描かれ、
これが、まさに『破壊者』の断末魔であり、ナンパの終わり・・・。

あなたは、ある種の死を経験し、街から放り出されるのです。








続いて、最後のナンパを引退してゆく、『OUTの時代』は、
Nikko Patrelakis ー 「Arco Iris」がテーマソングです。

舞台は、街の喧騒から、ゆったりした自然の中へと移ります。
あなたは寝そべったまま空を見つめ、草の感触を味わったり、
極めて敏感な状態であり、幸せそうな表情を浮かべています。

登場する女性が妊婦さんであるように、あなたも新たな命を、
宿しており、新しい自分に、生まれ変わろうとしているのです。
あなたの中の女性エネルギーが目覚め、愛情に満ちてきます。

その喜びこそが最上で、もはや安っぽいGETのために、地べた
を這いずりまわるように、ナンパする必要もなく、気持ち的には、
寝そべったままでいるような、リラックス状態で、ナンパしていく。


そして、あなたは、まるで子供に戻ったようにノビノビと、純粋な、
意識でもって、相手を見つめ、人生という真っ白なキャンパスに、
クレヨンで虹を描くようにして、柔らかく、ナンパを続けていきます。

虹の絵が一枚、また一枚と出来上がっていく様子は、あたかも、
OUT系ナンパにおける段階を経ていくかのようで、ちょうど四枚、
『恋人』⇒『創造者』⇒『統合者』⇒『魔術師』までの虹が完成して、
ふと気づけば、隣にパートナーがいたという場面で終わります。

『GETの時代』では、飛んだり跳ねたり、肉体的な表現でしたが、
この『OUTの時代』は、クレヨンで虹を描くような静かなナンパで、
舞台も、広々とした自然の中、オーガニックなナンパになります。








というわけで、以上、ナンパ十牛図、三つのテーマソングでした。

本音をいえば、実際にサントラアルバムを作りたいし、できれば、

全てのプロセスを、映画化したいですね。あー、毎日楽しいっす!

posted by fmtbank at 14:26| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2009年01月08日

ナンパ十牛図の最後のまとめ

これまで長々と、イケイケの『GET系ナンパ』ではなく、
『OUT系ナンパ』という、新機軸をお伝えしてきました。

これは、運命の人と出会うだけではなく、より豊かに、
より深く、少しずつナンパをやめていくためのものです。

ナンパを引退するための、『OUT系ナンパ』だなんて、
なんだかピンとこなかった方もいるかもしれませんが、
十牛図の全体をみると、その美しさがよくわかります。

以下のナンパ十牛図の、10段階をよく見てください。


<LOSTの時代:(無駄なものを捨てて身軽になる)>

1、無垢(挨拶、道聞きなどの質問)
2、孤児(ほめたり好意を伝える、ポジ)
3、戦士(とりあえず誘ってみる、オシ)

<GETの時代:(ゲーム感覚で結果を出していく)>

4、世話人(本音トークにするための、ネガ)
5、探求者(急速にGETするための、タッチ)
6、破壊者(ナンパをやめることを決意するまで)

<OUTの時代:(ナンパそのものを超越していく)>

7、恋人(タッチをやめて、無闇にGETしない)
8、創造者(オシをやめて、連絡先を聞かない)
9、統合者(ポジをやめて、ただ普通に話す)

<ENLIGHT:(悟り)>

10、魔術師(声をかけなくなり、ナンパ引退)


そして、この10段階から、普通のナンパの、『GETの時代』を、
外してみると、ナンパ十牛図の意味がスッキリ理解できます。

まず、普通にナンパできるために、少しずつ慣らしていくのが、
『LOSTの時代』でして、無駄な常識を失っていく過程ですね。

それを簡略化すると、以下の3ステップ、


1、無垢(質問する)
2、孤児(ポジだけする)
3、戦士(オシてみる)


であり、相手の体にふれたり、まだGETはしません。

そして、『GETの時代』で、さんざんGETしまくった後に、
最後は、『OUTの時代』へと入ります。これは、ナンパを
引退していく過程ですね。しかも、少しずつやめていく!

それを簡略化すると、以下の3ステップ、


7、恋人(タッチをやめる)
8、創造者(オシをやめる)
9、統合者(ポジをやめる)


そして最後に、「声かけるのをやめる」ということでした。

ところで、もうすでにお気づきの方も多いと思いますが、
『LOSTの時代』と『OUTの時代』、どこか似てませんか?

つまり、これらを、もっとわかりやすく並べますと、


1、無垢(質問する)
2、孤児(ポジだけする)
3、戦士(オシてみる)

7、恋人(オシてみる)
8、創造者(ポジだけする)
9、統合者(質問する)


この通り、対称的ですね。要するに、『OUTの時代』は、
たんに『LOSTの時代』を、遡っているだけにすぎません。

やるべきことは、まったく同じで、ただ豊かさが違うだけです。

なんせ、『GETの時代』という混乱の場を、潜り抜けてますし、
完全にパワーアップした状態で、帰還してくるわけですから!


そういうわけで、最終段階である、「10、魔術師」における、
声をかけないという状態は、一番最初の、ナンパできない、
まだナンパを始めてもいない状況に、戻るというわけです。

つまり、最後には何も無くなる、『何無派(ナンパ)』です。

ナンパ十牛図が円環しているとは、そういう意味でした。

以上をもちまして、説明を終わります。いや〜長かった!

posted by fmtbank at 14:49| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2009年01月07日

ナンパを極めることの最終結論!

10、『魔術師』 : (入鄽垂手) - ゴール...。


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(横山紘一の唯識塾より)


ついに、ナンパを極めることは、何を意味するのか?その答えが出る。
『OUT系ナンパ』さえも超越した、『魔術師』と呼ばれている最終段階だ。

世間では、寝た女の数や、GETした女の質などから、ナンパの達人と、
称号する者も多いが、それは実に近視眼的な、比べあいにすぎない。

結局、ナンパを極めるということは、絶対的な、到達地点を意味する。

それが、『10、魔術師』の答え、


●声をかけない(ナンパしない)


である。


これは、「武士道は死ぬことと見つけたり」という言葉と似てもあり、
武道の達人に限って争わず、闘う前から勝負が決まるのと同じで、
最後は、声をかける必要がなくなり、実質ナンパをやめることとなる。

すでにナンパなどしなくとも、人々はあなたに会いたがり、むしろ逆に、
声をかけられるようになるが、彼女達からの要望をこなす時間もなく、
そもそも、そうなってしまうと、かえって女性を必要としなくなってしまう。

もうとっくに、最愛の彼女がいて、仲良くしているかもしれないが、
あなたは独りでいても、満ち足りており、自らの願望の主なのだ。

当然ながら、すでに男女間の「性」や「愛」は、もはや問題ではなく、
世界そのものと調和し、願望を叶え、ナンパを超越して生きている。

『OUT系のナンパ』を経るうちに、「ナンパ」という概念も次第に消えて、
「逆ナンパ」の色あいが強まっていき、どんどん受け身的になっていく。

そうして、最終的には、「逆ナンパ」という概念さえも消えてしまい、
最後は何も残らない。これぞ、まさしく、『何無派(ナンパ)』であり、
このナンパを極めた、究極の最終地点を、『ENLIGHT』と呼ぶ。


つまりナンパは、LOST ⇒ GET ⇒ OUT ⇒ ENLIGHT、の旅だ。

それは、長いようで短いような、めくるめく精神の大冒険だった。

『OUT系のナンパ』をもクリアした、あなたは、最終段階である、
『ENLIGHT』まで、到達する。その意味は、光を灯す者であり、
存在自体が、奇跡と呼んでもいいような、『魔術師』なのだ。

そして、その種は、全ての人間の中にあり、ちゃんと自ら発見し、
投げずに、しっかり育ててきた者しか開花させることはできない。

もちろん、あなたにも、可能性はある。けっして難しくはない。

やるべきことは、小さな一歩の積み重ねにすぎないのである。


さぁ、時は満ちた!壮大なナンパの冒険が今、始まる。

ナンパを通して、人生の充実を、極限まで極めたまえ!

終わりのない円環の中にこそ、新たな生があるのだ。

自己の中に潜在する、無限の可能性に目覚めよ!


(ナンパ十牛図完)





以上が、ナンパ十牛図の全てです。伝わったでしょうか?

なんだか観念的で、わかりづらかったかもしれませんが、
要は、最初は、女性を追いかけていたのが、だんだんと、
女性に追いかけられる男に、なっていくということですね。

いつまでも、女の尻を追いかけてる場合ではありません。
普通に続けたならば、必ず立場も逆転していくはずです。

次第に、「ナンパ」が逆転して、「逆ナンパ」になります。

これは、女性に声かけられるという「逆ナンパ」だけでなく、
もっと広い意味で、「ナンパ」自体を引っくり返す意味です。

ナンパで常識とされている価値観の、あえて真逆をいくこと。

効率的にGETするために、身につけてきたものを、手放し、
より敏感に、より豊かに、原初の自然体に戻っていきます。

そうして最後は、ナンパを始める前の、サラの状態に・・・。

いわば、ゼロとなる。だからこそ、『何無派』と呼びます。


このナンパ十牛図の美しいところは、全てが円環していて、
まるで人生を表現しているかのような厚みがあることです。

ただ、ひたすらGET数を増やしていくような価値観ですと、
直線的ですし、資本主義のように最後は、破綻します。

「もっと、もっと」で効率を追いすぎると、何かが犠牲になり、
必ず無理がでてくる。公害や社会問題と同様に、ナンパも、
シャドー(影)が、ヒタヒタと足音を忍ばせて、突然訪れる。

なので、もっともGETを追求する段階を、『6、破壊者』と、
規定しました。『GET系ナンパ』の、最後の砦ですから・・・。

やはり、数百人をGETしてきたナンパ師に会えば、最初は、
凄い人に見えるかもしれませんが、少し深く話してみると、
どこか壊れた印象だったり、何かの依存症だったりします。

そこで、ナンパにおける、真の幸せとは何なのか?

そういう命題に、しごく当然、ぶち当たりました。

その答えが、『OUT系のナンパ』だったんです。


しかし、考えてみれば、そんなに奇抜でもありません。

『OUTの時代』というのは、まだナンパ初心者である、
『LOSTの時代』が、少しずつナンパに慣らしたように、
少しずつナンパから引退していく、同じ流れですから。

いきなり引退しないで、徹底して、自分本来の能力を、
開花させながら、やめていくという最高のスタイルです。

けっして手ぶらでは引退しません。目の前の些細な事、
どうでもいいことを全て捨て、その代わり、最高の宝を
手にすることを選び、最後に、有終の美を飾るのです。

この手放すことで、未知なるものを得ていくプロセスは、
まさしく、自己の破壊と創造の繰り返しといえましょう。

その全過程を、まずはナンパ十牛図を通し、大まかに
お伝えしてきました。そして、次は、いよいよ本番です!

これからは、具体的に、『OUT系ナンパ』における、
試行錯誤、悪戦苦闘ぶりを、お伝えしていきます。





というわけで、お伝えしてきました『OUT系ナンパ』に、
私が全力で挑戦していきます。何とか一年間かけて、
最終ゴールの『10、魔法使い』までをも目指します。

つまり、ナンパを超越した後に、引退するわけです。

最初は、『GET系ナンパ』の末期、『6、破壊者』から
始まって、『7、恋人』、『8、創造者』、『9、統合者』、
そしてラストの『10、魔術師』までの、長い道のり。

これらのプロセスを、音声メルマガにて、毎週10分、
実際に録音したナンパトークを使い、物語仕立てで、
楽しくお送りいたします。本日が、創刊号となります。

ちなみに、創刊号のあらすじは、こんな感じです。


(あらすじ)

 ナンパに飽きて、特定の女の子の家に、入りびたり、
 すっかりナンパをしなくなったフミトバンクは、ある時、
 「これじゃいけない!」と、中途半端な関係を解消し、
 ナンパを再開することに!しかし、勘が鈍っており・・・。

 そこで、感覚を取り戻すために、挨拶から始めるが、
 何だか全くダメで、会話さえできない。そうするうちに、
 ふと普段は行かない、歌舞伎町に行ってみるのだが、
 はたして、そこで待ち受けていた意外な結末とは・・・?


と、このような内容ですから、ナンパをしばらく休んでた方や、
初心者の方にも、お勧めです。ただし、ただのノウハウだと、
思っていたらヤケドします。この音声メルマガは挑戦的です。

ご購読者の、期待を裏切って、さらにその上を目指します。

たとえば、本日配信する創刊号のオチも、予想できる方は、
まずいないでしょう。もしかしたら、賛否両論かもしれません。
しばらくは、この路線でいきますから、覚悟しててくださいね。

そういうわけで、ある程度、頭が柔らかい方や、固定観念を、
壊されるのが好きな方、ナンパの幅を広めたい方じゃないと、
お勧めできません。なにぶんオフビートなのでご了承ください。


なお音声メルマガのエントリー受付は、創刊号を配信する、
本日、1月7日(水)が、本来は、締め切りの予定日でした。

しかし、内容も告知せず、宣伝もしてこなかったため、
第2号の配信日まで、一週間ほど、延長いたします。

エントリーの締め切りは、1月14日(水)までです。

ナンパ十牛図の説明で、面白そうだと思った方は、
ぜひ、ナンパをやめていく旅に、おつきあいください。

それでは、またご縁がありましたら!ナンパやめるぞ!


(注:この内容が『ナンパ脱出プログラム』となります。)

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2009年01月06日

こんな魅力的な人、会ったことないわ!

9、『統合者』 : (返本還源) - 原初の自然の美しさがあらわれてくること


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(横山紘一の唯識塾より)


ナンパを引退するために精進する、『OUT系のナンパ』というものは、
今まで身につけてきたナンパの技を、少しずつ捨てていく旅でもある。

しかし、捨てることにより、安易な方法に頼れない、あなたのナンパは、
その補完作用で、新しい何かが覚醒して、より豊かになっていくのだ。

まずあなたは、相手の体にふれる「タッチ」を捨てることにより、GET
の観点からではなく、人間的に気持ちのいい相手を選ぶこととなって、
無駄に浪費されない性エネルギーも、トキメキという形に転換する。

さらに、「オシ」を捨てることにより、自らが連絡先を聞くこともなくなり、
相手に何も求めず、ひたすら喜ばそうと、与えるコミュニケーションを、
徹底することになる。すると、相手と自分の境界線が消えてしまう・・・。

そうして「無」になった、あなたは、ごく自然に、次の段階に移るのだ。

それが、『9、統合者』の答え、


●ポジをやめる(好意を伝えない)


である。


あなたは、もはや相手に好意を伝えることもせず、ただ普通に、
会話をするだけとなる。相手を喜ばそうとする意図的な行為も、
全く必要ない。なぜなら、相手と自分は分かれていないからだ。

これは、あなたがすでに自分の中に存在する、男性エネルギーと、
潜在的な女性エネルギーを統合したからこそ、生じた境地である。

あなたは、『GETの時代』に、自分の男性エネルギーを解放して、
『7、恋人』の段階で、自分の中の女性エネルギーを全開にする。

男性エネルギーは、攻撃的で、直線的で、結果を求めたがるが、
女性エネルギーは、より受け身的で、包み込むような性質があり、
性別に関わらず、全ての男性が、潜在的に抱えているといえよう。

しかし、普通の男性は大抵、抑圧しがち。なぜなら、まず最初に、
解放すべきなのが、自分本来の男性エネルギーで、本音で行動
することにより、それは覚醒していく。女性エネルギーは、その後に
続いて、連鎖的に爆発するように、あなたの中で花開くものなのだ。

あなたは、自分の中に目覚めた、すっかり忘れていた女性的な
優しさや、トキメキを思い出し、感涙にむせび泣いたことだろう。


そして、その『7、恋人』で、新たに解放された女性エネルギーを、
再び、自分の中の男性エネルギーと対立させ、統合させるのが、
次の『8、創造者』であり、見事、成しえた者は、『統合者』となる。

あなたは、男であり、女でもある。自分の抑圧していたエネルギー
を解放し、全体的に生きる者だ。すると不思議なことに、相手は、
あなたに魅了される。なんてことない会話でも、惹きつけられる。

この社会において、多くの人は矛盾の中で、卑小に断片化され、
自信を喪失している。そんな中で、純粋な自信に満ちている者は、
稀であるため、人々は、そんなあなたに無意識に惹かれてしまう。

もはや、相手に好意を伝える必要もない。存在自体がポジである。


あなたは大冒険から帰還した、純粋無垢な存在、『統合者』だ。

あなたの立ち振る舞いから、話すことなどの何から何までが、
自分本来の個性を開花させた者特有の、異彩を放っている。

タッチやオシ、ポジなど、今まで習得してきたものは全て不要で、
あなたは、ただひたすら自然体に、自分を表現すればいいのだ。

それが即、世界への福音となり、目の前の相手を幸せにする。

もはや、自他の区別もなく、あなた自身が世界そのものとなる。

自己の個性を、無尽蔵に発揮して、いざ、世界と一体化せよ!





以上が、『9、統合者』の大まかな概要となります。

ここでやるべきことは、ただの世間話でOKなわけですから、
一見、簡単に見えますが、非常に深い意味がありそうです。

前段階の『8、創造者』では、自分の中に、激しい矛盾が、
巻き起こり、追い詰められるそうですが、この『統合者』では、
すでに矛盾は消え、ゆったりと自然な精神状態になります。

これはもう、『OUT系ナンパ』のゴールといってもいいでしょう。


しかし、忘れてはならないのが、最後の最後に控えている、
『10、魔術師』という段階です。これは何なんでしょうか?

実際のところ、この段階こそが、真の意味でのゴールです。

というわけで、それが何か、さすがに、もう分かりますよね?

でも、一応、答えは、また明日で〜す!

posted by fmtbank at 16:35| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

この世で最も怖いものは『無』である

8、『創造者』 : (人牛倶忘) - すべてが忘れさられ、無に帰一すること


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(横山紘一の唯識塾より)


女性にタッチすることを封印し、軽はずみにGETしなくなったら、
意外なことに、長いこと忘れていた、あのトキメキが蘇ってくる。

しかし、復活したその精神的高揚も、いつかは消え去ってしまう。

どんな恋心も、最後は日常と化すように、あなたは再び、空しさに、
まとわりつかれる。それは、これまでの中で、最も悩ましい空しさで、
あなた自身の力だけでは、とうてい処理できない、最終関門である。

そうして最後に、あなたは、自身のエゴそのものを差し出すわけだ。

それが、『8、創造者』の答え、


●オシをやめる(誘わず、連絡先も聞かない)


である。


ついに、あなたは、誘わず、相手の連絡先も聞かないという、
もはやナンパとは呼べない領域へと、突入していくことになる。

やるべきことは、ひたすら相手が喜ぶようなコミュニケーションを
こころがけて、後はすべて手放すことである。この『創造者』では、
今までに身につけたナンパの垢を、完全に洗い流し、無に帰す。

ナンパ十牛図を見ればわかるように、絵柄も、完全なる『無』だ。

このステージの恐ろしさは、何もないという、『無』そのもの!


ちなみに、OUT系ナンパの前段階、『7、恋人』では、牛が消え、
これは肉欲、つまりGETが消えたことを意味していた。それでも、
まだ自分自身の姿はあったわけだが、今回は、自分まで消える。

誘う者、バンゲやTMGする者さえ、消えた時、何が起きるのか?

世界に求めず、ただ与えつくすと、世界は何を返してくるのか?

何か未知なることが、起きることは間違いないが、それはここで、
語られるものではなく、自らが体験しなければ、理解不能である。

真の『創造』とは、ゼロから生まれる。ビッグバンを経験せよ!





以上が、『8、創造者』の大まかな概要となります。

しかし、現時点では、これ以上、語るべきではないですね。

ただ一ついえるのは、このステージでは、ウツ病になる者さえ、
出てくるという、精神的な限界に関する危険性もあるそうです。

それを避けて、ステージをクリアするには、自分の力ではなく、
むしろ世界全体を味方にしなくてはならず、自分の内側にある、
男性エネルギーと、女性エネルギーの融合が必要だそうです。

要は、二元論を超越することが、『創造者』ともいえるでしょう。


なお、明日は、『8、創造者』の次の段階である、
OUT系ナンパの最後、『9、統合者』に入ります。

すでに、「7、8」と、答えを、お伝えしてきたので、
次に、何をするのかは、もう、わかりましたよね?

これまでの答えは、当たった方は皆無でしたが、
さすがに、最後の答え位は、わかることでしょう。

同じ流れですから、答えは、自ずと浮かびます。

それでは、また明日!

posted by fmtbank at 16:21| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2009年01月04日

当店はおさわり禁止でございます!

7、『恋人』 : (忘牛存人) - 家にもどり、牛のことも忘れること


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(横山紘一の唯識塾より)


ナンパでGETし続けていくと、次第に飽きて、失速してしまうか、
ショッキングな出来事が起こり、もう辞めようという気持ちになる。

ただし、このショックな現象は、いい意味でも、悪い意味でもある。

最高の彼女ができ、他の女性に興味をなくしたり、または失恋し、
新たに運命の人を探したいと熱望したりする。しかし最悪なのは、
ナンパでひどいトラブルにあって、トラウマになるケースである。

そして、これらの衝撃をナンパにおけるセカンドインパクトと呼ぶ。


セカンドインパクトが起こった者は、引きこもりになったりもする。

しかし、それぞれの者に共通するのが、急激な変化があろうとも、
これまでのナンパを捨てて、まだナンパを続けるべきということだ。

つまり、GET系ナンパから、OUT系ナンパへの移行であり、
その違いは、単純に、ただ一言でいいあらわすことができる。

それが、『7、恋人』の答え、


●タッチをやめる(GETしない)


である。





要は、スキンシップを一切やらずに、会話だけで交流する。
ただ、これをするだけで、あなたのナンパは激変するだろう。

タッチが使えないとなると、もうジャンクフードは食べれない。

これまで、すぐにGETしていた軽い相手が消えてしまい、
本当に好感のもてる彼女候補、「運命の人」だけを求めて、
ナンパするようになるのだ。出会う相手の質も必ず変わる。

それに、価値観が引っくり返り、どれだけ早くGETするか、
ではなく、どれだけ遅く結ばれるかに変わる。付き合うまで、
タッチはせず、お互いの関係性を深めていく「純愛ナンパ」だ。

これは、GET系のナンパとの価値観と、まったく逆となり、
以前は推奨されていた「即」は、逆から読んで、「くそ」に
落ちて、無価値となる。さらに、GETという観念が消える。

あなたは、これまでGETするために頑張ってきたのだが、
それを捨てることによって、不思議な解放感に満ちてくる。

十牛図でいう、「家に帰る」というのは、自然体に戻ることで、
「牛のことも忘れること」は、肉欲も忘れることの意味である。

そこには、何ともいえない精神的高揚と、安堵感があるのだ。


しかし、一切GETしないナンパなんて、続けられるのだろうか?

おそらく、精神的な渇望がない限り、理解さえできないだろう。

OUT系のナンパは、すでに彼女がいる、いないは関係ない。

まず運命の人を見つけるために、ナンパを続けるわけだが、
すでに最高の彼女ができてしまった場合でも、まだ継続し、
より彼女を喜ばすため、人間力をつけるためにナンパする。

やはり、彼女はいつ去るともわからない。いつ別れようが、
いつでも新たなスタートをきれるように、出会いはオープン
状態にしておく。見知らぬ人々と話せる習慣は、維持する。

すると、彼女に対して執着しないし、(執着は愛ではない)
何よりも、活き活きとしたまま、彼女に接することができる。


人間は、他人との交流で、新しい自分を発見していく。

そんな自己成長に役立つナンパは、まだ続けるべきだ。


ただし、体にはふれない。タッチしなければ浮気ではなく、
性病もうつらないし、淫行や冤罪などの犯罪さえ怖くない。

これは、いかがわしさゼロの、健康的なナンパであり、
あなたは、これまでの傷が、全て癒されることになる。

痛烈な失恋を経験した者も、ただ遊びでGETしまくろうが、
空しさはうまらなかったが、このステージで完全に救われる。

貧欲なイケイケ状態ではなく、その穏やかな精神状態が、
あなたに合った、最高の人を、目の前につれてくるだろう。

そして、古い価値観が死に、新しい人生がここに始まる!





以上が、『7、恋人』の大まかな概要となります。

このステージは、後日、もっと深く検証しますが、
ちゃんと長期的な恋愛をしたことのある方ならば、
今回の概要だけで伝わるんじゃないでしょうか?

ナンパを続けてると、その観点だけで女性を見て、
いつの間にか、心理的な盲点が出来てきます。
それは条件反射で、自分でもよくわかりません。

すると、いくらGETしようが、幸せになれないという、
奇妙な状況に陥ってしまうんです。まるで無間地獄。

そこからリハビリするのが、『恋人』といえましょう。


なお明日は、『7、恋人』の次の段階である、

OUT系ナンパの、『8、創造者』に入ります。

はたして、次に何をするのか、わかりますか?

わかった方は、俯瞰して見る能力があり、

実に、素晴らしい人間だと思います。

それでは、また明日!

posted by fmtbank at 15:59| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする