日本的なファーストフードといったら、なんといっても、立ち食いそば屋である。
実家に戻っていた、ある夏の日のこと。私は近所の立ち食いそば屋に行った。
そしたら、そこに見覚えのある顔が働いているではないか!モロに外人顔の、
高校の同級生の弟であった。まだその弟が幼かった頃に見た記憶があるだけ
だったのだが、その彫りの深さは、どんなに年月がたっていようと、変わらない。
私はすぐ「〜さんの弟でしょ?」と指摘すると、その外人顔とは似つかわしくない、
「へい。」という返事と共に、彼は、シャイな笑顔を見せた。ほのぼのとした風景・・。
しかし、このさりげない偶然の小さなシーンが起こった時というのは、実をいうと、
何か新しいことが起こる前触れである。私はこれを、「窓が開いた」と呼んでいる。
で、同級生の弟が、注文した『冷やしたぬき』を作ってくれている最中、ふと外に
目をやると、なんだか色っぽい女性が通った。その途端、グイと体は引っ張られ、
声をかけていた。この、店で注文してる間に声をかけるのは好きでよくやってる。
しかし、あまりの素早さでGETしてしまったのは、これが初めてだった。(省略!)
★
私が店に戻ると、同級生の弟が「あー、よかった。」と、ご丁寧に、奥にとっておいた、
『冷やしたぬき』を出してくれた。まさに立ち食いナンパの後の、立ち食いそばである。
注文してる間にGETを済ませて、店に戻ると、そばが出来ているというのが風流だ。
(どこでGETしたかはご想像通りで、一度も座らず、立ったままGETするパターン)
しかし、ごっつぁんです!で終われば、ただ簡素なGET日記にすぎないが、実際に、
リアルな描写になると、その声かけた相手は、最後、タクシーに乗る時に、手を振り、
「バイバイ〜。」と言っても、こちらに目も向けず、ちょっと怒ってるような感じであった。
つまり、典型的な、仕方ないからさせたった感にあふれており、愛はあふれていない。
これが全然平気な人は、立派なゲットタイプになれるのであろうが、いかんせん私は、
感情センターが豊かすぎるというか、打たれ弱いというか、心に木枯らしがピューッと、
吹きすさんでしまうわけであって、結果、アウトタイプへと路線変更せざるをえなかった。
ある時、駅前で声かけた子の実家である、屋敷の前でマウントに入り、口説いてた時、
その育ちのよさからか、弱ってた彼女の表情を見た時、こんなことしてたらダメだわ・・。
自己嫌悪と共にハッキリわかってしまった。愛されるべきキャラじゃないとイヤだよん!
で、今度は極端に、引きのナンパに挑戦したわけだが、それも正直、やりすぎてしまい、
最終的に、押しのナンパと引きのナンパを統合し、超覚醒させたのが『家系ナンパ』だ。
この世で一番面白いのはナンパである。それも愛に満ち満ちていて、社会を活性化し、
人間を自然に戻し、ええじゃないか!と狂騒的に心がはねまわり、かつ創造的な所業。
『家系ナンパ』って、あたかも由緒正しいお屋敷で出される、料亭のフルコースの如き、
気持ちの行き届いたサービスと、創意工夫に満ちた料理を、いただくようでありんすよ。
『家系』の家は、極限まで想像力を高めて創る内面世界であって、たとえ古い四畳半に
住んでいようが関係ありませぬ。高貴で冗長で下世話なあなたを反映するナンパどす。
ですが、毎日、料亭ばかりに行ってられません。時には、立ち食いそばも食べた〜い!
それでよか。やっちゃいけないことなんか、ありませぬ。何やったって、ええじゃないか!
2013年11月03日
立ち食いナンパ(日本的ファーストフード)
posted by fmtbank at 13:03| カテゴリ無し
|
2013年11月02日
ナンパ師の身勝手さと不自由(懺悔せよ!)
エヴァの『Q』はレンタルで観直したら、そんなに言う程、悪くはなく、普通に観れた。
初めて観た時は酷評してしまいましたが、しょせんアニメですから、そんなにムキに
なって入れこむこともなかったと冷静になってます。そこで、エヴァ『Q』のシーンで、
印象に残った部分から、たまには直接ナンパの体験談を書いてみようと思いました。
その印象的なシーンとは、シンジとカヲルが二人用のエヴァに乗って、槍を引き抜く
ところです。カヲルが「槍を抜くのは待って。」と言ってるのに、シンジは抜いてしまう。
あんなにカヲル君のことを信頼してたのに、言うこときかず、暴走していて、何なんだ!
と頭にくるシーンですが、あれこそが、「脳」の暴走というやつです。カヲルが直感で、
シンジが理性だと思ってください。我々はよく直感がNOといっても、理性で暴走する。
理性は間違えるんです。出された料理が、どうも食いたくない感じだったのに、一応、
相手の面目を立てるために義務的に食べて食中毒になったり、出会った女がどうも、
気持ち悪かったのに、結局、GET数を上げたいとかいって、性病やトラブルにはまる。
ナンパでは結果を出すことにこだわるあまり、自分の直感を無視することなど、実に、
よくあることです。例えば、他の誰かに、自分の成果を見せたい時などに起こります。
★
ある夏の日。親が海外旅行に行くので、しばらく実家で留守番を頼まれました。そこで、
中学校の時の同級生にバッタリ会い、私は、ひたすらナンパの素晴らしさを訴え続け、
そのまま一緒にナンパすることになりました。ところが、その日に限って、全然ダメです。
同級生は「ナンパなんてムリだって。」と言ってて、頭に来たので、私は断言しました。
「絶対に、結果出す!」と。そして最後の最後に、ケバケバしい女を見つけ、実家へと
連れ込みました。イヤな予感してたんですよ。出会い系をたくさんやってると言うし・・。
普段は、話もしない相手なのに、同級生に良いところを見せようと思って、魔がさした。
で、結局、夜中じゅう、自分からストリップしたり大騒ぎして、近隣からクレームもらい、
私はそういうの一番嫌なんですが、本当、コリゴリしたというか、「絶対に、結果出す!」
なんてことは二度と宣言しないと思いました。この他者への見栄が、間違いの元です。
他にも、イイ女をナンパしたから、見せびらかしたいと思って、知人の部屋に連れてくと、
その女性はヤクザがらみの人で、怒らせた彼女に対し、冷や汗をかく展開になったり、
こういう「不純」な動機は判断を誤りやすく、危険でした。ただやりたい!っていうのは、
純粋な動機ですが、これがGET数がどうだとかになると、また不純が混じってきます。
GET数を上げたいからやる、っていうのは、自分の肉体がNO!と言っているのに、
ムリヤリやる感じで、後味悪いのが多い。自分自身は多少達成感があるので、いい
思い出になってたりするのですが、後日、バッタリ会うと、完全無視されたりしました。
そして、ナンパをおぼえたての初心者は、この間違いをほとんどが犯してしまいます。
私も、すぐにGETできてしまう流ればかりを追求するようになり、そこから外れる人、
いわゆるスローペースな相手を怒らせたり、怖がらせたりするようになっていました。
そういう自分勝手な振る舞いで相手にダメージを与えると、どういうわけか必ず自分
に返ってきます。どうしても失敗したくない理想の女性に対して失敗したり、違う時に、
普段の行いが精算される。なぜかAに対して行った仕打ちは、間接的に返ってくる・・。
これはAに対しての行いが、直接、Aから返ってくると、関係性がそこで閉じるからで、
セカイに広がりをもたせるために、Aへの仕打ちは、Bどころか、忘れた頃に、Cから
返ってくるようになっていて気づきにくい。しかも必ず、自分が大切にしているものが、
攻撃される。もし女性面にそれがなければ、家庭や仕事面で大切なものが奪われる。
そうやって、自分のやったことを解消しながらでも、ナンパ師は結果を出し続けますが、
大抵、同じことの繰り返しに気づき、ある時、転換を迎え、ソフトになっていくわけです。
私も強引なオシで結果が出ても、それっきりになるのが多くて、もちろん、男側からは、
後腐れなくていい、都合がいい、という話になりますが、正直、だんだん耐えきれなく、
本当の意味で成功していないことに気づいてしまったわけです。まぁ飽きたんですね。
それと、体にしみついた、すぐGETするクセを問題視するようにもなった。声かけては、
すぐマウントに入り、自分はなんてナンパが上手いんだろう!と悦に入っていたのが、
そんなもの人間的魅力に一切関係ないことも分かってしまった。ただのパターンです。
また私は瞑想をしていたので、相手の状態に敏感なため、過信しており、無茶なほど、
いきなり抱きしめてGETするのを得意にしていたのですが、これは自分の手柄でなく、
相手の無意識の欲求不満が、こちらにそうさせてることにも気づき、ガッカリもしました。
つまり、あまり自分の意志は関係なくて、ただ動かされてる感が強まっていったのです。
★
ある日、結婚式の二次会に、お世話になった先輩が夫婦で来てました。そこで会話中、
先輩(男)がトイレに行き、私は奥さんと二人きりになった。で、その途端、何をしたか?
私は「踊りましょう」と言いつつ、マウントに入り、そのままキスしようとまでしたのです!
しかも、それに応じてくれそうな感触まであった。結局、先輩が戻ってくる前にやめたが、
お世話になった先輩に対し、非常に自己嫌悪に陥り、後で、こっそりと、さっきした事を
懺悔しました。ところが先輩は「うちの妻に限って、そんなわけない。怒るはず。」と言う。
全く信じないので、私もウソでしたということにした。だいぶ後で知ったことだが、二人は、
ずっとセックスレスだったらしい。要するに、奥さんの欲求不満を感知したんだと思う・・。
またある時、私が当時、通っていた習い事の忘年会に行きました。その習い事は年輩
ばかりで、その中で唯一、色っぽい熟女がいました。そして、気づくと、やっていました。
めちゃくちゃ目立つ場所で、最後まで!これには自分でも驚いたというか、怖くなった!
それ以降、その習い事に行けなくなったし、とにかく、自分の無意識のナンパ行動には、
だんだん節操がなくなってきており、一度、ビジネスの打ち上げみたいなのに参加して、
そこでのナンパ行動に対し、怒号があがったこともありました。相当、凹んだものです。
で、何がいいたいかというと、ナンパやりすぎて、とりつかれると、今度は逆に、不自由
になるということです。特に、すぐGETするスタイルを確立してしまうと、息苦しくなる・・。
基本的に、ナンパ師は信頼できない。すぐ手を出す男なんぞ、妻や恋人を紹介する
のもイヤだし、パーティーとかにも入ってきてほしくない。それが一般の意見でしょう。
これに関しては、私も反論できません。今度は、以前、一緒にナンパしてた相方の話。
ある一時期、私は携帯電話を持っていませんでした。どうせ、すぐその場でGETして、
再会なんてしないから不要だったんですが、それでも、何回か会いたくなる人もいて、
彼女達の連絡先は頭に入っていました。そこで、相方の携帯を借りて、電話しました。
これから彼女の家に遊びに行こうと思ったのですが留守。それでしばらく忘れた後日、
相方が浮かない顔をしてます。聞くと、懺悔することがあるらしい。つまり、私がかけた
履歴から連絡して会って、やっちゃったらしい。まぁ軽い子だったし、別にいいと思った。
しかし、この相方、信用できないなと思い、今度は大切にしていた女の子に、その相方
の携帯を借りて電話した。つまり、その相方に電話番号を教えて、どういう行動をとり、
また裏切るかどうかをテストした。後で、その女の子に電話があったかどうか聞くわけ。
その女の子とは、前の軽い子とは違い、ちゃんと付き合ってる感じだったので、まさか、
でしたが、なんと彼は、その子とも会ってやっちゃいます。これは想定外だった。んで、
コンビナンパがこの件で嫌になった。それ程、ショック!まぁ、自分で撒いた種でした。
このナンパ師特有の節操のなさというか、すぐ口説こうとする姿勢は、どこかネジが
とんでる感覚を人に与えます。私も同様で、久々に大阪に行った時、もうナンパ引退
していた相方の家に泊めてもらった時に、その兆しを、あらためて自分に実感しました。
少しならナンパを解禁しようと、京橋で声をかけて、ある女の子を元相方の部屋へと、
連れ込みました。相方は同棲している子がいるので(その日は私が泊まるので外泊)、
かなり躊躇していましたが、結局、「ラブホテル替わりに使うな!」とマジギレしてしまう・・。
そういうことはしないと約束してたのに、どうしても流れが出来ると、止まらないのです。
なお後日談ですが、その一年後、元相方は彼女と別れ、ナンパを復活したというので、
私は前回の借りは返すぜ!とばかりに、再び「今夜は結果を出す!」宣言を出して、
相方も「絶対出す!」と私以上に、声高らかに宣言しました。その結果どうなったか?
身長180以上のニューハーフを前に、今度は私が躊躇していました。彼女いや彼は、
「たまってんのね〜。私に任せて。」と野太い声でいいます。私は当時、純愛路線に
切り替えていたし、なんだか嫌だったのに、相方はアッサリと、物影に消えていった・・。
待つこと10分。物影から戻ってきた相方は、後味悪そうな感じで、変な感じだった。
それ以降、音信不通になってしまったが、今、彼はどこで何をしているのだろうか?
わかるのは、「絶対に結果を出す!」なんて事は、もう二度と言ってないことだけ・・。
★
話が横道にそれてしまいましたが、結局、いいたかったのは、やりたくない人とは、
やらなくていい。やりたい人とだけやればいい。ってこと。やはり自然が一番です。
「脳」というやつは、帳尻合わせが好きで、無意味なほど完璧主義を目指すため、
特に、データ重視主義者は声かけに対するGET数が、とか凝りますが、結局は、
そんなのどうでもいいことに気づきます。出会うべき相手が、勝手に現れることに。
あと、すぐにGETするクセがついたら楽しいと同時に、不自由になる事にも気づく。
私自身は、このクセを消すために、相手の体にふれない訓練を、逆にやりました。
皮肉なものです。最初に苦労して身に付けたものを、消すように訓練しなおした・・。
でも、もし信頼できる彼女が欲しかったり、人間的魅力を高めたいのなら、こちら
からは一切体に触れず、女性から「抱いて!」と言わせるような、相手から体に
触れてくるように働きかければいいでしょう。これはね、相当、鍛えられますよ〜。
なんたって言葉だけでその気にさせたり、心底、惚れられたりするわけですから。
しかし、最初の前座修行では、すぐにGETする訓練を積むべきだと思っています。
個人的には、すぐにGETする押しのナンパと、時間をかける引きのナンパといった、
極端な双方向のナンパを極めるのをお勧めしますが、結局、それで得られるのは、
たんに好きなら近づく、イマイチなら遠ざかるという、自然な男女関係でしかない。
だったら最初から、それでええじゃないか、という話になります。もう遠回りなんか、
しなくてもいいんです。ですから、焦らず楽しみながら、我が道を歩んでください。
やはり結論としては、各自の道があるので、何をやってもいい。全員が家元です!
初めて観た時は酷評してしまいましたが、しょせんアニメですから、そんなにムキに
なって入れこむこともなかったと冷静になってます。そこで、エヴァ『Q』のシーンで、
印象に残った部分から、たまには直接ナンパの体験談を書いてみようと思いました。
その印象的なシーンとは、シンジとカヲルが二人用のエヴァに乗って、槍を引き抜く
ところです。カヲルが「槍を抜くのは待って。」と言ってるのに、シンジは抜いてしまう。
あんなにカヲル君のことを信頼してたのに、言うこときかず、暴走していて、何なんだ!
と頭にくるシーンですが、あれこそが、「脳」の暴走というやつです。カヲルが直感で、
シンジが理性だと思ってください。我々はよく直感がNOといっても、理性で暴走する。
理性は間違えるんです。出された料理が、どうも食いたくない感じだったのに、一応、
相手の面目を立てるために義務的に食べて食中毒になったり、出会った女がどうも、
気持ち悪かったのに、結局、GET数を上げたいとかいって、性病やトラブルにはまる。
ナンパでは結果を出すことにこだわるあまり、自分の直感を無視することなど、実に、
よくあることです。例えば、他の誰かに、自分の成果を見せたい時などに起こります。
★
ある夏の日。親が海外旅行に行くので、しばらく実家で留守番を頼まれました。そこで、
中学校の時の同級生にバッタリ会い、私は、ひたすらナンパの素晴らしさを訴え続け、
そのまま一緒にナンパすることになりました。ところが、その日に限って、全然ダメです。
同級生は「ナンパなんてムリだって。」と言ってて、頭に来たので、私は断言しました。
「絶対に、結果出す!」と。そして最後の最後に、ケバケバしい女を見つけ、実家へと
連れ込みました。イヤな予感してたんですよ。出会い系をたくさんやってると言うし・・。
普段は、話もしない相手なのに、同級生に良いところを見せようと思って、魔がさした。
で、結局、夜中じゅう、自分からストリップしたり大騒ぎして、近隣からクレームもらい、
私はそういうの一番嫌なんですが、本当、コリゴリしたというか、「絶対に、結果出す!」
なんてことは二度と宣言しないと思いました。この他者への見栄が、間違いの元です。
他にも、イイ女をナンパしたから、見せびらかしたいと思って、知人の部屋に連れてくと、
その女性はヤクザがらみの人で、怒らせた彼女に対し、冷や汗をかく展開になったり、
こういう「不純」な動機は判断を誤りやすく、危険でした。ただやりたい!っていうのは、
純粋な動機ですが、これがGET数がどうだとかになると、また不純が混じってきます。
GET数を上げたいからやる、っていうのは、自分の肉体がNO!と言っているのに、
ムリヤリやる感じで、後味悪いのが多い。自分自身は多少達成感があるので、いい
思い出になってたりするのですが、後日、バッタリ会うと、完全無視されたりしました。
そして、ナンパをおぼえたての初心者は、この間違いをほとんどが犯してしまいます。
私も、すぐにGETできてしまう流ればかりを追求するようになり、そこから外れる人、
いわゆるスローペースな相手を怒らせたり、怖がらせたりするようになっていました。
そういう自分勝手な振る舞いで相手にダメージを与えると、どういうわけか必ず自分
に返ってきます。どうしても失敗したくない理想の女性に対して失敗したり、違う時に、
普段の行いが精算される。なぜかAに対して行った仕打ちは、間接的に返ってくる・・。
これはAに対しての行いが、直接、Aから返ってくると、関係性がそこで閉じるからで、
セカイに広がりをもたせるために、Aへの仕打ちは、Bどころか、忘れた頃に、Cから
返ってくるようになっていて気づきにくい。しかも必ず、自分が大切にしているものが、
攻撃される。もし女性面にそれがなければ、家庭や仕事面で大切なものが奪われる。
そうやって、自分のやったことを解消しながらでも、ナンパ師は結果を出し続けますが、
大抵、同じことの繰り返しに気づき、ある時、転換を迎え、ソフトになっていくわけです。
私も強引なオシで結果が出ても、それっきりになるのが多くて、もちろん、男側からは、
後腐れなくていい、都合がいい、という話になりますが、正直、だんだん耐えきれなく、
本当の意味で成功していないことに気づいてしまったわけです。まぁ飽きたんですね。
それと、体にしみついた、すぐGETするクセを問題視するようにもなった。声かけては、
すぐマウントに入り、自分はなんてナンパが上手いんだろう!と悦に入っていたのが、
そんなもの人間的魅力に一切関係ないことも分かってしまった。ただのパターンです。
また私は瞑想をしていたので、相手の状態に敏感なため、過信しており、無茶なほど、
いきなり抱きしめてGETするのを得意にしていたのですが、これは自分の手柄でなく、
相手の無意識の欲求不満が、こちらにそうさせてることにも気づき、ガッカリもしました。
つまり、あまり自分の意志は関係なくて、ただ動かされてる感が強まっていったのです。
★
ある日、結婚式の二次会に、お世話になった先輩が夫婦で来てました。そこで会話中、
先輩(男)がトイレに行き、私は奥さんと二人きりになった。で、その途端、何をしたか?
私は「踊りましょう」と言いつつ、マウントに入り、そのままキスしようとまでしたのです!
しかも、それに応じてくれそうな感触まであった。結局、先輩が戻ってくる前にやめたが、
お世話になった先輩に対し、非常に自己嫌悪に陥り、後で、こっそりと、さっきした事を
懺悔しました。ところが先輩は「うちの妻に限って、そんなわけない。怒るはず。」と言う。
全く信じないので、私もウソでしたということにした。だいぶ後で知ったことだが、二人は、
ずっとセックスレスだったらしい。要するに、奥さんの欲求不満を感知したんだと思う・・。
またある時、私が当時、通っていた習い事の忘年会に行きました。その習い事は年輩
ばかりで、その中で唯一、色っぽい熟女がいました。そして、気づくと、やっていました。
めちゃくちゃ目立つ場所で、最後まで!これには自分でも驚いたというか、怖くなった!
それ以降、その習い事に行けなくなったし、とにかく、自分の無意識のナンパ行動には、
だんだん節操がなくなってきており、一度、ビジネスの打ち上げみたいなのに参加して、
そこでのナンパ行動に対し、怒号があがったこともありました。相当、凹んだものです。
で、何がいいたいかというと、ナンパやりすぎて、とりつかれると、今度は逆に、不自由
になるということです。特に、すぐGETするスタイルを確立してしまうと、息苦しくなる・・。
基本的に、ナンパ師は信頼できない。すぐ手を出す男なんぞ、妻や恋人を紹介する
のもイヤだし、パーティーとかにも入ってきてほしくない。それが一般の意見でしょう。
これに関しては、私も反論できません。今度は、以前、一緒にナンパしてた相方の話。
ある一時期、私は携帯電話を持っていませんでした。どうせ、すぐその場でGETして、
再会なんてしないから不要だったんですが、それでも、何回か会いたくなる人もいて、
彼女達の連絡先は頭に入っていました。そこで、相方の携帯を借りて、電話しました。
これから彼女の家に遊びに行こうと思ったのですが留守。それでしばらく忘れた後日、
相方が浮かない顔をしてます。聞くと、懺悔することがあるらしい。つまり、私がかけた
履歴から連絡して会って、やっちゃったらしい。まぁ軽い子だったし、別にいいと思った。
しかし、この相方、信用できないなと思い、今度は大切にしていた女の子に、その相方
の携帯を借りて電話した。つまり、その相方に電話番号を教えて、どういう行動をとり、
また裏切るかどうかをテストした。後で、その女の子に電話があったかどうか聞くわけ。
その女の子とは、前の軽い子とは違い、ちゃんと付き合ってる感じだったので、まさか、
でしたが、なんと彼は、その子とも会ってやっちゃいます。これは想定外だった。んで、
コンビナンパがこの件で嫌になった。それ程、ショック!まぁ、自分で撒いた種でした。
このナンパ師特有の節操のなさというか、すぐ口説こうとする姿勢は、どこかネジが
とんでる感覚を人に与えます。私も同様で、久々に大阪に行った時、もうナンパ引退
していた相方の家に泊めてもらった時に、その兆しを、あらためて自分に実感しました。
少しならナンパを解禁しようと、京橋で声をかけて、ある女の子を元相方の部屋へと、
連れ込みました。相方は同棲している子がいるので(その日は私が泊まるので外泊)、
かなり躊躇していましたが、結局、「ラブホテル替わりに使うな!」とマジギレしてしまう・・。
そういうことはしないと約束してたのに、どうしても流れが出来ると、止まらないのです。
なお後日談ですが、その一年後、元相方は彼女と別れ、ナンパを復活したというので、
私は前回の借りは返すぜ!とばかりに、再び「今夜は結果を出す!」宣言を出して、
相方も「絶対出す!」と私以上に、声高らかに宣言しました。その結果どうなったか?
身長180以上のニューハーフを前に、今度は私が躊躇していました。彼女いや彼は、
「たまってんのね〜。私に任せて。」と野太い声でいいます。私は当時、純愛路線に
切り替えていたし、なんだか嫌だったのに、相方はアッサリと、物影に消えていった・・。
待つこと10分。物影から戻ってきた相方は、後味悪そうな感じで、変な感じだった。
それ以降、音信不通になってしまったが、今、彼はどこで何をしているのだろうか?
わかるのは、「絶対に結果を出す!」なんて事は、もう二度と言ってないことだけ・・。
★
話が横道にそれてしまいましたが、結局、いいたかったのは、やりたくない人とは、
やらなくていい。やりたい人とだけやればいい。ってこと。やはり自然が一番です。
「脳」というやつは、帳尻合わせが好きで、無意味なほど完璧主義を目指すため、
特に、データ重視主義者は声かけに対するGET数が、とか凝りますが、結局は、
そんなのどうでもいいことに気づきます。出会うべき相手が、勝手に現れることに。
あと、すぐにGETするクセがついたら楽しいと同時に、不自由になる事にも気づく。
私自身は、このクセを消すために、相手の体にふれない訓練を、逆にやりました。
皮肉なものです。最初に苦労して身に付けたものを、消すように訓練しなおした・・。
でも、もし信頼できる彼女が欲しかったり、人間的魅力を高めたいのなら、こちら
からは一切体に触れず、女性から「抱いて!」と言わせるような、相手から体に
触れてくるように働きかければいいでしょう。これはね、相当、鍛えられますよ〜。
なんたって言葉だけでその気にさせたり、心底、惚れられたりするわけですから。
しかし、最初の前座修行では、すぐにGETする訓練を積むべきだと思っています。
個人的には、すぐにGETする押しのナンパと、時間をかける引きのナンパといった、
極端な双方向のナンパを極めるのをお勧めしますが、結局、それで得られるのは、
たんに好きなら近づく、イマイチなら遠ざかるという、自然な男女関係でしかない。
だったら最初から、それでええじゃないか、という話になります。もう遠回りなんか、
しなくてもいいんです。ですから、焦らず楽しみながら、我が道を歩んでください。
やはり結論としては、各自の道があるので、何をやってもいい。全員が家元です!
posted by fmtbank at 12:28| カテゴリ無し
|
2013年11月01日
自称・天才ナンパ師の末路(4人目のケース)
どうも、自称・家元です。前回、他人の批評をしたので、フェアに自己批判もしようと思います。
まずはタイトル、「タダでナンパする!」にあるように、私は、お金を使わずにナンパすることを、
できるだけ心がけてきました。しかし、さすがにデートする時は無一文でいけませんので、再会
する時は無関係です。要するに、最初、出会った時点のみ、ただお金がないというだけでした。
すると、たんに店に入らず、連絡先を集めるだけのタダナンパになりがちで、設定が弱くなるし、
ならばと必然的に、出会ったその日にやっちゃおう!という方向に熱意は注がれていきました。
しかも、お金がないので家に連れてくるしかない!から次第に、(ここからはフィクションですよ)
もっと安易な、声をかけて、そのまま外でやっちゃう、アウトドアGETを選ぶようになったのです。
動物と同じように、人間もパッと目があったら、すぐ外でやっちゃうのがいいと、思っていました。
特に好きだったのが、駐車場や建物の外階段、高層ビルなどで、慣れてきたら、もっと微妙な、
今にも人が来そうな居酒屋のエレベーターの前や、駅前にある、ちょっとした窪みなど、要は、
通行人がたくさんいる中での、下手したらギリギリ見られるような所です。(ただの妄想です!)
都会には意外に死角が多く、むしろ誰が見てるかわからない静寂な夜の公園より、人がいる、
街中の方が不安はありませんでした。それに、ほとんど立ってやるため、お互い服も脱がず、
すぐに逃げれますし、まったく平気でした。こう書くと、まぁ大胆だと思われがちですが、逆に、
マンガ喫茶などは静かだし、隣りに聞かれるのが恥ずかしく、あの暗い密閉感がムリでした。
カラオケは安定した個室だから平気ですが、カメラがありそうで嫌で、店員さんにバレるのに、
ビビってしまうという、臆病者です。でも、それ位、慎重だからこそ、いつでもパッと移動できる、
アウトドアというオープンスペースは、逆に、重宝しました。(というより、お金がなかっただけ)
そんなこんなで、やたら外でGETしましたが(もちろん、ねつ造です)、公の場で性的行為など、
法律違反ですし、他人に勧められるわけありません。またブログなどで成果報告を書いても、
メリットはゼロですし、今では、自分でもやりすぎてしまった、恥すべき黒歴史になっています。
★
さて、そんなアウトドアGETライフ(嘘で塗り固められた)は、貧しすぎると気づき、性の奔放さ
では心が満たされないとわかった私は、純愛ナンパへと路線を変更します。今度は、反動で、
軽い相手は全くGETしない、運命の人探しのナンパを始めました。熱い恋愛を求めたのです。
それでも、すぐGETしようとするゲット癖は抜けきれず、ついには、それが原因で大失態をして、
半狂乱になります。これをセカンドインパクトといい、以降、私は相手に指一本ふれないような、
極端なほど禁欲的なナンパに転じるようになりました。いわゆる、「陽」から「陰」への転換です。
たいして好きでもない、安っぽい相手に性エネルギーを使ってたら、レベルの低い慰みだけで、
満たされず、次から次へと新しい相手を求めます。まるで性欲に翻弄されて、車輪の中を走る
ハムスターのようで、心底カッコ悪いなと、自己嫌悪になりました。最高の満足は、そこにない。
そこで性エネルギーの無駄遣いをやめ、人間的にもイイ男になろうと、方向性を完全に変え、
最高のイイ女探しを始めました。普通の人なら、テキトーに遊んで、その中で、自分に最適な
イイ女を見つけていくように、両方バランスよくやるかもしれませんが、私はうまく出来ません。
不器用なので中途半端に両方やらず、完全に「イイ女探し」だけに的を絞り、命を賭けました。
ところが、これがもう底なし沼にはまるような、自分でも何やってるんだ?というヴァカ具合で、
長期的な消耗戦に入っていきます。お金を持たずに、逆ナンパを求めて、ひたすら同じ場で、
声をかけまくっていくという、まさに修行です。あまりの試行錯誤ぶりで、気が狂いそうでした。
この純愛ナンパは『ナンパ脱出プログラム』で表現しきるつもりですが、現在はまだ4分の3で、
第一章の「序」、第二章の「破」、第三章「究」までの内容です。なお制作中の第四章「極」では、
私が人生最大の危機に落ち、そこからナンパの極意を知り、救われていく過程が描かれます。
究極のノウハウを提示しながら、高度なパズルが、あたかもドミノ倒しのように一気に解けて、
ナンパの聖地が、本物の聖地と昇華する瞬間までを収録した、ドキュメンタリーとなってます。
いかにナンパするかを極限まで突きつめ、斬新なノウハウで全てを逆転させる、奇跡の実録!
これは禁欲的なナンパを続けると何が起こるか?という長期にわたる実験でしたが、まぁ正直、
やりすぎましたね。意地になって、それはもう本当に意地になって、自分の理想を追った結果、
あまりのストイックすぎることからの精神的危機・・。もっと緩くやればよかったのにアホでした。
★
そんなわけで、上記のように、すぐに外でGETしようとする「陽」のナンパと、ひたすらイイ女を、
安っぽい女には目もくれず、禁欲的に求める「陰」のナンパと、両極端なナンパをしてみました。
ハッキリいってヴァカです。両者とも、やりすぎました。しかし、あえてやりすぎることで、特に、
苦しかった禁欲的な「純愛ナンパ」に関しては、非常に多くの発見がありました。そして自然に、
次のナンパ、第三のナンパというものが立ち現われてきたのです。それが、家系ナンパでした。
そうして私は、家系ナンパをひっさげ、強烈な天才ナンパ師、『K』との一騎打ちに向かうのです・・。
まずはタイトル、「タダでナンパする!」にあるように、私は、お金を使わずにナンパすることを、
できるだけ心がけてきました。しかし、さすがにデートする時は無一文でいけませんので、再会
する時は無関係です。要するに、最初、出会った時点のみ、ただお金がないというだけでした。
すると、たんに店に入らず、連絡先を集めるだけのタダナンパになりがちで、設定が弱くなるし、
ならばと必然的に、出会ったその日にやっちゃおう!という方向に熱意は注がれていきました。
しかも、お金がないので家に連れてくるしかない!から次第に、(ここからはフィクションですよ)
もっと安易な、声をかけて、そのまま外でやっちゃう、アウトドアGETを選ぶようになったのです。
動物と同じように、人間もパッと目があったら、すぐ外でやっちゃうのがいいと、思っていました。
特に好きだったのが、駐車場や建物の外階段、高層ビルなどで、慣れてきたら、もっと微妙な、
今にも人が来そうな居酒屋のエレベーターの前や、駅前にある、ちょっとした窪みなど、要は、
通行人がたくさんいる中での、下手したらギリギリ見られるような所です。(ただの妄想です!)
都会には意外に死角が多く、むしろ誰が見てるかわからない静寂な夜の公園より、人がいる、
街中の方が不安はありませんでした。それに、ほとんど立ってやるため、お互い服も脱がず、
すぐに逃げれますし、まったく平気でした。こう書くと、まぁ大胆だと思われがちですが、逆に、
マンガ喫茶などは静かだし、隣りに聞かれるのが恥ずかしく、あの暗い密閉感がムリでした。
カラオケは安定した個室だから平気ですが、カメラがありそうで嫌で、店員さんにバレるのに、
ビビってしまうという、臆病者です。でも、それ位、慎重だからこそ、いつでもパッと移動できる、
アウトドアというオープンスペースは、逆に、重宝しました。(というより、お金がなかっただけ)
そんなこんなで、やたら外でGETしましたが(もちろん、ねつ造です)、公の場で性的行為など、
法律違反ですし、他人に勧められるわけありません。またブログなどで成果報告を書いても、
メリットはゼロですし、今では、自分でもやりすぎてしまった、恥すべき黒歴史になっています。
★
さて、そんなアウトドアGETライフ(嘘で塗り固められた)は、貧しすぎると気づき、性の奔放さ
では心が満たされないとわかった私は、純愛ナンパへと路線を変更します。今度は、反動で、
軽い相手は全くGETしない、運命の人探しのナンパを始めました。熱い恋愛を求めたのです。
それでも、すぐGETしようとするゲット癖は抜けきれず、ついには、それが原因で大失態をして、
半狂乱になります。これをセカンドインパクトといい、以降、私は相手に指一本ふれないような、
極端なほど禁欲的なナンパに転じるようになりました。いわゆる、「陽」から「陰」への転換です。
たいして好きでもない、安っぽい相手に性エネルギーを使ってたら、レベルの低い慰みだけで、
満たされず、次から次へと新しい相手を求めます。まるで性欲に翻弄されて、車輪の中を走る
ハムスターのようで、心底カッコ悪いなと、自己嫌悪になりました。最高の満足は、そこにない。
そこで性エネルギーの無駄遣いをやめ、人間的にもイイ男になろうと、方向性を完全に変え、
最高のイイ女探しを始めました。普通の人なら、テキトーに遊んで、その中で、自分に最適な
イイ女を見つけていくように、両方バランスよくやるかもしれませんが、私はうまく出来ません。
不器用なので中途半端に両方やらず、完全に「イイ女探し」だけに的を絞り、命を賭けました。
ところが、これがもう底なし沼にはまるような、自分でも何やってるんだ?というヴァカ具合で、
長期的な消耗戦に入っていきます。お金を持たずに、逆ナンパを求めて、ひたすら同じ場で、
声をかけまくっていくという、まさに修行です。あまりの試行錯誤ぶりで、気が狂いそうでした。
この純愛ナンパは『ナンパ脱出プログラム』で表現しきるつもりですが、現在はまだ4分の3で、
第一章の「序」、第二章の「破」、第三章「究」までの内容です。なお制作中の第四章「極」では、
私が人生最大の危機に落ち、そこからナンパの極意を知り、救われていく過程が描かれます。
究極のノウハウを提示しながら、高度なパズルが、あたかもドミノ倒しのように一気に解けて、
ナンパの聖地が、本物の聖地と昇華する瞬間までを収録した、ドキュメンタリーとなってます。
いかにナンパするかを極限まで突きつめ、斬新なノウハウで全てを逆転させる、奇跡の実録!
これは禁欲的なナンパを続けると何が起こるか?という長期にわたる実験でしたが、まぁ正直、
やりすぎましたね。意地になって、それはもう本当に意地になって、自分の理想を追った結果、
あまりのストイックすぎることからの精神的危機・・。もっと緩くやればよかったのにアホでした。
★
そんなわけで、上記のように、すぐに外でGETしようとする「陽」のナンパと、ひたすらイイ女を、
安っぽい女には目もくれず、禁欲的に求める「陰」のナンパと、両極端なナンパをしてみました。
ハッキリいってヴァカです。両者とも、やりすぎました。しかし、あえてやりすぎることで、特に、
苦しかった禁欲的な「純愛ナンパ」に関しては、非常に多くの発見がありました。そして自然に、
次のナンパ、第三のナンパというものが立ち現われてきたのです。それが、家系ナンパでした。
そうして私は、家系ナンパをひっさげ、強烈な天才ナンパ師、『K』との一騎打ちに向かうのです・・。
posted by fmtbank at 09:13| カテゴリ無し
|
2013年10月31日
天才ナンパ師の末路(3人のケース)
ナンパを続けることで、男は何度も破壊されて、どんどん生まれ変わっていく。
そんな事を繰り返し書いてきましたが、実をいうと、壊れない人も中にはいます。
自分の中に余計なものがない人です。幻想だとか思いこみ、変なこだわりなど、
壊されるべき価値観がなければ、壊れようがない。つまり、自意識過剰な人は、
その過剰な部分が壊されますが、元から自然体な人は、その自然のままです。
ナンパというものは、男を自然に戻す働きがある。壊されるのは、不自然さだけ。
でも、それをわかっていれば、そんなに怖がらず、不自然さを手放せるはずです。
★
このブログは、内気な人のために書いているので、どうしても破壊があることを、
強調してしまいますが、最初から、そう覚悟しておけば、案外、傷つくことはない。
覚悟する者に対して、セカイはひどい仕打ちをしません。そういう意味もあって、
自分を守ろうとしても無駄だよと、破壊されるつもりで行け!と、励ましたのです。
しかし、そんな励ましが不要な人達もいます。それが根っからの軽いタイプの人!
私の知人にもいます。先日、ヒッキー運動の協力を求めた時に来ていた人物で、
学生時代のサークルの先輩。仮に名前を『K』としましょう。彼はめちゃくちゃ軽い。
どれだけ軽いかというと、飲食店の列に並んでいる時に、前の女子に声をかけて、
その場でキスしたり、普通に外を歩いている時、居酒屋で合コンしている女子を
見かけて「行ってきますわ。」と勝手に店に入り、キスして戻ってくるという、感覚。
それも、そんなにガツガツしてなくて、すべてが当たり前のように、すぐ手を出す。
よく考えたら、やりすぎなんですが、私はこれが普通のナンパなんだと思ってて、
今思えば、私が、やたら手が早くなったのも、彼の影響があったのかもしれない。
(現場を見たというより、武勇伝を聞かされてばかりいたので、幻想も強まった・・。)
ちなみに、これらの話は、学生時代の話です。私が鬱屈していて、大失恋の傷を
癒すために、ほとんど部屋にこもっては、もう朝から晩までインドの宗教本ばかり
読んでいた後。それから時々、サークルの部室に顔を出したり、会合にも行ってた。
小さいサークルで、一つ上の先輩は3人しかいなかったのですが、彼らが凄かった。
もう、つるんでナンパばかりしている。その話を横で、さりげなく聴いていたのですね。
すんごい楽しそうに、電車の中でナンパしただとか、一日三回、成功したとかの話を。
もちろん、当時は参加など出来ず、別世界の話でした。会合の後など、彼らはすぐ、
ナンパを始めましたが、輪になんか入れませんよ。私は逃げました。普通の時でも、
挨拶なしに、いつの間にか、その場から消えたりと、心を閉ざしていたわけですから。
誰からの電話も出なかったし、先日、『K』からの電話に出ただけで、「成長したな〜。」
と感心されたほどです。いや、本当、その通り、成長したんです。今なら、あの当時の
先輩達の勢いに、余裕でついていけると思います。でも、20年遅かった。(おせー!)
いや、20年といわず、すでに10年前でも出来たけれど、彼らと会う機会がなかった。
★
それでは、当時、天才的なナンパ師だと思った、3人の先輩の20年後を紹介します。
すでに40代である、3人の先輩のうちの1人、当時、最も自分勝手だった人は、先日、
「ガンガンにいくで〜。」と言いつつ、涙目のまま地蔵になってました。すごい寂しかった。
また、最もトークが面白かった先輩は、「もうナンパはいいだろ。」と言いつつも、やたらと、
ガールズの客引きばかりと話してて、本当はやりたいんでしょ!という感じで、惜しかった。
そして3人目、当時、最も腕があった『K』はというと、今も余裕で嬉々として声かけていた!
彼だけが結婚していなくて、というより結婚を小馬鹿にしていて、一生、遊び続けるらしい。
ただし彼は、路上がどうだとかいうのではなく、すべてに開けており、女子店員にも、必ず
連絡先は尋ねるし、キャバクラでも、持ちかえりしてしまうし、全ジャンルに開けています。
それに、超一流企業に勤めていた彼は、時間がかかりすぎるナンパなど一時は否定して、
毎日、合コンに明け暮れていた。私がナンパに燃え始めた頃がそうで、最初の頃の記事
に彼は登場しています。不思議に、この『K』とは、二年おき位に、街頭にて出くわしました。
その度に、「一緒に、ナンパ代行業やろうや。」とか、「ナンパ教材、アフィリエイトさせてや。」
などと、お金儲けの話ばかり持ちかけました。悪い人ではないんですが、とにかく軽すぎて、
私も一度、ぶち切れたこともあります。そんなわけで、全然仲がいいわけではありません。
しかし彼は、リスペクトすべき存在である事は間違いない。ナンパより効率よく出会うため、
超一流企業に入り、その名で合コンをやりまくり、さらにイイ女と出会うため、自らモデルの
事務所を開こうとしたり、女性の恋愛相談の本を出版し、向こうから来るように企てたりと、
その軽いフットワークには目覚ましいものがある。外向的にも程がある、大活躍ぶりです。
確かに、すごいんですが、典型的な世間でいう「勝ち組」路線で、何も持たざる者が逆転
するという、ゲリラ路線を心底愛している私には、やはり、ほとんど興味が湧かなかった。
★
ところが彼は、何を思ったか、今年になって、突然、超一流企業を辞めて無職になります。
そして以前とは違い、お金だけ追ってもしょうがない、という悟りを得たような顔で、まるで、
別人のようになっていた。しかも、いまだに女好きに変わりなく、いつも女性を物色してるし、
迷いもない。おそらく、この人は、心の中に、破壊されるものなどないんだろうな、と思う。
とにかく、いい意味で、薄いんですよ。天性の何もなさ。何もないからこそ、自由に動ける。
その反面、濃いコンテンツは作れない、人と組んだり、人と人を結ぶことしかできない、と、
彼も自己分析ができていて、まさに私自身と間逆だからこそ、組むと面白いかもしれん!
そう思ったんですよ。だからヒッキー運動関連で、何か一緒に出来ればよかったんですが、
ヒッキー運動で組むのは、やはり全然違うなとボツにしました。じゃあ、音声メルマガでは?
例えば、『覚醒プログラム』の第33号のラストで、「頭でっかち」という男の声が入ってて、
あれは『K』が、私に向かって言った台詞です。また、『第四章<極>』でも、突然、『K』が
偶然に現れるシーンも出てきます。これは無意識に、何らかの布石なのかもしれません。
もしかしたら、『K』は間接的に、私の師匠なのか?という考えも一瞬浮かんだのですが、
すかさず「NO〜!」という全否定に到りました。教わったこともないし、教わることもない。
彼はテクニックなんか意識したこともなく、ただただ、本能に忠実に、いつでも迷いもなく、
軽やかに、そこらじゅうに粉をまいているだけです。彼に破壊と創造など、起こりません。
しかし唯一、学ぶべきことは、その「軽さ」こそにあり、その何も無さは、あまりにも美しい。
そんな事を繰り返し書いてきましたが、実をいうと、壊れない人も中にはいます。
自分の中に余計なものがない人です。幻想だとか思いこみ、変なこだわりなど、
壊されるべき価値観がなければ、壊れようがない。つまり、自意識過剰な人は、
その過剰な部分が壊されますが、元から自然体な人は、その自然のままです。
ナンパというものは、男を自然に戻す働きがある。壊されるのは、不自然さだけ。
でも、それをわかっていれば、そんなに怖がらず、不自然さを手放せるはずです。
★
このブログは、内気な人のために書いているので、どうしても破壊があることを、
強調してしまいますが、最初から、そう覚悟しておけば、案外、傷つくことはない。
覚悟する者に対して、セカイはひどい仕打ちをしません。そういう意味もあって、
自分を守ろうとしても無駄だよと、破壊されるつもりで行け!と、励ましたのです。
しかし、そんな励ましが不要な人達もいます。それが根っからの軽いタイプの人!
私の知人にもいます。先日、ヒッキー運動の協力を求めた時に来ていた人物で、
学生時代のサークルの先輩。仮に名前を『K』としましょう。彼はめちゃくちゃ軽い。
どれだけ軽いかというと、飲食店の列に並んでいる時に、前の女子に声をかけて、
その場でキスしたり、普通に外を歩いている時、居酒屋で合コンしている女子を
見かけて「行ってきますわ。」と勝手に店に入り、キスして戻ってくるという、感覚。
それも、そんなにガツガツしてなくて、すべてが当たり前のように、すぐ手を出す。
よく考えたら、やりすぎなんですが、私はこれが普通のナンパなんだと思ってて、
今思えば、私が、やたら手が早くなったのも、彼の影響があったのかもしれない。
(現場を見たというより、武勇伝を聞かされてばかりいたので、幻想も強まった・・。)
ちなみに、これらの話は、学生時代の話です。私が鬱屈していて、大失恋の傷を
癒すために、ほとんど部屋にこもっては、もう朝から晩までインドの宗教本ばかり
読んでいた後。それから時々、サークルの部室に顔を出したり、会合にも行ってた。
小さいサークルで、一つ上の先輩は3人しかいなかったのですが、彼らが凄かった。
もう、つるんでナンパばかりしている。その話を横で、さりげなく聴いていたのですね。
すんごい楽しそうに、電車の中でナンパしただとか、一日三回、成功したとかの話を。
もちろん、当時は参加など出来ず、別世界の話でした。会合の後など、彼らはすぐ、
ナンパを始めましたが、輪になんか入れませんよ。私は逃げました。普通の時でも、
挨拶なしに、いつの間にか、その場から消えたりと、心を閉ざしていたわけですから。
誰からの電話も出なかったし、先日、『K』からの電話に出ただけで、「成長したな〜。」
と感心されたほどです。いや、本当、その通り、成長したんです。今なら、あの当時の
先輩達の勢いに、余裕でついていけると思います。でも、20年遅かった。(おせー!)
いや、20年といわず、すでに10年前でも出来たけれど、彼らと会う機会がなかった。
★
それでは、当時、天才的なナンパ師だと思った、3人の先輩の20年後を紹介します。
すでに40代である、3人の先輩のうちの1人、当時、最も自分勝手だった人は、先日、
「ガンガンにいくで〜。」と言いつつ、涙目のまま地蔵になってました。すごい寂しかった。
また、最もトークが面白かった先輩は、「もうナンパはいいだろ。」と言いつつも、やたらと、
ガールズの客引きばかりと話してて、本当はやりたいんでしょ!という感じで、惜しかった。
そして3人目、当時、最も腕があった『K』はというと、今も余裕で嬉々として声かけていた!
彼だけが結婚していなくて、というより結婚を小馬鹿にしていて、一生、遊び続けるらしい。
ただし彼は、路上がどうだとかいうのではなく、すべてに開けており、女子店員にも、必ず
連絡先は尋ねるし、キャバクラでも、持ちかえりしてしまうし、全ジャンルに開けています。
それに、超一流企業に勤めていた彼は、時間がかかりすぎるナンパなど一時は否定して、
毎日、合コンに明け暮れていた。私がナンパに燃え始めた頃がそうで、最初の頃の記事
に彼は登場しています。不思議に、この『K』とは、二年おき位に、街頭にて出くわしました。
その度に、「一緒に、ナンパ代行業やろうや。」とか、「ナンパ教材、アフィリエイトさせてや。」
などと、お金儲けの話ばかり持ちかけました。悪い人ではないんですが、とにかく軽すぎて、
私も一度、ぶち切れたこともあります。そんなわけで、全然仲がいいわけではありません。
しかし彼は、リスペクトすべき存在である事は間違いない。ナンパより効率よく出会うため、
超一流企業に入り、その名で合コンをやりまくり、さらにイイ女と出会うため、自らモデルの
事務所を開こうとしたり、女性の恋愛相談の本を出版し、向こうから来るように企てたりと、
その軽いフットワークには目覚ましいものがある。外向的にも程がある、大活躍ぶりです。
確かに、すごいんですが、典型的な世間でいう「勝ち組」路線で、何も持たざる者が逆転
するという、ゲリラ路線を心底愛している私には、やはり、ほとんど興味が湧かなかった。
★
ところが彼は、何を思ったか、今年になって、突然、超一流企業を辞めて無職になります。
そして以前とは違い、お金だけ追ってもしょうがない、という悟りを得たような顔で、まるで、
別人のようになっていた。しかも、いまだに女好きに変わりなく、いつも女性を物色してるし、
迷いもない。おそらく、この人は、心の中に、破壊されるものなどないんだろうな、と思う。
とにかく、いい意味で、薄いんですよ。天性の何もなさ。何もないからこそ、自由に動ける。
その反面、濃いコンテンツは作れない、人と組んだり、人と人を結ぶことしかできない、と、
彼も自己分析ができていて、まさに私自身と間逆だからこそ、組むと面白いかもしれん!
そう思ったんですよ。だからヒッキー運動関連で、何か一緒に出来ればよかったんですが、
ヒッキー運動で組むのは、やはり全然違うなとボツにしました。じゃあ、音声メルマガでは?
例えば、『覚醒プログラム』の第33号のラストで、「頭でっかち」という男の声が入ってて、
あれは『K』が、私に向かって言った台詞です。また、『第四章<極>』でも、突然、『K』が
偶然に現れるシーンも出てきます。これは無意識に、何らかの布石なのかもしれません。
もしかしたら、『K』は間接的に、私の師匠なのか?という考えも一瞬浮かんだのですが、
すかさず「NO〜!」という全否定に到りました。教わったこともないし、教わることもない。
彼はテクニックなんか意識したこともなく、ただただ、本能に忠実に、いつでも迷いもなく、
軽やかに、そこらじゅうに粉をまいているだけです。彼に破壊と創造など、起こりません。
しかし唯一、学ぶべきことは、その「軽さ」こそにあり、その何も無さは、あまりにも美しい。
posted by fmtbank at 07:47| カテゴリ無し
|
2013年10月30日
大恋愛が破綻する理由(五行の法則)
身も心も燃え上がるような恋は、たまらないものがあり、多くの男も、それを求める。
しかし大抵は、やがて破綻する。これは一体、何が起こっているのか?五行である。
ここでも五行の法則が始動する。以前、述べた五行の法則は、相性に関するもので、
最大でも二割の人しか自分には合ってない、というものだったが、今回は一人の彼女、
その恋人の存在の中で、最大で二割しか好きになれる部分がない、という法則である。
つまり、五行でいうと、彼女の二割だけが好きで、二割は嫌いなところとなり、その状態
を自然に受け入れられるなら、そんなに気にせず、うまくやっていける。ところが、最初、
恋愛感情が盛り上がってしまったら、嫌いな二割の部分も、大好きだと、錯覚してしまう。
例えば、最初は惚れた理由だったのが、後から、それが別れる理由になったりすること、
恋愛ではよくある。「いろいろ気にかけてくれるのが嬉しい」から好きになったというのに、
別れる理由が、「うるさくて、ウザイ」からになったり、惚れた当初と、逆転してしまうのだ。
とにかく、目の前の相手が全部好き!という状態になると、「好き」が過剰化することで、
「嫌い」が抑圧される。「好き」が大きければ大きいほど、「嫌い」な部分を盲目状態にし、
無意識化されてしまう。その結果、「好き」が落ち着いて、油断した途端に、反動がくる!
これが恐ろしい嵐である。それまでの「好き」によって執着が生まれているため、突然、
巻き起こってくる「嫌い」の反動に対し、抵抗して苦しみ、ボロボロになってしまうのだ・・。
この時、ハッキリとした、相手のことを嫌い、という感情は、なかなか認めることは難しく、
ただただ、相手が自分に対して、イヤなことばかりしてくると思いがちで、実際、文字通り、
一番弱点だと思ってたこと、隠そうとしていたことを、彼女は徹底的に攻撃してくるだろう。
あなたが一番嫌がることをするのだ。これが、深い関係性の中で起こる破壊というやつ!
それもこれも、五行の法則によって、過剰な「好き」の代償を、過剰な「嫌い」で精算して、
バランスをとるための自然な流れであり、その真理を見つめ、ただ身を任せるしかない。
そうして嵐をやりすごした後で、以前よりも深い信頼関係で結ばれていれば成功である。
もちろん、そのまま別れるのも、失敗ではない。お互い、大いなる学びを得たことになる。
★
恋愛関係における、シンクロ率というのは、「7:恋人」が、まず一つの分岐点となるだろう。
何無派十牛図でいう、「7:恋人」という段階では、「6:破壊者」に戻って、縁が破壊される
場合と、そのまま「8:創造者」という、初期の恋愛感情が去った後、ともに関係性を創造
していく段階へと進む場合とに分かれるが、その両者とも、一つの大いなる学びでしかない。
特に、恋愛経験の少ない若い女の子なんかだと、なかなか創造的な関係まで深まらずに、
どちらかが逃げ出すことで、あっさり関係は終わるだろう。そういう事を何回か繰り返して、
もっと深い関係性というものに目覚めていくわけで、人によって、それぞれ成長は違うのだ。
また、彼女ができれば幸せ!相手が幸せにしてくれる、と思っているなら、その恋愛は必ず
苦しみに満ちたものになるだろう。特に、お互いがそう思っているカップルは共依存となり、
地獄をみる。幸せは、相手に関係なく、自分でなるものだと、悟らない限り、苦しみは続く・・。
これが自ら創造する者、「8:創造者」への目覚めである。すぐに理解して、目覚める者も
いれば、何度も女性に裏切られて、最終的に、絶望の中で知る者もいる。とはいえ、別に、
恋愛の葛藤が多くとも、それだけドラマチックというわけだから、遠回りするのも、よかろう。
他人が自分を幸せにしてくれると思って、何度でも破壊されればいいし、再生すればいい。
とにかく大事なことは、我々は、自分の全部が好かれることはない、という真理。だったら、
好かれようとしては、懸命に頑張るのではなく、嫌われてもいいからと、自分を出した方が、
ずっとラクで、結果的に、好かれるための近道でもある。あなたの短所が、好かれるのだ。
また相手に対しても、最初は良いと思った部分が、後から嫌な部分に変わったり、最初に
何も興味が湧かなかった部分が、後からジワジワ好きになったりと、五行による変動こそ、
楽しめるようになると、余裕が出てくる。と同時に、ひとめぼれなど、減ってくるに違いない。
若い女の子が、最初こそ、男をルックスだけで見ていたのが、何度か深い恋愛を経験して、
気にならなくなっていくのと同じように、男側でも、幻想は落ちて、拡がっていく傾向にある。
どんな相手からも魅力を引き出せ、自ら、頻繁にエロくなっていけるのは、大いなる豊かさ。
それを、アイドル級じゃないと、俺は声かけない、なんていうのは、童貞の戯言だったのだ。
結局は、幻想が死んだぶん、愛のスペースは大きくなる。やたらめったら、恋せよ、男子!
しかし大抵は、やがて破綻する。これは一体、何が起こっているのか?五行である。
ここでも五行の法則が始動する。以前、述べた五行の法則は、相性に関するもので、
最大でも二割の人しか自分には合ってない、というものだったが、今回は一人の彼女、
その恋人の存在の中で、最大で二割しか好きになれる部分がない、という法則である。
つまり、五行でいうと、彼女の二割だけが好きで、二割は嫌いなところとなり、その状態
を自然に受け入れられるなら、そんなに気にせず、うまくやっていける。ところが、最初、
恋愛感情が盛り上がってしまったら、嫌いな二割の部分も、大好きだと、錯覚してしまう。
例えば、最初は惚れた理由だったのが、後から、それが別れる理由になったりすること、
恋愛ではよくある。「いろいろ気にかけてくれるのが嬉しい」から好きになったというのに、
別れる理由が、「うるさくて、ウザイ」からになったり、惚れた当初と、逆転してしまうのだ。
とにかく、目の前の相手が全部好き!という状態になると、「好き」が過剰化することで、
「嫌い」が抑圧される。「好き」が大きければ大きいほど、「嫌い」な部分を盲目状態にし、
無意識化されてしまう。その結果、「好き」が落ち着いて、油断した途端に、反動がくる!
これが恐ろしい嵐である。それまでの「好き」によって執着が生まれているため、突然、
巻き起こってくる「嫌い」の反動に対し、抵抗して苦しみ、ボロボロになってしまうのだ・・。
この時、ハッキリとした、相手のことを嫌い、という感情は、なかなか認めることは難しく、
ただただ、相手が自分に対して、イヤなことばかりしてくると思いがちで、実際、文字通り、
一番弱点だと思ってたこと、隠そうとしていたことを、彼女は徹底的に攻撃してくるだろう。
あなたが一番嫌がることをするのだ。これが、深い関係性の中で起こる破壊というやつ!
それもこれも、五行の法則によって、過剰な「好き」の代償を、過剰な「嫌い」で精算して、
バランスをとるための自然な流れであり、その真理を見つめ、ただ身を任せるしかない。
そうして嵐をやりすごした後で、以前よりも深い信頼関係で結ばれていれば成功である。
もちろん、そのまま別れるのも、失敗ではない。お互い、大いなる学びを得たことになる。
★
恋愛関係における、シンクロ率というのは、「7:恋人」が、まず一つの分岐点となるだろう。
何無派十牛図でいう、「7:恋人」という段階では、「6:破壊者」に戻って、縁が破壊される
場合と、そのまま「8:創造者」という、初期の恋愛感情が去った後、ともに関係性を創造
していく段階へと進む場合とに分かれるが、その両者とも、一つの大いなる学びでしかない。
特に、恋愛経験の少ない若い女の子なんかだと、なかなか創造的な関係まで深まらずに、
どちらかが逃げ出すことで、あっさり関係は終わるだろう。そういう事を何回か繰り返して、
もっと深い関係性というものに目覚めていくわけで、人によって、それぞれ成長は違うのだ。
また、彼女ができれば幸せ!相手が幸せにしてくれる、と思っているなら、その恋愛は必ず
苦しみに満ちたものになるだろう。特に、お互いがそう思っているカップルは共依存となり、
地獄をみる。幸せは、相手に関係なく、自分でなるものだと、悟らない限り、苦しみは続く・・。
これが自ら創造する者、「8:創造者」への目覚めである。すぐに理解して、目覚める者も
いれば、何度も女性に裏切られて、最終的に、絶望の中で知る者もいる。とはいえ、別に、
恋愛の葛藤が多くとも、それだけドラマチックというわけだから、遠回りするのも、よかろう。
他人が自分を幸せにしてくれると思って、何度でも破壊されればいいし、再生すればいい。
とにかく大事なことは、我々は、自分の全部が好かれることはない、という真理。だったら、
好かれようとしては、懸命に頑張るのではなく、嫌われてもいいからと、自分を出した方が、
ずっとラクで、結果的に、好かれるための近道でもある。あなたの短所が、好かれるのだ。
また相手に対しても、最初は良いと思った部分が、後から嫌な部分に変わったり、最初に
何も興味が湧かなかった部分が、後からジワジワ好きになったりと、五行による変動こそ、
楽しめるようになると、余裕が出てくる。と同時に、ひとめぼれなど、減ってくるに違いない。
若い女の子が、最初こそ、男をルックスだけで見ていたのが、何度か深い恋愛を経験して、
気にならなくなっていくのと同じように、男側でも、幻想は落ちて、拡がっていく傾向にある。
どんな相手からも魅力を引き出せ、自ら、頻繁にエロくなっていけるのは、大いなる豊かさ。
それを、アイドル級じゃないと、俺は声かけない、なんていうのは、童貞の戯言だったのだ。
結局は、幻想が死んだぶん、愛のスペースは大きくなる。やたらめったら、恋せよ、男子!
posted by fmtbank at 15:15| カテゴリ無し
|
2013年10月29日
最高の彼女ができたら、ナンパは終わりなのか?
独りでナンパを続けると、男は別人のように、生まれ変わります。
なぜなら、精神的に何度も死ぬからです。死ぬことで、新しくなる。
まず声かけの時点で、必ず絶望的なほどの無力感や孤独感など、
不快な状態で、力尽きるときがくる。最初こそ楽しいけど、必ずくる。
これが前回述べたような、誰にも起こる、破壊と創造です。ここで、
挫折する人が多い。まんまと自分の脳に騙されてしまう。体が重く、
気分も悪い時に、あえてやると、一気に元気になることを知らない。
ダメな時にこそ「死」が起こり、「再生」にそのまま繋がるというのに、
そのほんの一歩手前でサボって、そのまま数年、ひきずるのです。
死ねないから、そのまま病気が保たれる。まさに天国と地獄の境目。
しかし、声かけにおける破壊と創造など、実は、まだまだ序の口です。
次は、実際に連れ出して失敗したり、再会できなかったり、デートして、
大失敗したりすることのショックが待っています。こちらの方が辛い・・。
いちいち期待を裏切られたり、頭にきたり、凹んだりと、明確に傷つく。
だから傷つくのが怖くて、手を出さなかったり、連絡さえしない人もいる。
もちろん、これじゃダメ。ちゃんと破壊されないと、創造が起きませんし、
しっかりと女性に振り回されることで、免疫もつき、ドッシリと安定します。
何が起ころうとたいしたことじゃない、と思うようになると、必ず成功する。
つまり手痛い破壊から立ち直る度に、成功もして、自信がついてきます。
ところが、ここでの自信なんて、本当の意味では脆い。問題は、次です。
大好きな彼女と付き合ってから、深い関係の中で、ボロボロになること。
これを超える破壊はないし、それはもう徹底的に、ボロボロに死にます。
この辛くて、何も手につかないドン底は、一歩間違えれば、本当に死ぬ。
それだけ激しいもので、特に、恋愛経験が少ない人や、または、最高だ!
という彼女と付き合うことになると、感情が巻き込まれ、激しくなりやすい。
要は、天国の喜びも高ければ、それだけ地獄の辛さも深く、比例します・・。
しかし、この修羅場をくぐり抜けた後、男は生まれ変わっている。大抵は、
完全復活に時間もかかるし、本人が気づくのも時間差はあるが、確実に!
★
このように男は、ナンパを続けるうちに、少なくとも三回は死ぬ。そうして、
その死の激しさは、女性という他者との関係性が深まるほど、すさまじい。
なので地蔵問題で、声かけに関する厳しさなんて、本当いうと、もう全然、
たいしたことないんですが、どの段階でも、重要度はそれぞれ変わらない。
必ず、全プロセスを経験して、各段階のスタンドを活性化すべきなんです。
事実、ナンパですぐに結果を出してしまった人が、後から苦労することなど、
よくあります。久しぶりにナンパを再開する場合も同様で、ゼロスタートです。
ところが、ゼロからスタートしなくちゃいけないのに、成功体験が邪魔になる。
特に、強烈な恋愛を終了した後は、なかなかエンジンが、かかりにくかったり・・。
それでは、ここで、あるナンパ勇者のご報告を、紹介させていただきます。
去年、彼女とのシンクロ率の高さで、MVPに値する結果を残した方です。
彼が再び、ナンパワールドに戻ってまいりました。以下、最高のご報告!
>
> 実は、約1年のときを経て、件の彼女とは別れました。
>
> 今考えてもすごくスタイルが良くて美人で、
> 「本当にこれが自分の人生か!?」
> と思ってしまうような夢を見ているような日々でした。
>
> 彼女とは一時的に、奇跡的な気の合い方をする所もあった反面、
> その他のほとんどの部分で全く気やソリが合わず、すごく苦労をし、
> 継続的に付き合っていく事が難しいと判断せざるを得ませんでした。
>
> お互いがお互いを好きなのに、どうしてもうまくいかない事に悩み続けました。
>
>
> そして本当に地面を這うような苦しい思いや、その反面の、本当にお互い
> ピッタリとくっ付いて世界と自分達全体が溶け合うような、天にも上るような
> 気持ちを何度も経験しました。
>
> 全てフミトさんの企画をきっかけに、こんなへなちょこでも、自分の
> 出来る所から道聞きしたりして、何とか声をかけ続けた事による奇跡です。
>
> 某所で完全に一目ぼれして、逡巡した末、なんとか最後の最後で連絡先を
> 聞いて、ドキドキしながら会って、会話を何とか持たせて、30歳で初めて女性と
> 付き合って、素人童貞を脱するなんて。。
>
> フミトさんの企画と助言が無ければ、絶対にあり得なかった経験です。
>
> 周囲からは、「一目ぼれして連絡先を聞いた」というエピソードだけで皆、目を剥いて
> びっくりされ、また街に買い物に行けば「彼女さんマジ美人っすね!?」と男性店員
> から感心され、とても誇らしい思いでした。自分でも信じられません。
>
> さらに、お陰で、彼女に対しては、もちろん、一途な思いを持ちながらも、
> 「彼女ともし別れても、また僕にはナンパがある」と思えた事が、結構ワガママで
> 美人系な彼女に対しても、下手にならず、最後まで自分を優位に立たせる事に
> 成功できたと思います。
>
>
> 最後に奇跡をひとつ。
>
> 付き合って1ヶ月記念の日、お互い気合を入れて、
> 着てきた服が、面白い事になりました。
>
> 以下、お互いのファッション(下から)
>
>
> 彼女 カーキ色の足長ブーツ
> 僕 カーキ色の足長ブーツ
>
> 彼女 黒いストッキング
> 僕 黒い靴下
>
> 彼女 青いデニムのスカート
> 僕 青いデニムのジーパン
>
> 彼女 白い厚手のシャツ
> 僕 白い厚手のシャツ
>
> 彼女 黒いトレンチコート
> 僕 黒いトレンチコート
>
>
> 色だけじゃなく、質感もほとんど一緒で、
> 実は、バックの色も、パンツ(とパンティw)の色も、
> 全部そのときの彼女と同じでした(^^;
>
> 彼女とシンクロMAXの時って何度かあったのですが、
> この時は目に見えて凄かったですw
>
>
> でも、結局、未だ彼女に対してしか、
> ナンパらしいナンパをしていません。
>
> (ラッキーパンチで全てが一回でうまく行ってしまった!)
>
> 街ではずっと地蔵です。。
>
>
> ただ、彼女に対しては、その気持ちが真実だったからこそ、
> 突き進む力が出たのですが、街での声掛けは、何だか
> 自分の欲の為に女性を利用しているような、嘘をついて、
> 結局は何か彼女達の大切なものを奪ってしまっているような
> 罪悪感があります。
>
> それが当座の悩みです。考えすぎか、言い訳かもしれません。
>
>
> 一度、凄腕と呼ばれる人と合流して、講習を受けたのですが、
> 「ヤレれば良い」みたいなノリと、女性をモノとして扱っているような
> 感覚についていけず、本当に吐き気がして、途中で逃げ出しました。
>
> そういう部分がある限り、ナンパは向かないのかな、
> ただ意気地がないのかな、と思っています。
>
> ただ、いずれにせよ、誰と比べる事無く、孤独のまま、
> 僕はセカイ系で突き進んでいこうと思っています。
>
> 意思さえ持ち続ければ、またこの世界が新たな
> 素晴らしい出会いを運んで来てくれる事を信じて。
>
★
以上、これぞリアルという、素晴らしい再出発のご報告でした。
やはり、出会うことも素晴らしければ、別れもまた、素晴らしい。
人生とは、全てが経過していくものという真理に、感動しました。
永遠の恋愛など、この世に存在しない。しかし、創造は永遠です。
今後は、ナンパにおける創造というものを、もっと扱っていきます。
いざ、恋愛への幻想が終わって初めて、真実のナンパが始まる!
なぜなら、精神的に何度も死ぬからです。死ぬことで、新しくなる。
まず声かけの時点で、必ず絶望的なほどの無力感や孤独感など、
不快な状態で、力尽きるときがくる。最初こそ楽しいけど、必ずくる。
これが前回述べたような、誰にも起こる、破壊と創造です。ここで、
挫折する人が多い。まんまと自分の脳に騙されてしまう。体が重く、
気分も悪い時に、あえてやると、一気に元気になることを知らない。
ダメな時にこそ「死」が起こり、「再生」にそのまま繋がるというのに、
そのほんの一歩手前でサボって、そのまま数年、ひきずるのです。
死ねないから、そのまま病気が保たれる。まさに天国と地獄の境目。
しかし、声かけにおける破壊と創造など、実は、まだまだ序の口です。
次は、実際に連れ出して失敗したり、再会できなかったり、デートして、
大失敗したりすることのショックが待っています。こちらの方が辛い・・。
いちいち期待を裏切られたり、頭にきたり、凹んだりと、明確に傷つく。
だから傷つくのが怖くて、手を出さなかったり、連絡さえしない人もいる。
もちろん、これじゃダメ。ちゃんと破壊されないと、創造が起きませんし、
しっかりと女性に振り回されることで、免疫もつき、ドッシリと安定します。
何が起ころうとたいしたことじゃない、と思うようになると、必ず成功する。
つまり手痛い破壊から立ち直る度に、成功もして、自信がついてきます。
ところが、ここでの自信なんて、本当の意味では脆い。問題は、次です。
大好きな彼女と付き合ってから、深い関係の中で、ボロボロになること。
これを超える破壊はないし、それはもう徹底的に、ボロボロに死にます。
この辛くて、何も手につかないドン底は、一歩間違えれば、本当に死ぬ。
それだけ激しいもので、特に、恋愛経験が少ない人や、または、最高だ!
という彼女と付き合うことになると、感情が巻き込まれ、激しくなりやすい。
要は、天国の喜びも高ければ、それだけ地獄の辛さも深く、比例します・・。
しかし、この修羅場をくぐり抜けた後、男は生まれ変わっている。大抵は、
完全復活に時間もかかるし、本人が気づくのも時間差はあるが、確実に!
★
このように男は、ナンパを続けるうちに、少なくとも三回は死ぬ。そうして、
その死の激しさは、女性という他者との関係性が深まるほど、すさまじい。
なので地蔵問題で、声かけに関する厳しさなんて、本当いうと、もう全然、
たいしたことないんですが、どの段階でも、重要度はそれぞれ変わらない。
必ず、全プロセスを経験して、各段階のスタンドを活性化すべきなんです。
事実、ナンパですぐに結果を出してしまった人が、後から苦労することなど、
よくあります。久しぶりにナンパを再開する場合も同様で、ゼロスタートです。
ところが、ゼロからスタートしなくちゃいけないのに、成功体験が邪魔になる。
特に、強烈な恋愛を終了した後は、なかなかエンジンが、かかりにくかったり・・。
それでは、ここで、あるナンパ勇者のご報告を、紹介させていただきます。
去年、彼女とのシンクロ率の高さで、MVPに値する結果を残した方です。
彼が再び、ナンパワールドに戻ってまいりました。以下、最高のご報告!
>
> 実は、約1年のときを経て、件の彼女とは別れました。
>
> 今考えてもすごくスタイルが良くて美人で、
> 「本当にこれが自分の人生か!?」
> と思ってしまうような夢を見ているような日々でした。
>
> 彼女とは一時的に、奇跡的な気の合い方をする所もあった反面、
> その他のほとんどの部分で全く気やソリが合わず、すごく苦労をし、
> 継続的に付き合っていく事が難しいと判断せざるを得ませんでした。
>
> お互いがお互いを好きなのに、どうしてもうまくいかない事に悩み続けました。
>
>
> そして本当に地面を這うような苦しい思いや、その反面の、本当にお互い
> ピッタリとくっ付いて世界と自分達全体が溶け合うような、天にも上るような
> 気持ちを何度も経験しました。
>
> 全てフミトさんの企画をきっかけに、こんなへなちょこでも、自分の
> 出来る所から道聞きしたりして、何とか声をかけ続けた事による奇跡です。
>
> 某所で完全に一目ぼれして、逡巡した末、なんとか最後の最後で連絡先を
> 聞いて、ドキドキしながら会って、会話を何とか持たせて、30歳で初めて女性と
> 付き合って、素人童貞を脱するなんて。。
>
> フミトさんの企画と助言が無ければ、絶対にあり得なかった経験です。
>
> 周囲からは、「一目ぼれして連絡先を聞いた」というエピソードだけで皆、目を剥いて
> びっくりされ、また街に買い物に行けば「彼女さんマジ美人っすね!?」と男性店員
> から感心され、とても誇らしい思いでした。自分でも信じられません。
>
> さらに、お陰で、彼女に対しては、もちろん、一途な思いを持ちながらも、
> 「彼女ともし別れても、また僕にはナンパがある」と思えた事が、結構ワガママで
> 美人系な彼女に対しても、下手にならず、最後まで自分を優位に立たせる事に
> 成功できたと思います。
>
>
> 最後に奇跡をひとつ。
>
> 付き合って1ヶ月記念の日、お互い気合を入れて、
> 着てきた服が、面白い事になりました。
>
> 以下、お互いのファッション(下から)
>
>
> 彼女 カーキ色の足長ブーツ
> 僕 カーキ色の足長ブーツ
>
> 彼女 黒いストッキング
> 僕 黒い靴下
>
> 彼女 青いデニムのスカート
> 僕 青いデニムのジーパン
>
> 彼女 白い厚手のシャツ
> 僕 白い厚手のシャツ
>
> 彼女 黒いトレンチコート
> 僕 黒いトレンチコート
>
>
> 色だけじゃなく、質感もほとんど一緒で、
> 実は、バックの色も、パンツ(とパンティw)の色も、
> 全部そのときの彼女と同じでした(^^;
>
> 彼女とシンクロMAXの時って何度かあったのですが、
> この時は目に見えて凄かったですw
>
>
> でも、結局、未だ彼女に対してしか、
> ナンパらしいナンパをしていません。
>
> (ラッキーパンチで全てが一回でうまく行ってしまった!)
>
> 街ではずっと地蔵です。。
>
>
> ただ、彼女に対しては、その気持ちが真実だったからこそ、
> 突き進む力が出たのですが、街での声掛けは、何だか
> 自分の欲の為に女性を利用しているような、嘘をついて、
> 結局は何か彼女達の大切なものを奪ってしまっているような
> 罪悪感があります。
>
> それが当座の悩みです。考えすぎか、言い訳かもしれません。
>
>
> 一度、凄腕と呼ばれる人と合流して、講習を受けたのですが、
> 「ヤレれば良い」みたいなノリと、女性をモノとして扱っているような
> 感覚についていけず、本当に吐き気がして、途中で逃げ出しました。
>
> そういう部分がある限り、ナンパは向かないのかな、
> ただ意気地がないのかな、と思っています。
>
> ただ、いずれにせよ、誰と比べる事無く、孤独のまま、
> 僕はセカイ系で突き進んでいこうと思っています。
>
> 意思さえ持ち続ければ、またこの世界が新たな
> 素晴らしい出会いを運んで来てくれる事を信じて。
>
★
以上、これぞリアルという、素晴らしい再出発のご報告でした。
やはり、出会うことも素晴らしければ、別れもまた、素晴らしい。
人生とは、全てが経過していくものという真理に、感動しました。
永遠の恋愛など、この世に存在しない。しかし、創造は永遠です。
今後は、ナンパにおける創造というものを、もっと扱っていきます。
いざ、恋愛への幻想が終わって初めて、真実のナンパが始まる!
posted by fmtbank at 12:50| カテゴリ無し
|
2013年10月28日
声かけに絶望したとき、どうするか?
自分の限界を突破するときっていうのは、二種類のパターンがあります。
まず一つは、すんごいテンションが上がって、高揚感の中で突破します。
これは解放感がハンパないから、誰でもわかるし、それを求めるでしょう。
しかし!しかし!です。物事は、すべて逆も真なりで、間逆の突破もある。
★
私は去年、さっさと10人声かけろと、しつこい程に強制しました。こういった、
強制的なアジテーションというのは、意外にも評判がよく、驚いたものです。
やはり、たった独りでナンパを続けるというのは、非常に至難の業で、本当、
「声かけないと殺す」とか、誰かに強制されたら、どれだけラクかと思います。
実際、やってみたら出来てしまうものなのに、どうしても人間は逃げてしまう。
それをイヤっていうほど味わうのがナンパですから、悲惨で残酷な面もある。
気がついたら、何もしないまま1年、2年など簡単にスッ飛ぶことさえあります。
だからこそ、誰か他の人に『強制』されることを、人は求めます。自分で決めて、
自分で動く、この心細さときたら、もう何ともいえない。でも、そこを行くしかない。
私は人一倍、その難しさを知っているので、微力ながら、その助けになろうとし、
さっさと10人声かけろ!と、今までと違うカラーでプッシュしました。メルマガの
『超覚醒チャレンジ!』では、自分で鬼気迫る音声も収録し、その姿勢も示した。
あれで地蔵脱出した人は、本当に多かった。もし現在、スランプの人は、まずは、
1号だけ聞いてナンパに出かけ、さらに2号を聞いて出かけてと、出かける度に、
1号ずつ聞き直してみてください。不思議なことに、必ずスランプを抜け出せます。
一度に聞いてはいけません。効力が落ちます。路上に持っていける情報なんて、
常に、1つか2つがいいとこです。それだけ意識するだけで、簡単に変わるんです。
特にこれは、すでにご購読されている方に、お勧めしたい。一度、売ってしまって、
はい終わり、ではなく、やはり、久しぶりに聴き直してもらうよう、つついてみるのも、
大事なことだと反省してます。あとブログも読み直してもらえるよう、工夫しないと。
基本的に、他人のブログなど、読み直す人なんて少ないし、そもそも記事が多く、
読み直すのにむいていませんから、なるべく、過去の記事をリンクするようにして、
独りで行き詰まってる人に読んでもらえるようにしています。基本は同じですから。
以前は、こんな工夫もしてましたが、実際、読み返してほしい記事が多いんですね。
どうしても、同じような質問をいただきますし、1から説明しようと、同じ内容にもなる。
ただ記事も同じ内容に見えて、少しずつ新しい意味や変更が加わり、補足してます。
★
それでは、冒頭でいっていた補足です。基本的なことですが、自分の限界について。
まず、限界を突破するには、テンションが上がる、熱狂的な方向性が一つとしてある。
そして、もう一つが、とてもイヤ―な感じの無力感を味わったときの突破です。これが、
勘違いしている人が多い。この、疲れて空しくて不快な無力感は、限界越えの証です。
たとえば、さっさと10人に声かけるという作業を、しばらくナンパから離れていた人が、
やります。すごい逃げ腰だったけど、まぁクリアした、と。ところが、疲れ果ててしまう・・。
以前、ガンガンにGETしていようが関係ない。ひどく緊張したし、ぎこちない感覚があり、
それどころか、手の震えまで出るような疲労感。これ以上、人とも話したくなくなります。
こういう時です。この無残な感じの時っていうのが、自分の限界を越えた時で、つまり、
自分の殻が壊れたんですね。以前、平気でナンパできていても関係なく、時間たつと、
自分を守る殻というのは、いつの間にか出来ていて、それを壊すのは、とてもしんどい。
この時は、気分がすぐれず、家に帰ります。それでいい、逆転しようと思わなくてもいい。
しかし問題は翌日(次回)です。全然、街に行く気がせず、絶対ムリという気になります。
もうサボリたくてしょうがない。この時がチャンス!どんな理由があろうと、街に出ます!
そして、声かけなくていいです。ただ歩いてみる。すると、意外に平気だと気づくんです。
別に、その日は何もしなくていい。今度、さらに翌日(次回)、出かけた時に、声をかける。
すると、あっけない程、簡単に声かけれます。前々日は、何だったんだ?と首を傾げる・・。
こういうことが、よく起こる。そして、こういうことを何度か経験すると、たまらない無力感、
疎外感、パワーが尽きた、あの不快な状態こそが、自分の限界を越えた時だと、わかる。
これもまた、破壊と創造というやつです。常に、陰と陽、反対の道があるということですね。
この真理を、声かけで、いまだ苦しんでいる人に送ります。今のあなた、とってもイイ感じ!
まず一つは、すんごいテンションが上がって、高揚感の中で突破します。
これは解放感がハンパないから、誰でもわかるし、それを求めるでしょう。
しかし!しかし!です。物事は、すべて逆も真なりで、間逆の突破もある。
★
私は去年、さっさと10人声かけろと、しつこい程に強制しました。こういった、
強制的なアジテーションというのは、意外にも評判がよく、驚いたものです。
やはり、たった独りでナンパを続けるというのは、非常に至難の業で、本当、
「声かけないと殺す」とか、誰かに強制されたら、どれだけラクかと思います。
実際、やってみたら出来てしまうものなのに、どうしても人間は逃げてしまう。
それをイヤっていうほど味わうのがナンパですから、悲惨で残酷な面もある。
気がついたら、何もしないまま1年、2年など簡単にスッ飛ぶことさえあります。
だからこそ、誰か他の人に『強制』されることを、人は求めます。自分で決めて、
自分で動く、この心細さときたら、もう何ともいえない。でも、そこを行くしかない。
私は人一倍、その難しさを知っているので、微力ながら、その助けになろうとし、
さっさと10人声かけろ!と、今までと違うカラーでプッシュしました。メルマガの
『超覚醒チャレンジ!』では、自分で鬼気迫る音声も収録し、その姿勢も示した。
あれで地蔵脱出した人は、本当に多かった。もし現在、スランプの人は、まずは、
1号だけ聞いてナンパに出かけ、さらに2号を聞いて出かけてと、出かける度に、
1号ずつ聞き直してみてください。不思議なことに、必ずスランプを抜け出せます。
一度に聞いてはいけません。効力が落ちます。路上に持っていける情報なんて、
常に、1つか2つがいいとこです。それだけ意識するだけで、簡単に変わるんです。
特にこれは、すでにご購読されている方に、お勧めしたい。一度、売ってしまって、
はい終わり、ではなく、やはり、久しぶりに聴き直してもらうよう、つついてみるのも、
大事なことだと反省してます。あとブログも読み直してもらえるよう、工夫しないと。
基本的に、他人のブログなど、読み直す人なんて少ないし、そもそも記事が多く、
読み直すのにむいていませんから、なるべく、過去の記事をリンクするようにして、
独りで行き詰まってる人に読んでもらえるようにしています。基本は同じですから。
以前は、こんな工夫もしてましたが、実際、読み返してほしい記事が多いんですね。
どうしても、同じような質問をいただきますし、1から説明しようと、同じ内容にもなる。
ただ記事も同じ内容に見えて、少しずつ新しい意味や変更が加わり、補足してます。
★
それでは、冒頭でいっていた補足です。基本的なことですが、自分の限界について。
まず、限界を突破するには、テンションが上がる、熱狂的な方向性が一つとしてある。
そして、もう一つが、とてもイヤ―な感じの無力感を味わったときの突破です。これが、
勘違いしている人が多い。この、疲れて空しくて不快な無力感は、限界越えの証です。
たとえば、さっさと10人に声かけるという作業を、しばらくナンパから離れていた人が、
やります。すごい逃げ腰だったけど、まぁクリアした、と。ところが、疲れ果ててしまう・・。
以前、ガンガンにGETしていようが関係ない。ひどく緊張したし、ぎこちない感覚があり、
それどころか、手の震えまで出るような疲労感。これ以上、人とも話したくなくなります。
こういう時です。この無残な感じの時っていうのが、自分の限界を越えた時で、つまり、
自分の殻が壊れたんですね。以前、平気でナンパできていても関係なく、時間たつと、
自分を守る殻というのは、いつの間にか出来ていて、それを壊すのは、とてもしんどい。
この時は、気分がすぐれず、家に帰ります。それでいい、逆転しようと思わなくてもいい。
しかし問題は翌日(次回)です。全然、街に行く気がせず、絶対ムリという気になります。
もうサボリたくてしょうがない。この時がチャンス!どんな理由があろうと、街に出ます!
そして、声かけなくていいです。ただ歩いてみる。すると、意外に平気だと気づくんです。
別に、その日は何もしなくていい。今度、さらに翌日(次回)、出かけた時に、声をかける。
すると、あっけない程、簡単に声かけれます。前々日は、何だったんだ?と首を傾げる・・。
こういうことが、よく起こる。そして、こういうことを何度か経験すると、たまらない無力感、
疎外感、パワーが尽きた、あの不快な状態こそが、自分の限界を越えた時だと、わかる。
これもまた、破壊と創造というやつです。常に、陰と陽、反対の道があるということですね。
この真理を、声かけで、いまだ苦しんでいる人に送ります。今のあなた、とってもイイ感じ!
posted by fmtbank at 05:33| カテゴリ無し
|