2013年01月13日

ナンパでは言葉が最も大事である

見た目をちゃんとする、ルックスを整える、そんなのは当たり前。

そして、自信を持つとか、心身を統一してリラックスするだとかも、
大事なのはよくわかる。しかし、私はコトヴァこそが最強だと思う。

なぜなら、このセカイは無数のコトヴァで出来ていて、セカイ自体、
コトヴァそのものである、といってもいい。肉体こそが本質としても、
イケメンがナンパが上手いかといったら、そうでもなかったりする。

それでもイケメンは肉体をメインに、ナンパを有利に運べるだろう。

具体的な視覚情報で、初期段階の相手の警戒を解くことができる。


しかし、それ以外の男、つまり五行の確率でいうと、雰囲気イケメン
にもなれるルックスのイイ男は最大で2割であり、その他の8割は、
コトヴァこそが最大の武器となる。それを多くの者は軽く見ていた。

日本語なら話せますよ、と磨きもせず、コトヴァの力をなめている。

彼らは、ほんの少しコトヴァを変えるだけで、長年悩み続けていた、
立ちはだかる壁が消えてしまい、セカイが反転することを知らない。

コトヴァの組み合わせが奇跡を起こすことを、体験したことがない。

一度経験したが最後、もうこのコトヴァの創造性にやみつきになる。





あなたはファッションに興味があったり、雰囲気イケメンにもなれる、
男性の2割に入っているだろうか?もしそれ以外の8割に入るなら、
コトヴァを磨くべきである。コトヴァは音波であり、目に見えない力・・。

そしてコトヴァを使うというのは、相手の記憶を利用することであり、
つまり、相手の脳ートパソコンの操作に長けることを意味するのだ。

こちらは何も持たなくていい。相手が持っているものすべてを利用し、
相手自らが自らを解放しうるように持っていく、要はハッカーである。

今年は、コトヴァ使いをメインテーマとし、コトヴァの呪力を扱いたい。

posted by fmtbank at 14:49| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月12日

禁欲的なナンパが開いた新たな扉

はるか昔から「禁欲」というものには、パワーがあると信じられてきた。

ネット上でも「オナ禁」すると、逆に女性が言い寄ってくるとかいう報告が、
見受けられる。しかし全然無意味な人も、たくさんいる。どっちが本当か?

私も実際に、挑戦してみた。禁欲的なナンパは何をもたらすのか?という
テーマで、その変化の全過程を録音してみたのだった。しかし、「オナ禁」
というのは大して問題視していない。それよりも、「GET禁」が大事だった。


GETするために「オナ禁」するのではなく、全ての性を禁じてみたのである。

そして、GETしないように我慢している、自分の姿をエンターテイメント化し、
そこから創出された、信じられない、逆さまなセカイを提示してみたかった。

特に「ナンパ」そのものに囚われてしまった修行者を、脱洗脳するためにも。





ナンパワールドは、実際のところ、信じられない位、可塑性に満ちている。

方法を変えると、それと共に、セカイも変化していくという感動も示したい。

もうじき、『第三章<究>』の予告音声をお送りする。しばし、お待ちを!

(フミトバンク・ストイックス)

posted by fmtbank at 14:47| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月06日

細木数子に改名を迫られた夢をみて

毎度ありがとうございます、「恥骨将軍ファントムZ(ゼット)」です。

突然ですが、皆さまに残念なお知らせがあります。この度、新しく
改名させていただきました、「恥骨将軍ファントムZ(ゼット)」の方を、
やむをえない理由から、本日限りにて、終了とさせていただきます。

というのも、ファントムZの「Z」が、Zの真ん中に線が入った文字に、
したかったのですが、出来ません。それでは意味がないと諦念して、
やめることとなり、この恥骨将軍の時代は一日天下で終わりました。

この自分の意志の弱さを非常に恥ずかしく思いますし、恥ずかしい骨
と呼ばれた「恥骨」の気持ちが、ほんの少しは理解できた気もします。

それだけでも大きな財産だと思うし、その財産は残していきたいです。

未来の子供たちの、笑顔のためにも・・・。





ちなみに新しい名前は、「フミトバンク・ストイックス」となります。

これは、あの「マツコ・デラックス」からインスパイアされてまして、
たんに「デラックス」の代わりに「ストイックス」をつけただけです。

「マツコ・デラックス」が、フルネームで呼ばれず、「マツコ」とだけ
呼ばれているように私も、通常は「フミトバンク」で同じとなります。

しかし、フルネーム上では、しっかりと「ストイックス」がついており、
今年は、その名に恥じぬストイックさで、10年目を駆け抜けまして、
素晴らしい最後を飾るつもりであります。それでは、今年もよろっ!

(以上、実家で見た正月番組に、細木数子が出てた悪影響でした)

posted by fmtbank at 12:17| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月05日

改名しました。

新年あけましておめでとうございます、フミトバンクです。

この度、HNの「フミトバンク」を改名することになりました。

新しいHNは、「恥骨将軍ファントムZ(ゼット)」になります。





ついに10年目に入り、気持ちを一新したいという決意です。

今後とも、「恥骨将軍ファントムZ」を、よろしくお願いします。

もし困った時は、大空に向かって、この名を叫んでください。


(謹賀新年!)

posted by fmtbank at 10:12| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月03日

ナンパ十牛図の年賀状

あけましておめでとうございます、『何無派道場』です。

早いもので、活動を始めて、今年で10年目になります。

これが最後の年になりますので、よろしくお願いします。

まずは『何無派十牛図』の年賀状で、新年のご挨拶を!





<何無派十牛図>


何無派(ナンパ)修行は、以下の10段階に及ぶ、

自我が消えて、他者と統合していく悟りのセカイ・・。


1、無垢 :(尋牛) - 牛を捜そうと志すこと。

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2、孤児 :(見跡) - 牛の足跡を見出すこと。

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3、戦士 :(見牛) - 牛の姿をかいまみること。

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4、世話人 :(得牛) - 力づくで牛をつかまえること。

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5、探求者 :(牧牛)ぼくぎゅう - 牛をてなづけること。

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6、破壊者 :(騎牛帰家) - 牛の背に乗り家へむかうこと。

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7、恋人 :(忘牛存人) - 家にもどり牛のことも忘れること。

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8、創造者 :(人牛倶忘) - 牛にくわえ自分さえも忘れること。

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9、 統合者 :(返本還源) - すべてが消え、無に帰一すること。

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10、魔術師 :(入鄽垂手) - 何が起きるのか???

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以上が、ナンパの過程や、シンクロ率の段階をあらわす、

いにしえより存在した、『何無派(ナンパ)十牛図』である。

今年は、そのすべてが明かされるであろう。幸運を祈る!

posted by fmtbank at 13:26| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

自由自在なナンパトーク練習法(コトヴァ使い編)

声かけ時のトークについて、書いてみます。初心者向けの記事は、これが最後でしょう。

これまで、基礎的なことは、これでもかこれでもかと書きまくってきましたが、もう完全に、
やりきった感があります。今回は、ご質問をもらったことから、最後にまとめてみました。

といっても簡単で、三段階で慣らすという話で、この「ナンヴァ使い編」よりもシンプルです。

気合いやリラックスとはまた別の、純粋にトーク面から見た、「コトヴァ使い編」となります。

今回の内容は、当たり前のことなのに、混乱している方も多いので、参考にしてください。





それでは、ナンパのトークが自由自在になるための、三段階の訓練をお伝えしましょう。

まず第一段階の「無垢」では、声かける台詞はキッチリ決めます。それも、できるならば、
相手が反応しやすい、当たり前の台詞から入った方がいい。その同じ台詞を多用します。

とにかく、こちらが緊張して不安定ですから、台詞も、決めておいた方が心も安定するし、
始める前に音読、暗唱して発声練習すれば、なおさらよい。自動的にコトヴァが出てくる。

この「何て声をかけようか?」という迷いを一切消し去っておくことが、最低限の準備です。


確かに、相手の状況を無視して、一本調子に同じ台詞を繰り返すことは、反応率が低い。

しかし、だからといって、最初から全部アドリブでやろうとすると、ボロボロになるどころか、
地蔵になります。カン違いしちゃいけない。最初にやるべき事は、地蔵にならないことで、
相手と深いシンクロ率でトークすることじゃありません。そんなの捨てて、一方的でいい。

それでも、まずは声かけて反応してもらいたいので、道聞きだとか人間違いといった、ごく
自然な台詞で入ってみて、少し慣れてきたら、変わった台詞も試していけばいいでしょう。

変わった台詞でも、反応する人はするし、台詞によって結果も面白いように変わります。


実は、この一本調子の訓練は、やればやるほど視界が広がっていく感覚をもたらします。

重要なポイントは、考えないことにありますから、同じ台詞を延々と使えば、そのことから、
落ちついてきて相手の反応が見えてきます。同じ台詞なのに、女性達の反応は変わるし、
たまたまタイミングが合ったり、相手のタイプによっても変わるし、いろいろと見えてくる。

観察するには一点を決めておくと、よく見えてきます。その一点が同じ台詞というわけで、
もう台詞なんて飽きて、無意識レベルで口から出てくるようにしないと、定点観測できず、
人によって台詞を変えていたら、自分の何が悪いのかという答えも分散してしまいます。


選択肢をできる限り、減らすべきです。自由自在にトークしたい、という願望はまず忘れ、
この単純作業にこそ専念します。そうしないと、ただでさえ迷いが多いのに、台詞を変え、
もっといい台詞はないか?とキョロキョロしてばかりで、欲求不満をつのらせるでしょう。

それよりも実験感覚で、あれもこれもと手を出さない。まずはバカの一つ憶えで、延々、
同じ事を繰り返す。そうやって心身を安定させて、ナンパワールドに馴染んでください。

これは、その日の最初の10人だけは同じ台詞でやる、準備体操としても適しています。





そうして、声をかけること自体に慣れてきたら、次の第二段階「孤児」に進むのですが、
今度は、同じ台詞を繰り返すのではなく、「描写」が課題となります。セカイを描写する。

どういうことかというと、目に入るもの、感じたことを、そのまんま描写してコトヴァにして、
発声するだけのことです。コツは、無理に、面白いことを言おうとせず、シンプルにやる。

第一段階「無垢」では、同じ台詞ばかりに集中しましたが、これはまだ母のお腹にいる、
胎児の集中すべき一点が「生まれる」だけのように、そこに全ての気合いを注ぐことで、
なんとか地蔵を脱出できるわけですが、第二段階「孤児」は、生まれた後の話なんです。


生まれた子供が最初に何をやるかというと、セカイの認識!目に入るもの全てが新しく、
やがて言葉を憶え、描写していきます。ナンパ修行者も一緒で、ナンパワールド自体を、
どんどんコトヴァにして発声していくのです。「コトヴァ」というのは「事」と「場」の意味で、
修行者が目の前の森羅万象を、言葉にしたとたん、「場」が生まれるという仕組みです。

例えば、あなたは歩きながら、「前から車が来る。この道は狭いから気をつけよう。」とか、
「もうすぐ行くと、ドンキホーテがある。中ではテーマ曲が流れてる。POPがにぎやか。」
なんて、どうでもいいことを独りごとや、心の中で言葉にしたとたん、そこで初めて、その
車やドンキホーテだとかが現象化されます。それ以前は、ぼんやり存在してただけです。

つまり、普通に歩いていたら何となく感覚でしかとらえていなかったものを、言葉にすると、
ハッキリと具現化して、相手と共有できるものとなります。逆にいうと、言葉にしないなら、
何も相手と共有できず、二人のセカイは混じりあわない。だからコトヴァは強力なんです。


例えば、目の前を、ある女性が歩いています。彼女は早く家に帰ろうと考えたり、または、
イヤホンで音楽を聴いてるかもしれない。そこで、あなたは追い抜いて、声をかけてみる。

第一声は挨拶だけでもいいし、第一段階「無垢」で鍛えた同じ台詞でもいい。その後に、
「俺、歩き疲れたから、そのベンチに座ろうと思ったんだけど、君を見たら元気になった。」
なんて続けます。すると相手は「は?」みたいな顔をする。そしたら、「いや、それだけよ。
元気にさせてくれて、ありがとう。」と立ち去りかけて安心させてから、さらに話を続ける。

まず、ここで区切ると、彼女はただ家に帰ろうとして、周囲の事など、ほとんど意識せず、
ぼんやり歩いてます。と、そこにいきなり、見知らぬ男が現れる。それまで彼女のセカイ
には周囲の人間なんて存在していないに等しかったのに、要は、いきなりの侵入者です。

突然のイレギュラーなんですが、男が「あそこにベンチがありますよね。」と指差すので、
つい目がいってしまう。と、その時、初めて彼女のセカイにベンチが現れます。それまで、
そこに存在はしていたのに、ハッキリと具現化されてなかった。潜在していただけでした。

それをコトヴァで表出させたのが、突然登場した男で、彼はさらに「歩き疲れていたので、
座ろうと思ったんだけど、」と、そのベンチへの意味を伝えた上で、「でも、あなたを見たら、
元気になった。」しかも、「男を元気にするタイプなんですね。」なんてポジも言ってくる。


この時、彼女の意識は、まず突然現れた男に対し、「えっ、誰?」と感じ、その後、ベンチ
にいったん意識がそれてから、今度は自分に意識が戻ってきます。「あー、ナンパ?」
まで思わなくても、いきなりポジされて、反射的な作り笑顔も出るかもしれない。または、
素朴なポジに、何の反応も起こらなかったり、言葉の意味もつかめなかったりもします。

ただ知ってほしいのが、あなたがコトヴァにした途端、相手のセカイは変わるという事実。

だからコトヴァには呪力があり、はるか昔から言霊と呼ばれてきたのです。しかも本来、
難しくない。その基本は「描写」なんです。目に見えるものを言葉にすること。これこそ、
ナンパトークの極意であり、台詞を覚えるだけの次にやるべき、大事な大事な訓練です。

なぜ、この「描写」が最強かというと、描写するためには、観察しなくてはいけませんよね。
つまり、ただ台詞を憶えてアウトプットするのではなく、目の前にあるものを観察すること、
インプットをしてから、それを言葉に変換してアウトプットするわけです。この時点で、もう、
INとOUTでコミュニケーションができています。コミュニケーションは相互交流ですから。


そして、この描写グセをつけると、どんどん視界が広がっていきます。人間は、見ている
ようで見ていない。試しに、自分の今着てる洋服などもコトヴァにしてみてください。私も、
さっき鏡の前で描写したら、なんと、服の前面に描かれたロゴの形に初めて気づいた・・。

同様に、声をかける女性の姿も、実は全然見えてません。どんなバッグか?どんな靴?
どんな携帯ストラップ?など、これっぽっちも意識がいかない。だから、修行中は、別に
声かけない相手でも、「シャネルのバッグを持ってて大事にしてそう。クマさんの人形が、
可愛くて、時々、話しかけたりしてるのかな?」なんて、自分の素朴な感想も述べます。

大事なのは、「靴が汚ないから、この子はプライドが低く、すぐやれる。」なんていう、もう、
くだらない雑誌の情報みたいな感想や、「性格悪そうな歩き方」なんて意地悪な描写は、
しないことです。実際に、相手の本質はそうなのかもしれませんが、そんなことを相手に
言いませんよね?「描写」というのは、純粋に、相手と共有するためだけの「素材」です。

だから、基本、楽しいセカイを描くための材料探しなので、欠点にスポットなんか当てず、
素直にコトヴァにする訓練を続ければいい。そうしないと続ければ続ける程、人の欠点
ばかりに目がいく、欲求不満男になり果てます。そんなためにナンパしてるんじゃない。





この第二段階「孤児」の描写訓練は、めちゃくちゃ大事なんで、ほんと、いい台詞ない?
なんていう前に、多くの人が描写さえ出来ない自分に気づいてないから、心してください。

どうしても言葉につまる!という人は、普段、言語化の基礎訓練を積んでないだけです。
その結果、観察力もなく、自分のことしか考えられず、閉じちゃってる。でも大丈夫です!

外部に見えるものを、まずパッと一番最初に目に入ったものから描写し、そこに自分の
感想をのせていく、独りごと訓練をしていけば、いくらでもトーク力というのは伸ばせます。

描写が出来れば、会話が続かないなんて悩みはなくなります。相手がずっと無視しても、
そういう時は、歩きながらのトークですから景色が変わりますよね。その景色を描写し、
自分の感想を描写すればいいだけです。「お月さまキレイですよー。」てなもんですよ。

そして、お月さまといえば、ウサギがモチついてるというけど、今日の月、そう見えるか?
という話から、モチの話になったり、満月の日は興奮するって知ってる?という話だとか、
「連想」が働き始めます。この連想というのが想像力です。つまり「描写」の次が「連想」。

続いて、声かけの第三段階は「連想」の訓練です。ここで初めて、定型台詞を捨てます。


第一段階は「同じ台詞」で慣らしました。第二段階は「描写」することで、セカイを再構築
する訓練を積みました。しかし、この描写をずっとやってると、次第に、得意なワード群や、
決まったパターンが出来あがってきます。いわゆる、「半分」固定したネタ台詞というやつ。

たとえば、先程のベンチの例の続きでいうと、「君を見てたら元気になった。」と感謝して、
その後、「あれ?君を見れば見るほど、ムラムラする。これって恋かな?」なんて聞いて、
相手の反応を確かめたりします。この台詞は、違うところでウケたから、しょっちゅう使う。

でも結局、ウケたのはたまたまで、その後、全然ウケなかったりもします。だって、別に、
たいした台詞じゃないし、何よりも、内容に間係なく、とっさに出た台詞が一番ウケます。
それは、あらかじめ用意していたのが、いいタイミングで飛び出すケースもあれば、もう、
全然予想もしなかったコトヴァが、勝手に口から出る時もある。これらがアドリブですね。

このアドリブというものを、心底楽しむのが第三段階であり、そのために必要になるのが、
「連想」です。これは、あらかじめ用意するよりも、その場で、簡単に想像してやっていく。


またベンチの例でいくと、声をかけた後、相手の女性を観察すると上品な感じの人です。

だから、そのまま「上品な方ですねー。笑う時は、『オ』行で笑うでしょ?オホホ・・って。」
という風に続けますが、これは、あらかじめ持っていた描写の台詞です。これまで上品な
タイプを描写していたら、いろいろ描写のストックがたまってくるので、それを使っただけ。

ところが、その後、「やはり上品な人だから、ベンチに座る時もハンカチーフ敷いてから、
座るんでしょう?ハンカチのこと、ハンカチーフって呼ぶんでしょう?パンストのことも、
略さずに、おパンティーのストッキングちゃんて呼んでるんでしょう!」と、暴走します。

上品な人がベンチに座ることを想像したら、ハンカチ敷くイメージが湧き、ハンカチーフ
という正式名称がとっさに出たことから、パンストの正式名称へと連想がいったのです。
しかも、思いついたことから急にテンション高くなり、それに変態のマネを重ねてみます。

その後、我にかえって、「あ、すいません、俺って下品ですね。オホホ・・、」と、上品笑い
をしている自分に気づき、アドリブが楽しい〜!という気分になって、相手にも伝染する。

先程の上品笑い、というキーワードを無意識にまた使ったことで、会話が生きたんです。





このように、想像と連想でコトヴァは勝手に展開したりします。上記の例では、ほとんど、
自分一人が話してるトークですが、普通は、相手からの反応がきて、そこから会話は、
思わぬ方向へと進む。「私、上品に見られたくない!」なんて言ってきたり、あらかじめ、
自分で想定していた反応からズレていきますが、そのズレこそを面白がり、展開します。

あらかじめ想定していたパターンに戻そうとしても不自然になるなので、捨てましょう。

つまり、第三段階「戦士」では、未知こそを尊び、コトヴァが引き出されるのを面白がり、
受動的なんです。自分の力以外のものが働くというか、それを働かせるために、むしろ
慣れた台詞なんぞ捨てていきます。その場限りの「いま」の会話を、思う存分、楽しむ!

大抵は、その場限りの、その時だけ通用した会話になりますが、使える鉄板の台詞も、
この未知に飛び込む中で誕生してきます。それはそれでストックしておき、第一、第二、
で使えばいいんです。それらを足場にして、アドリブという第三の力を磨いていきます。

慣れてくると、もはや定型の台詞はいらなくなります。最初っから最後までアドリブで、
状況に合わせてトークできるようになる。むしろ、あらかじめ決めた台詞が邪魔になり、
会話の流れを鈍くするものにも思えてくる。しかし、それは「描写」が出来る人に限る!

あなたは、いくらでも相手と自分と状況を「描写」し、二人のセカイを設定できますか?


まだ声かけ自体に慣れてなく、経験によるコトヴァのストックも全然ない初心者の人が、
いきなりアドリブに挑戦しても、泣きたくなるだけですよ。それに何度もいうように、他人
のトークを、そのままマネしようとしても、盛り上がるトークほど、再現性にとぼしいです。

相手とのシンクロ率が上がるほど、台詞は間係なくなります。よく連れ出しや連絡先は
聞けるのに再会できない人は、台詞に頼っていて、そこから抜けていない場合がある。

フローチャートを作って、その通りにやると、連れ出しはできます。しかし喫茶店に入り、
いきなり会話が、ぎこちなくなってたら、気持ちよくない。やはり第二段階の描写訓練を、
観察力を育てながらコツコツとやるべきだし、第三段階のアドリブも挑戦すべきですね。

そうじゃないと、いつまでたっても、相手とのシンクロ率が上がらず、気を使うだけです。


しかし実は、多くの人は、表現を恐れていて、連想したことを、そのまま述べもしないし、
そもそも連想を自ら止めるし、こんなこと言ったら馬鹿にされると、想像力も封印して、
とにかく無難に無難に、その場をごまかそうとするんです。表現の恐怖症ともいえます。

そんな人といても、ちっとも面白くないし、楽しくない。それで後から、メールテクニックが、
どうだこうだと工夫しようが、無意味です。そして、一番悩んで苦しんでいるのが、なぜか、
全然ダメな人よりも、連絡先は聞けるけど再会できないという、中途半端な人達でした。

なんといっても、自分のどこが悪いのか?問題点もわからず、迷いに迷いがちなので・・。





そんなわけで今回、コトヴァ使いとして、一つの指針になるかと思い、ご紹介しました。

二人のセカイを創るのは、まず自分です。そして相手のことも受け入れないと、セカイは
発展していかない。だからこそ、緊張の後はリラックスして隙だらけになり、描写をする。

相手とのコトヴァのキャッチボールをするには、こちらに余裕がないと出来ませんから、
ぜひともナンヴァ使いとコトヴァ使いの、それぞれ三段階も連動させて修行してください。


前回のナンヴァ使い編ともども、今回のコトヴァ使い編も、以前から書こうと思ってて、
当たり前すぎて面倒になっておりました。当たり前なんだけど、見落としがちなことで、
ようやく、ここに書けたことを嬉しく思います。これが初期段階における最終結論です。

今年は『超覚醒チャレンジ!』も発表しましたし、もう声かけの初期段階や、そういった、
初心者の方向けの内容は終わらせようとしていました。今度こそ、これで終了ですね。

もう来年で10年目ですし、やりきった感があります。悔いはありません。よいお年を!

posted by fmtbank at 10:38| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2012年12月26日

発売延期のお詫び(ええじゃないか!)

大変申し訳ありませんが、クリスマスに発売予定だった、
ナンパ脱出プログラム(第三章:究) 」は来年になります。

もともと来年スタートだったのですが、発売延期となりまして、
楽しみにされていた方、すみませんでした。なお、できるだけ、
目立たないように販売したいので、SHOPからは消しました。

内容が内容なので、大っぴらに売ることを、あきらめたのです。

まるで地下組織のように、こっそりと水面下で販売いたします。


また発売する時は、すでに「ナンパ脱出プログラム(序と破)」を、
お持ちの方に対し、予告音声をお送りしますので、それまでの間、
忘れてお過ごしください。これはある意味、選抜者への赤紙です。

最後の革命、「平成ええじゃないか運動」への参加を呼びかける、
私からの10年目の挑発で、最終イベントのお誘い、恩返しです。

こんなに長年、続けられたのは、皆様のおかげです。よいお年を!

posted by fmtbank at 13:53| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする