2011年08月28日

ある勇者のナンパ修行レポート

あるナンパ修行者から、素晴らしいご報告をいただきました!

今回は特別に、彼からいただいたメール(9ヶ月分)を、ここに
転載させていただきます。ぜひ読んで、勇気をもらってください。

ただし注意点としまして、あくまでご報告をいただいたメールは、
表に出た氷山の一角で、実際に、もがき苦しみ、恐怖と格闘し、
一進一退していったハードな過程が、あまり描かれていません。

彼にも、転載する許可を得ようとしたら、このレポートだけでは、
うまくいきすぎで、都合がよすぎる印象を与えてしまうのでは?
と危惧しておりました。要は、実際に、もっと大変だったわけです。

その欠けた部分を、各自で補いつつ、お読みください。この方も、
より多くのナンパ覚醒者が生まれるよう、ご協力くださりました。

なんといっても、彼のご報告には、極意に関する、強力なヒント
があります。あえて私が解説するのも、おこがましいので、何も
いいません。ぜひご自身で読み取っていただけたらと思います。


なお現在、精神病の方は、とりあえずアルバイトなどに挑戦して、
日常会話や社交辞令のトーク等をリハビリしてから、あらためて、
ナンパをしてみてください。いきなりナンパから始めるのは難しい。

このご報告の勇者も、ナンパを始める前に、ある程度のリハビリは、
済ませてあります。その前提を承知の上で、刺激を受けてください。

では、今回は特別編、ニュータイプが覚醒するまでの記録です。


(以下、素晴らしきナンパ修行者の成長レポート!)





<一ヶ月目>

私は、女性と付き合ったことはありません。
10年間、精神病やってました。
それを1年前に克服して、
長年の夢だったナンパへの挑戦を、
一ヶ月前に開始したというわけです。

いまだに1日に数人しか声をかけられませんが、
それでも私にとっては奇跡であり、
絶好調といえます。
びびりまくりながらとはいえ、
まさか自分がこんなにも気楽にナンパに挑戦できるようになるとは。
人生、何があるかわからない。
夢のようです。

夏目さんの「ひきこもりナンパ宣言」の本も、
大きなきっかけになりました。
が、病み上がりだったため、完全なる地蔵になり、
希望を失いかけました。

そこで、フミトバンクさんのブログです。
出会いました。
完璧すぎるほどのタイミングでの道標。

フミトバンクさんの生き様と文章力との力強さで、
ジワジワと脳髄にまで染み込んできた感覚でした。
すると、一気に読み尽くした後、
そこには、すっと声を掛けられるようになっている自分がいました。

フミトバンクさんの、ボロボロでも声を掛け続ける姿をこれでもかと見せつけられ、
相手の拒否反応なんて、大したことではないんだと思えるようになったのです。

とにかく、1年は続けます。
何にしても、続けさえすればある程度まではいけると知っています。

ひとまずは、いつでもどこでも声をかけられる状態にまでなれば、
大きな自由を得られるはずです。
一番欲しいのは自由です。
そのためには、私の場合、ナンパが最適だと確信しています。

ナンパ、やってやりますよ!





<その1週間後>

今日も行ってきました。
お金がないので、電車で駅を巡りながら、
ホームなどで声をかけています。
(躊躇っていたら、すぐ電車に乗られたり、改札を出られたりしてしまいます。)


プログラムを聴き始めてから、
明らかに毎日、飛躍があります。
昨日まで抵抗があったポジが、次の日にはするすると湧いて出てきたり。
とっさに、まさかのネガを試している自分がいたり。

今日は、道聞きなしで初めて10人以上に声をかけることができました。
毎度、達成感で、恍惚としてしまいます。
プログラムが、明らかに成長を促進してくれています。


蛇足ですが、
今日は、女子高生が、
トイレに入った時にパンツにスカートを巻き込んでしまったのか、
後ろが全開にめくれて、パンチラ(モロ?)していました。
周りには人がいます。
なのに、誰も指摘してあげません。

以前の自分だったら、行動しないための言い訳が怒涛のように押し寄せ、
見て見ぬフリをしていたに違いありません、
それが、何の躊躇もなく教えてあげて、感謝されている自分がいました。

変な例えかもしれませんが、私は、これが欲しかったんです。

他にも、色々な人助けの場面に遭遇するようになりました。
まさにパトロールですね。
何の躊躇もなく人助けができるようになったおかげで、
自分のことが大好きになれました。

まだまだ、これからですね。
どんどん人を幸せにしていけるようなナンパをしていきたいです。





<2週間後>

ナンパは順調です。

今はオシの練習をしています。
「からかう」という意味がわかってきて、楽しくナンパしています。

さっき、某所で知り合った子に偶然会い、
オシに慣れていたこともあり、
連絡先を聞くことができました。

自分から積極的に連絡先を聞けたのは、生まれて初めてです。
やっぱり、何でも続けていれば必ずいいことがありますね。





<3週間後>

毎日ナンパしています。
考える必要はないということの意味がわかってきました。
本当に、主導権は女性にある。
自分たちは、ただそれに合わせていくだけでいい。
とても簡単だったんですね。
楽になってきました。

今日も某所で声をかけた子と盛り上がり、
また会おうと約束し、連絡先を交換しました。
また会えるかは別ですが。

フミトバンクさんの音声を毎日聴いているから、
すんなりとポジもオシも出てきましたし、
ネガも楽しく使えました。

ほんと、ナンパって、陰と陽なんだなーと、
その片鱗を覗いた気がしました。
オシてはヒイて、
ポジしてはネガして、
そんなダイナミックな波を感じました。
そうすると、お互い素直になれるんですね。

ああ、楽しい!
そんな気分でさきほどナンパに出かけたら、
2人連続で超ポジ子さん!
こちらのポジティブが伝わったんでしょうね。
今日は3人連続で超ポジ子さんだったので、
もうお腹いっぱい。
大満足で早めに帰宅しました。

ついでに最後に小さな子供からなぜか「バイバイ」と手を振られました。
うーん、かなりいいオーラを放っているようです。

すみません、
ただそれだけのことなのですが、
ほんとに順調すぎて、ついメールしてしまいました。

これからも気負わずに、ただ楽しんで続けていきます。
次回はもっと大きな成果を報告できるように。





<三ヶ月後>

ナンパを始めて100日。
大きな結果こそまだ出ていませんが、
順調にいっている喜びをお伝えしたくなりました。

まだ病んでいるので、よく寝込みます。

この前も、再会した子と3時間話しこんだだけで、
2日間寝込んだりしました。

自分にとって、人と話すということは、
それほどエネルギーを使うことなんです。

そういうわけで、寝込んではナンパに繰り出して、
というのを繰り返している日々です。


もう地蔵は乗り越えました。
以前は、モチベーションを上げるために、
毎日、クリックした数を記録したりしていましたが、
今はしていません。
録音も、なんだかめんどくさくなって、
今はしなくなってしまいました。

最近は、ネガを特訓中で、「失礼ですね!」と言われることが増えてきました。
おかげで、一気に近づけるようになってきました。

面白い。

初対面の人と、こんなにすぐ和めるなんて。


ところで、先日、宗教勧誘をしている女子大生2人組に声をかけたら、
あちらも人から拒否されるのがこたえていたらしく、
「こんなに優しくしてくれる人に会えて、心の支えになります」
と、泣いて感謝されてしまいました。
ナンパはほんとに人助けですね。


また、以前は道聞きのような誠実系も試していましたが、
なんだか自分はそういう詐欺のようなことはできず、
最近はフミトバンクさんに倣って、「いい入り方」だけでやっています。

自分の求めるところは、会話の自由自在さなので、
ワンパターンなナンパをしても、根本的な解決にはならないのです。
だから、ひとまずゲットはおあずけで、
とりあえずは自由な会話を楽しむのを第一にやっていこうと思っています。
いつか、期待していない時に、ひょこっとゲットできるさ、きっと。


ちなみに、最近、やっとDVDを観れるくらいに精神が回復してきたので、
ずっと観たかったエヴァの序と破を観ました。
フミトバンクさんの、女性が使徒という設定は、自分も完全に同調します。
彼女らは、まさに使徒、天使ですね。
それぞれの段階で、必ず現れて、飛躍をもたらしてくれる。

それでは、また報告差し上げます。





<四ヶ月後>

震災がありましたね。

ナンパを再開した時は、見事な地蔵に戻っていました。
どこもかしこも停電で照明も暗く、
ナンパをしづらい雰囲気でした。

しかし、そういうピンチの時こそチャンスということは、
ナンパを通じてわかっていました。

「こんな時にこそナンパで女性を元気に」

ということで、しばらくナンパできなかった渇望を原動力に、
再び飛躍することができました。
オートマができるようになり、毎日、数十人いけるようになりました。
本当に楽で、楽しくなりました。

脳の持久力もついて、バイトのない日は8時間連続でやっています。
頭も体も疲れを感じず、やればやるほど元気になります。
本当はもっとやりたいけど、健康維持のため、
仕方なく切り上げて、睡眠を10時間とっています。


今日も8時間やってきました。
最後の方で、
「今日は何かある。絶対ある。何かが起きそうな気配が強くする」
という感覚に包まれまして、
案の定、素敵な人に出会いました。

なぜだか流れで、人生を変えるためにナンパしていることを打ち明けたところ、
警戒心がとれ、仲良くなってしまいました。
打ち明けた以上、一線を越えるのは難しいかもしれませんが、
ナンパのことを公然と話せる女性と知り合いになれたのは、
本当に嬉しいことです。
ナンパを続けてきて、第6感が冴えてきている気がします。

成果が出るのは時間の問題だと感じています。


でも、そんなことよりも、単に女性と会話するだけのことが、
楽しくて仕方がありません。
そこには、自分が一番、心底欲しがっていたものが待ってくれていました。
それは言うまでもなく、自由なコミュニケーションです。

対人恐怖症で、コミュニケーション障害である自分が、
今やこんなにも女性と楽しく会話できている。
毎日が幸せでしようがなく、毎日が奇跡です。

ちなみに、強引なタッチは一切するつもりありません。

会話のみによるコミュニケーション。
その方向で、自分がどこまでの深みに到達できるか、
ワクワクします。





<半年後>

ナンパ、続けてます。

もはやライフワークと化しています。

最近はバイトばかりで疲れ果てた生活を送っていますので、
週に2日しかできなくなってしまいましたが。

それも、以前は8時間ぶっ通しでできたのに、
今は2時間が限度です。


それでも着実に進んでいます。

連絡先を聞くくらいなら、余裕が出てきましたね。

15人から連絡先を聞いて、
6人と再会しました。

ゲットはまだできていませんが。
何回も会ったりして、
友達状態の人が5人います。

一人暮らしの人の部屋に招待されたりもして、
2回ほど行ったりしてるんですが、
まったりするだけだったり。

まだ性への劣等感みたいなものがあるんでしょう。

最近やっと筋肉の話題で二の腕を触れるようになったくらいです。


でもいいんです。

すごく気楽にやってます。

何の心配もしていません。

ただ続けるのみで結果はついてきますからね。


今は人との深い会話に慣れる段階だと思います。

以前は3時間話しただけで2日間寝込んでましたが、
今は8時間話し通しても大丈夫になりました。

また、春に知り合った人に恋をしてしまって、
毎週電話をしたりしています。

付き合ってはいませんが。

また、ナンパのおかげで苦手だった種類の人たちとも
うまく話せるようになりました。

以上、中途半端な状態ですが、簡単な近況報告でした。





<八ヶ月後>

ナンパもしていますが、再会を繰り返している中で、
明らかに自分の中に変容が起きています。

最近、とにかく相手と会話しているだけで、
とてつもない気持ちよさに満たされます。

あまりの多幸感に今日は、会話の後、数時間イッてしまいました。

フミトバンクさんがいつか言っていたように、
射精の瞬間がずっと続いている、それ以上の快感に襲われ、
起き上がれなくなり、意識を失っていました。

会話だけでイケてしまうなんて、ちょっと変態かも。


会話をしている内に、シンクロ率が高まって、
一つに溶けているような感覚の世界に放り込まれる。

自分が相手になったような。

相手も自分になってくれているような。


この先の自分の進化が楽しみです。

脱出プログラムの30号の最後の部分を聴くと、
いつもゾクゾクします。

とにかく、ただただ淡々と続けていきます。

本当に、変化は自動的に起きる。

あまりに簡単。

それではまた報告します。





<九ヶ月後>

1週間前に恋人ができました。

ナンパは、恋愛の技術そのものですね。

ひいては、人間関係の技術そのものです。

フミトバンクさんの音声プログラムは、
まさに人間関係のテキストだと思っています。


以前は、誰を誘ってもやんわりと断られてきた孤独な自分でした。

今は、男女とわず、周囲から誘われることが多くなりました。

以前は極度の寂しがり屋で、人との別れ際にいつも往生際が悪く
ぐだぐだと粘ってしまい、女々しい醜態をさらしていました。
今は、むしろ相手の人が名残惜しそうにします。


以前は、会話を盛り上げようと必死で、自分も疲れ果て、
相手も疲れさせてしまっていました。

今は、何時間でも時が経つのも忘れて話せますし、
相手も「もっと話そう」とせがむような空気が伺えます。

自分で言ってしまっては身も蓋もありませんが、
ようやく人間的魅力が出てきたのかなと。

そうだったらいいなと。


恋人ができた件にしても、
ここまでストレートに相手から好かれるという経験は初めてです。

とても気持ちが良く、安心感と自信が得られるものですね。

ただ、ナンパは続けていきます。

もっと、人間として突き抜けたいからです。

常人を超えた、常軌を逸するほどの魅力を身に付けたい。

自分の人生の究極の目的は、
「会話の達人」になることです。

それが、ナンパならできる。

人にナンパの話をすると、やはり浅くて軽いものだという偏見がありますが、
みんなもナンパに目覚めればいいのに…


ともあれ、今、毎日が気持ちよすぎて仕方ありません。

もちろん、生活の中で最低な気分になることもありますが、
人生は塞翁が馬、
最低の後には必ず最高がありますね。


自分の中では、恋人ができたことで、一区切りつきました。

今後、報告できるような何が起こるのかはわかりませんが、
ひたすら淡々とナンパを続けていく中で、
確実にまた革命は起きるはずです。

posted by fmtbank at 22:58| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

地蔵を脱出する最強の方法

この何無派(ナンパ)道場には、声がかけれない、「地蔵」という存在はいません。

なぜなら、「声がかけられない=死」を意味するからで、何があろうと声をかけて、
生き延びようとする、生物の本能に基づいています。地蔵の状態にはまりこんで、
悩む人は多いですが、そこから救われるのは簡単です。ただ逃げ道を断てばいい。

どんなテクニックなんかよりも大事で、即効性があるのが、この不退転の姿勢で、
逃げ道がなければ、選択肢がなければ、もうやるしかないし、迷いも吹っ飛びます。

そこでよく、殺人鬼から声をかけないと殺されるような状況にならないかな、だとか、
妄想したりしますが、これは結局、他者から言われないと何も出来ない奴隷精神で、
他の人から、「あの子に声かけろ」と指名されないと動けなかったりする下僕でしょう。

要するに、普段から、他者に操作され、それに甘んじている家畜のような人生なので、
他者の命令がないと動けない。すべて他者に管理され、透明な首輪をされています。


そういった首輪をかけられた家畜、つまり管理社会の犠牲者が自立するための修行、
それが何無派行です。多くの人がナンパをすぐ挫折するのは、ナンパをなめていて、
覚悟が足りません。昔から一定の割合でいる遊び人気質ならともかく、普通の男が、
ナンパをするというのは、テクニック以前に、自分の奴隷精神と、向き合うことになる。

これを脱するのは生半可じゃいかない。ごく短期間ならともかく、何度か繰り返すと、
アッという間に、次から次へと逃げ道を見つけて、ふたたび捕われの身となります・・。

だから、これはもう、堂々巡りを脱するために、完全に逃げ道を断つしかありません。

そのために、『ナンパ覚醒プログラム』を購読し、せっかく高いお金を出したのだからと、
これでダメならナンパはあきらめようと、気合いを入れて7週間励むのもいいでしょう。

しかし、無職でお金がないという方には、今回の命懸けの地蔵脱出法がお勧めです。





私が以前、地蔵を脱出するために、提唱していたのは、今日やるべきことをすませ、
部屋を掃除し、遺書まで書いて身辺整理し、二度と帰らぬ身になろうともいいのだと、
死を覚悟してから、ナンパに出かけるやり方でした。しかし、少々無理がありました・・。

ほんの数日だったり、遠征に行く前の儀式なら有効ですが、残念ながら、この儀式も
日常化して惰性となり、効かなくなります。やはり我々の最大の相手は、日常にあり!

では日常で、いかにして逃げ道を断ち、声をかけなければいけない状況にするのか?

それは普通に考えれば単純です。声をかけないと物理的に死ぬという段取りにする。


肉体であるナンヴァは、怪我などのアクシデントを除き、どうすれば死ぬかというと、
ずっと「飲食」を与えなければ、やがて衰弱して死にます。つまり、声をかけなければ、
一切、「飲食」を与えないようにします。それだけで、ほとんどの人が地蔵を脱します。

だって、飲みたいし、食べたいし、生命維持のための食欲というものは、本当に強くて、
性欲の比じゃありません。性欲が強くて、それをモチベーションにナンパできる人など、
少数であり、ほとんどの人は、性欲だけでナンパなんて、面倒くさくて出来やしません。

しかし「飲食」がかかっているとなると話は別で、生きるために、声をかけざるをえな
くなります。要するにこれは、仕事ならば、気がのらない仕事でも、「食っていくため、
しょうがない。」という強制力が働くように、声かけ自体に、強制力をかけたものです。

たんなる精神論での命懸けではなく、実際に、物理的に命を失うことを前提とします。

例えば、一番ハードなメニューになると、こんな感じです。


<命懸けメニュー>

朝起きてから、外に出て、声をかけるまでは、
食べ物などは、一切、口にしてはいけません。

そして空腹と喉が渇いた状態で、自分のノルマ、
例えば、10人としましょう。10人声かけてから、
初めて水分をとります。生き返った気持ちです。

この時に、例えば、500MLだと量が多すぎて、
動きにくくなりますから、半分の250MLにして、
さらに10人声をかけてから、残りの半分を飲む。

そうして、「今度は飯を食うぞ!」と10人やって、
ようやく食事にありつけるわけです。注意点は、
食事中には水を飲みません。みそ汁程度です。

よく噛んで、量も少なめにします。なぜかというと、
その後、消化が始まり、動きづらくなるからであり、
また食後にちゃんと喉がかわくようにするためです。

要するに、食後にも、10人声をかけます。そうして、
消化が落ち着いた頃に、また水分をとります。最後、
10人声かけて、水分の残りをとり、終了。計50人。

つまり、以下の5ブロックで、声をかけていきます。


1:飲み物(半分まで)

2:飲み物(残り半分)

3:食事

4:飲み物(半分まで)

5:飲み物(残り半分)


これが一食ぶんのメニューであり、肉体にご褒美を
与えながら声をかけていく、鼻にニンジン方式です。

飢えた体に飲食を使うことで、とにかく声かけないと、
いけない状況にする。例えば、1人も声をかけずに
いるのならば、水も食糧もなしの、断食になります。

これは仕事だから無理して営業できるのと同じでして、
それを「働かざるもの食うべからず」で、ナンパでやる。


ただし重要なのは、上記のルールは徹底することで、
どんなにダメな声かけや、やっつけ仕事でも、絶対に、
肉体には、声かけナシで飲食を与えてはいけません。

また、一つの例として、食事を真ん中にしましたが、
自分なりにスケジュールは変えてもOKで、あえて、
食事をラストにしたり、タバコ等もご褒美になります。

とにかく、肉体に、ご褒美をあげれればいいのです。

もちろん女性とサテンに行ったり、食べにいったりと、
何らかの動きがあったら、それを優先にし、あくまで、
地蔵にならないための、システムづくりとなります。

これで地蔵を脱せない人はいません。街中で断食
を続ける苦しみを選ぶ位なら、声をかけた方がマシ。

ただし、自分のナンヴァに対して、「飲食」のしつけが
出来ていないと、結局ウヤムヤにして、地蔵のまま、
ドカ食いしたりしますから、最初は慣らした方がいい。

そんなわけで、もっと簡単なハーフメニューがお勧め。


<ハーフメニュー>

朝食ないし昼食(どちらか一食)は、しっかりとります。

そして夕食ぶんだけを、上記のメニューでやりましょう。

万が一、地蔵になった場合は、夕食抜きです。それが、
何日続いても死ぬことはなく、いいダイエットになります。

しかし、夕飯は食べたいでしょうから、頑張ってください。

これでも、もし地蔵を脱せない場合は、やはり絶食して、
死ぬかもしれない<命懸けメニュー>に挑戦しましょう。

また、働いてる人は、平日の仕事帰りにハーフメニュー、
そして土日にフルで、<命懸けメニュー>をやったりと、
その時はノルマ人数を増やしたりして、調整してください。


<慣らし運転>

声をかけるノルマですが、最初から10人などの人数では、
なかなか難しいので、1人から始めても結構です。1人でも、
5ブロックで通算5人に声をかけれますから、地蔵脱出です。

慣れてきたら、1ブロックあたり、2人、3人、と増やしていって、
パワーアップしてください。とにかく大事なのは、声かけないで
「飲食」を与えないようにすることです。この前提を破ると、もう、
グダグダになって終わりますから、そこだけは厳しくしましょう。

最初は簡単なノルマでこなし、この戒律に慣れるといいです。

毎日必ずとる、日常的な「飲食」とナンパをガッチリ融合して、
知らず知らずのうちに、生活の一部にしてしまうわけですね。





以上が、「飲食」を使った、最強の地蔵脱出方法です。前回は、
よく噛んで食べること、そのために、食事中には水分をとらない、
といった食養生について述べましたが、全ては、このためでした。

別にナンパ行に出かけない時なら、好きなだけ食ってOKですが、
修行中は「飲食」を慎まないと、スタミナがもちません。なんだか、
モチベーションが落ちた時というのは、意外に「飲食」が関係する。

その前に、何か食べませんでしたか?何か飲みませんでしたか?

人は消化活動に、ほとんどのエネルギーを持っていかれますから、
元気がなくなるのは当然です。まるで安いウイルスソフトを入れた
パソコンのように動きが遅くなり、脳の働きも鈍ったりするんです。

だから空腹のまま、ハングリー精神を働かせて修行に励むことで、
鋭敏な感覚が目覚めてきます。また慢性疲労や、ひいては難病も、
「飲食」の慎みで治ることもあります。今回、あえて食事の内容には、
ふれません。個体差があるので、自分で最適なものを見つけてください。


なお今回、「瞑想」につづき、「飲食」という地味なテーマを扱いましたが、
これは、多くの人がナンパに挫折する中、少しでも人生がよくなるような
習慣をつけてもらいたかったというのが本音です。正直、評判はよくない。

でも、ナンパを始めたキッカケから、心身ともに健康になってほしいので、
この二つは欠かせなかった。とにかく何をするにも、その基盤である体が
元気じゃなきゃ、どうしようもないんです。この点だけは、大真面目ですよ。

これは20代の人にはわかりづらいけど、30代、40代の方になってくると、
痛いほど共感できると思います。ナンパをしようにも、パワーが湧きません。

かつてガンガンに行動していた人も、女への興味が薄れ、覇気がなくなる・・。


今後は、そんな中高年を元気にし、更年期を乗り切るためのナンパ修行も
メインテーマになってきます。引きこもりも辛いけど、かつてのパワーがなく、
何も新鮮に感じれなくなって、人生に対し、「あきらめ」まで感じてくる中高年。

この辛さはハンパないです。自殺する割合が一番多いのも、実は中高年で、
若い時の、自意識過剰でパワーが外に出せず鬱屈するような感じではない、
そもそもパワーがない、空っぽのような空しさ、後退するだけの不安などなど、
たまらないものがあります。そこから救われるためのナンパ修行も主張したい。

これまでは、引きこもりの人にナンパを勧めてきましたが、今後は元気のない、
中高年を想定したナンパも含め、底抜けに明るい日本になるよう、応援します!

posted by fmtbank at 16:06| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

「飲食」を慎むと人生が変わる!

アナログ放送が終わりました。しかし全てがデジタル化され、効率化される中で、人間の心は、
いまだ不合理で割り切れず、落ち込んでは喜んだり、面倒くさいアナログ仕様となっています。

特に、他人と関わることほど面倒なことはなく、できれば独りでいたい。独りがラクで落ち着く。

それでOKです。引きこもりもニートもOK。でも、その状態だけが続くと、なぜかしんどくなる。
はたから見たら、お気楽な身分だけど、もうウンザリする程、ドツボにハマり、苦しむわけです。

だからこそ、あの恐ろしいウツ状態に入る前に、まずはネットやDVDやTVなどの情報などを、
できる範囲で制限し、脳を休ませます。そして自分の内面を見つめる。いや、内面というより、
自分の体を感じる。この瞑想は、地味で退屈な訓練ですが、意外にも、幸福への近道となる。


ほとんどの病んでる人、空気が読めない人、自分の妄想の中に閉じ込められてる人たちは、
自分の身体や心理に対し鈍感で、客観的な距離をもてず、基本的な観察力に欠けています。

どんなに外部から情報を取り入れようが、自分を律して頑張ろうが、身体とのシンクロという、
敏感さがないと、やることなすこと見当はずれとなり、結局は混乱を生むだけで、苦しいです。
だからこそ、この何無派道場の最初の修行は、座禅や立禅といった、「瞑想」を主張しました。

私自身も、引きこもりを脱したのは、この瞑想がキッカケであり、それまでは考えてばかりで、
常に脳波はベータ波が主体でしたが、次第に無心になり、アルファ波が主体となったのです。
(そして、さらにナンパ修行に励むことにより、脳波はシータ波が主体となり、安定していった)

この思考がドンドン少なくなって、パワフルになる瞑想修行を、「0:ナンヴァ」行と呼びます。


それでは続きまして、何無派道場における次の修行、「1:イチヴァ」行に入っていきましょう。

まず、前回までにお伝えしたのは、ただ見守り、余計なことをしないという、「0:ナンヴァ」行で、
これは、まず自分独りでナンヴァを感じることにより、実際のナンパの現場でも、自分の思考、
状況などを感じとれるようにするための訓練でした。考えずに、感じる練習を独りでやります。

そうして別に、何もしなくていいんだよとばかりに、自分の部屋で瞑想したりボーッとしてると、
どうしてもノドが渇いたり、お腹が減ってきます。ナンヴァから、明らかな信号が発せられる。

そこで自分の肉体であるナンヴァに、水を与えたり、食べ物を与えます。自分の肉体なんて、
ただの乗り物であり、あなたとは別物です。だからこそ乱暴に扱わず、まるでペットのように、
温かい目で世話してあげてください。ナンヴァにはナンヴァの欲求があり、それをきいてやる。


この自分の体を、ペットや乗り物のように扱うことは、これまでにも繰り返し述べてきましたが、
本当に人生が変わります。まるで赤ちゃんが、ただ立つことや歩くことだけで喜んでるような、
のびやかで新鮮な発見があるんです。少し体を動かしただけで、操縦してる気がしてきます。

さらにナンヴァを散歩に連れていく感覚で歩くと、前にタイプのメスが現れた時など、自然に
肉体が近づきたがりますから、それを許してあげればいい。あなたは肉体ではないのです。

でも、すぐ忘れてしまう。自分の体と自己を同一化し、「俺はブサイクだ」なんて思ってしまい、
地蔵になったりするのですが、それこそ眠りこけてるんです。ただ覚醒して、操縦してください。

ところが、なかなか難しい。なぜなら、あなたは普段からナンヴァを甘やかしすぎているので、
言う事きいてくれなくなっているのです。ナンパの時だけ、いうこときかせようとしても無理・・。

そこで、まずはナンヴァのしつけを、「飲食」で試みます。それが次の、「1:イチヴァ」行です。





「1:イチヴァ」行は、全ての基本である、「0:ナンヴァ」行から派生していく、最初の修行です。

実は、何もしなければ脳内麻薬がドバドバ出て、多幸感に包まれるというのが、瞑想を使った
裏技です。親からの教育や社会からの圧力、マスコミの洗脳などで、何かしなくちゃいけない、
自分自身、ありのままでは価値がない、と思い込まされていますが、本当は何もしなくていい。

実際、ナンパをすると、いかに女の子たちが空虚で不安定か、思い知ることでしょう。自分には
夢がないからダメだと焦っていたり、充分可愛らしいのに、全然ダメだとコンプレックスまみれ。

ハッキリいって、女性陣の弱体化、自信のなさはハンパないです。凄く楽しそうにしていようが、
強気な発言をしようが、友達が多かろうが、男にモテようが、ひと皮むけば、ガッタガタですね。
一部の超ポジ子さんをのぞき、人工的な食べ物やジャンクな情報に侵犯され、終わってます。

それを自分のできる範囲で救出していくのが、何無派師の役目でもありますが、それ以前に、
自分自身を救わなければなりません。救うためには、自分がどうなっているかという観察こそ、
大事であり、自分そのものを直接理解さえ出来れば、なんてことはない。だからまずは瞑想!


そして続くのが、「飲食」です。瞑想だけやっていても、通常ナンヴァは衰弱するだけですから、
最低限、「飲食」が必要となってきます。もちろん、これまでにも普通に飲み食いしてきており、
いまさら修行として取り上げなくていいよ、とあきれるかもしれませんが、自分のナンパ修行が
うまくいっているのなら、それで構いません。しかし満足いってないなら、見直してみてください。

なぜなら、「飲食」を変えるだけで、人生が変わってしまうかもしれないからです。不思議な程、
「飲食」というものは過小評価されていますが、肉体的な難病や、ウツなどの精神疾患なども、
「飲食」で簡単に完治したりもします。ならば、ナンパごときなど、あっけない程の変化ですよ。

「飲食」が肉体はおろか、精神に及ぼす威力というのは凄まじくて、禅寺でも、一番の修行は、
「飲食」と位置づけられており、だからこそ一番大事という意味もこめて、「1:イチヴァ」行です。

また、部屋にこもっていても、結局は、食糧を調達しに「市場」に行かなくちゃいけませんから、
そういう意味でも、「イチヴァ」ともいいますが、とにかく一番大事な修行だと、とらえてください。


なお一番大事な「飲食」といっても、別に難しいことはありません。たんに量を減らすということ。

ここでは、あえて何を食べるかは問いません。それよりも小食にすれば、全てが好転します。

すでに小食な人はともかく、ほとんどの人は間食したり、量が多かったり、過食気味ですから、
それを腹6分〜8分にすることにより、胃腸の負担が軽くなり、驚くほど調子がよくなるでしょう。

あまりに常識的で地味なことをいっていますが、そうするだけでモチベーションが急上昇して、
気持ちよく修行に励めたりもします。最近モチべが上がんねえ、だとか、すぐ不安になる人は、
単純に内臓が弱っていて、ただ「飲食」を節制さえすれば、パワフルになったりするんですね。

それ程、「飲食」というのは、全てのカギを握る起爆剤となり、逆に減らすことで効果を及ぼす。


ナンヴァは満腹になると不活性化して動けなくなりますが、小食にして節制させることにより、
身が軽くなり、感覚も鋭敏になり、ハングリー精神からの闘志まで湧いてきて、面白いことに、
願望を叶えやすくなったりもする。もうナンパテクニックとか関係ない程、パワーに満ちてくる。

江戸時代の占いの大家である水野南北も「一番大事なのは食」と断言して、最終的な結論は、
食を節制さえすれば、全ての運は向上するということでした。どんなに女遊びしようが、ただ、
小食ならば、何の問題もないとまで言い切っており、晩年は「飲食」のことしか語ってません。

ナンパのパワーアップと、人生全般を向上させるために、この素晴らしい小食をお勧めします。





そんなわけで、経済的にもお金がかからなくなるし、小食をナンパ修行の一部として取り入れ、
大切な要素としますが、一口に小食にするといっても、続けるには難しい現実もあるでしょう。

実は食欲というものは、性欲なんかよりずっと強烈ですから、コントロールするのが大変です。
だからこそ、コントロールできるようになれば、その他のことも容易に制御できるわけですが、
ナンヴァの貧欲な要求に、すぐ巻き込まれて応じ、食べ過ぎてしまい、自信を失くしがちです。

よく引きこもりの人が小食を挫折し、さらに自信をなくしたり、太っている人がまず痩せてから、
ナンパを始めようとダイエットを試み、結局リバウンドして、ひどい自己嫌悪に陥ったりします。
なので、いきなり食べ物を減らそうなど考えずに、まずは「よく噛むこと」だけをしてみましょう。


これまた、よくいわれてる常識ですが、よく噛みさえすれば、時間がかかるので、満腹中枢が
働く頃までに、そんなに食べられないし、何よりも噛めば、唾液が出て消化によく、最高です。

この消化にいいというのが最大のポイントでして、結局ナンヴァが一番エネルギーを使うのが、
消化活動であり、消化している間は、胃腸に血液が集められて、想像以上にくたびれてます。
食べすぎると眠くなり、食後はグッタリして、頭がまわらなくなるのは、消化が大変だからです。

できるだけナンパ修行にパワーを集中させるために、消化活動に無駄なエネルギーを使わせ
たくありません。「飲食」は栄養補給と同時に、異物を体内に入れ、毒を口にすることですから、
まずは消化にいい食べ物を選び、量も少なくする。そしてよく噛んで唾液と混ぜドロドロにして、
飲みこんだ後は、今度は胃が強烈な酸を出し、その異物を何時間もかけて溶かしていきます。

特に、この胃の中で食べ物を溶かす作業は、自分では把握しづらくて、軽視されがちですが、
噛まずに過食すると消化しきれないまま、腸に送られ下痢したり、体調を崩す原因となります。

消化を出来るだけ容易にするためにも、よく噛むことは、大げさでなく、一番大事な修行です。


しかし、よく噛むことというのは、確かにすぐ体調がスッキリして効果はわかりますが、これも、
また最初だけ意識的に励んだりして、結局は地味な習慣なので、三日坊主で終わりがちです。
「飲食を制するものは人生を制す」とまでいわれるのは、やはりそれだけ難しいからなんです。

よく噛んで小食にするくらいだったら、そんなのどうでもいいと、ナンパのノウハウを勉強して、
出かけて頑張るほうが、ずっと楽ですが、それで地蔵ばかりで、ムラっけあるのなら無意味で、
基本がなっちゃあいない、という話です。ナンヴァを思い通りにコントロールできていないなら、
その後、ナンパを続けていくうえで、シンクロ率が低いままストレスを抱え、結局は非効率です。

だから、まずはナンヴァを「飲食」でしつけて、コントロールに自信をつけ、体調も良くすれば、
長い目で見ると、効率的に修行できるわけです。それでも「よく噛む」なんて、まぁ続きません。

そこで「飲食」の最大のコツを最後にお伝えします。これさえ実践すれば、よく噛むこともでき、
小食にもなれるマスターキーです。それはズバリ、「飲み物と食べ物を、別にとること!」です。
食事中に水を飲んだりしない。食べる時は、ただ食べる。そして2時間後位に、飲み物を飲む。

「食べる時に水がないと、ノドにつまるじゃないか」なんていう人は、食べ物を水で流しこんで、
ろくに噛んでないんですよ。水などなくても、よく噛めば、唾液と混ざって、充分飲み込めます。
逆に、水さえなければ、自然とよく噛むようになるという仕組みで、単純に、それを実践します。


体調を崩しやすい人の多くは、食事中に水分をとる。せっかく胃で食物を消化しようという時に、
大量の水が入ってくると、胃酸が薄まり、消化に時間がかかってしまいます。これはいうなら、
火で燃やしている最中、その上から水をかけるようなもので、実にバカげた無駄な行為です。

その結果、消化に無駄なパワーが浪費され、さらに、消化しきれなかったものが、腸に送られ、
病気の原因にもなります。食事中の水分は消化の邪魔です。ある程度、消化した2時間後に、
水を飲めばいいだけで、なにも消化の真っ最中に、タイミング悪く飲む必要は全くありません。

とにかく食事中は、できるだけ飲み物を避け、よく噛んでいれば、病気知らずといわれてます。

実は、これは昔からの日本の伝統にある流儀でして、よくじいちゃん、ばあちゃん世代からは、
食事中に水を飲むな!と、厳しくしつけられた人もいるでしょう。残念ながら、この健康習慣は、
ペットボトル飲料が氾濫してきてからなのか、いつの間にか、迷信のように、消えていきました。

しかしながら、食事中に水を飲まずに、せいぜいみそ汁一杯程度に抑えることで、よく噛んで、
結果的に、胃の消化がよくなり、小食にもなっていくので、この習慣は、今後病気にならずに、
パワフルに生きていくためにも、身につけたいものです。体調さえよくなれば、何でも出来る!


以上、瞑想する、「0:ナンヴァ」行に続いて、飲食に取り組む、「1:イチヴァ」行の紹介でした。

どうも夏バテしたり、元気の出ない方は、ぜひともご自身のナンパ修行に取り入れてください。

posted by fmtbank at 17:01| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

何もしないという、最大の行動力

早いもので、夏になりました。夏というとナンパの季節!と、元気になる人もいれば、
逆に、暑くてダメだと、モチベーションがダウンする人も続出します。そこでムリヤリ
やる気を出そうと本読んだり、ネットしたり、イメトレしたりしますが、あんま意味ない。

けっこう悩んでいる人がいるようなので、これから何回かに渡って、モチベーションを
上げるためのコツを述べます。まず今回は、それ以前の基本的な姿勢についてです。

やはり、ナンパにおいては、「迷いがないこと」こそが強みになりますが、そうはいっても、
初心者に限らず、迷いや不安、不満は出てきてしまいます。そこで、そういったノイズに、
巻き込まれないで修行に励むためのスタンスを紹介します。少しでも参考にしてください。





以前、自分のルックスが、いわゆる不細工かなんかで、気になってしょうがないという、
悩み相談がありました。それに対しては、「女性の受容力をナメちゃいけない!」と答え、
道を歩いている人間の顔を観察するようアドバイスしました。現実を見ればすぐわかる。

ほんと、いろーんな顔がいる。みんな面白い顔してますよね。美男美女といわれている、
マスコミに出るような人は極端に少ない。つまり、雑多な男が、雑多な女と交配するから、
人間はここまで繁殖したわけです。特に日本女性の心の広さ、受容力はハンパないです。

日本が、世界で最もナンパがしやすい国であるのも、この受容に基づく民族性にあります。


・・なーんて、ここで書いてもしょうがない。自分がブサイクでダメかもしれないと思う人は、
実際に声かけて、女性に受け入れられるという現実を経験しない限り、何も変わらない。

だから、この話はこれで終わりですが、このルックスに悩んでいた同じ方から半年後に、
また悩み相談のメールをいただきました。今度は、自分ほどナンパが下手な者はいない、
ということでした。というのも、7人から連絡先を聞いたのに、全然再会できなかったらしい。

そんなのごく普通なのに、他の人と比べて勝手に焦って苦しんでるわけです。それならば、
まず10人から連絡先を聞くまでは『戦士』の段階だから、それから悩んでくださいと、まぁ、
簡単に応答しました。でも、この調子だと、結果が出ても、また悩むだろうなと思っていたら、
その通り!さらに三ヶ月後、「彼女が2人できたけど、ナンパが下手で悩んでいる」ときます。

そして、声かけ数を増やしたらいいのか、時間をどうすればいいのか、教えてほしいとのこと。

なんて素敵な人なんだろう!と笑ってしまいました。(バカにしているわけではありません)
悩みながら、自己評価低いままでも、着々と成長している姿がチャーミングってことです。


しかしながら、『世話人』の段階に入っても、どれ位、時間をとって、声かければいいのか?
人に尋ねてる時点で間違っています。自分で少ないと思ったら、増やしてみて様子を見て、
あくまで昨日までの自分を基準点で、試行錯誤していけばいいだけです。もう他人はいい。

結局、その他者と比べて、自分の立ち位置を決める、外注スタンスだと、いつまでたっても
自分の軸が出来ず、最高の満足も得られないでしょう。自分で実験していく面白さ、そして、
自立のスタンスを確立したとたん、あらゆる答えが、勝手に自動的に与えられるという感動
を遠ざけてしまうのは、非常にもったいない。せっかくナンパするなら、覚醒しないとダメです。

じゃあ覚醒するには、どうすればいいかというと、やれることはやって、後は何もしないこと!





実は、余計なことをしなければ、ナンパはごく自然に、違うレベルへと進化していきます。

どんなに悩もうが、よそ見をせず単純作業をし、ただ自分の経過だけを見守っていれば、
普通に覚醒は起こります。しかし、この行動しながら、その行く末を見守るという受動的
な修行が、現代人には非常に難しい。骨の髄まで、情報に犯されまくっているからです。

何事も起こらないと、焦りまくり、もっとうまくいく方法があるのでは?とキョロキョロし、
他の人はどうだ?と比べてパワーを浪費し、余計なことばかりして、もはや病気です。

何もしないことが出来ない。ナンパは何もしない修行で、だからこそ何無派といいます。

外面的には声をかけたり、行動的ですが、内面的には受け身で、何もしない方がいい。


迷いや不安が出てきたら、それを何とかしようとしない。ただほっとけばいい。なぜなら、
それは自分の中にある毒素の排出、デトックスだからです。精神が健康になるために、
自分の中で毒されている部分、弱い部分が好転反応を起こし、それを経て回復します。

悩みや不安は、むしろ喜ばしいことで、「あー、よくなっていってる」と冷静に受け止め、
「いーですねー!」と祝福してください。自然治癒力が働き、自分全体の歪みを正して、
ノビノビとした底抜けの元気さを取り戻すために、どうしても通らないといけない道です。

それなのに、不安になった途端、すぐそれを何とかしようとしてしまい、逆に巻き込まれ、
不安を増長させている。その不安は消えたように見えても、すぐに形を変えて、さらに
大きな不安となって、後から逆襲してくる。この根本的解決になっていない、目先だけ、
やりすごせばいいというのが、対症療法といって、西洋医学でも問題になってきました。

病気に対し、はい、手術しましょう、内臓の一部を切り取りましょう、放射線当てましょう、
とやって、その場で治療できたように見えて、その後、副作用など、違う形でひずみが
出てきて、もっと苦しむことは本当に多いそうです。実際は、薬なんて使わず、単純に、
何も食べず断食させたら、生命力が復活して、治ったりするのに、余計なことをしてる。

断食治療というのは、細胞を飢餓状態にして初期化させ、健康に戻す、太古からある、
自然療法です。病気を患っていても、その症状自体をいじくりまわすのではなく、ただ、
薬や栄養を断ち、余計なことをせず、自然の治癒力に任せて、何もしないで治します。

人工的に操作しない、自分本来が持っているパワーっていうのは、凄まじいんですよ。


これがある意味、「何無派道場」で目指している修行です。ネット上には多くの業者が、
「誰でもすぐにGETできる!」「ブサイクが3日で!」だとかノウハウを販売しています。
そういったものは、対症療法にすぎず、ほとんどの人は救われないでしょう。自分本来、
持っているものが引き出され、開花されない限り、ずーっと不満が続き、苦しみは続く。

そんなんだったら、ヘタに結果が出ないほうがまだマシです。精神の毒が解消されず、
自己否定を繰り返したり、もしくは、「クソ女が!」と相手のせいにし、自滅したりします。

不自然なことして成功するなら、自然にノビノビとフラれまくっている方が、どんだけ、
健康的か!不自然な方法で成功すると、不自然じゃないと成功しないと思い込んで、
ずっと自分も他人も騙すようになり、苦しみが増大していくので、全くお勧めしません。

いずれにせよ、ナンパはうまくいくことが前提です。それなら、早く結果が出ればいい、
というものでもなく、人それぞれでコンプレックスの深さや性格があり、デトックス自体、
時間がかかる場合もあるわけですから、焦る必要もなく、ただ自然治癒に任せましょう。


あなたを自然体にするために、ナンパワールドは、つまりセカイは、絶妙なタイミングで、
いろんなタイプの女性を目の前に登場させます。あなたのネガティブな部分を引き出す、
毒出しのためだったり、逆に、あなたの良いところを引き出すためにも、女性は現れます。

要は、あなたを覚醒させるという唯一の目的でもって、セカイから遣わされるのが女性で、
だからこそナンパで出会う彼女達を「使徒」と呼び、逃げずに、向き合わなくてはいけない。

使徒たちは、その時の状況によって、天使にも悪魔にもなりますが、両方とも大歓迎です。

セカイは、その時に最も適した一番いい相手を送ってくれますから、全てお任せしましょう。





結局、いきついた結論というのは、その人に必要な相手が、ちょうどいいタイミングで、
現れるので、何の心配もいらないということです。これはプラス思考だとか関係なく、
本当に、そうだから!もう理屈じゃない。信じる、信じないとかの問題にもなりません。

これに気づいた時は、一体、何やってたんだと愕然としましたね。もう嫌っていうほど、
悩みぬいた過去が一瞬で無駄だったとわかった。これは他の人も例外なく、そうですよ。
面白いように、自分にとってその時、必要な相手が送られてくる。まさに使徒であります。

また、ナンパ頑張ってんのに使徒が現れない、と悩む人は、その時期が必要なんです。

要は、孤独からの逃避や、依存心という腐った部分を解消するためのデトックス期間で、
たぶん女がいないと幸せになれないと思い込み、不満になっているのでしょう。本当は、
女なんか別にいらないんですよ。自分独りでも、楽しんでやろう!と開き直ってください。

そうやって気づくと、覚醒が起こると、急に出会えます。絶対に!本当、感動しますよ。


とにかく使徒は、あなたの壁を壊したり、行動したご褒美や、新たな気づきの恩恵などを
与えるために、送られてきます。人それぞれ性格も状況も違うし、たいてい予想を越え、
意表をついてくるため、どんな相手になるのか?と、考える必要さえありません。無駄!

先日、ずーっとスランプで誰とも会話さえできずに苦しんでいた、地獄の苦しみの人が、
急に覚醒しましたが、その彼に送られてきた使徒は、数年引きこもっていたニートです。

なんか他人事じゃないと、そのニートの子を励ましてるうちに、めちゃくちゃ盛り上がり、
彼女も元気になり、気づいたら自分も躁状態になっていたそうです。それをキッカケに、
以後、ガンガンに話せるようになった。何でそうなったかよくわからないけど、とのこと。

単純に、そういうもんです。どんな相手が、どんな影響をもたらすのか、予測不能です。

だから迷わず行じていれば、必ず使徒が送られてきて、結局はうまくいきます。そして、
使徒が送られてきたキーポイントとなる印というものは、たいてい後から思い出しても、
どうやって声をかけたかも覚えていない感じだったり、無意識の領域に入る。要するに、
自分という理性、エゴが消えた時に、恩恵はもたらされます。普段、自分が邪魔してる。

つまりナンパは、苦しみの源である、自分を消す作業です。それは、努力とはまた違う、
気づきです。気づきは自ら起こすのではなく、勝手に起こるものです。起こすためには、
自らを時間にさらすことであり、そこで目をつぶらずに、参加していけばいいだけなので、
一見、積極的に見えても、実は、受け身状態を志す、修行の「行」としかいいようがない。


重ねて断言しますが、行さえ続けていれば、必ず成功します。この続けるという意味は、
毎日のように、しっかりやるという意味でもありません。サボったり、なんとなくやったり
など、もうヨタヨタでいいんですよ。ムラっけあっていいの。その程度でも事は起きます。

これまで、いろいろな悩みのメール、それはもう重いものから軽いものまで、ずいぶんと
いただきましたが、その最終結論が、「小細工いらない。全てお任せすればいい。」であり、
余計なことをしなくても、シンプルにやれば、必ず最終的には、うまくいくと、確信しました。

だからといって、いろいろ悩んだり、迷ったり、落ち込んだりは、なくならないと思います。

それらは単純に、精神の悪いものを外に出す「毒出し」デトックス、好転反応ですから!

(以上、余計なことを考えないための、運命論を利用した、とっても楽な考え方でした。)

posted by fmtbank at 07:18| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年06月30日

瞑想の危険性

この道場では、瞑想を「5つの修行」のうちの1つとして、出家者に、
お勧めしています。だからといって、長時間やれというのではなくて、
それこそ家にこもって朝から晩まで瞑想するなら、本物の僧侶です。

そんな引きこもり生活を助長するために、瞑想するなら本末転倒で、
あくまでメインの修行は、生きた女性陣営への没入、没我であります。

瞑想は補助にすぎません。迷ったり悩んだ時の答えを出してくれたり、
リラックスを深めて、相手を和ませるようにする、裏技的なツールです。

必要ない人には必要ないともいえますし、だから「5つの修行」のうちの、
「0」番目の修行、「ナンヴァ」行としました。時間がない人はナンパの最中、
体をゆるめてリラックスすればいいだけで、わざわざ時間をとることない。


それに長時間やるには危険もあります。ヴィパッサナー瞑想という、一日
10時間も誰とも話さずに瞑想していく合宿があるのですが(金額は無料)、
精神の深遠にはまり込み、気が狂ってしまった人もいました。そういうのは、
古くから禅病といって、ある程度の割合で起こっているダークサイドですね。

やはり人間は一人でいると、自分だけで世界を作り上げ、孤立化しやすく、
だからこそ、瞑想よりも大事なのは、ガンガンに外に出て声をかけていって、
自分の妄想や固まったエゴをぶっ壊し、開き直ることです。固定したものは、
活力をなくしウツに陥りますから、その前に、自ら死に、再生していくのです。

そうした激しい「動」の修行があってこそ、「静」なる行の瞑想が役立ちます。

声かけの行をしていないのに、部屋で一人、瞑想をするのは、片手落ちで、
ただ欲求不満を募らせることになるかもしれません。それをお忘れなきよう!





基本的に、瞑想なんて、たいしたことないんですよ。何も生み出しはしない。

おいおい、ついこの間まで、瞑想の素晴らしさを説いていたくせに、今度は、
瞑想を軽んじるなんて、どういうことだ?と思うかもしれませんが、やはり、
何無派師とは、常にバランスをとって、いかなるものも重要視しないことが
大事です。何かを重要と思うと、必ず、その重要と思ったものに縛られる・・。

私も瞑想にはまりすぎて、ひどい目にあったことがあります。10年前、瞑想
を初めて知った時、いろんな本を読んで、これだ!という呼吸法をしていたら、
体調がおかしくなったんです。それでも良いものだと思い込み、続けていくと、
ついには激しい頭痛に襲われ、吐いたりしました。こりゃ死ぬかもと、泣きそう。

結局、そうなって初めて、これはダメだと、それ以降、一切の呼吸法をやめて、
ただ体を感じるだけの瞑想に変えました。個人的には、呼吸法なんていらない
と思っているため、瞑想の技法に関して、実は、あまり伝えることがありません。


前回、「呼吸法」と「ヨガ」を、瞑想を深めるためにイイと伝えましたが、実際には、
そんなもの不要です。自分で瞬間に脳波を落とせるので、何もいらないんです。

しかし、すぐ瞑想状態に入れる人ばかりではないため、一応、一般的な技法を
伝えてみました。興味が湧いた方は、後は、ご自身でいろいろ勉強してください。

ただし、かつての私のように、自分の体に無理してまで、しない方がいいでしょう。

瞑想は、長時間やると、越境してしまうという、怖い面もありますし、ほどほどに!


なお、あまり怖がらせてばかりいても仕方ないので、瞑想中に起こりうる現象を、
あらかじめ、いくつか説明して、安心してもらいますね。まず「座禅」と「立禅」中に、
自分のナンヴァ(肉体)が突然、勝手に動き出して、やたら暴れる場合があります。

これは別に、霊に乗り移られたわけではなく、たんに肉体が凝ってる部分だとか、
詰まっている部分を自ら掃除する、クリーニングの動きです。全く怖くありません。
終わったらスッキリと気持ちいいし、勝手に動き出しても、それを楽しんでください。

また他に、「寝禅」をしている最中に、体が急にヴーン!と震動する時があります。
先程の、暴れ回る動きではなく、携帯のバイブのように震動しますが、この時には、
自分の意識が、肉体から出れたりするので、ぜひ試してみてください。面白いです。

他にも、後頭部からシューッという音がして、気づくと、心が肉体から浮いてしまい、
上から自分が寝ている姿を見れたりして、「寝禅」をすると、いわゆる幽体離脱から、
明晰夢まで、いろいろ楽しめますが、それが夢なのか現実なのかは、どうでもよくて、
単純に面白いからいいでしょう。ただの娯楽として捉え、本筋の修行にこそ励みます。


あと、「金縛り」状態になった時、胸の上をグッグッと押されるような苦しさを感じて、
パニックになる方もいますが、あれは単純に、ただ意識が肉体から出ないように、
抑えるシステムが作動しているのだと思います。そうやたらと、肉体から意識が、
飛び出していたらよくないので、制御がかかるんですね。別に、霊の仕業じゃない。

よく金縛りにあうと、落ち武者だとか、おばあさんだとかの、怖い霊の姿を見る人が
いますが、勝手に自分で画像データを投影しているだけです。怖くもなんともない。

夢うつつの状態では、現実と幻が混合しますから、それも無理はないことですが。


以上、瞑想中の危険性について述べました。当然、異論はあるかもしれませんが、

まぁ、どっちでもいいんです。肉体を操作し、ナンパ行をすることがメインですから!

posted by fmtbank at 23:30| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年06月24日

ナンパには呼吸法とヨガ?

今回も、地味ではありますが、瞑想に関しての説明を述べてみます。

ナンパするのに、なんで瞑想が必要なんだよ!と、面倒くさがるのも、
よくわかります。そういう方は、やらなくて結構。ただし、ナンパ中に、
イライラしたり、不満がつのっているのなら、瞑想が助けになります。

ナンパの為の瞑想は、アメリカの催眠ナンパ師、ロス・ジェフリーズ
ぐらいしか主張していないかもしれませんが、自分がトランス状態に
入ることで、相手もトランスに入れることが出来るので、非常に有効!

ルックスや言葉だけでナンパしようとしている人は、あまりに浅薄です。

表面的に生き、無意識の深い世界を知らないなんて、人生損してます。


ただし、女を口説くために瞑想する!なんて、目的意識でやっていても、
そんなに深く入れません。効用とか効率とか、そんな世界とは真逆の、
何もしない、何もいらない状態こそを感じて、瞑想のための瞑想をする。

単純に、自分の肉体、ナンヴァと一体化して、とても気持ちがいいので、
それで充分、報われています。次第に、肉体だけでなく、自分の思考も
観察できるようになり、いかに無意味な偏見に縛られていたかもわかる。

すると、ハッと気づいて、今まで重要と思い込まされていたことが、瞬時、
どうでもいい事だとわかり、気軽になったり、トラウマも解放されたりする。


つまり、あなた本来のパワーを抑圧し、奴隷化しているマトリックスから
自由になる手段の一つが瞑想であります。なんたって多くの修行者は、
考えすぎてしまい行動できないし、緊張のため、観察力も落ちています。

そこで、まずは緊張しない一人でいる時に、徹底したリラックスの訓練、
つまりトランス状態に入り、肉体や思考を感じるモードに慣れるのです。

すると、相手の事もよく見えてきて、いろんなアイデアも湧いてきます。

そんなわけで、この何無派道場では、まず三つの瞑想を紹介しました。





前回紹介したのは、「寝禅、座禅、立禅」の三つで、たんに姿勢が違う、
同じ瞑想です。コツは、ただ受け身モードになり、体を感じるだけです。

もちろん、これでは、つかみどころがなく、実感をもてないでしょうから、
さらに基本的な補助を二つあげたい。それが「呼吸法」と「ヨガ」であり、
これはもう昔からある、リラックスし、トランスに入る、伝統的技法です。

「呼吸法」は、数えきれない種類がありますが、最もスタンダードなのが、
吸って、止めて、吐く、という形で、10秒吸って、10秒止めて、10秒吐く、
といった、何秒でもいいので同じ秒数で、繰り返していけばかまいません。
(しかし慣れないうちは、息を止める時の秒数だけは、短くしてください!)


その際、腹式呼吸といって、お腹を意識しながら呼吸した方がいいですが、
そんなに、こだわらなくてもいいです。他にも逆腹式だとか、いろんな方法
がありますが、最初から難しい方法をやると、ひどい時には体を壊します。

先に吐いた方がいい、だとか細かい事は、どうでもいいんです。自分が、
呼吸を意識的に観察してさえいれば、リラックスしていき、脳波が下がり、
落ちついてきます。そこで自然呼吸に戻し、瞑想に入ればいいだけです。

いわゆる、呼吸法というのは、瞑想に入るための準備段階なんですね。


さらにもう一つ、時間はかかってしまいますが、強力な準備があります。

すでに呼吸法で、リラックスできた方には必要ありませんが、体が凝って、
血行が悪い人だとかは、「ヨガ」がお勧めです。「ヨガ」というと、これまた、
数えきれない種類がありますが、簡単なポーズを、ちょっとやればいい。

要するに、ストレッチですが、ちゃんと呼吸に合わせてやるのが大事で、
呼吸プラス筋肉の伸び縮みを感じれるため、より深くリラックスできます。

ポーズなんか何だっていいんです。ただ筋肉を緊張させてから、それを
弛緩させる、この緊張と弛緩の感覚を、何度も繰り返して、脳に覚えさせ、
慣れてきたらポーズをとらなくても、思い出しただけでリラックスできます。


現代人は、リラックスしているつもりで出来ていない人が、非常に多いです。

リラックスを感じるには、先に緊張させるからこそ、その対比で強調されて、
肉体でわかるわけで、これこそ、何無派師の基本、「陰」と「陽」の訓練です。

どうも精神的に不安定で、疲れやすく、リラックスを身につけたいと思う方は、
まずは「呼吸法」、それで足りない場合は、「ヨガ」もやって、体得してください。

あくまでジワジワと実力がつくものなので、焦らないように。(ナンパと同じね!)

posted by fmtbank at 13:49| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2011年06月17日

修行者の皆さんへ(無への回帰)

何無派道場へようこそ!この道場は、ナンパを通じて、自分本来の、
潜在エネルギーや才能を最大限に引き出す、男のための道場です。

それも、ナンパなんかしそうもないタイプの男、内向的な引きこもりや、
職場と自宅の往復しかしない真面目な人、オタクや自意識過剰な人、
外見も地味だったり、年齢もいっちゃってる人なども対象にしています。

要は、世間でいわれる「ナンパ師」のイメージから外れてる人のための
道場ですから、チャラチャラとストる、みたいな感覚とは、大いにズレて、
まさに修行としてナンパをします。本来、向かないからこそ修行になる!


そもそも向いてる人は自分で試行錯誤したり、仲間を見つけて出来るし、
他に、いかにものナンパなサイトがたくさんあるので、参考にするでしょう。

しかし男性の多くは、ネットで見受けられる「ナンパ=スト的世界」から外れ、
ものの見事に痛々しく挫折していきますから、そのカバーとして、当ブログ、
長々と運営してきました。そして最後は、何無派道場という形に帰結します。

たんなる求愛行動や、スポーツとしての軽いナンパではなく、大真面目に、
ナンパというものを、日本古来からある伝統的な「修行」として捉えなおし、
覚醒や解脱を目指す、『何無派道(なんぱどう)』なる精神修養の誕生です。


これは、日本を少しでも元気にするためにも、いくらか役立つと信じています。

かねてより、日本人に元気がなくなった、難病やウツ病、自殺者が増加して、
国全体が「陰」に傾いたと言われて久しいですが、特に、男性陣のパワーの
低下が嘆かれており、これをどうにかするためにも、新しい何かが必要です。

例えば、韓国には徴兵制度があり、タイには一時的な出家生活があるために、
誰でも男を磨くことが出来るが、日本には何もないから、男が弱体化している、
といった意見があります。しかし、軍隊も坊さんも嫌だ、という人は多いでしょう。

だから、その代わりに、ナンパというものを導入してみたらどうかという話です。


軍隊も坊さんも、集団行動だし、男ばかりに囲まれての修行ですが、ナンパは、
単独行動で、ひたすら女ばかりに囲まれる修行です。しかし男を磨く観点から、
同様の、いや、それ以上の恩恵があるはず。特に日本人は、周囲の目を気にして、
自意識過剰でマニュアルがないと動けない人が多いので、それをクリアできます。

人生の、ごく一時期でも、この何無派道に励むことは、大きな財産となるでしょう。

修行を終えた際には、心身ともに清らかになり、進化していること、うけあいです。





ちなみに、この道場では、ナンパする者を「出家者」として扱います。実際のところ、
声をかけるためには、家を出ますから「出家」ですし、自分の心理的なホームから、
どうなるかわからないアウェイへと飛び出していく、その決意としての出家なのです。

ナンパに向かない者がナンパをするというのは、それ位の気持ちがなければ、すぐ
挫折してしまうのがオチで、だからといって、自分自身のことを「モテない男」だとか、
ブサイクだ、オヤジだ、内向的だ、という評価もしないでください。そんなの忘れます。

「モテない」だとか、どうでもいいんです。そういう発想自体が邪魔で、何も考えずに、
ただ行じればいい。出家するというのは、自分が「何者でもなくなる」のと同意義です。

この道場では、便宜上、「内気な人のため」とか表記しましたが、実際は、内気だとか、
モテない、とかいった自己規定に意味はない、と考えています。いったい誰と比べて?
そんなのただの言葉じゃないかと、たんなる二元論的な言葉を、妄想と切り捨てます。

自分自身を、言葉で固定させた途端、その記憶に基づく言葉に縛られ、不自由になる。


そんなわけで出家者は、別に凄い人でもなければ、ダメな人でもなく、ただの人とし、
やれることをやるだけの、空っぽな存在となります。そこにあるのは、行為だけです。

道場では、「一番簡単なことを、一番簡単にやる」という決まりがあり、行じないなら、
去ればいい、というシンプルなルールに基づいています。言い訳は、すべて幻です。

ただし、弱音やネガティブな感情や無力感などは、次々と出てきます。それが浄化で、
自分の中を清める過程であり、この「清め」や「クリーニング」が、修行の要となります。

最初に釘を刺しておきますが、ウハウハの楽しいことだけではなく、ありとあらゆる感情、
特にコンプレックスを溜めてしまっていた場合、その解放によって、嫌な思いもしますが、
その全てが、豊かさといえます。覚醒はショックによって起こり、その後、絶頂感が続く。

ありとあらゆる感情、そして陰と陽を繰り返す出来事を潜り抜けるのが、何無派道です。

それをふまえ、まずは何無派道の基本的な「5行」のうちの、1番目をみていきましょう。





前述したとおり、何無派道の基本的な「5行」の1つ目は、「ナンヴァ」=「瞑想」です。

正確には、修行の1つ目ですが、数字はゼロを用い、「0:ナンヴァ」行と表記します。

この「ナンヴァ」というのは、肉体のことで、アニメのエヴァのように、ナンヴァに乗り、
肉体にシンクロすることで操作し、行じていく考えをとります。だから最初にやるのは、
自分の肉体である「ナンヴァ」を感じ、心と体を融合させ、シンクロ率を向上する訓練。

これは具体的に、何をするかというと、何もしません。ただ受け身で、感じるだけです。


我々は、常に、何かをしようと落ち着かなくしているので、あえて意識的に何もしない、
ゆったりとしたリラックスの時間をとることで、非常に気持ちのいい状態が訪れますが、
この時に、脳内麻薬はジワジワ〜ッと出てきます。ナンヴァと一体化すると、ナンヴァ
自体がとても喜び、それが深まれば深まる程、たまらない快楽が生まれてくるのです。

まさに外部には何もいらない、誰も必要としない喜びであり、かつての宗教家たちは、
これにハマり、社会的な価値観とかどうでもよくなり、ひたすら瞑想三昧を送りました。

しかし、この何もしない、というのがわからない、方法を教えてくれと、大勢から質問を
いただきましたので、何回かに分けて、その「方法」とやらを考察してみようと思います。

まずは、「一番簡単なことを、一番簡単にやる」に基づいて、軽く紹介しておきます。

以下の順番に挑戦していけば、コツの一端をつかむことが出来るかもしれません。


 1:寝禅

   寝そべったままボーッとする。昼寝の時や、夜寝る前にやる。
   ポイントは、眠りに入るギリギリのところで耐え、意識すること。  


 2:座禅

   朝起きたばかりがお勧め。足の組み方は何でもいいが、背筋は、
   ピンと伸ばす。力は抜くこと。イスに座る場合も、猫背にならない。


 3:立禅

   立ったまま、体中の力を抜き、頭を釣り上げられてるかのようにし、
   背筋をゆったりと伸ばす。途中で眠りに落ち、転倒しないよう注意。


以上、簡単な順に、並べました。

時間は、どんなに短くてもOK。

細かい説明は、次回以降で!

posted by fmtbank at 13:53| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする