2013年09月30日

秋祭りの開始です!(究から極へ)

お久しぶりです!表の世界に戻ってきました、ナンパ道場の家元です。

ちなみに、裏の世界は、音声メルマガで、クローズドな少数の方にだけ、
お送りしているものです。この夏は、『第三章<究>』をお送りしました。

この制作が、本当に大変で、1000ある候補音声から1だけ選ぶような、
すさまじく時間のかかる作業でした。もしや、完成しないんじゃないか?
という不安も大きい中で、全力を尽くし、今までで一番神経も使いました。

その甲斐あって、どうにか成功したようです。多くの方からのご報告や、
ご感想をいただき、これでよかった!やりきった!と、悔いはありません。





なお、内容は、映画『運命じゃない人』に影響を受けています。この映画、
まずは電話番号をもらうまでの恋の話があって、それから、その裏話を、
こんなことがあったんだと時間を戻して描き、最後は、さらに、その裏話を、
ガツン!とかまして、伏線を回収するという、三層構造の面白い映画です。

私も『脱出プログラム』で同様のトリックをしかけようと、『第二章<破>』
で描いた、ナンパ師を引退する話に対して、今回の『第三章<究>』では、
意外な、その裏話を描き、最後の『第四章<極>』にて、さらに引っくり返し、
逆をつく、二転三転するストーリーで、面白がらせようとしていたのでした。

これは、『桐島、部活やめるってよ』のように、他の人達の視点で、同じ日を
描くことを、自分の表の部分と、裏の部分で、それぞれを描きながら、リンク
させていくという、離れ業に挑戦したものです。またドキュメントだというのに、
どこかパラレルワールドを思わせ、『四畳半神話大系』も取り入れています。


そういう意味で、私自身も、心底、面白がって作っていたのですが、これが・・、
普通に一人ずつ、女性を口説くトークを並べるだけだったら、簡単なところを、
時系列をズラしたり、ヒントを隠したり、パズルを作るようにして、編集したので、
気が狂いそうになりました。なんとか完成したのは、皆様のおかげであります。

お金をもらうと、逃げれないんですよ。販売するということは、最後まで責任を
はたす、という約束ですから。もし無料だったら、とっくにギブアップしてました。

そんな感じで、皆様の協力があって完成した、『第三章<究>』ですが、別名、
「自虐的代理戦争」として、この秋こそが本番となります。がんばってください。


これは完全に、裏のセカイでの対決なので、もう二度と、ブログ上には出てこず、
ノーコメント状態となりますが、水面下では続いていくので、よろしくお願いします。

内容に関するご質問も、今月で打ち切りますが、これは解説に反映させたくて、
急いだだけですから、今後も、ご報告、ご感想をいただけた方には、特別解説を
お送りします。今後の謎解きの参考にしてください。ナンパは何でもアリですぞ!

それでは、10月より、ブログを通常更新に戻します。(これにて、『究』は完了。)

posted by fmtbank at 12:17| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

その気にさせるだけの女たち!

やけに色っぽい格好をして街を歩いては、男から声かけられて喜ぶ。

しかし、絶対についていかず、ただ声かけられた数を誇るだけの女・・。

そんな女みたいにならないようにと、『脱出プログラム:第三章(究)
に関するページを、この夏の間は消していました。だって、それを読み、
欲しくなっても、販売終了していたのですから、そそるだけ意地悪です。

そして、本日、消していたページを復活させました。つまり、あらためて、
『脱出プログラム:第三章(究)』の販売を、日刊で緊急再開したのです。

その理由は、後で述べますが、とりあえず、まずは簡潔に、ご伝達まで!

posted by fmtbank at 05:55| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年08月31日

現時点でのエージェント全国分布図

夏に入ってから、『ナンパ脱出プログラム(究と極)』の挑発ばかりして、
ライト感覚で、このブログを読まれていた方は、申し訳ありませんでした。

どうしても、私とセンスが共通する、コアな人達を選び出して、日本を舞台に、
最後、思いっきり遊びたかったんです。十年前の始まりは、私が読者に対し、
教材を買うか、買わないか対決」という企画で、ストレートに挑発しましたが、
その十年後の、最後の企画は、「ナンパのパズルを解け!」という対決です。

もはや販売がどうとかではなく、内容自体が究極の問いかけとなる、まさしく、
十年の月日を重ねた成長の証として、繊細で凝った趣向の企画となりました。


これにて、入口と出口がそろって、私も十年前の企画を超えることができたと、
心より満足しています。それもこれも、ご購読された皆様のおかげであります。

こんな変なナンパ教材に挑戦していただき、本当に、ありがとうございました!

この気持ちを、家元風に、愛情をこめて、一言いわせていただくと、


「貴君は、底抜けのヴァカだな・・・。」


それにつきますです、はい。





ちなみに、夏季の『ナンパ脱出プログラム(究と極)』に参加された、
エージョエントの皆さま方の全国分布図は、以下の通りになります。


・北海道地方 2%

・東北地方 6%

・関東地方 66%

・中部地方 9%

・近畿地方 13%

・中国地方 2%

・四国地方 2%

・九州地方 なし


あたかも、日本で最もナンパな街がある、関東から派生して、中部から、
近畿へと、そして、かろうじて中国、四国へと伝播していき、その逆では、
東北から北海道への伝播も見られる、平成版「ええじゃないか」ですね。

思ったより関東が多くて、近畿地方が少なく、九州に到ってはゼロとなり、
ずいぶん偏ってしまいましたが、これでいいでしょう。本当は、空いてる
地方の人が参加すれば1人勝ち状態なんですが、別にこだわりません。

すでに、この企画は私の手を離れてるんです。コントロールしようがない。


実際、内容も当初の計画とズレていって、本格始動は9月となってしまい、
夏祭りならぬ、秋祭りとなりました。この調子だと、神無月こそが本番です。

ちょうど神無月は、日本の神が出雲に集まって、縁結びをするという伝説
もありますし、今年は伊勢神宮の大遷宮祭とも重なり、これでいいでしょう。

それでは、この秋、ナンパ史上、究極のパズルの解答を、お待ちしてます!

posted by fmtbank at 18:11| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

ようこそ、クズの皆様!(奴隷が皇帝を倒すとき)


「クズの皆さま、こんにちわ。」


いきなり、この挨拶をかましたのは、福本伸行先生の『カイジ』ですが、
あの作品では、主に、莫大な借金を背負った者が逆転するお話でした。

いわゆる、お金に関する敗者復活です。一方、この『何無派道場』では、
女に関する敗者復活を扱い、クズな男による逆転を、応援してきました。

このブログ以外では毎年、ナンパの実録音声を緻密に構成したメルマガ
の新作も発表してきました。それもこれも、みな、敗者復活のためでした。

聖書には、キリストが復活するとか書いてあるそうですが、別に、一人の
救世主が復活しようがどうでもいい。それよりも、敗れ去った自分こそが、
再生すればいい。あくまで自分が問題だというのが、「家系」の主張です。


なお、女に対しての敗者というのは、ただ「モテない」なんてレッテルよりも、
単純に、自分を表現してこなかった、動いてこなかったという、マイナスの
経験をためてきた者であり、それは借金を背負った者同様に、重苦しい・・。

あの時、こうしてれば、とか、もっと行動してれば、なんていう後悔が溜まり、
その不全感は、あたかも利子のように増大し続け、それは自己嫌悪となり、
他人への批判となり、さらに身動きとれずに、自らを縛ります。まさにクズ!

そして、そんなクズの皆さまを救うために、ここでは『何無派(ナンパ)道場』
というスタイルで、何も持たざる男が、ナンパによって逆転するための方法や、
思想や考え方を、10年間にわたって紹介してきました。今年は10周年です。


なので10周年記念としまして、夏から秋にかけて、大きなイベントを行います。

これは江戸の末期(慶応3年)の8月〜12月にかけて盛り上がった庶民運動、
「ええじゃないか騒動」の経緯とシンクロさせた、ある革命的なナンパ運動です。

それが、「何無派(ナンパ)神話大系」、「自虐的代理戦争」などと呼ばれている、
究極の知恵比べで、これは『カイジ』に出てくる新ギャンブルに似て、参加者が、
新しいルールの中、その必勝法を各自が見つけ、見事、勝ちぬくためのゲーム。

どうか、知恵をしぼって闘い抜き、最終的には、究極の彼女と結ばれてください。





なお、自虐的な闘争の過程は『脱出プログラム第三章<究>』という、いかにも
クローズドな場に限定され、このブログには一切レポートしませんが、仕方ない。

これは『カイジ』でいう、エスポアール(希望の船)に乗り込んだ男達の闘い同様、
世間とは隔てられた場で行われる、裏セカイでの逆転ゲームに他ならないから・・。

基本的には他言無用の中で、その他大勢から抜きん出る、脱出方法であります。

まさしくナンパに挑戦し、敗れ去った者に対する再生の機会で、最後の救済です。


去年の夏も、『100人解放行』という企画で、クズを集め、敗者復活を行いました。

こちらは『覚醒プログラム』でも結果が出なかった者を対象に、さらに自己暗示や、
基本を丁寧に説明し、ナンヴァ使いとしての道を拡張したものでしたが、ある意味、
正攻法でした。しかし今年の夏の『自虐的代理戦争』は、ハッキリいって裏技です。

これで駄目なら、あきらめな、という決定打であり、何無派道場における最終兵器。

特に、『覚醒プログラム』を経て、『100人解放行』でさえ、結果が出なかった者に
とっては、これが本当に、最後のチャンスとなる。しかも、結果どころか、いまだに、
地蔵であるならば、それはもう、クズ中のクズであり、適任といってもいいでしょう。

なぜなら、もう正攻法では無理だということで、裏技にいくしかなく、選択肢はない。

ただし、誰しも最初は正攻法に挑むべきで、最初から裏技頼りでは、クズすぎます。


ところで、いきなりクズ扱いされて、貴君の心中も、例によって、「ざわ・・、ざわ・・、」
しているかもしれません。しかしクズこそが、ナンパで最もイイ女を手にするのです。

ここで、『カイジ』に出てくる「Eカード」というゲームを思い出してほしい。三種類ある、
「皇帝」「市民」「奴隷」というカードは、それぞれ「皇帝」は「市民」より強く、「市民」は
「奴隷」より強く、「奴隷」は「皇帝」より強い。もちろん「奴隷」が、クズである、あなた。

そして、なぜ普通の女達である「市民」には負ける、「奴隷」のあなたが、最高峰の女、
「皇帝」を倒せるかというと、失うものがなくて、身の程しらずに、ぶつかれるからです。

これはもう何度でも強調したい。「皇帝」を倒せるのは、何も持たざる「奴隷」である!と。

だから自分をクズだと思って結構で、そこから全てが逆転する。むしろ、クズ万歳です。





そんなわけで、この言葉を、本日より始まる『自虐的代理戦争』の直前挨拶とします。

家元である私も、ずいぶん前から酒を断ち、断食もして、心身を清め、準備万端です。

鈍らせるものなど、極限まで排除して挑みます。キレキレの頭脳で臨まないと、失礼。

今回は10年の集大成なので、特別な思い入れと共に、全力でお送りするつもりです。


また、一度きりの大掛かりなミステリーとして、これまでの伏線も全てまとめ上げます。

例えば、以前からナンパに革命を起こすといってましたが、さっそく本日答えが出ます。

なんと、そのヒントは、あのソクラテスが握っていたのです。思う存分、ご期待ください。

(答えは、本日のメルマガ最新号:『ソクラテスの無知と元ナンパ師の苦悩』にて!)

posted by fmtbank at 05:37| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年07月22日

10年目の謝辞(ナンパが神話になるまで)

まさか10年も続くとは思いもしなかった。本当に、本当に、長い間、ありがとう。

とはいえ、このブログを10年前の最初から読んでくれている者は、ほぼいない。
かつて熱心に読んでくれていた者達のほとんどは、セカイから、消えてしまった。

とっくに興味をなくしたり、結婚したり、自らのブログも閉じたりと、ナンパというのは、
そう長年続けられるものでもない。それ以上に、人生にいろんな事が起こってくる・・。

時の流れは、はかない。例えば、私が長く引きこもるキッカケになった、この彼女も、
すでに離婚してシングルマザーになっている。実家に帰った時に、古いパソコンを、
いじってたら、10年前の彼女からの「ブログ開始」メールを発見し、久々に読んだ。


意外にも、彼女は長年ブログを続けていて、そこには離婚に到るまでの経緯が、もう、
私小説並みに詳細に綴られていた。彼女は、かつて私をフッて、一緒にいても全然
楽しくないし、すぐ泣いてしまう誠実な男を選んだ。その結果、妊娠中に、裏切られた。

だから、私を選んでおけばよかったのにと思ったのは一瞬だけで、どこか悲しかった。

なぜなら、今の私にとって、彼女はまったく魅力的ではない。ナンパで多くの出会いを
経た現時点は、かつての10年前と違うセカイにいて、彼女も同様に、違ってしまった。

もはや絶対に縁はないとわかっていながらも、ノスタルジックに突き動かされ、少しは、
何か力になろうと、一切下心なく連絡したが、私とわかった途端に、切られてしまった。

恥ずかしかったのもあるだろう。長年続いた彼女のブログは、その直後に閉鎖された。





時の流れは、本当にはかなく、だから美しい。数多くの選択肢があるようで、全ては幻だ。

もし、あの子と、あのまま付き合ってたら?など、いろんな相手で考えていると、あたかも、
パラレルワールドが扇のように、四方八方に、パーッと開いていき、めまいまでしてくる。

しかし、そんな世迷言も、究極の相手が現れた時、全てが、その一切合財が吹き飛ぶ。

究極の相手というのは問答無用である。強烈な磁力が起こり、物語性が発揮されるか、
もしくは反対に物語性が排除され、無我夢中になる。そこに理屈はない。生と死の爆発!

私が最後に、貴君にお送りしたいのが、この究極の相手との出会い方、そして口説き方、
という、表現が微妙で難しく、繊細な内容である。これを実録ドキュメントで、お送りする。

しかも、少しずつパズルを解いていくようなミステリー要素たっぷりに、楽しめるようにし、
貴君と私との「知恵比べ」という形をとった。しかし、この対決要素ばかり強調していたが、
本来は運命の一人と結ばれるためのプログラムだ。ぜひ究極の相手と出会ってほしい。


この『ナンパ脱出プログラム(究と極)』は、あらゆるギミック(しかけ)に満ち満ちている。

普段、ナンパについてこない女性と知り合うための方法や、まともに声などかけなくても、
向こうから来てくれる、画期的な作戦等も紹介するが、それらは、あくまで究極の一人と
出会うという目標に属している。彼女などいらず、女遊びしたい、という者には向かない。

なので、せっかく参加希望されても、こちらからお断りした者も数人いる。特に、派出所
関連のトラブルや、男にからまれやすい者は、心を鬼にして、NGとさせていただいた。
(今回の方法は、一人の行動が間接的に、他の者達に波及するシステムなのである。)

そして、これまでナンパでうまくいかず、落ちこぼれだった者を救うことを最大目的にし、
目のさめる大逆転に導く、日本最高峰の教材を最後に目指す。私は、完全に覚悟した。

正直いって、これまで今作の発表をできる限り、延ばしてきた。発表するのが怖かった。
こんなものを発表して、どうなってしまうのか不明だからだ。そして今なお、不明である。

しかし、その不明がいいんだ、未知がいいんだと、何かを感じる者なら、挑戦してほしい。

posted by fmtbank at 22:18| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする

2013年07月18日

求む、道場破り!(宣戦布告)

これは、何無派(ナンパ)道場、家元のフミトバンクからの果たし状である。

私はこの夏、『ナンパ脱出プログラム(第三章:究)』にて、貴君を挑発する。

貴君に、このパズルが解けるかな?と、あるナンパの謎かけを問いかけて、
腕試しをしてみたい。要は闘いがいのある、道場破りを募集することにした。

かつて四畳半神話大系の樋口師匠は、弟子を求めたが、私が求めるのは、
忠実にいうことを聞く、中古人間ではなく、自らの自発性で生きる運動家だ。


他人が何といおうと、どんなに馬鹿にされようとも、自分の思いつきに賭ける、
孤独なる創造性を持つ者こそが運動家である。これは修行とは、また違って、
言われた通りのことを、ただやる!という、ストイックな精神性など邪魔である。

むしろ、ラクしたいから知恵を使うといった、いいかげんな怠け心こそが必要で、
これは去年行った『100人解放行』のような、自主的コントロールとは正反対の、
厳しさも不要、ノルマも不要で、ただひたすら頭脳を使って、自由にやればいい。

そうして、浮かんだアイデアを試行し、その結果を気軽に、私にぶつけてほしい。





それが、もし私のアイデアを超えた場合、貴君の勝ちである。その場合は、潔く
負けを認めて、次回作の『第四章<極>』を、無料にて提供させていただきたい。

また、なかなかイイ線いっていると、その健闘を称えたい場合、「引き分け」として、
次回作を半額で提供したい。この線引きを、去年の『100人解放行』で例えるなら、
この深いシンクロ率の彼女と出会ったエピソードの者などが、「引き分け」に値する。

そして、一日で千人に声かけたこの者こそ、今回の全額無料に値する。なぜなら、
『100人解放行』なのに、頼んでもいないのに、10倍の千人に声かけてしまって、
まさしく想定外だった。そのヴァカっぷりに感動して、喜んで、負けを認めたくなる。


このように、道場破りの基準として、私の想定外までも突き抜けた者が「勝ち」で、
なかなかやるなと健闘した者を「引き分け」とする。ただし今回は、すごいイイ女を
GETしただとか、たくさん声かけたなんていう報告には、ほとんど価値を置かない。

どれだけ創造的に、ヴァカでチャーミングで芸術的に、運動できたかが焦点である。

その審査基準は、家元である、私の出した答え。つまり、私と貴君との知恵くらべだ。


この家元と貴君との闘いは『自虐的代理戦争』と呼ばれる。予告編でもあったように、
「見た目が冴えない」と女に言われる家元が、同様に冴えない男達のために、かなり
頑張って、新しい解決策を見つけられるようにと闘ってきた。要は、代理戦争であった。

この身を挺して、あたかも生贄のように、何年間も独りで闘ってきた男が、さらに今は、
何無派道場の家元として、冴えない男の代表である貴君とあらためて闘うことになる。

しかし貴君など、正直いって、私の足元にも及ばないだろう。どうせ独りで行動できず、
つるんでるだけだろう?独りで考えて動けない者はザコにすぎず、相手にはならない。

創造性は孤独からしか生まれない。そして創造性を発揮できない者は、ただの家畜だ。


この『自虐的代理戦争』は、私と貴君との闘いであるが、同時に、古きものと新しきもの
との闘いでもある。ナンパに挫折した者、つまり適応できなかった者と、ナンパそのもの、
ナンパの仕組みや概念との闘いでもある。そして全国に広がる、男と女の闘いでもある。

様々な立場と関係の中にて、複雑に闘争は進み、最後には、全てが統合されるだろう。

そうして『自虐的代理戦争』は、別名『ええじゃないか運動』という、あの狂騒へと向かう。





ところで、今回の挑戦者は、『ええじゃないか』に参加する者としての、「ええじぇん人」、
つまり、「ええじゃないかの人(ひと)」=「エージェント」として、全国に潜伏していただく。

そして、エージェントは自動的に、「新鮮(しんせん)組」へと加入される。この新鮮組は、
とにかく新鮮なことをする組合である。どんなにくだらなくても、小さなことでもいいから、
新しいことを試してみることが唯一の義務だ。これを満たしさえすれば、何をしてもいい。

ちょっと髪型を変えたりという些細なことから、相当くだらないアイデアまで、その全ては、
「新鮮〜!新鮮〜!」と全肯定される。何も変えぬ者、逸脱しない者のみが否定される。

たとえ結果が出ていようと、ワンパターンなら、それはただの退屈な「腐敗」にすぎない。


かつて江戸時代の末期に、幕府を守るための「新撰組」がいた。彼らは古きものを守り、
新しき開国を目指す、倒幕派と闘っていたが、今回の「新鮮(しんせん)組」は逆である。

新しきを尊び、古きを壊す。しかし同時に、古き日本の美点の復興を目指すという志で、
反転した世界の創造を担っている。明治維新は外側へと向かう革命だったが、今回は、
その真逆で、内側へ向かう革命となる。貴君は、自らの内に、創造の根源を見るだろう。

自分こそがセカイの中心。それを感得するのが、『家系(いえけい)ナンパ』と呼ばれる、
ヒッキー思想に基づく、『ええじゃないか運動』である。これは「新鮮組」が運営していく。

ところで、この「新鮮組」は組合としても新鮮である。つるんだり横のつながりはないが、
間接的に互いを助けあうことになる。この仕組みについては、後で、ハッキリとわかる。


しかし現時点では、まだまだ、よくわからないことだらけだろうが、まぁ、ええじゃないか。

あくまでも貴君の創造性を引き出すために、このような形をとった。さぁ、かかってこい。

今ここに、貴君に対して、究極の知恵比べである、『自虐的代理戦争』を宣戦布告する。

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2013年07月07日

この夏の企画:『自虐的代理戦争』について

今日は七夕。ちょうど去年は『100人解放行』という夏祭り企画をやりました。

秋風が吹くまで、毎週10人ずつ声をかける数を増やし、100人に声をかける、
ひと夏の特別企画。その過程で、自分の脳をコントロールしていく修行でした。

そして、今年の夏は、『ええじゃないか運動』という、ナンパに挫折した人達を、
最後に救済する特別企画をやりたいと思います。ただし、去年と趣向は別です。

去年の『100人解放行』では、私、家元のフミトバンクが、ナンパ講習のように、
丁寧に説明しながら教えていく形でしたが、今年の『ええじゃないか運動』では、
私とあなたとの知恵くらべです。あなたに挑戦状を叩きつけ、パズルを出します。

さぁ、このナンパ禅問答を解いてみろ!じっくり時間かけて、創造性を発揮せよ!


私は去年のような先生役、ナビゲート役ではなく、乗り超えるべき、対戦相手です。

試行錯誤の鬼である、この家元を相手に、対向できる者など、どれだけいるのか?

いわば、あなたとの闘争であり、この夏祭りは、別名:『自虐的代理戦争』と呼ばれ、
全国の街を舞台に、無数の男女間を通じて、壮絶な知恵比べが行われる予定です。

そして私は、正直、打ち倒されたいと思っています。「その手があったか!」と驚いて、
完敗を認めたい。しかし、あなたの予想以上に、私は手ごわいでしょう。後でわかる。

いずれにせよ、去年のように、先生役に徹したのはナンパの「プロトタイプ」であって、
今年は「テストタイプ」という、試行錯誤してアイデアや経験をを育てることがメイン!
そのために、ただ教えるのではなく、このような変則的で斬新なスタイルとなりました。


これが、『ナンパ脱出プログラム<第三章『究』>』であり、あなたの創造性を極限
まで引き出すための趣向に満ちた、究極の教材。こちらは、開始すると告知しつつ、
延期しまくり、本当に長いこと待たせてしまいました。この待つこと自体が修行でした。

前作の震災後から、すでに2年以上もたち、途中で結婚したり、ナンパを引退したり、
興味をなくしたりと、縁が切れていく人達も多い中、よくぞ、ここまで待たれましたね。

前作の『第二章<破>』は「破壊」がテーマの震災企画でしたが、今回は「創造」です。

あなたを、新しい創造のセカイ、パラダイムシフトの劇的空間へと、お連れいたします。

そろそろ半年前の予告とは違う、また新しい音声予告が送られてくるでしょう。では!

posted by fmtbank at 10:40| カテゴリ無し | 更新情報をチェックする