2013年02月22日

ナンパなんてやめときなさい

ナンパを始めようとしている人に対しては、「やめときな、大変だから。」

これが正解だろう。以前は「ナンパしようぜ!」と熱心に勧誘していたが、
いつからか、選ばれた者しか出来ないとわかり、あまり勧めなくなった。

絶対にやっちゃいけないのは、ナンパしたくない人に対し強制することで、
むしろ、ナンパに興味がある人に対してさえも、強制的に止めた方がいい。

「あなたには無理だよ、あきらめな。出会い系で頑張れ!」そう言うべきだ。

なぜならナンパをやる者は、どんなに止めようが、自分で勝手にやるから。

そして、この自らの意志で、どうしてもやりたい者だけしか、うまくいかない・・。





日本古来から伝わるナンパ(何無派)は、落語や宗教界とも、共通している。

伝統芸能の落語は、弟子入りという形でしかプロにはなれず、スカウトもない。

落語界に入りたい者は、自分の選んだ師匠に「弟子入り」を頼む。しかし必ず、
「やめときな。」と拒否され、何回か拒否された後、初めて弟子入りを許される。

また禅の寺に入る時、つまり出家する時も、最初は断られ、それでも軒先にて、
ずっと正座して、入寺を許されるのを待つ。これが第一次のテストになっている。

ナンパワールドも同じ。弟子入りとかいって、特定の誰かにつくわけではないが、
ナンパのセカイに入るために、最初は何度も拒否される。それで、くじけた者は、
そこで終わり。ナンパに向かない、という結果を受け入れ、ただちに去るべしだ。


なおテストは、毎回さっさと10人に声かけれるようになること。そして、最終的に、
10人の女性から連絡先を聞き出すこと。これが入門できるかのテストで、ただ、
連絡先を聞くことは目的にしなくていい。10人に声をかけることだけを目標とする。

そうやって、やるべきことをしていれば、自然に10人の連絡先は貯まる。なので、
10人以上の声かけを安定化させるように励みながら、まるでクーポンを貯める
かのように、「半分いったぞ!」「あと3人だ!」などワクワクしながら、待てばいい。

女性達に期待なんてしない。自分のやるべき、10人の声かけだけに専念すること。


ちなみに、この10人というのは、最初は道聞きでもいい。とにかく、何か質問し、
答えてもらう、『Q』の訓練。続いて、相手を褒めたり、好意を伝えるポジ、『P』の
訓練。最後はどこかに誘ったり、連絡先を聞くオシ、『O』の訓練と三段階で進む。

たんなる道聞きだけでは、連絡先は聞き出せない。やはり、ポジとオシができて、
初めて結果が出る。ただし、この「見習い」の段階で、ネガは絶対に禁止である。

失礼な事を言ったり、相手をからかったりするネガは、次の「前座修行」までは、
やってはいけない。10人から連絡先を聞くまでは、それこそ、10年早いだろう。

とにかく、10人声かけれない者はお話にならず、さっさと立ち去りたまえ。以上。

posted by fmtbank at 12:03| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年02月20日

女を落とす「落語」のセカイ

めくるめく落語のセカイへようこそ!この何無派道場は、落語の道場である。

ここでいう「落語」とは、伝統芸能ではなく、女を落とすこと、つまり世間でいう、
「ナンパ」の事を意味する。言葉の力でもって、理性から本能へと落とす芸だ。

正味な話、こちらの「落語」は閉鎖的な芸能の落語と比べて、入門する者が、
後をたたない。それだけ魅力のあるセカイだが、厳しい面もあり、挫折も多い。

今回は、この「落語」のセカイに入門してからの、大まかな流れを紹介しよう。

以下、女を落とす落語、いわゆる何無派落語の、四つの段階を手短に示す。





落語界における、四つの階層


●「見習い」

まずは、毎回10人に声かけられるように馴らしていく、見習い期間。

最初は、ごく数人でも構わないので、何とかして10人を目指すこと。

そうして習慣化させながら、女性10人から連絡先を聞けたらクリア。

できなかった者は、落語(ナンパ)は向いていない。とっとと去るべし。


●「前座」

10人から連絡先を聞けて初めて、本格的に落語のセカイに入門する。

前座修行は、『』座というだけあって、とにかく、前へ前へと突き進む。

ハッキリいって、いかに尻ごみしないか、だけで、やるべき事は単純だ。
無数の失敗を繰り返しながら続けていくと、意外な時に、成功してしまう。

その感動と共に、さらに加速すれば、成功自体が確信に変わるだろう。

最終的に、女性10人と統合したら(GETできたら)、前座修行は終了。


●「二つ目」

10人GETした後は、完全に自由になる。すべて自分で考え、修行する。

これまでの前座修行で、自分の適性もわかり、方向性も見えているはず。

本能センター優位の者は、とりあえず、まず100人GETを目指すもよし、
感情センター優位の者は、最高のイイ女を求めて、婚活を目的にしたり、
思考センター優位の者は、新しい手法を創り、ナンパに革命を起こしたり・・。

何をしようが、何を考えようが、構わない。全員、その開花の仕方は違う。

とにかく、自分のセカイを創る。その気が遠くなる程の試行錯誤の過程で、
いったん修行者は死に、生まれ変わる。この死と再生だけが条件となる。

この人生最大の闇を経験する「二つ目」の卒業は、自分でハッキリわかる。

テクニックや結果がどうとかいう問題ではない。自然と、悟りが起こるのだ。


●「真打ち」

前段階の「二つ目」で、死と再生を経験し、復活した者のみが「真打ち」となる。

いわば「前座」の段階が「一つ目」で、「二つ目」の次の、「三つ目」ともいえよう。

まさに、本能センター、感情センター、思考センターの、三つ全てを開いた者・・。

これぞ「真のナンヴァ」で、寄席でいえば、トリ(最後)をとれる、落語家である。


なお「見習い」から「前座修行」の終了までを扱ったのが、『覚醒プログラム』。

続く、「二つ目」から「真打ち」になるまでの過程が、『脱出プログラム』である。

最後の「真打ち」までいける者は少ないが、今年は異常事態が起こるだろう。

予告しよう。今年は日本全土に、ある革命が勃発する。新たなナンパ革命だ。

posted by fmtbank at 13:07| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年02月18日

今年からは、落語の世界を投入します

これまで、このブログは「何無派(ナンパ)道場」と称し、ナンパに励む者を、
できるだけ日本風の価値観とスタイルでもって、長い間、応援してきました。

たかがナンパなのに、神話やエヴァ、古武道に、禅宗や修験道などといった、
どちらかというとストイックな精神修養の要素を取り入れ、表現したものです。
しかし、特に去年は、ナンパの厳しさを強調しすぎて、偏り過ぎてしまいました。

そこで今年は、この「何無派(ナンパ)」に、伝統的な落語の世界も投入して、
表現することにしました。この落語とは、あの「芸能の落語」のことであります。

ただし、以前より、この道場では、「落語」は女を落とすための語学、正確には、
意識レベルを、理性から感情、本能へと落とすための語学と、再定義しており、
ナンパトークを自在に操る者を「落語者」及び「コトヴァ使い」と呼んできました。

他に、自由に自分の肉体を操り、声をかけれる者を、「ナンヴァ使い」と呼んで、
さらに無意識の達人を「スタンド使い」と呼び、トーク自由自在の「コトヴァ使い」
と合わせて、3種の使い手となるように、何無派師は、修行を続ける仕組みです。


そして今年は、特に、トーク主体の「コトヴァ使い」を扱うので、もういっそのこと、
女を口説く意味の「落語」を表現するために、本来の芸能である落語の世界を
用いて表現しようと決めました。日本ならではの伝統芸能なので、ピッタリです。

確かに、落語は部外者から見れば、閉鎖的で古臭くて、全く魅力がないでしょう。
しかし日本風のナンパを確立するためにも、このきわめて日本的な芸の世界を
無視するわけにはいきません。使えるところを勝手に、使わせていただきます。

落語の世界は、ナンパのセカイをあらためて描くのに、非常に適しているのです。
特に一番気に入ってるのは、落語に出てくる人物が、だらしなかったり、馬鹿で、
どうしようもない人ばかりで、人間の弱さや、ずるさなどをも肯定している点です。

「人間の業を肯定する」という落語は、えてして自分はもっと頑張ろうとか、こんな
ダメ男は価値がない、なんて思いがちのナンパ修行において、必ず役に立ちます。

ダメでええじゃないか、無一文でええじゃないか、ブサイクでええじゃないか、意志
が弱くてええじゃないか、声かけれなくてええじゃないか、逃げてええじゃないか、
人間だもの、人間なんてそんなもん。それでも騒いで、休んで、泣いて、笑おう!

そんな天真爛漫で鷹揚なスタンスこそが、今の閉塞しきった時代には必要です。


他人の挙げ足をとったり、強引にアドバイスしてきたりと、息苦しい世の中ですし、
今必要なのは「寛容さ」ですよ。その「寛容さ」は、「ダメの肯定」から育まれます。

誰もかれもが、他人の事に、いちいちうるせえんだよ、という話です。知らんがな。

そんなの放っておいて、自分の欲望だけ追う。気持ちいい事だけ、やっちゃうぞい。

その過程で、みんなバカなんだな、というのも見えてきて、だからいいんだ!となる。

ナンパ自体が、「寛容さ」を育てるための修行ですから、どんどんラクになって、
バカになっていくものです。まさしく、ええじゃないか運動と呼べるものなのです。

そんなわけで、以後、この何無派道場は、落語の道場となります。いざ開演!


(お囃子と共に、緞帳が開く)

posted by fmtbank at 08:17| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

『桐島、ナンパやめるってよ』に感動!

やっとDVDになりました。『桐島、ナンパやめるってよ』、この映画は素晴らしい。

ナンパグループのスーパースターである、桐島がナンパを辞めると言いだして、
連絡もつかなくなる。そこから混乱が生まれていく、若きスト師達の群像劇です。

リアルで瑞々しい描写と、抜群の編集センス。詳しい内容は忘れてしまったけど、
もしかしたら桐島が辞めたのは、ナンパじゃなくて、部活だったような気もします。


まぁ、そんなのどっちでもいいんです。とにかく自分も、あれ位、ハイレベルなもの、
作らないとイヤだ!面白くなくちゃダメ!共感できないとダメ!と、心したものです。

そんな感じで、「桐島」を意識して制作していた「ナンパ脱出プログラム」の最終作、
『第三章<究>』と『第四章<極>』の発表の前に、このブログについて、お知らせ
があります。全ての時間を注いでいたために、ほったらかしでしたが、ようやく再開。

なお、私自身がすっかり「精神世界」に飽きたので、路線も変更することにしました。

posted by fmtbank at 09:45| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月18日

『今日のナンパ占い』みたいなページ

現在、大幅に完成が遅れている、音声メルマガ制作のため、
なかなかブログの更新ができず、申し訳なく思っております。

そこで、それでも、どうにかして力づけることは出来ないかと、
新しく、『今日のナンパ啓示』というページを作ってみました。

方法は簡単で、マウスをクルクル回転させてから、無意識に、
お好きな場所をクリックしてください。そうして出てきた記事が、
その日の、あなたに対する、最も適したメッセージとなります。


絶対に、1日1回限定です。たとえ、しょうもないメッセージに
なってしまってもダメです。その日はあきらめて、また明日に
チャレンジしてみてください。なぜか適切な記事が出てきます。

これは直感でクリックすることにより、実は、あなたの無意識が、
適切なメッセージを選んでいるのです。無意識は全て知ってる。

だから、心の中で、何か問いかけながらクリックしたり、瞑想して
目を閉じてクリックしてもいいし、とにかく無意識でお選びください。

それでは、どうぞ!⇒ 『今日のナンパ啓示

posted by fmtbank at 10:42| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年01月17日

今日のナンパ啓示 (好きな場所をクリック!一日一回限定)

001,002,003,004,005,006,007,008,009,010,011,012,013,014,015,016,017,018,019,020,021,022,023,024
025,026,027,028,029,030,031,032,033,034,035,036,037,038,039,040,041,042,043,044,045,046,047,048
049,050,051,052,053,054,055,056,057,058,059,060,061,062,063,064,065,066,067,068,069,070,071,072
073,074,075,076,077,078,079,080,081,082,083,084,085,086,087,088,089,090,091,092,093,094,095,096
097,098,099,100,101,102,103,104,105,106,107,108,109,110,111,112,113,114,115,116,117,118,119,120
121,122,123,124,125,126,127,128,129,130,131,132,133,134,135,136,137,138,139,140,141,142,143,144
145,146,147,148,149,150,151,152,153,154,155,156,157,158,159,160,161,162,163,164,165,166,167,168
169,170,171,172,173,174,175,176,177,178,179,180,181,182,183,184,185,186,187,188,189,190,191,192
193,194,195,196,197,198,199,200,201,202,203,204,205,206,207,208,209,210,211,212,213,214,215,216
217,218,219,220,221,222,223,224,225,226,227,228,229,230,231,232,233,234,235,236,237,238,239,240
241,242,243,244,245,246,247,248,249,250,251,252,253,254,255,256,257,258,259,260,261,262,263,264
265,266,267,268,269,270,271,272,273,274,275,276,277,278,279,280,281,282,283,284,285,286,287,288
289,290,291,292,293,294,295,296,297,298,299,300,301,302,303,304,305,306,307,308,309,310,311,312
313,314,315,316,317,318,319,320,321,322,323,324,325,326,327,328,329,330,331,332,333,334,335,336
337,338,339,340,341,342,343,344,345,346,347,348,349,350,351,352,353,354,355,356,357,358,359,360
361,362,363,364,365,366,367,368,369,370,371,372,373,374,375,376,377,378,379,380,381,382,383,384
385,386,387,388,389,390,391,392,393,394,395,396,397,398,399,400,401,402,403,404,405,406,407,408
409,410,411,412,413,414,415,416,417,418,419,420,421,422,423,424,425,426,427,428,429,430,431,432
433,434,435,436,437,438,439,440,441,442,443,444,445,446,447,448,449,450,451,452,453,454,455,456
457,458,459,460,461,462,463,464,465,466,467,468,469,470,471,472,473,474,475,476,477,478,479,480
481,482,483,484,485,486,487,488,489,490,491,492,493,494,495,496,497,498,499,500,501,502,503,504
505,506,507,508,509,510,511,512,513,514,515,516,517,518,519,520,521,522,523,524,525,526,527,528
529,530,531,532,533,534,535,536,537,538,539,540,541,542,543,544,545,546,547,548,549,550,551,552
553,554,555,556,557,558,559,560,561,562,563,564,565,566,567,568,569,570,571,572,573,574,575,576
577,578,579,580,581,582,583,584,585,586,587,588,589,590,591,592,593,594,595,596,597,598,599,600
601,602,603,604,605,606,607,608,609,610,611,612,613,614,615,616,617,618,619,620,621,622,623,624
625,626,627,628,629,630,631,632,633,634,635,636,637,638,639,640,641,642,643,644,645,646,647,648
649,650,651,652,653,654,655,656,657,658,659,660,661,662,663,664,665,666,667,668,669,670,671,672
673,674,675,676,677,678,679,680,681,682,683,684,685,686,687,688,689,690,691,692,693,694,695,696
697,698,699,700,701,702,703,704,705,706,707,708,709,710,711,712,713,714,715,716,717,718,719,720
721,722,723,724,725,726,727,728,729,730,731,732,733,734,735,736,737,738,739,740,741,742,743,744
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2013年01月14日

どんな女だろうが落としてやる!(五行の法則)

とてつもなく地味だというのに、大事なことを書きます。このナンパ三原則に次いで、
重要になってくる、『五行の法則』についてです。これは男女間の、相性の法則です。

きわめてシンプルな法則ですが、これを頭に入れておくと、迷いが少なくなるでしょう。
とはいえ、結局のところ、ナンパは相性の良い、悪いがあるから、いちいち失敗しても、
気にしなくていい。相性のいい人とだけ、うまくいけばいい、という当たり前のことです。

例えば、俺はどんな女でも落としてやるぜ!というナンパ師は、これまでいなかった。

そして、これからもいません。たとえ日本一人気のあるイケメンタレントでも、全員は、
口説けないし、日本一のお金持ちが湯水のようにお金を使って口説いても、全員は、
というか、どんなに頑張っても、最大で2割しか、口説き落とすことはできないでしょう。

(この2割というのも、凄まじい夢の成功率で、あくまで理想値でしかありませんが・・。)


なぜならナンパワールドは、そんな単純で、つまらない成り立ちをしていないのです。

ある人にとって好まれる点が、他のある人にとっては嫌いだったり、てんでバラバラ、
複雑にからみあって、豊かなバリエーションになるように設計されてます。男女間の
好きだ嫌いだは、一見、モテる男の典型が幅をきかしてるように見えるが、大間違い。

単純化すると、すべては5つの要素に還元されます。それが、大昔から今でもなお、
通用している、「火、水、木、金、土」による、五行というやつで、これで相性が決まる。

ただし、わざわざ占いで相性を調べろ、というのではなく、ただ女性には5タイプいて、
お互いの相性により、良いも悪いも、影響しあっているってことだけが分かればいい。

その5タイプを、なんとなく知っているだけで、ずいぶんと見えてくるものが違います。





やはり、ナンパで声かける相手、全員とうまく必要はありません。まず、単純計算で、
あなたと気が合う相手は、最大で5分の1です。なぜか話しやすい人。その反対に、
絶対に気が合わない相手も、5分の1います。話しているうちに、疲れてしまう相手。

この極端な両者を、ポジティブな「陽陽タイプ」と、ネガティブな「陰陰タイプ」と呼び、
あくまでも、あなたにとっての相性です。あなたの大好きな「陽陽タイプ」が、他の男
にとっては、迷惑きわまりない「陰陰タイプ」だったりして、人によって変わってきます。


そして、上記の2タイプは分かりやすいと思いますが、他に、「陽陰タイプ」といって、
最初は、いい感じなのに、ずっと話してたり、再会していくうちに、嫌になってしまう、
入口だけプラスの相手がいます。こちらが傷ついたり、凹まされる場合も多いです。

この「陽陰タイプ」は、気が合いそうで、本当は気が合わないタイプで、じきにわかる。

実は、気が合う、合わないというのは感覚的なので、女性側の方が敏感で、その時、
連絡先を教えても、なんとなく会いたくない、という理由で切ってしまう傾向があるが、
男は鈍感ゆえに、キレイだからやりたい!と、それだけに囚われ、落ち込むのです。

また逆に、女性側が鈍感な場合、それでもグイグイこちらに迫ってきたり、男側でも、
まぁ、やれるからいいやと会い続けると、なぜか疲弊していく場合もあり、どっちみち、
成功しようがフラれようが、プラスにはならない相手が、この「陽陰タイプ」となります。


そこで注意したいのが、まずナンパ初心者は、もうポジティブな「陽陽タイプ」だけの、
一点狙いで修行し、受け入れられる喜び、感動を得ること。そして連れ出しや再会が
出来るようになったら、入口だけプラスの「陽陰タイプ」には関わりすぎないことです。

何が一番こたえるかって、声かけの時の失敗ではなく、連れ出しや再会で、まったく
ダメな展開となり、後から拒否されることで、期待があるからこそ凹みます。実際に、
地蔵や声かけで悩む人より、ある程度、出来る人の方が、ナンパに絶望感を覚える。

この時、ナンパワールドにおける、「陽陰タイプ」の罠にはまっているんです。こいつは、
マトリックスのやり口でもあります。「絶望を与えるには、少しの希望を与えればいい。」


特に経験が少なかったり、自己嫌悪の強い人は、大変苦しみます。普通のナンパ師
には理解できないかもしれませんが、絶対GETできるという、「陽陽タイプ」に対して、
彼らは、うまくいきそうになると無意識に逃げ、入口だけプラスで結果、うまくいかない、
「陽陰タイプ」に対して、果敢に攻めたりする。当然、失敗して、落ち込みまくるんです。

まさに行動する時の意志が逆さまになっていて、彼らは囚われの身になっております。

初期のナンパ修行において最も怖いのは失敗ではなく、大成功することで、この壁を
乗り越えるには、「陽陽タイプ」には飛び込んで、「陽陰タイプ」を深追いしないことです。





またナンパ修行者には「自信」が必要だというのもワナです。自信は求めようとすると、
逆に失います。「自信」という概念は、マトリックスによる搾取の、格好の手段なのです。

そんな戯言よりも、さっさと結果を出すことです。結果が出れば、アッという間に自信は
ついてます。勝手につくものなのです。追い求めたらいけません。「自信」は、逃げです。
そのトリックに気づいた者は、自信なんていう、あやふやなものに頼ることはありません。

さらに、ここで重要なのが、最初の結果が出たその直後に、気をゆるめず、間髪入れず、
調子に乗って二回目の結果を出すことで、ここに修行人生において、最大の命をかけて、
結果を出してください。固定化するのか、そのまま挫折するかの、運命の分かれ道です。

不思議なことに、1回成功した途端、余裕ができて、そのまま気がついたら地蔵に戻って、
最初よりヒドイ状態に陥る人が多く、これもまた大変化への恐怖であり、リバウンドです。
この地獄のリバウンドを起こさないためにも、初回より2回目の成功に全力を注ぎます。


そうして、なんとか複数回、結果を出し、気持ちも安定してきたら、今度は声をかけても、
マイナスの反応で絶対無理だろ、という相手にも、アプローチしてみてください。なぜか、
途中でプラスの反応となって逆転する場合もあります。これを「陰陽タイプ」といいます。

最初はマイナスの印象だったのに、後からプラスへと転じる「陰陽タイプ」との出会いは、
ナンパ修行の中期における、興味深い体験となります。これは声かけの段階だけでなく、
会話が深まり、シンクロ率が高まっても、嫌な女だなー、と思ってたのが変わる時もある。

人は第一印象が大事というが、それもまた盲点になりやすいのです。なんだか惹かれず、
冷たい反応で完全にあきらめていた相手と、ケンカした後、つまり、第六段階『破壊者』を
経たとたん、これまで出会ったことがない程、性格がいい子だったことが判明したりする。

彼女達は恋愛に奥手になっていたり、自分に価値があると思っていたり、いろいろだが、
「陰陽タイプ」が、いったん素直になると、深い信頼に基づき、シンクロ率はグッと深まり、
この繋がりの嬉しさは、最初からプラスの「陽陽タイプ」とは、また違った感動をもたらす。

そして、どんな相手だろうが、最初から成否を決めてはいけないと、心の底から感得する。





こうして出会いは、「陰」と「陽」の無数の組み合わせによって、豊かに発展していきます。

単純化するならば、「陽陽タイプ」「陽陰タイプ」「陰陽タイプ」「陰陰タイプ」の四タイプと、
「中庸タイプ」といって、どのタイプでもなく、何の作用ももたらさない、要は、興味もない、
どうでもいいタイプとの5タイプがいて、基本的には、5人に1人がどれかに相当します。

経験を積めば、見た目でわかると思いきや、やはり声をかけてみないことには、どうにも
わかりません。私も一時はわかったと思い込んでましたが、後年、「陰陽タイプ」が増え、
第一印象だけでわからない、という結論に到りました。というか、わかったら面白くない・・。

なお、この五タイプの区別というのは、少なくとも相手が第三段階に入らないとわからず、
ただ相手が急いでいたり、社交辞令だったり、たいして心を開いてない、第一、第二段階
においては間係ありません。ただ憶えてほしいのは、5人に1人は、潜在的に、あなたと
気の合う相手がいる!ということ。だから、いちいち反応に左右される必要はありません。


この「五行の法則」はシンプルですが、はるか紀元前から残ってきた、相性の法則です。

これを知っておけば、無理して全員をGETする必要はないとわかり、気がラクになって、
いかに男女の組み合わせが、豊かに、間接的に、作用しあっているのか感動までします。

なぜなら、結局、マイナスの作用をもたらす「陽陰タイプ」でさえも、あなたの無駄な自我
を壊して、自立を促す働きをしたり、ドラマを彩る大事な役柄を担い、「中庸タイプ」も含め、
全てが多様性を成立させるために存在していることを知るからです。あなたに無益である
「中庸タイプ」も、他の男にとって「陽陽タイプ」だったり、それぞれによって変幻自在です。

ナンパワールドは、まるで光のプリズムのように、見る角度によって、変化していきます。

そして、それぞれの修行者の放つ光も、彩り豊かに富んでます。セカイは美しいのです。

posted by fmtbank at 11:57| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする